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2024-03-05 34:50

#15「"抹茶"で7億円調達。サントリーを辞め米国で起業したリアル」World Matcha株式会社/World Matcha Inc. 代表取締役 塚田 英次郎さん

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World Matchaさんは、日米に拠点を置きながら、抹茶マシン、抹茶リーフの販売を提供されているスタートアップで、2024年1月にシリーズAラウンドで 5ミリオンドル(=約7億円)の資金調達を発表されました🍵 代表の塚田さんは、元サントリーで「DAKARA」「Gokuri」「特茶」の生みの親。起業にかける想いから、コロナ禍の苦闘や今後の展望までアレコレお伺いしました🎙️

▼トピック

・サントリーでの21年の経験(ヒット商品の開発から社内ベンチャーの立ち上げまで)

・何が塚田さんを突き動かし、起業に至ったか

・抹茶の可能性に注目した理由

・コーヒーが主流の海外で抹茶が選ばれる理由

・toB向けの事業展開に立ちはだかったコロナの壁

・クラウドファンディングの成功がtoC事業立ち上げの鍵

・コロナ禍が明けて再度高まるtoBサービス展開の機運

・日米の資金調達の違いと、今回の調達の裏側

・調達資金を活用した今後の展望

▼各種リンク✍️

会社HP採用情報資金調達プレスリリースCuzen Matcha(サービス)公式X

▼お知らせ📣

Startup Nowでは、資金調達を終えたスタートアップ起業家さんのインタビューを通じて、企業やスタートアップの魅力を発信しています!ご出演いただける起業家さんは、⁠⁠⁠お問い合わせフォーム⁠⁠⁠経由あるいは、Xで運営の⁠⁠⁠⁠稲荷田(おいなりさん)⁠⁠⁠⁠⁠⁠中山⁠⁠⁠⁠までご連絡ください🙌(自薦に限らず、投資家さんや社員さんからの他薦も受け付けております)

サマリー

今回のエピソードでは、World Matcha株式会社/World Matcha Inc.の塚田英次郎さんが登場し、抹茶マシンのビジネスについて話しています。塚田さんはアメリカで抹茶の事業を立ち上げ、抹茶の鮮度と栄養価を活かした抹茶マシンを開発しています。世界的なテック企業からの誘いもあり、World Matcha株式会社は急速に成長しています。そのため、他の国での展開を考え、ファイナンスの戦略を立てる必要が出てきており、シリーズAの資金調達を行っています。 株式会社サントリーを辞め、米国で起業した塚田英次郎さんが、茶を通じたビジネスモデルについて話しています。

