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経営者の志
前回に続いて、今回もゲストは、南青山で、マノンという鍼灸治療院を経営されています。
委員長のものべ真弓さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
前回、マノンでやっていらっしゃること、思いを伺ったんですが、
次回はちょっと、あるあっためアイテムについて開発されたものを伺いますねって言ったんですけれども、予告したんですが、
収録と収録の合間に、ものべさんのストーリーを聞いたら、ぜひそちらから伺いたくなったので、
というのが、そもそも一番最初は、東洋医学のヨガなどから入っていかれたということだったのが、
なんでそういったところに入っていたんですか?という質問をしたところ、自身のものすごく苦しかった体の体調の不良、しかもそれも、
伺ったら、結構想像を絶する状態だったところから、回復されたのがきっかけっておっしゃったのかな?
すごくその思いの部分って大きいと思うので、ぜひ伺いたいんですが。
そうですね。本当に私ごとで言うのもあれなんですけれども、体がずっと弱かったというのもあって、
普通の弱さではなく、学校に通うのもちょっと無理ぐらいのレベルの弱い時期もあったんですね。
やはり何度も入院をして、20歳ぐらいの時に、医者にもうあなたこのまま治らないよと、見放されるようなことを言われたんですね。
その時に言われたのが、普通の人と同じように生きることを望んでしまったら、あなたがつらいだけだから、
もう普通に生きるのは諦めなさいと。結婚とか出産とかそういうのはもう諦めてって言われたのが20歳だったんですね。
またたまた入院してた、新崎の病院で言われてしまいまして、やはり今の私の年齢でそれを言われたら、
ああそうか、で済むかもしれないんですけど、まだ本当に若かった。周りの人がみんな青春を謳歌している時代にそれを言われてしまい、
もう本当に絶望したんですね。人生に絶望して、もうどうしていいかわからないと思って病院の中フラフラしている時に、
たまたまに漢方科っていうところに出会ったんですね。それまで西洋医学しか知らなかったんですね。
東洋医学全くわからなかったんですけど、西洋医学でダメなら東洋医学ってどうだろうってちょっと思って、そこに行ってみたんですね。
そしたらそこの先生が素晴らしい先生で、そこが私の東洋医学との出会いだったんです。
そうなんですよね。東洋医学の最初は漢方からなので、漢方を使って自分の体を少しずつ立て直していったんですけれど、やはり最後の最後で治りきらないんですね。
今思うと原因というのは私にあって、漢方のことも西洋医学の薬の一環として捉えていたんですね。
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誰か私を治してほしいと思っているわけですよ。西洋医学だとお医者さんに私はもうわからない。だから薬を出して、薬で治してっていうふうな感じなんですね。
治らないのはなんで治らないの?先生の腕が悪いの?とか思ってしまうわけですよ。東洋医学でも漢方を普通に飲んでいるだけでは、この漢方が合わないのかなとか、そういう方にしか意識が向かないんですね。
まさか自分に原因があるとか、ちっとも思っていないわけですよ。ところがこの漢方での治療もある程度まで行ったんですけど、行き詰まった時にたまたま素晴らしい神宮の先生に知り合いまして、その先生のところに行った時、私はもう髪の毛とかもほとんどなくてですね、まつげとか眉毛とか、体毛も全部抜け落ちている状態だったんですね。
目もほとんど見えない状態だったりとか、1日ちょっと外出、1日って言っても1時間とかですね、ちょっと外出したらその後1週間くらい動けなくなっちゃう。寝込んでしまうとか、太陽の光を浴びると倒れてしまうとか、そういうような本当にどうしようもない時期というのがありまして、そんな状態にちょっと戻ってしまっていたんですね。
その時、かかった神宮の先生が私の体を見て言ったことがですね、あなたのその体は神様からのギフトだと。あなたこの体で幸せだと思えるんだよって突然言われたんですね。
なんでかっていうと、あなたがもしこの体を治すことができたら、その後ろに続く何千人何万人っていう人に自分がどうやって治したかっていうその方法ですよね、伝えることができると。そしたらそこにあなたが生まれてきた価値とか意味とかそういうのがあるんじゃないのって言われたんですね。
それまでやっぱり体が弱すぎるがゆえに働けないんですよ。やはり仕事ができない、働けない自分に対してものすごく追い目があって、みんなが一生懸命働いてお給料を稼いでいるのに、私は家にいて何もできない、自分なんて価値がないって思っているわけなんですね。
なんですけど、その価値がないのが一気にトランプの札をひっくり返すように180度変わるというふうに言われたんです。だから最初にやらなきゃいけないのはあなたの体を治すこと。でもそれはあなたの体は自分で責任を持ってねって言われたんですね。
