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2025-02-11 20:46

#64-前編 日本初フリマアプリ「フリル」を楽天へグループイン。アプリ×フィンテックで挑む連続起業/株式会社スマートバンク 代表取締役 堀井 翔太さん

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堀井さんは、日本初のフリマアプリ「フリル」を創業し楽天グループイン後、家計管理サービス「B/43」を提供するスマートバンクを創業。2025年1月、シリーズBラウンド2nd Closeにて資金調達を実施し、シリーズB全体で約43億円、累計調達額は70.8億円に到達されました。

▼トピック_前編
・起業家であるお父様より「仕事を通して人生を体現する」価値観を継承
・一卵性双子として幼少期から自己のアイデンティティを意識
・ニュージーランド留学中のインターンでweb制作に携わる
・サイバーエージェント藤田晋氏の著書との出会いがきっかけで、インターネット業界を志す
・新卒でECナビ(現:CARTA HOLDINGS)に入社し、4年間で新規事業責任者、子会社代表を経験
・26歳で共同創業者と共に起業を決意、市場のタイミングを見極めスマートフォンアプリ領域を選定
・複数の事業トライアルを経て、女性向けフリマアプリ「フリル」を立ち上げ
・楽天グループインを経て、エンジェル投資のプラットフォーム「ANGEL PORT」を立ち上げ
・共働き世帯の課題解決を目指しスマートバンクを創業
・「ニッチな問題解決×環境変化」を軸に、ペアカードなど独自のポジショニングで成長を実現

▼ご出演者様/企業様の各種リンク
-HP
https://smartbank.co.jp/

-採用情報
https://smartbank.co.jp/recruit/2024

-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000080496.html

-堀井さんX
https://x.com/shota

-家計管理サービス B/43(ビーヨンサン)公式X
https://x.com/B43jp

-note『「連続起業家」と呼ばれるのはこれで最後にしたい』
https://note.com/horishou/n/n2445d82a894c


▼スポンサー
国内最大級のダイレクトリサーチサービス「ユニーリサーチ」
-サービスサイト
https://unii-research.com/business/⁠
-株式会社プロダクトフォース(ユニーリサーチ提供元)
https://productforce.co.jp/⁠
-採用ページ
https://productforce.notion.site/f98b8d27f3fd47339b2702ac71915db6⁠
-代表取締役CEO 浜岡 宏樹さん
https://x.com/unii_hamaoka⁠

▼パーソナリティ
-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)
https://x.com/yurinakay
-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)
https://x.com/oinariiisan

▼企画制作
『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)
https://jobtales.co.jp/StartPods

▼パーソナリティからご案内📣
資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。

また、#StartupNow をつけて感想をいただけたり、Spotify、Apple Podcastなどから★5評価をしていただけましたら幸いです。

▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)
https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

堀井翔太さんは、最初のフリマアプリ「フリル」の創業から楽天への買収を経て、現在はスマートバンクの代表を務めている連続起業家です。彼の経歴や起業に対する考え方、特にフィンテックの分野での挑戦について詳細に見ていきます。「フリル」が楽天グループに加わる背景や、彼の起業への情熱が語られます。また、堀井さんは、フィンテックとネイティブアプリを活用し、連続起業を目指す姿勢を示しています。株式会社スマートバンクの堀井代表が、ネイティブアプリとフィンテックの観点からどのように連続起業に挑んできたかを語り、特に「フリル」の成功やマーケットプレイスの選定、資金を基にした問題解決のアプローチに焦点を当てています。