00:05
Startup Now、資金調達を実施したばかりの企業家をお招きし、創業にかける思い、事業の現状や未来の話まで、あれこれをお伺いするポッドキャスト、パーソナリティのスタートアップ伝導士、お稲荷です。
同じくパーソナリティのアニマルスピリッツ中山です。本日は第15回目の放送となりまして、World Matcha株式会社及び、親会社の米国法人、World Matcha Inc.代表取締役の塚田 英次郎さんにお越しいただきました。
World Matcha株式会社/World Matcha Inc.の紹介
World Matchaさんは日米に拠点を置きながら、抹茶マシーン、抹茶リーフの販売を提供されているスタートアップでして、今年、CJPFクールジャパン官民連携プラットフォームアワードのプロジェクト部門の準グランプリを受賞しております。
また、2024年1月にシリーズAラウンドで、5ミリヨンドル、約7億円の資金調達を発表されました。
塚田さん、よろしくお願いいたします。
塚田 英次郎 よろしくお願いします。
岡山さん、今回、塚田さんに出ていただけることになった経緯を、ぜひ簡単にご紹介いただけますか?
塚田 英次郎 アメリカに在住している友人で、かつ、このポッドキャストのリスナーでもある、坪田さんという方がいらっしゃるんですけれども、
その方に、ぜひ、すごい良い人がいるから、ポッドキャストに出てほしい人がいるから、紹介させてっていうふうに言っていただきまして、紹介いただいたのが、塚田さんというところです。
岡山 坪田さん、ありがとうございます。ちょっと恥ずかしいですね。
我々としても、おそらくこの番組やってる延長線上では直接出会えなかった方かなっていう感覚が何となくありましてですね、非常にありがたいご紹介だなというふうに思っております。
今、そうお伝えさせていただいたのも、もともとサントリーのまさにエースと言いますか、一頭で活躍された方だなっていう印象がございまして、
皆さんよく知っているような宝だったり、極理、特茶とかも生み出された方というところで、
企業にあたってもかなりいろんな関係者の方、メディアの方とかも注目されて、記事がいくつも出てきているような方でございます。
その辺りを含めて、あと加えて事業の現状、実際に米国行ってからどうなっているのかみたいな話なんかも、今日は聞けたら面白いかなと思っておりますので、ぜひお願いいたします。
最初の質問なんですけれども、今少し私が話したところもありますが、改めてですね、塚田さんからこれまでのご経歴などを含めて簡単な自己紹介をお願いできますでしょうか。
僕はそうですね、サントリーに21年ほどいて、その後43歳で企業をして、おじさんスタートアップをやっている。
今だから5年が終わって6週目に入った感じですかね。
ただ、サントリーの時もいろいろ新商品開発をしていたし、最後の方は制度がない中で、いわゆる社内ベンチャーみたいなことをやらせていただいて、
その時にアメリカで抹茶の事業を立ち上げる経験をしている中で、それもしかもスタートアップ的にやってきた中で、なかなかやっぱりそれが自分の会社の中では続けられない状況になったりとか、
それであればもうそのことを自分でもう一回やりたいなというところで飛び出して、また違った形での、前回はカフェをやっていたので、
今回は家庭用の抹茶システムというか抹茶マシーンとリーフを使って、いつでも簡単に美味しくどこでも飲める、そんな形に変えてやっております。
クーゼン抹茶マシーンの開発と特徴
このプロダクトのクゼン抹茶って言うの?
そうですね、ちょっといい英語の針がなかったんですけど、思い通してはクーゼンなんですよね。
空間のクーにゼンでゼンを感じる空間を作りたくて、それが抹茶を飲む行為自体もそうだし、いつも抹茶を飲むわけじゃないんで、
商品をどこかしらキッチンかリビングに置くかと思うんですけど、
茶室にある演奏丸窓から着想を得て作った筐体の真ん中にまさに丸窓を開けているこのデザインのマシーンを置いておくと、その空間が不思議と前後を醸し出して、
なかなか日常の家庭で茶室を持つのは難しいと思うんですけど、これを置くスペースさえあればそこがちょっとしたゼンの空間になってくるので、
日常で手軽に取り入れるゼンとして、そんな思いを込めてやっていますね。
なるほど、このクーゼン抹茶のマシーンというのは一体どういうものなのかというのをもう少し詳しく教えていただいてもいいですか?
