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2020-10-23 12:14

207.野田真由美さん(有限会社ひかり)後編

【未来の医療技術につなげる介護サービス】

前回に引き続き、ALSや難病の方を介護されている野田さんにお話をうかがいました。

訪問介護ヘルパー事業をされているひかり介護サービスは、他の医療従事者の勤務環境とと異なる部分が多いなと感じました。

まず、同じお宅に継続的に訪問できる。そのため、ご家庭との信頼関係を築きやすい。
そして、勤務時間が規則的で、計画的に従事できる。
というところが特徴だと感じました。

ヘルパーさんを募集しているとのことですので、少しでも興味のある方は、お電話で問い合わせてみてください。



【今回のゲスト】
有限会社ひかり 野田真由美(のだ・まゆみ)さん
TEL. 03-6682-6860

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
https://koelab.co.jp/

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
前回に引き続き、ALSや難病の方を介護されている野田さんにお話を伺いました。
実は、ヘルパーさんにとって働きがいのあるお仕事のようです。
まずはインタビューをお聞きください。
今回は前回に引き続いて、有限会社ひかり取締役の野田真由美さんにお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いします。
前回、本当にお母様の介護からすごく大変だということで、授業を始められて
それから、いろいろ問い合わせも増えるようになって、授業をやって続けていくということだったんですけど
世の中には、それだけALSの難病にかかっている方もいらっしゃって
本当に大変だという方が多いんですね。
そうなんですよ。私も全くこの世界を知らなかったんですが
特にいろんな方に関わるにしたがって、わかってきたのが
ALSってだいたい毎年2,000人の方が告知されるんですね。
あなたはALSですよという検査の結果が出るんですね。
そして今、日本では1万人くらいの人がだいたい生きておられます。
そうなんですね。 北海道から沖縄までですね。
そして毎年2,000人の方が亡くなってしまわれて
その中で7割の方が呼吸器をつけずにつけないという選択をされるんですね。
呼吸器つけないということは、そのうち呼吸もできなくなってということですかね。
そういうことですね。だいたいALSは発症してから2年以内に呼吸が止まってしまうというようなことを一般的には言われていて
その間に呼吸器をつけるかどうかを決めてくださいって
必ずお医者さんには言われるんですね。
やはりつらいことかもしれないですけど、周りに迷惑をかけてみたくないっていう思いもやっぱり強いからですかね。
ほとんど7割の方がつけない一番の理由は家族には迷惑をかけたくないんだというこの言葉ですね。
本当にその判断をするのって大変ですよね。
そうですね。お若い方、30代の方もALSっていう病気になってしまうので、
30代から80代まで幅広い年齢層の方がなってしまうので、やはりご本人の決断も大変だし周りも大変ですね。
この病気っていうのはどうなんですかね。研究も進んでいるようなものなんでしょうかね。
そうです。ホーキング博士もALSで亡くなりになったんですけども、世界中で注目されている病気なので、
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本当にいろんな国で日本でもなだたる医大がやってくれているので、
私はやっぱり近い将来5年なのか10年なのかもっと早い方がいいですけども、
必ず治る病気じゃないかなって感じるんですね。
動物の実験、猿とかネズミとか使った実験ではよく治っているのを私は聞いてますね。
そうなんですね。なのでそういった見込みもあったりとか希望もあるので、できるだけ今は命をつないでいって、
将来の技術、医療技術に希望を持っていくっていう、そういった発動になるんですかね。
そうですね。私はもうそれを考えていて、今は治らない病気かもしれないけれども、
医療は日進月歩でどんどん技術も発達していくので、やっぱり一人でも多くの方に呼吸器をつけて生きてほしいですね。
治療を待ってほしいですね。
でもそのためにも、今はヘルパーさんがやっぱり大切になってくるんですかね。
そうですね。やはりその7割の方が家族には迷惑をかけたくないであれば、プロの専門のヘルパーさんが来てくれれば、
1日のうち数時間であれば家族がケアができると思うんですね。
大半を市町村区が補助してくれるんですけども、ヘルパーに対するお給料を払ってくれるので。
市区町村にもよるかもしれないですけど、
自己負担があまりなく、ヘルパーさんをお願いして、自分が数時間の対応でやっていくことも可能なところがあるということですね。
そうですね。関東一円は結構そういう制度も進んでいるし、
本当に市町村区にはよるんですけれども、ちゃんと調査をしてくれて、
適正なヘルパーの時間数というのを決めてくれるので、
生活をしていくことが、ヘルパーに来てもらいながら仕事もして、家で家族のケアをしながら生きていくということが可能なんですね。
そうなんですね。野田さんのところでは、今そういったヘルパーさんをたくさん募集してやっていきながら、