堀井翔太の起業家人生
Startup Now🦄、資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト、パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じくパーソナリティーのスタートアップ大好きキャピタリスト中山です。
本日は株式会社スマートバンク代表取締役堀井翔太さんにお越しいただきました。
スマートバンクさんは家計管理サービスB43を提供されているスタートアップでして、
2025年1月、シリーズBラウンドセカンドクローズの資金調達を発表されました。
シリーズBのファーストクローズと合計すると43億円、これまでの累積調達金額は70.8億円となりました。
堀井さん、よろしくお願いいたします。
堀井 翔太さん、よろしくお願いいたします。
堀井 翔太さん、よろしくお願いいたします。
今回堀井さんにご出演いただいたのは、直近のラウンドで出資をされていらっしゃいましたZVCのユダさんからご紹介をいただいたという経緯になります。
ユダさんは非常にフィンテックの領域を長らく見ていらっしゃいまして、その中で今回ご出演されたのかなというふうに思いをしております。
ユダさん、本当にありがとうございます。
ユダさん ありがとうございます。
堀井さんといえば、本当に有名な企業家さんでいらっしゃいまして、メディアも引っ張りだこかなというふうに思っておりますので、
お話、お伺いできることを本当に楽しみにしておりました。
前編は堀井さんの生い立ちであったりだとか、創業までのプロセス、後編ではスマートバンクさんの事業展望を伺ってまいりますので、ぜひ併せてお聞きいただければなと思っております。
フリマアプリの創業経緯
この番組はユニリサーチの提供でお送りします。
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スタートアップナウのヘビーディスナーでもある創業者の浜岡さんは、全職で新規事業に挑戦。
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それでは堀井さん、まずは堀井さんの人生やご経歴などを中心とした自己紹介を1、2分程度お願いできますでしょうか。
はい、改めましてスマートバンクの堀井と申します。よろしくお願いいたします。
私は大学卒業した後に、今はカルタホールディングスという社名になっていて、上場もしているんですけれども、当時はECナビという会社に新卒で入社いたしまして、その会社には4年間ぐらい在籍していました。
最後の2年は事業責任者だったりとか、あと子会社の代表までやらせていただいていたので、大変事業を一から作るみたいなところにも含めてチャレンジをたくさんさせてもらったなと思っています。
その後に初めてカルタホールディングスに新卒で入ったメンバー3人と起業いたしまして、フリマアプリのフリルっていう日本で一番最初のフリマアプリを作った会社を創業しました。
その会社も楽天さんに買収されるような形になって、その買収された後にまた起業して、今のスマートバンクっていうFintechのコンシューマー向けのプロダクトを作る会社を起業しています。
なので起業としては今回が2回目のチャレンジという形になっています。
2回目のチャレンジというところで、世間で言うといわゆる連続起業家というところになり、ご存知の方多いんじゃないかなということを思いますけれども、ただ一方で今回のシリーズのファーストクローズのタイミングでは、連続起業家と呼ばれるのはこれで最後にしたいというような題のノートも発表されていらっしゃいまして。
あれは過去の起業に至る道のりだったり、挫折なんかもセキュラルに語られていらっしゃって、外から見るホリーさんの印象とはだいぶ違うなというふうに思ったので、これはちょっと別途ですね。
堀井翔太の生い立ち
このお話聞いていただいた後に読んでいただきたいなということも勝てながら思ったりもしております。
今回の自己紹介は大学の卒業ぐらいからいただいたんですけど、その前もぜひ聞いてみたいなということは思っておりまして、まずホリーさんの生まれでいきますと1985年で京都に生まれたというところですね。
ご家族が結構ユニークといいますか、弊社一族だったのかなというふうにお見受けをしておりまして、おじいさまが大正時代から醤油の商売をされていらっしゃったりだとか。
めちゃくちゃ調べていただいてます。
おじいちゃんまで調べましたね。
お父様は保険関係で起業をされていらっしゃるというところは拝見させていただきました。