はい、普通抹茶って粉をシャカシャカ立てるっていう、粉をお湯に合わせてシャカシャカ立てるってところですと、
僕らのマシーンが作るものも結果は濃い抹茶の液体というところは変わらないんですけども、
でもやっぱり粉って水にそもそも溶けないからシャカシャカやらないといけないとか、
あと粉って酸化が早くて香りが落ちてしまったり、それこそ色も消えて、
あとはダマって言って空気中の水分とくっついて抹茶が大きな塊になって、それになるとなかなか扱うのが大変とか、
今まで粉があるがゆえに不の要素が多くて、でももともと抹茶になるものってその直前は、
天茶って言われる特別な茶葉の状態で、それをイシュースでひいたりして粉にして抹茶が作られるし、
そもそも千利休さんの時代とか昔の茶の石っていうのは当然天茶で流通して、
それをイシュースでひいて引き立ての粉にしてやってたわけで、
それがいつの間にかひくのが大変で粉が流通するようになっちゃったんですけども、
当然天茶の状態で保管した方がいい状態だし、毎回引き立てが楽しめるので、
どうせ抹茶の専用の飲む仕組みが作るんだったら、一個遡って天茶の状態から毎回マシンがひいて引き立てのおいしさ、
あとかつマシンが全部やってくれるので簡単、おいしい、しかも引き立ての栄養素も残ると、
やっぱり酸化が少ないので、そういういろいろ価値がつくかなというところで、
そういう引きながら同時に立てていって、茶場から抹茶の濃い液体が作られるマシンを開発し、
お客さんはそれをストレートで飲んだり、あとはミルクと合わせてラテにしたり、
僕は毎朝手元で炭酸と抹茶をあったスパークリング抹茶を飲むんですけど、
それが本当にすごいリフレッシングで、本当に一日を始めるには最高のやり方でとか、
そういういろいろな飲み方を提案をしていって、それで人々に簡単に手軽に、
抹茶のおいしさとか健康を手に入れる生活、そういったライフスタイルを広めているという感じです。
なるほど。まさにコーヒーでエスプレッソを入れるように、
抹茶をマシンでひくっていうような、鮮度が高くておいしい抹茶が、
ワンプッシュかわかんないですけど、簡単に飲める。
簡単に作れます。
なるほど。ぜひ試してみたいものですね。
ぜひ。
ありがとうございます。
アメリカでの抹茶ブームと世界展開への挑戦
サントリーで数十年以上、お茶のビジネスをやってこられたってことなんですけれども、
どの中でこの抹茶っていうビジネスにたどり着いたっていうのは、どんな着眼点からだったんでしょうか。
もちろん僕も普通の一般の人だったので、お茶に関してはあまり知らなくて、
家門を担当する中で正直いろいろ勉強していった部分があるんですよね。
もちろん茶道とか千利休とかそれはみんな日本人なら知ってるんですけども、
でもなんかそのもっといろいろ調べていくと、
例えば昔、武士の人が戦に行く前に根性の別れになるかもしれないので、
お世話になった人たちと一緒に茶席を持って、
抹茶で一服して、それでそれから戦いに行くっていう、
そんなことがあったよっていうところから、
なんかその、いわゆる侍にとってのエナジードリンク、
もちろん当時の栄養状況を考えたら、
抹茶の栄養価とか、
あとはそれで、僕はやっぱそのカフェインもあるけども、
テアニンがあることによって、
コーヒーのカフェインよりもより長い時間採用する、
サッセナブルとか、ロンガーラスティングとか、
そういったなんか概念があるんですけども、
なんかそこら辺がなんかすごいいいなっていう、
なんかそういう日本人にとってすごいなんか、
日本人がとるべきエナジードリンクなんじゃないかっていう、
そういうようなことを思うことがあったり、
で、あとはもう単純に、さっき僕も申し上げましたけど、
やっぱひいてそれを飲むものなので、
普通の給酔のお茶の場合って、
液体だけ飲んで茶柄を捨てるじゃないですか。
でも抹茶って、結局茶葉丸ごと飲んでるので、
水に溶けれない、不要性のビタミンとか、
そういう栄養が取れるんですよね。
お茶の場合って3割しか水に溶け出なくて、
7割が水に溶け出なくて茶柄に残って捨ててるんですけども、
それが抹茶の場合は全部取れるんで、
やっぱ栄養素も多いよねとか、
そういうところを知れば知るほど面白くなって、
プラスちょうど10年くらい前から、
ニューヨークかな、たぶんスタートは、
アメリカで若い子たちが抹茶を飲み出すと、
しかもそれがコーヒーの代わりに飲み出すっていう、
日本人じゃ考えつかないようなところに抹茶が入ってて、