自分の体は自分で治さないといけない。責任を持たない人に体は治せないっていうふうに言われまして、なんかその時目から鱗が落ちたんですね。今まで誰かに頑張りなよとかいろいろ励ましてくれる人はいたんですけど、誰の言葉も響かなかったんですけど、その時に初めて私ってまだ役に立てるんだと。
でも役に立つためには自分が治んなきゃいけない。しかも自分で治さなきゃいけない。その時気づいたんですね。すぐに先生の治療を受けて、私も新級子になりたい、新級学校に行きたいと思ったんですけど、子供がとても小さかったのでちょっと行ける状態ではなかったし、自分まだボロボロだったので無理だったんですね。
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それで最初に考えたのが、食事と自分の体を立て直そうと思って。それで養生料理の勉強をしまして、4年間くらい経ったのかな。そこで養生の資格を取って、あとはヨガですね。ヨガを勉強して、こちらもインストラクターの資格1年ちょっとかけて取ってるんですけれども、まず自分の体と食事を立て直そうというところから始めたんですね。
やっているうちにびっくりしたんですけど、面白いように体が変わっていくんですね。そんなにすごいことをやってるわけじゃないんですよ。なんですけど、意識は変わってるんですね。自分の体は自分で治さなきゃっていう意識で全ての物事を見るようになったんですよ。
そうするとほんのちょっとした行動が変わるんですね。日常生活が。そのちょっとした行動の積み重ねが自分の体をどんどん良くしていくってことを初めて知ったんですね。
そう、意識の作用してた。タイプをひっくり返して、自分の体自分で治せる、治さなきゃって。
ほんのちょっとのことなんですね。例えばちょっと洗濯物を洗濯機から取り出すときに、いつも右手で取り出していたのを左手に変える。例えばそれだけで、実はいろいろな経絡って言われる壺の流れ、内臓の動きが変わったりするんですよ。
包丁の握り方をほんの少し変えるとか、何かのポジションをちょっと変えるとか、本当にちょっとしたことの積み重ねで日常生活でできていて、そのうちの一つを変えるだけで、面白いように体って変わっていくんですね。
それを実際自分の体で実感されたの?
ある程度体が整って子供も大きくなったってこともあって、それで新級学校に通って資格は取ったんですけれども、やっぱり自分の体って本当に自分しかわからないんだなっていうことがわかったというか。
例えばどんなに素晴らしい先生に治療していただいても、これは西洋医学でも東洋医学でも一緒ですけれども、治療してもらって家に帰って、またいつも通りの生活をしてしまったら体って戻っちゃうんですよ。
それでは全く治らないんですね。私は医者ではないので治るという言葉を言ってはいけないのかもしれないんですけれども、立ち直っていかないんですね。
やはり自分の体を立て直していくためには、治療と治療の合間にどういう生活を送っているかってここが全てなんですよ。
その全てをどうするかっていうので、それが自分で治療院を持った理由にもなるんですけど、他の治療院だとそこに時間を割くことができないんですね。
やっぱり治療やってはいさようならで終わっちゃう。次の予約取ってはいさようなら次来てねってなっちゃうんですけど、そうじゃなくて、家で何をやったらこの今の効果がキープできるかっていうところが一番のメインなんですね。
治療が実はメインではない。そのためのものとしてお給だとか、先ほどちょっとおっしゃってた貼る針ですね。そういったものですとか、他にも刺さない針がいろんな種類があるんですね。
その治療院では4種類ぐらいお勧めしてるんですけど、症状によって使い分けるんですけど、それは心急死でなくても自分で使えますので、そういったもののやり方をお伝えしたりとか、本当に細かいところをどんどん改善してもらうんです。
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ストレッチももちろんやりますし、テニスボールとか手拭いを使って、どうやって自分のダメな内臓ですね、弱ってしまった内臓を立て直すかっていうことも、
場所がないので、ベッドの下なんですけど、ベッドの下に転がっていただいて、やっていくようなことはすごく時間をとってやっていますね。
前半でもね、セルフケアが大切なんですっておっしゃってましたけど、そこのところの本当の思いっていうのも、
そうですね。
お自身の経験というか、そこが原点になっています。
そうなんです。治療はおまけなんです。こんなこと言うとなんなんですけど。だから卒業してもらいたいっていうのは、卒業するときは見放すとかそういうことではなくて、卒業できるときはもうご自分の体がキープできると、私が確信をした方だけ卒業してもらうので、そういう意味での卒業ですね。