なので結構幼い頃から起業家になるということはかなり意識されていたみたいな話も伺ってはいるんですけれども、おじいさまだったりお父様から受けた影響だったりだとか、そういったところがありましたらいただいてもいいですか。
ありがとうございます。そんなに小さい時からゼガ費でも起業したいとか、起業家になりたいとかっていうのはあんまり考えていたわけではなくて。
おじいちゃんはちょっとちっちゃい時に死んでしまったので、会社の経営してたところを目の当たりにしたとかはそんなにないんですけど、
基本は父親が働いている姿とかは見て育ったんですけど、あんまりサラリーマンの家庭じゃなかったんで、
基本自分が起きている時間とかには帰ってくるときとかほぼなくて、土日も仕事行ってて、1週間で土曜日の晩だけとか日曜の晩だけみたいな形だったんで、
割と働くのが普通の環境では育ったかなという気がします。
普通の家庭をそこまで詳しく分かってないんですけど、7時にはお父さん帰ってきてみんなでご飯食べるみたいなのとかはあんまりなかったですかね。
その今のエピソードだけでも、人によってはちょっと仕事を忙しそうすぎるとか、子供としては構ってもらえなくて寂しいだとか、
場合によってはネガティブな印象を抱くこともあるんじゃないかなと思うんですけれども、特段そういったことはなく、仕事に対してはポジティブに思われてらっしゃったという感じですか。
そうですね。そんなことは全然思ったことはなかったですね。
結構その仕事を通して結構人生を退院してるんだなっていうのはなんかうっすら子供の頃から感じてたりはしてたので、
あと仕事が好きなんだろうなっていうのは理解はしてたんで、自分も社会人になって働こうとした時に、人生の大半多分その時間に使うなと思ったので、
一生通してやれる仕事がいいなと思いましたし、仕事がもうほぼ趣味になるような形でやりたいなと思ってましたし、
今もそういう形でやれてたりするので、結構働くのは全然苦ではなかったですね。
めちゃめちゃ素敵ですね。あと大学前の話でいきますと、ちなみに高校はテニスで工房高校にいらっしゃったみたいな話も拝見をしたんですけれども、
その話も聞きたいながらも、その前の幼少期とか中学とか、そのあたりというのはいわゆるどんな子だった、どんな性格だったとか、何か印象的なエピソードとか、そういったものとかもしありましたらいただいてもいいですか。
印象的なエピソードか。これがっていうのがちょっとすぐ浮かぶわけじゃないんですけど、双子の話をするのがちょっと分かりやすいかなと思ってて、皆さん一覧性の双子って見たことあると思うんですよ。
多分最初に抱かれる感想は似てるなっていうことだと思うんですよね。おそらく双子の気持ちになられたことってあんまりないと思うんですけど。
双子って生まれた瞬間から隣にクローン人間がいるわけじゃないですか。全く同じ遺伝子を持った人間が隣に幼少期からいて、常に他人の目からはあなたはどう違うのっていうのを聞かれるんですよね。
あなたはどっちって質問は常にされますし、隣にいる方と比較してこの人はどう違うんだろうなっていう目をずっと晒されながら生きていくので、
多分、これ僕の持論ですけど、大学生とか社会人になるぐらいに自己分析した時に、自分のモラトリアムじゃないですけど、自分は何者になりたいのか、何者なのかみたいなものを追求するタイミングってあるかなと思うんですけど、
双子って小学校ぐらいから常にその環境にいるんで、隣にいるこいつと自分はどう違うかをアピールするというか、他人に見せていかないと、
基本的に自分のアイデンティティがなかなか確立できないみたいな結構難しい生き物だなと思ってましたね。
そういう意味では、うちの兄と比較されることは常にあったんで、差別化をどう図るかみたいなところの視点は結構持ちながら、
学生時代も過ごしてたんじゃないかなって気はしますかね。さっき高校時代テニス頑張ったって話、教語校行ったって話も、兄は勉強が少し僕よりもできるタイプだったんで、
それで競っても同じにしかならないから、別の方向で競うべきかなっていうので、そういうふうに意図的に選んだというか、潜在意識的にそういうふうな選択をしていったんじゃないかなって気はしてます。
ありがとうございます。ちょうど高校ぐらいまでいただいたところにもなりまして、そしたら大学のあたりも行きたいと思うんですけれども、
いろいろ記事とか拝見しててよくお見受けしたのは、楽天でインターンされたりだとか、
ないしは人材系のベンチャーでインターンされたり、広告営業されてらっしゃったとか、いろいろお見受けしたんですけれども、