彼らが言ってるのはコーヒーのカフェインがきつすぎて、
もう少し柔らかく効くものを探してたら、
いい抹茶にはそのテアニンがっていう、
さっきの話なんですけども、
そういう抹茶が異文化で、
新しい飲み方になってるっていうところが、
やっぱものすごく面白くて、
僕自身アメリカに留学したり、
仕事でも行ったことはあるんですけども、
日米行きながらお茶をやってて、
いずれやっぱ世界でっていう考えてる中で、
これは抹茶で勝負したいなっていう思いが、
どんどん強くなっていって、
さもないと結局、
アメリカって今すごい抹茶流行ってるんですけども、
もちろん全てが日本じゃないんですよね。
いろいろ中国系の人とか、
いわゆる西洋人というか、
白人の方がやってる抹茶もあるし、
そこら辺なんか上手に、
ファッション取り入れた抹茶とか、
音楽とコラボした抹茶とか、
本当になんでもありなのかね。
でもアメリカの方々も、
抹茶の大元は日本だよねってことは理解してるので、
やっぱ日本人が、
日本からちゃんといいものを、
調達してやってるところに、
オーセンティシティとかを感じてくれるし、
これはなんかもう、
いずれね、
日本人が頑張らないと、
下手したらなんか、
中国産の抹茶がデファクトとか取られちゃったら、
もう終わっちゃうので、
だからそこはなんか、
そういった気持ち、
気合も込めてやっぱ、
やんなきゃいけないっていうので、
前職時代からも、
イエモンをやりながら、
ちょっとやっぱそっちに、
挑戦の場を移したいなってことで、
会社にいろいろ働きかけて、
社内ベンチャーをやったりとか、
その後結局もう、
そこじゃもういよいよ収まらなくなったので、
収まらなくなったので、
もう自分でやるっていう感じで、
今やってます。
なるほど。
体に良くて、
サステナブルで、
もともとお茶の持ってる可能性があって、
ここにさらに米国でブームが来てっていう、
タイミングの問題もあってというところで。
そうですね。
私も最初リリース拝見した時に、
最初カルフォルニアからスタートして、
その後逆輸入の形で日本に進出するっていう、
ビジネスの戦略が非常にユニークだなと思って、
この点お伺いしようと思っていたんですけれども、
むしろ日本で展開することっていうのは、
後から出てきたことで、
もともと米国でやるっていうのが、
最初に主眼であったっていうことなんですか?
そうですね。
シンプルにアメリカの人たちが、
もっと抹茶を飲みたいけど、
抹茶を作ることがなかなか大変、
だからシャカシャカ立てるっていうのが大変すぎて、
飲む場が今まではカフェに限られていて、
でも家とかオフィスとかでもっと飲みたいだし、
それを可能にしてくれるソリューションを、
作ったらいいんじゃないかっていうところでしたね。
そうすると今はこのマシンっていうのは、
主にはターゲットは家庭用っていうことなんですかね?
そうですね。
これもちょっといろいろ始めてみて、
いろいろ分かったことで、
もちろん始まる前の、
だからシードの段階での授業計画では、
もう少しオフィスとかカフェとかにも、
入ってった方がいいなと。
もちろん1台あたりに使われる人が多い方が、
結局茶葉の使用が増えていって、
僕らは結局やっぱり最終的にはリーフの商売が、
より重要になる商売になって、
そういういわゆる革山用というか、
プランを作ってたんですけども、
現実はそんなに甘くなくて、
一つは僕らが2020年10月に、
この商品をリリースしたんですけども、
まさにコロナが、
ただの中でオフィスっていう概念がなくなってた時期でしたと。
だからもう、
結局僕らは2020年の1月にCESで、
イノベーションアワードをいただいて、
アメリカでの展開
いろいろなテック系の人からも、
これいいじゃんとか、
アメリカのメディアからもこんなにすげえの出たぞっていう感じで、
それこそ某メディアの大きなニューヨークのカンファレンスで、
ポップアップしに来ないかって声かけてもらったりとか、
それこそいろいろベイエリアンで有名なテック企業で、
うちに来てやらないかっていう話が、
ポンポンポンポンって決まってたものが、
どっしゃって全部なくなったんですよね。
だから、
その意味ではむっちゃだから、
あれだって、
なんかもう、
俺から半年かけて、
商品が10月に出るのは大体決まってたので、
それまでに事前でBtoB的なことをどんどんやっていこうっていうものが全部、
準備してたものが全部ぶっ壊れてしまって、
でも、