本当に私他人任せだったなって、今お話を伺って思って、その治療院のこれまで言ったところ、そうだ、自分の体は自分で治す責任を持って、こうやって背を受けて、今ここにいるのだからってすごく今、電流が走って、鳥肌以上のものが走ったんですが、
そのものめちゃんね、お店の名前、治療院の名前を真に温める。ここにもおそらく強い思いがあると思うんですが。
このやはり冷えというものがいけないというのは多分皆さんご存知だと思うんですけれども、先ほど体を見る指標が機能の低下と冷えというふうにお伝えしたんですけど、見ていると最初に実は冷えから治すことができるんですね。機能の低下をいきなりご自分がセルフケアで治すというのは正直難しいんです。
ただ冷えている内臓を温めるというのはご自分でできるんですね。内臓が温まってくると人間ってやっぱり自分の体は治すという基本的な力を持ってますので自然治癒力ですね。それで実は機能低下もいずれ治っていくんですね。
最初に治すべきなのはもちろんお球とか針とかいろいろ使いますけど、実は冷えになるんですね。ただそうなんです。冷えを治すってすごく難しくて、例えば靴下を何枚も履く健康法とかありますけど、あれってある程度体が温まっている方には有効なんですけど、本当に真から冷えてしまっている方、そういう方には実は足りないんですね。熱が。
もう自分の体温だけで回せる状態ではないので、体温より高い熱を体に与えながら体を温めていくということも積極的にやっていかなくてはいけないんですね。
なるほど。それで実は予約そのアイテムのお話も伺おうかなと思うんですが、温熱瓦というのがありますね。これはものべさんが開発されたんですが、もちろん温めるものとして針とかお球もあると思うんですけども、一つこの温熱瓦、実はこれがきっかけで私ものべさんの治療にご縁をいただいたんですが、ぜひこれ長年これをかけて開発された。
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見た目は本当に瓦、ちょっと瓦とは違うカーブなんですけども、いぶし銀というんでしょうか。
そうですね。
シルバーっぽい光る感じの、すごく見ただけで癒されるようなそんな瓦なんですが、これは電子レンジで3分半くらいチンと温めてタオルでくるんで内臓とかをぽかぽか温めるという、これについてもぜひ教えてください。
はい。このアイディアというかこういうものがあればいいなというのは10年くらい前から発想がありまして、温めるものとしては世の中には湯たんぽが一番有名かなと思うんですけれども、湯たんぽっていわゆる塩石外線というものが出ないんですね。
そうすると、まあ素材が今ほとんどがプラスチックになってますので、そうするとお腹に置くと表面は温められるんですよ。温められるんですけど、実際今この医療として治療として直したいのは、直したいとは言ってはいけないですね。
治療としてアプローチしていきたいのは内臓になるんですよね。そうすると内臓に熱を届かせるためにはどうしても塩石外線の力というのが必要になってくるんです。
そうすると湯たんぽではちょっと無理だなというのがあったんですね。で、瓦っていうのはほうば焼きみたいなね、ああいって瓦を温めた上でお肉を焼くとか、それで塩石外線でふっくらみたいなそういう料理法って昔からあるので、ああいった土とかね、そういった焼き物というのが塩石外線を出すというのは知られていたんですけれども、
その中でも特に塩石外線を強く出す瓦というのを調べていたら見つけることができたんですね。で、その瓦はですね、瓦でも屋根瓦なんでね、あれをそのままもちろん使うわけにはいかなくて、最初はその瓦を業者さんにお願いしてね、カットしてコンロで温めてお腹に置くみたいなことをしていたんですけれども、
どうしてもカーブがお腹にあっていない。体のカーブにはもちろんあってないです。屋根瓦が。そうなんです。あとはコンロで温めるのを忘れてしまって、すごく瓦が熱くなりすぎて、火傷してしまったりとか、あとは包んだタオルが焦げてお布団まで茶色くなっちゃうとか、いろいろなことが起こるんです。あとすごく割れやすいんですね。
その瓦の温めている時の直火の熱が強いと、ひびが入ってしまうんですね。なのでそういったものを全部、欠点を解消して、本当に体を温めることに特化した何かものが作れないかということで、3年ぐらいかけて実は日本中の土を集めまして、どこの地方の土が一番体を温めるかっていうのをお願いして焼いてもらって検証してたんですよ。
あるところの土ですね。ここがすごくいいことが分かりまして、今度はその土にいろいろな配合で微生物を混ぜていったんですね。
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混ぜていったんですね。
はい。土を作るところから始めて。またいろいろな割合で微生物を混ぜた土を焼いていただいて、また自分で検証してっていうのをずっと繰り返してみて、そうするとある一定の土、ある配合ですね。微生物を混ぜた土がすごくいいということが分かったんです。