これは大学で行くと何年生ぐらいの話で、ないしはその前、大学入学してすぐインターンとかバリバリされてらっしゃったのか、ないしは他に熱中されたこととかあったのかとか、そのあたりをもう少しお伺いしてもいいですか。
ありがとうございます。インターン始めたのは大学3年生ぐらい。3年生の夏ぐらいからですかね。わりと一般的なちょっと早くインターンやるぐらいのタイミングだったと思いますね。
留学とインターネットの第一歩
熱中してたかというとちょっと長いことやってたわけじゃないんですけど、留学はちょっとしたことがあって、ニュージーランドに行ったことがあるんですけど、最初に1年生ぐらいのときに1回行って、
3年生の頭ぐらいにも行ったんですよね。そのときは留学先でもインターンしてたんですよ。そこが結構面白かったのは、留学をあっせんする代理店みたいなところでのインターンだったんで、
日本から来る留学生の受け入れとか、生先の手配とか学校の手配とか、やったりするようなとこだったんですけど、そのとき初めてその代理店がちょうど社内でホームページ作ってて、
その中に載せるコンテンツの取材みたいなものと、あとウェブページ作る仕事があったんですけど、それをちょっとやらせてもらったのがあって、それはインターネット面白いなと思いましたね。
自分が作ったページ、HTMLそんなに書けるわけじゃないですけど、Dreamweaverっていうツールで、それ作ってアップしてみたいなのをやって、
しかも自分が取材してきた取材員のコンテンツみたいなのを載って、目の当たりにしたときに、これ面白いなとは思いましたね。
あとその代表の方が、僕がノートにも書いたんですけど、サイバージョンの藤田さんの本をちょうど読んでて、これめっちゃおもろいからお前も読んだ方がいいみたいなんで見せてもらって、
これ面白いなと思ったのが結構きっかけだったんで、当時からMixiとかめちゃくちゃ流行ってたし、僕もめちゃくちゃやってたんですけど、
世の中に自分が作ったものを公開してフィードバック得るとか、そういうのは学生のとき初めて経験したんで、これは仕事としてやるのも絶対面白いだろうなっていうのも思ったっていうのはいいきっかけだったと思いますね。
まさにサイバーエージェントさん、藤田さんの話もいただきましたけど、これノートであるので詳細読んでいただければというところではあるんですけれども、
当時藤田さんから受けていた影響とか、サイバーエージェントに絶対に入りたいみたいな思いも掲げられらっしゃったというところをお見聞きしたんですけれども、
この辺りというのはどんな背景だったのかというところをもう一段いただいてもいいですか。
今のちょっとエピソードの続きなんですけど、仕事するならインターネットの仕事したいなっていうのはそのときちょっとうっすら思ってて、
ちょうどそのバイブル的に藤田さんの学生時代のエピソードって載ってるんですよね、あの本って。
その本の中で一番面白かったのは、学生時代に社会人のフリしてスーツ着てテレヤポしまくったっていうエピソードが結構序盤に載ってきてて、
僕シンプルにこれやろうと思いましたね。
インターネットの仕事する上で、どこかで自分もこういう事業をやりたいなとはちょっとそのとき思ったりしたんで、
どうやるか分からなかったので、とりあえず真似しようと思ったのは覚えてますかね。
終わったら速攻楽天のインターン申し込みましたね。
そこの楽天も結果的には内定をもらえなかったんですかね。
そうですね。おそらくその普通のインターンとちょっと違って少し長めにあるインターンだったなっていうのはちょっと気を壊してたりするんですけど、
多分熱が空回りしまくってたんじゃないかなって気はしますかね。
今となってはね、なんで取らなかったんだろうという話でしかないですけどね。
その後に結果的に新卒入社を決めたのは、当時ECナビで、その後ボヤージグループであり今からホールディングスである会社さんかなと思うんですけれども、
これは出会いだとかそこに決めた理由っていうところをいただいてもいいですか。
そうですね。当時私関西の大学生だったんで、実は東京って行ったことほとんどなくて、
インターネットの会社に就職しようと思うと、当時新卒採用をやってるインターネットの会社ってほとんど東京だったっていうのもありますし、
東京にもほとんどなかったんですよね、それで言うと。
調べた限り楽天かサイバージェントか、あとヤフーか、あとGMOさんとか、ああいうどっちかとインフラっぽいところで、
僕は結構メディアの授業をやってる会社に入りたいなと思ってたんですけど、
その候補は関西だとやってるとこほとんどなくて、ハテナさんギリやってたみたいな感じかもしれないですけど、
当時もやってなかったかもしれない。ミクシーとかも新卒入とか全然やってない時代だったんで。