不幸中の幸いは、
もともと秋に立ち上げる生産の部分は、
いわゆるサプライズ支援とかそんなに傷つかずに、
当初の予定より1ヶ月遅れぐらいで進んだんですけども、
それでものができちゃうっていう現実もあるし、
でも、
いわゆるBtoB絡みでのプリセールさんもほぼできなくなると、
人に会えなくなっちゃうので、
じゃあどうするのっていうのがまず、
サプライチェーンの影響
1個、
2020年の3月末4月頭に、
このままだともう本当にオフィスがなくなるなっていう、
これでどうすんのかなうちの会社っていう中で、
もう要はもうやるとしたら、
Bがなくなるんだったら、
Cに行くしかないっていう現実だし、
結局人に会えない中でどうやって、
でも物はもう10月に出ます、
今4月です、
じゃあどうする、その半年か。
で、なったらもう結局じゃあいかにもうプリセールスっていうか、
ないもので売るにはどうしたらいいかっていうのを考えて、
まあそれはもう本当にクラファーをやるしかないねって。
で、アメリカではキックスターターがやっぱ一番、
こういったガジョット系にもすごいやっぱ合うって、
で、そっからもう急にBから急にCに行くって書いて、
Cのプリセールスするためのキックスターターの準備、
ビデオコンテンツが重要だし、
そこら辺を全部バーって、
コロナの中で難しかったですけど、
ギリギリ最小限の人で動いて、
いろいろ茶畑に撮影しに行ったりとか、
自分の家で撮影したりとか、
それこそ僕らの当時のビデオ制作のクリエイティブディレクターは
アメリカベースで、
でも彼が日本に来て撮影の指示できないから、
日本でカメラマンを雇って、
それで撮ったことをその場でZoomで見てもらって、
もっと白みたいな感じの、
そんなのを遠隔でやって、
なんとか作り上げたのが最初の2020年8、9に、
キックスターターが立ち上がって、
やっぱそこでね、
なんだかんだで300台、400台ぐらい売れて、
そこの初期カスタマーがいたのが、
実はすげえ助かって、
秋、10月に商品を出荷して、
最初の頃は何も起こらないんですよ。
だからいただいてた注文を全部さばいて、
10月21日っていうのは結局出荷し始めた日であって、
10月22、23、24とか何もない。
だから注文もゼロみたいな。
そこから徐々にポツポツ来たりとか、
あとはビデオに取り上げられたりとか、
結構パワフルなインプレッサーの人に使ってもらえてたりとか、
そういう初期カスタマーがいたからこそ、
その人の周りとかに広がっていったりとか、
あと社内的にやっぱそれで、
オペレーションのテスト問題点も全部見えてきたし、
あとはカスタマーサポートの部分で、
もっとこういうビデオコンテンツとかないとお客さんの、
結局僕結構2年ぐらいずっとカスタマーサポートもやってたんで、
結局お客さんのペインポイントも分かるし、
それがこれを解決するにはもっとこういうのをやらなきゃいけないねっていうのを、
どんどん直していくっていうのをやっていくことで、
結局Cの授業になってて、
で、何だろうね、
オフィスBのところは、
結局しょうなんとかできるようになってもこの1年ちょっとぐらいで、
でもなんかあれですね、
やってみて分かったのは、
やっぱこのマシンのスピード感だと、
やっぱちょっとカフェだとしんどいよねっていうことだったり、
あとオフィスでなんかその、
いろいろやっぱ共有なんだろうな、
それも徐々に変わっていくのかもしれないけど、
やっぱ1台を何人かで共有するようなものがちょっとなかなか難しかったりとか、
だからなんかね、
やってみてこれはなかなか今のモデルは家庭用としてはいいんだけども、
BtoBのところではちょっと難しそうだなっていうのも分かってきて、
それでやっぱもっとJavaが使われるカフェとか、
レストランとかで使っていただけるような、
そのプロセススピードを改善したものとか、
あとは一度に何個かの抹茶オーダーが同時に入る可能性もあるので、
だからマルチで作れたりとか、
そういった機会があったらいいのかなって、
いわゆる本当に業務用のエスプレッソマシンのような、
業務用の抹茶エスプレッソマシンを作ろう、
それでカフェとかに入れていって、
こういう事業を計画にしていこうっていうことを思い当たって、
商品開発をスタートしながら資金調達、
それをやるシリーズAを動き出したっていう感じですね。
なるほど。途中でCにピボットされて、
今度またBも復活してきたっていうことなんですけど、
