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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回はSPOT代表の寺岡俊一さんにお話を伺いたいと思います。寺岡さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、ありがとうございます。私、寺岡俊一と申しまして。
誰かを支える、心を支えるをもとにですね、SPOTというプロジェクトを進めさせていただいております。
はい、このSPOTというのはどういったプロジェクトなんでしょうか。
はい、SPOTとはですね、現在、医療従事者の方、医療とか介護の現場の方ですね。
結構疲弊されていて、メンタルがこう、病んでいる方が多いという話も聞いておりまして、その方の助けになりたいということで、
医療スタッフ専門のメンタルサポートサービスというのを今展開させていただいております。
お医者さん、医療現場の方、やっぱりいろんな面で大変だなというところがあるんですけど、何かこの医療現場の方にサポートしたいなと思われたきっかけなんかはあるんでしょうか。
はい、実はですね、10年ぐらい前なんですけども、私の父親がですね、肝臓がんで、嫁先国半年という先国をされまして、入院をしたんですけども、
それの介護ということで、私が今東京に住んでいて、両親が群馬県に住んでいたんですね。
片道3時間の車で3時間の距離をですね、週3か4日ぐらい行ったり来たりしていたことがあったんですね。
結構時間かかりますね。
そうですね、往復6時間なので。
結局ですね、父親の半年ではなく1年間喜ばしいことに生きたんですけども、やはりその半年間というリミットがあったからこそ、頑張れるってあると思います。
そうですね。
そこで頑張っていたんですけど、やっぱりその半年過ぎて、あれあれってなってくるわけなんですよね。
そのうちですね、本当に自分を責めたんですけど、早く親父死んでくれって思いました。
もうこんなきついのは無理だ。地獄だから早く死んでくれ。そう思いながらこうやっていて、結局その1年経ってから亡くなってしまうんですけども、
亡くなった時もですね、悲しいって気持ちよりは、もう本当に地獄から開放されてほっとしたっていう気持ちがすごく強くてですね、
もう40年50年間育てもらった方に対してなんだっていう気持ちの方が強くて、本当に落ち込んだことがあったんですね。
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そういうですね、ご家族の方々のサポートをしたいっていうのが本当はきっかけ。
そうなんですね。これ結構難しいですよね。本当にしっかりと最後だからやりたいっていう思いあるけど、でもそれがずっと長く続くってなると、
介護している側もだんだん辛くなってきますね。
そうですね。介護終わりはないってよく言われますからね。
確かにそう思うと、家族の方って何か支えてもらいたいなっていう目はありますね。
そこが発端で進めていたんですけども、施設の方と話をしていると、それよりは現場のスタッフが本当に疲弊しているという。
特にコロナ禍っていうのもあると思うんですけども、そちらのメンタルのサポートしてくれないかっていうことが多くてですね。
考えてみると、スタッフの方のメンタルが安定すれば、当然利用者様とのコミュニケーションも円滑にいきますし、
その先のご家族様とのコミュニケーションも円滑にできるようになると思うので、まずはスタッフの専門のメンタルサポートをしようということで、
ファーストステージとしては今、そこを注力してやらせていただいております。
確かにご家族も大変ですけど、スタッフも本当にコロナ禍になって、いろいろ今まで以上に気をつけなきゃいけないことも増えたりとかして、
かなり大変っていうことなんですね。
これやっぱりね、精神的にもいろいろ支えられなきゃっていうところもありますが、具体的にはどんなことを寺岡さんはサポートされてらっしゃるんですかね。
スポットとしてはですね、メンタルサポート研修という名のもとにですね、研修をまずしていただきます。スタッフの皆さんに。
そこでですね、コミュニケーションであったりとか、怒りのコントロールであったりとか、様々な職場環境で使うコミュニケーションスキルってあると思うんですけども、
そのあたりのですね、上手い使い方、上手な使い方っていうのを研修で学んでいただきまして、そこで実際に実習というか実践をしていただくってことをやって、
それにプラスしてスタッフの方々のカウンセリングっていうのを行わせていただくという、研修プラスカウンセリングっていうのがセットになっているものになっております。
これ、あれですかね、医療現場の方たちはなかなかそういった、もちろん医療の知識はあるかもしれないですけど、こういったコミュニケーションあったり怒りのコントロールという、なかなかそこまでは学んできてないっていうところもあるんですかね。