その時に初めて地方の採用を結構サイバージェントとか、あとは新卒のことだったらECナビがやってたんで、関西で応募をしましたね。
関西で説明会をやって関西で選考を受けました。
当時、東京に行って面接を受けてみたいなのはすごくやってなかったので、
関西でインターネットの会社でちょうど選考会をやってくれてたっていうのが結構大きかったですね。
今から振り返ると、結果的にはボヤージグループさんでは4,5年ぐらいいらっしゃったんですかね。
そうですね。
そこで新規事業の立ち上げと子会社の代表取締役までやられていらっしゃって、
フリルの立ち上げとマーケットプレイス成功の理由
出る時に26とか7とかそれぐらいの年齢だと思うんですけど、
そう思うとその年代でもう代表取締役までやってるって本当に輝かしい実績に見えてしまうんですけれども、
実際にはかなりお苦労もされたってところもノートとかで拝見しておりまして、
どんな感じで動かれていらっしゃったのかというところを少しいただいてもいいですか。
ありがとうございます。これちょっと簡潔に話すのがちょっと難しいんですけど、
基本はその新卒で入った後、僕は結構普通の配属というよりは新規事業をとにかくやりたいみたいなちょっと決起盛んな新卒だったんで、
既存の部署に配属されるというよりは新しいことをやる部署に回してもらうケースが結構多かったですね。
新卒で入った時も新規事業の部署に配属してもらったんですけど、
その部署がもう入った後、配属が決まって2ヶ月後ぐらいに解散になってしまって、
ただやってた事業は元々残ってたんで、それを1人だけ持って、
組っ子じゃないですけど、別の事業部にそのまま吸収されるような形で1人だけその事業をやってるみたいな感じなのが1年目でしたし、
2年目もその事業はもうちょっと見切りをつけて、次の新規事業やるからお前手伝えみたいな形で呼んでいただいて始めたっていう感じですかね。
3年目からさすがに自分のやつやらせてほしいっていうお願いをしたら、やってみればっていうので提案した事業をやらせてもらって、
実はそれが結構うまくいって、最終的に子会社化されるみたいな感じでしたね。
あんまり何かもう事業として成立してる部署にそのまま入って手伝いするみたいな感じっていうよりは、
ゼロからあるものを作っていくみたいなチャレンジさせてもらったっていうのが全然多かったです。
そして、その終盤のタイミングでお兄様のゆうたさんだったり、竹淳さん、共同創業者の方ですかね、
とかと一緒に事業をやる模索っていうのをされ始めて、
これ面白かったのが、これだけ今の実績とか見てると最初からバンバン当ててそうだなってことは思いつつも、
いくつかのサービスはかなり空振りをされたってところも拝見しておりまして、
例えばガラケーとTwitterとチックイン機能を組み合わせた、海外で流行っていたサービスがあって、
それを持って帰ってきてやろうとしたら空振りをしたみたいな話だとか。
その上で結果的にはフリルにつながるような形でマーケットプレイスの事業を立ち上げされたと。
その背景としてもミクシーだったりブログだったりメルマガだったり、
そこで女子高生とか女子大生の方々がお洋服を売り始めている、
なんでこんな非合理なのにこんなにやられてらっしゃるのかというところで立ち上げたというところは拝見したんですけれども、
これは他にもおそらくマーケットプレイス以外にも見られた事業とかあったのかなと思ったけど、
やっぱりこのマーケットプレイスに一点集中された理由とか、
やっぱりそのN1が圧倒的に信じられたみたいなところっていうのはどういう背景だったのかというところをもう少しいただいてもいいですか。
はい。ちょっと直接な回答になってないところも含めてなんですけど、
はい、ぜひぜひ。
さっき最初からバンバン当ててたというよりは2つぐらい外してたみたいなところも含めてなんですけど、
結構そのボヤージュで4年間勤めてて、最初の2つの事業はそんなにうまくスケールしなくて、
自分が立ち上げた後半の事業は結構うまくいったんですよね。
どういう違いがあったのかなって思った時に、やっぱりその事業を張ったタイミングが良かったなってなったんですよね。
前半の2つはそんなにそのタイミングが良くなくて、後半は結構すごい端的に述べると、
ガラ系の事業をやってたんですけど、ガラ系の検索連動型広告の事業を始めて、
その後はスマートフォンのアドネットワークとかリワードの事業を立ち上げて、うまくいったみたいな形だったんですよね。
結果的に後半の2つはちょうど当時スマホなかったんで、そのガラ系にGoogleがちょうど検索窓口で入って、