今後の展開としてはBとC、
どっちの方が主軸になっていくんでしょうか。
両方って言ったら決まるのかな。
でもね、基本Bが重要にはなるんですけど、
僕が結構この事業がユニークに面白いなって思うのは、
Bのマシンを作って、これからカフェとかレストランとかに入れていって、
そこで美味しい空前抹茶の体験の場が生まれていくので、
それはそれで僕らのBのリーフの売り上げ利益をもたらしてくれる重要なものだし、
と同時にそこで新たな消費者接点が生まれて、
そこの中から家庭でも使ってみようかっていう新たなCの流れになるんで、
そこは連動するんで、
だからコンスーマービジネスのパネルを作るときに、
いわゆるオンラインで広告とかPRとか、
それはそれでやっていくんでしょうけど、
それ以外にリアルワールドでいつも行くカフェに、
なんか突然すげー美味しい抹茶が出て、聞けば空前抹茶だよっていう、
その要は認知・引用経験、
オンラインだと引用経験取れないんだけど、
これがリアルワールドで接点が生まれると、
知って既に体験しているところになるので、
パネルの中でかなり良いところが作れるし、
そういう協力してくれる、
要はカフェさんとのパートナーシップをどんどん作っていって、
彼らにもちろんマシンも売ってもらってとか、
そんな感じのことができていったらすごい理想的だし、
戦略的なパートナーシップ
それで結局あるエリアでイケてるコーヒー屋さんに、
空前抹茶が使われるようになったら、
そこに生活している人っていうのは、
これオフィスでも飲みたいよね、
オフィスのそういうフード、
小さいオフィスだったらオフィスマネージャーだし、
大きなテックカンパニーだったら、
そういうカフェデリアとか仕切ってる人たちに、
これないのっていう、
コーポレートのカフェデリアっていうのも、
大きな軸にはなっていきますよね、
アメリカの場合は。
そこが今あれですね、業務用マシンの、
まだ物はないんですけど、
プロトタイプを使ってプレー商談をかけて、
そういう感じでやってきながら、
それがやってくといずれやっぱCにもつながるし、
プラスもう一個言うと、
そういう主戦場はアメリカなんですけども、
彼らね、
日本にみんな来たいじゃないですか、今。
インバウンドがすごいことになってるし、
だから必ずしてもアメリカの国内で、
そういうパネルを作り出す必要もなくて、
ってことは彼らが日本に旅行に来て、
日本に来て、
日本らしい体験したいと。
その分かりやすい象徴として抹茶があると。
だから抹茶ラテ飲みたいし、
ひょっとしたら夜バーとかで抹茶カクテルがあるよって言ったら、
それは飛びつくような気がして、
だから結局日本っていうマーケットも、
インバウンドの人のいわゆる接点に使える。
だから日本に来た時に、
どこかで偶然抹茶を体験したお客様が、
本国に帰った時に、
これ良かったね、買えるんだみたいな、
そこをつなげられることができたら、
アメリカの国内だけで完結してるんじゃなくて、
日本での体験をベースに、
それが帰った時にアメリカなり、
今後広がっていくとイギリスのお客様と、
他の国にも同じようなことができていくので、
そんな感じのあれですね、
B、C両方やるし、
日本もアメリカも、
全部やっていくんですよね。
そんな感じのユニークな、
面白い商売になりそうだなっていうので、
僕自身もすごくワクワクしてるし、
すごく忙しいっていう感じです。
ありがとうございます。
すごい盛りだくさんで、面白いなと思いました。
もうちょっと前のところで、
ファイナンスのお話も出ていたかなと思いまして、
ここもちょっとすごく面白いなと思っているので、
ぜひお伺いしたいんですけれども、
今回のファイナンスって2回目ですよね。
どう言ったらいいんだろう。
正確には3回目なのかな。
プレシードとシードが一応あって、
今回はシリーズAだったので、
そうですね、3回目かな。
最初の方のファイナンスって、
海外投資家が入られているのかなと。
日本でも僕はやっぱり、
フレンズファミリーエンジェルですね。
なるほど。
今回のファイナンスは、
エンジェル投資家もそうなんですけど、
割と日本の方がすごく多いのかなと思って。
そうですね。
この辺りっていうのは、
どんな戦略で、
今回は日本の方を中心にっていうのを、
考えられたのかなっていう。
いくつか事情はあるんですけども、
一個はアメリカ側で、
シリーズAでやろうとしたには、
やっぱまだちょっと早いよね的な、