多分そうだと思います。やっぱりその職場環境が劣悪だっていうのもよくお聞きしますよね。
やっぱりそういった職場でのコミュニケーションもうまく取れるようになるだけで、職場の雰囲気もだいぶ変わってくるのかなっていうことですかね。
何かそういった取り組みされた事例とかでこういったことになったとかって、もしあれば教えていただけるでしょうかね。
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ありがとうございます。いろんなですね、お医者さんであったりとか看護師さんとか薬剤師さんとか介護師さんとかですね、受けていただいてはいるんですけども、
特にその介護の現場ってすごい大変だっていう話で、やはり人との関わり方が難しいと感じている方がいらっしゃって、
そこで自分がどんどん疲弊していくっていうのがあったんですよね。
それをですね、この研修を受けることで自分自身でその心を癒すっていう方法もあったりしますので、
そこで日々ですね、自分の心を癒して、自分でサポートするということをすることによって、やはり今までは人のせいにしてしまったりとか、
環境のせいにしてしまったっていうのをちゃんと自分事として捉えて、きちんとそれで解決ができるようになりましたってお声をいただいたりとか、
頭も純粋にコミュニケーションが苦手だったのか、自信が持てるようになりましたとか、そういう嬉しいお答えをたくさんいただいております。
やっぱりそうですね、そういったコミュニケーションがしっかり取れるようになったら職場の人とも関係性がよくなるし、
あと自分で癒すっていうのも、それができるようになったらだいぶ気持ちとしても楽になるんですかね。
そうですね、本当にメンタル安定しますし、自己肯定感とよく言われると思うんですけど、
それがアップしますので、人との接し方がすごく変わるんですよね。
なるほど、そういった感じで安心してお任せできるような、そういった現場スタッフの方が増えてくると、
利用する人も心が落ち着くっていう、いい影響があるかもしれないですね。
そうですね、そうなると多分クレームも少なくなるでしょうし、結構医療訴訟とかが多いらしいんですよね。
そうなんですね。
それで結構時間を取られてしまうっていうのがあるらしいんですけども、そういうのも減ってきますので、
施設の方にとってもいいんじゃないかなとは感じております。
しかもそれでスタッフが辞めていくと、またますます負担が増えてきてっていうので、
悪循環になるところが良くなっていくと、その辺りも良い方向に向かうんじゃないかなということですね。
はい、ありがとうございます。
この番組は経営者の志という番組ですので、寺岡さんの志も教えていただけるでしょうか。
はい、ありがとうございます。私がですね、もともとコミュニケーションが苦手ではなくて苦痛でしかない。
そうなんですか。
だったんですけども、自分が今ベースにしている心理学のNLPっていうのがあるんですけど、それを習うことによって劇的に改善したんですね。
今回のこのスポットでもそれをふんだんに活用させていただいてるんですけども、その自分のですね、体験してきたこととかですね、NLPのスキルっていうのをですね、
活用してですね、自分と同じように心を冷えしてしまっている方とか、そういう方々をですね、サポートしていきたいという気持ちがすごく強くて。
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日本って結構いじめ、自殺が多いって言われてると思うんですけども、ゼロにはできないと思ってはいるんですけど、気持ち的にはもう自殺、いじめゼロにするっていうですね、
気持ちのもとに、やはりそのメンタルが安定してくると、人をいじめるなんてことはなくなりますので、そこにですね、注力をして、本当にもう全世界からいじめゼロ、自殺ゼロっていうのを目指して、
このスポットっていうのも継していけたらなと思っております。
そうですね、まずはそういった医療現場の方から利用いただいて、皆さんが心落ち着くと利用者とかその周りの方も落ち着いてくれて、だんだんいい影響が広がっていくのかなという感じしますね。
そうですね、波紋のように広がっていただけると嬉しいなと思っております。
ぜひ今日のお話を聞いて寺岡さんにもっとお話聞いてみたいなとか、詳しいことを相談してみたいなという方がいらっしゃいましたら、
このポッドキャストの説明欄に寺岡さんのFacebookのURLも掲載させていただきますので、
ありがとうございます。
ぜひそこからお問い合わせいただければなと思います。
よろしくお願いいたします。
本日はスポット代表の寺岡俊一さんにお話を伺いました。寺岡さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。
ホエラボー。