この土で、あとは人間のお腹とかお尻とか背中とかで、いろいろなところに合うカーブの形を計算して石形図を作って、それで位置から金型を作って焼いていただいたんですね。
微生物の割合でも変わってくるんですね。
全然違うんです、これが。
面白いですね。
本当に面白いですね。
瓦っていうと日本の伝統的なものじゃないですか。また微生物って、私ちょっと日本酒が好きなので、微生物の働き。なんか目に見えないものを大切にする。
日本の何か心も入っていそうな感じがして嬉しいというか。
微生物を入れて、焼いてしまっているのでじゃあ微生物が中で生きているかというと、実は生きてはいないんですよ。
なんですけれども、筒自体のエネルギーが全然違うので、焼いた時の触った時とか、肌に当たった時の感覚が全然違うんですね。
そうか、今までいろいろ検証されてきたから、肌感覚で実感しているんですね。
微生物が焼けた後、空洞みたいな形でたぶん瓦の中でたくさん残っているんですね。
なので、普通の屋根瓦に比べてものすごく多い分量の水分を含んでいるんですよ。
今は軽相度と同じで、瓦が呼吸をしているんですね。いつでも。
普段室内に置いておくと、室内の空気を吸って出してみたいなことを瓦が勝手にやっているんですよ。
そうすると、それを温めてお腹に乗せると、これ初めて使った方はびっくりするんですが、くるんだタオルが濡れるぐらい、しっとって湿気るぐらい、水蒸気と一緒に熱が出てくるんですね。
確かに言われてみれば、しっとりしますね。
そうなんですよ。普通の湯担保ですと、温かいんだけど乾いた熱なんですね。
乾いた熱って欠点があって、肌の水分を奪ってしまうんです。乾燥させてしまうんですね。
特に年齢が上の方って、そもそも乾燥肌だったりするんですけれども、そういう方がそういう乾いた温熱器具を置いてしまうと、カサカサになってしまうんです。
電気も一緒ですね。電気暗化的なもの。ああいったものも過剰に肌の水分を奪ってしまうんですね。
その点、この瓦で温めていただくと、水分が土からグーッと出てくるので、すごく湿気た熱になるんですよ。
肌の乾燥を防ぐので、痒みがほとんど起きないんですね。
それが一番の利点ですかね。低温やけどにもすごくなりづらいっていうのもありまして、どこに置いていただいても大丈夫かなというふうにはなっています。
そして奥の方まで温めてくれる。
そうですね。だいたい皆さん、お腹に置くと腰まで温まったっておっしゃるんですね。
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本当に気持ちよくて、毎日何回もチンし直して使っているんですが。
寝ている時はずっとお腹に当てていただけますし、足元に置いてもいいですし。
よくかかりながら腰当てていただいたりとか。
寝る時は湯たんぽみたいにして足元ですとか、あとはお腹に置くとか。
本当にいろいろな使い方があって。
やはりこの一般の瓦からすると10年ぐらい使ってますので、何千人何万人近い方の行為というのが集まっているんですね。
どういう風に自分の病気と言われる状態になった方でも、これで実はかなりの改善を見ている人がたくさんいて、
それの置き方というのもポイントがあるんですね。
どの場所に置くとどういう効果があるというのはある程度検証されているので、治療にいらっしゃる方にはそういうのもお伝えしますし、
そういったことをこれからも勉強できる、そういう人が増えてきたらいいなとは思っているんですけれども。
本当ですね。ぜひ温熱瓦もそうですし、ものべさんの真の真に温める。やっぱり温めることが大切。
そうですね。温めることがスタート。でもスタートですべてなんですね。
ぜひまずは一度ご連絡いただきたいと思います。
そしてものべさんの少しおっしゃってたのが、自分の体が例えば腸があったりとか、うつになっちゃったりとか、
それが自分のせいって思ってしまう方とかも攻めてしまう方も多いけれども、自分のせいじゃないんだよ。
例えば肝臓が悪いからだよとか、そういうこともおっしゃってくださって、
自分のせいじゃないんだって、なんかちょっと光が見えた。私の場合は肝臓。
イライラしているのは肝臓のせいですよ。私のせいじゃないかと。
なんかちょっと治そうっていう、そこも希望をいただいたんですね。
そうなんですよね。それがね、ちょっともう話し出すといつまででも話しちゃうんですけどね。
そうですね、ちょっと。
そう、ただ投与医学って感情、いわゆる人の気持ちっていうものが含まれた内臓なので、
そういったこともぜひ勉強していただけたら嬉しいなと思います。
ですね。ぜひそのあたりのお話も治療に来て、いろいろと聞いてもらえたらと思います。
本当にまだまだいろいろ面白いお話もあるので、ぜひまずは足を運びください。
このものべさんのマノン、こちらホームページは番組の説明欄にURLをリンク貼っておきます。
ぜひアクセスしてください。
前半、後半にわたりましてたっぷりとお話を伺いました。
南青山マノンの委員長、ものべまゆみさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。