もう少しトラクション売り上げとかできてから、
じゃないと、
それはラウンドの名前どうするのっていうのは、
別にどうでもいい話かもしれないですけども、
一応シリーズA的にやるんだったら、
ちょっと違うんじゃない?
ひょっとしたらポストシードみたいな、
よくわからないけど、
そういうのでやればまた違った調査戦略できたのかもしれないですけども、
っていうのと、
あとは、
この業務用マシンの開発をし始めたとはいえ、
それで同時に資金調達をやってて、
もう一個やり方としては、
このプロダクトの開発が終わって、
最初いくつかトラクションが出てから、
そこでやるっていうやり方。
シリーズAはそっちに持っていくやり方もあったんですけども、
でもどっちにしろ資金をつながないといけないし、
それでやると、
結局何かしらのスモールラウンドを、
去年やりながら、
それで開発しながら、
今年の秋に出て、
最初の半年ぐらいのトラクションを持って、
やっぱこれ来てるからっていう風にやると、
ずっと資金調達し続けないといけない、
そのしんどさもあるなっていうのがあって、
だからやること決まってるし、
あとはだからもう、
1号機がしっかり家庭用マシンが回ってたんで、
技術的にはほぼ同じようなものを使って、
組み合わせを変えたりとか、
アイデアをちょっと変えたりして、
やるのが今回の2号機なので、
そこの確からしさに関しては、
そこは信頼していただける、
投資家の方が見つかるのであれば、
ある程度まとまったお金を先に入れて、
しっかりものづくりを仕上げることと、
体制を整えて、
しっかりB2Bロージングにしていった方がいい、
できるんであればそっちがいいなと思って、
だからもう去年の時点で、
そういうある程度大きな金額を集めるには、
アメリカはちょっと物理的にしんどいなっていうのもあって、
それでご縁があって、
起業の経緯とワールドマッチャーのビジネスモデル
デジタルガレージさんにリードしていただくってことになったんで、
これは本当にもうご縁とタイミング以外の、
何者でもない感じがしますね。
なるほど、あとマーケット環境なんかもあるかもしれないですね。
もうちょっと早く気づいて動いてたら、
サッと集まったっていう感じでしたね。
なるほど、ありがとうございます。
今回のファイナンス調達されて、
今後採用ももしかしたら加速していくのかなというふうに思っているんですけれども、
今後のフェーズでどんな人を採用されようと思っているのかというあたりとか、
このワールドマッチャーで働く魅力なんかっていうあたりも、
良ければ教えてください。
今採用募集しているのは経理周りの仕事で、
ブックキーピングからいわゆる財務諸行を作ってっていうところから、
いずれやっぱりその数字をしっかり予算、
今年になってようやくちゃんと予算を作ろうとしてて、
予算に対して月々各月の実績があって、
その採用を見たりとか、
プラス今後の見込みをしっかり修正して、
あとプラスうちの会社ってやっぱり米国法人と日本法人と、
それを連結したものって3本が出てくるんで、
そこの月次PBCAがちゃんと数字の面で掴めるようにしていきたくて、
それがちゃんとベースができてきたら、
今後資金調達、それもエクイティだけじゃなくて、
デッドも考えてる、今後マシンの在庫を増やしていくと、
運転資金が必要になってくるんで、
かつそれの場合はアメリカと日本それぞれで調達する、
デッドの場合は極力日本で使いたいんですけども、
っていうような感じになってくるので、
そこは本当に僕らの仲間になっていただける方の、
これまでの経験に合わせて、
この方々ここら辺までできるかなというところを見ながら、
ざっくり経営から経営管理とか、
ゆくゆくは資金調達絡みのところ、
そのレンジのところのどんな出会いがあるのかなというところで、
今見てますし、
当然今はこの業務用マシンがまだ出せてないので、
あまり早くは雇えないんですけど、
当然B2Bの営業のところも、
今僕がやってて、
まだ製品とかサービスの開発中というか、
どういうふうに売っていくのがいいのかなっていうとか、
価格、サービス体系とか含めて、
そこがまだ開発中なので、
そこは自分でやってて、
多分自分で一番お客さんのこと分かって、
じゃあこういうふうに組み立てていったらいいんじゃないかなっていうのが、
出来上がったら、
じゃあそれを展開していこうってなったら、
それは僕一人じゃ無理になるので、
夏、秋ぐらいの時期には、