もともとクリック型の広告しかなかったのが検索ユーザーもするようになったタイミングだったりとか、
あとみんなその後スマートフォン持ち出してみたいな感じだったんで、結構その前半と後半で何か波が来た時にうまくはったんで、
なんかすごい頑張ったというよりは、めっちゃ頑張りはしたんですけど、
同じような頑張りでもやっぱり事業に伸びてくるスピードだったりとか、あと数字みたいなものも全然違ったなって感じましたね。
なので、今ちょっとおっしゃっていただいたこのマーケットプレイスで行くとか、
フリルの企業エピソード
その女性向けのものを売り返せるプロダクトで行くっていうより前に、
そもそもアプリのビジネスで行くっていうのを決めたのが結構大きかったなと思いましたね。
当時そのスマホのアプリ1本でネイティブで行くみたいなものもLINEさんが出たその後ぐらいだったんで、
みんなそのビジネスがもう確立しててアプリが絶対来るだろうみたいなところとかは、
世の中的にもそんなにまだ確立してなかった時代にもうこれで行くかって決めて、
そこに何か狙いを絞ったのは良かったんじゃないかなって気しますね。
今のところでもまた気になっていたのがですね、
当時マーケットプレイス領域で市場規模なんて想定ができないというか、
全然未確立でどうなるか分からないって話があり、
一方で事業ドメインの選定には上りのエスカレーターにどれだけ乗ってるかっていうのが非常に大事と、
どんだけ市場市場にいらっしゃるのが大事かっていうところが大事だというようなことをおっしゃっていたのも拝見していて、
それでこのマーケットプレイスっていうのは上りのエスカレーターには一見見えないというか、
分からない領域だなっていうふうに思ったりもしたんですけど、
この辺りはどうして挑まれたのかというところをいただいてもいいですか。
マーケットプレイスはもう問題解決のハウでしかないので、
例えば別にウェブベースのマーケットプレイスでもよかったかと言われるとそんなことないなって気がしたんで、
少なくともネイティブのアプリで事業のドメインを絞って、
結果的にその問題解決の方法がマーケットプレイスだったっていうのがうまくいった感じなのかなと思いました。
そういうことですね。ありがとうございます。
どちらかというとフリルさんの企業エピソードで終わってしまいそうな雰囲気が時間的になってきてしまっているんですけれども、
スマートバンクのビジョン
そこでオリリさんが立ち上げられて、その後の経緯は多分皆さんよくご存知かなと思っているので少し省略しますけれども、
そこでドラクデンさんにグループインをされて退任をされて、
その後エンジェルポートだったりエンジェル投資に関するプラットフォームとかも少し立ち上げられたりもされていらっしゃって、
今がスマートバンクさんで、これは個人のフィンテックの領域で、
おそらく何とかペイとかに行かなかった理由でいけば資金ありき、
キャッシュどれぐらい持ってるかで買ってるいないかっていう競争ではなくて、
スマートバンクさんの領域でいくとペアカードっていう領域、
ここにはいつひとつ可能性があるんじゃないかというふうに着目されて事業参入されたという感じでしょうか。
おっしゃる通りです。基本的にスタートアップの参入角度ってニッチな問題解決から入るしかないというか入るべきかなと思ったりするので、
いきなりペイペイさんみたいなQRコードで札束の殴り合いみたいなして問題解決に向かっていくみたいなやっぱりどうしても難しかったりするので、
ニッチな課題だけど、こういう環境の変化があるからそういうニッチなユーザーも今後増えていくみたいなトレンドと掛け合わせて多分事業を狙っていくべきかなって気がしたんで、
今おっしゃってたようなペアカードとかは同棲してるカップルの方とか、
あと共働きのご夫婦とかが一緒に家計管理するっていうプロダクトではあるんですけど、結果的に伸びてるのも共働きの方すごく増えてたりとか世の中で検証したりするんで、
ニッチな問題解決と環境の変化によってうまく伸びてるみたいなものがあって、そういうのを狙っていった感じかなって気がします。
ありがとうございます。私も知ったようなちょうどスマートバンクさんの事業についても触れてきたところになりますので、より詳しいところを後編に回させていただいて、一旦前編ここまでで終わりにしたいなという風に思っております。
堀井さん、中山さん、そしてお聞きいただいているあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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