そういった営業も強化していかないといけないし、
それはアメリカ側もしっかりで、
だからアメリカ、日本、
B2Bのところの営業並びに、
やっぱB2B事業の方がより人、
オペレーションの部分がかかってくると思うので、
その体制も構築したりとか、
だから色々人は必要になってきます。
ソフトウェアだけじゃなくて、
ハードウェアもビジネスとして取り扱っているというところと、
日本だけじゃなくて、
米国でも展開されているというあたりで、
経営管理、それからB2B営業というあたりで、
唯一無二というか、
なかなか面白い経験ができそうだなというふうに、
お伺いして思いました。
もうちょっと先になってくると、
例えば、今会社を持って在庫を持ってやっているのは、
アメリカ、日本だけですけど、
それ以外の展開も当然したくはなるので、
それをもちろん自分でやるのか、
今後の採用と資金調達の展望
現地のパートナーを見つけるのか、
でも現地パートナーにしても、
そこをちゃんと管理する人が必要になるので、
そういったエリア展開の軸も当然出てきますよね。
展望まで聞けたところで、
かなり時間になってきてしまったので、
一旦ここまでで終わらせていただいて、
今かなり将来に向けた熱烈なメッセージも
いただいたところであるんですけれども、
もし何か言い残されたことだったりだとか、
あるいはこのポッドキャストを聞いてくださっている方向けの
メッセージが何かあれば最後にいただけますでしょうか。
僕自身もかなりない道を歩いている感じで、
おじさんは大企業でかなりキャリアを築いて、
スタートアップをやっていくのと、
若い方がどんどんやっていく世界とは全然違うし、
もちろん若い人のやり方から勉強させてもらったり、
この歳になって学ぶこともたくさんあるし、
ありがたいんだけど、
結局でも自分は自分で、
自分の適した戦い方を見つけていくしかないし、
僕の場合はたまたま何十年仕事をしていたから、
ある程度人脈があるというか、
友達の中にはどこかの会社のシニアの人とか、
エグジットしている人とかいろんな人がいて、
そういう人たちの仲間応援団を形成しながら、
僕らしいやり方をやってきた感じがしてて、
もちろんこういう時はあるべきだ、
いくつかのベーシックルールはあるのかもしれないんですけども、
それぞれの事業はそれぞれ全部違うし、
ファウンダーもそれぞれ全部違うから、
こうじゃなきゃダメだとか、
あまりそこらへんに囚われすぎずに、
自分とは何かとか、自分の強みは何か、
自分のユニークネスは何なのかとか、
経営管理とB2B営業の重要性
やっぱそこらへんがすごい重要だなっていうのは思います。
僕はそれを証明するために、
普通の人とは違ったやり方があるかもしれないですけども、
でもこれが多分僕は、
俺のやり方って多分合ってるんだろうなって思いながらやってるんで、
自分らしくユニークにやっていってもらえたらいいなって思います。
めちゃくちゃかっこいいですね。
今いただいたお言葉は、
ファウンダーの方に限らず、
ポジションも年齢も問わず、
仕事の歩み方も人生の生き方みたいなところでも通じるお話かなと思ったので、
自分も大切にしたいなって思いました。
ありがとうございます。
概要欄に公式のホームページ採用情報のページ、
資金調達のプレスリリース、
そしてクーゼンマッチャーさんの公式Xのリンクなんかも記載しますので、
ご確認いただいて、
ぜひ話したいという方がいらっしゃったら、
アクセスいただいたりとかしていただけるといいなと思っております。
最後にパーソナリティからのお知らせです。
スタートアップNOWでは資金調達を得たスタートアップ企業家さんのインタビューを通じて、
スタートアップの魅力を発信しております。
ご出演希望していただけるような企業家さんがいらっしゃいましたら、
パーソナリティまでご連絡いただければと思います。
また、持選に限らず投資家さんだったり社員さんだったり、
今回のように一人の方からの打選も受け付けておりますので、
ぜひお声掛けいただけるととても喜びます。
そして番組のフォローだったり、
SNSの拡散もいただけると、
それも励みになりますので、よろしくお願いいたします。
坂田さん、貴重なお話をお伺いいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
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