いろんなALSの難病の方のサポートをされているということなんですね。
それはですね、蓋を開けてみれば、ヘルパーにとってもすごくいい仕事だったので、
そうなんですね。どういったところがいい仕事なんでしょうかね。
まずはですね、介護の仕事で離職してしまう理由のほとんどが、一番が人間関係なんですけど、
この仕事は1対1の仕事なので、ヘルパーと利用者さんが納得がいけば、それで満足を得られるんですね。
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やりがいがすごくあります。すごく困っている方のお家に行くので、仕事に対して皆さんが求めるもののナンバーワンはやりがいだと思うんですね。
やりがいがあって人間関係がシンプルで、そして体力的にそれほど大変じゃありません。
一軒のお家に朝行けば夕方ぐらいまで、その方を1対1でゆっくりケアができるんですよ。
そうすると、施設なんかでお仕事されるとわかるんですけど、どうしても時間に追われますね。
やっぱりお昼ご飯は1時間と決まっていたら、1時間で終わらせないと、ゆっくり食べればもっと食べさせてあげられるのに、
もう時間がきたからやっぱりやめなきゃいけませんよね。
そうするとだんだんヘルパーは志を高く人のお世話をして役に立ちたいと思っても、なんだか満足がいかないというか、消化不良になってしまうんですね。
それでやめてしまう方も多いって聞いています。
なので、このAレースの方のケアに関しては1対1で満足いくまでできるというところがまず大きいですし、
体力的にも1日1箇所行けばいいだけなので、訪問介護って皆さん聞いたことあると思うんですけど、
1日に何軒も自転車に乗って回るっていうのは、やはり体力的には大変なお仕事だと思います。
あとは、スケジュールなんかも、例えば月曜日の9時から5時は山田さん家に行ってくださいっていう風になった時に、それがずっと固定で続くので、
毎回同じところなので、そのペースがつかめていくということですね。
そういうことですね。プライベートがすごく充実すると思います。
約束を入れたりとか、お稽古ごとなんかも決まった時間働くので、
そういうのを組めるんですね。
そうか、突然呼び出されるっていうことがあんまりないっていうことか。
ほとんどないですね。ゼロではないですけれども。
ある程度、介護する方も計画的に働き方を決めて対応できるっていうところがあるんですね。
そうなんです。なので、続けられる理由が結構揃っているので、うちは離職率が10%っていうね、すごく低い。
この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ野田さんにもこのヘルパーの介護サービスをやっている志についても聞かせていただきたいんですが、
どういった思いで事業をされているでしょうかね。
私はやっぱりALSっていう病気は今は治らない病気だけども、一人でも多くの方に呼吸器をつけて治療を待っていただきたいんですね。
この先、いつかは治る病気になると信じているので、その時に生きていなきゃダメだと思うんですね。
7割の方が呼吸器をつけないと聞いた時に、ヘルパーさえいれば、一人でも多くの方が呼吸器つけて治療を待っているんじゃないかなと考えて、
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今も求人をかけて、一人でも多くの方にヘルパーになっていただきたいと考えています。
では、どういった方にヘルパーさんになってほしいとかってそういったことはありますかね。
今の光介護のヘルパーさんたちは未経験の方も結構意外といらっしゃるんですね。
正直、初めはすごく大変なお仕事です。
やれるようになるまでとても時間もかかりますし、
相手の方がすごく困っている方なので、やっぱり自分ができないことがつらいんですね。
だからストレスが初めはあります。
ただ、私が自分が経験して思ったのが、なんだか親戚が増えていくようなお仕事だなと思いました。
ずっと同じお宅に通い続けるので、親兄弟とは言わないですけども、おばさんとかいとこが増えていくようなお仕事なんですね。
なので、人間環境を深めていけるっていうのがすごく特徴的で、長く続けたいっていう方にはすごくいいです。
そうなんですね。ぜひそういった方、ヘルパーとしてやってみたいという方いらっしゃると思うんですが、
そういった方、どういったところからご連絡するといいでしょうかね。
もちろん、フェイスブックからでも結構ですし、電話番号が03-6682-6860、こちらにお電話いただきましたら一番スムーズかと思います。
わかりました。今日のお話を聞いて、ぜひ自分も挑戦したいみたいとか、こういった人のためになりたいという方いらっしゃいましたら、ご連絡いただければと思います。
ぜひお願いします。まずは知っていただくところからでも結構ですので、ありがたいと思います。
よろしくお願いします。
今回は前回と2回にわたりまして、有限会社ヒカリ取締役の野田真由美さんにお話を伺いました。野田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。他の事業従事者と異なる部分が多いなと感じました。
まず同じお宅に継続的に訪問できる。そのためにご家庭との信頼関係を築きやすい。そして勤務時間が規則的で計画的に従事できる。
ヘルパーさんを募集しているとのことですので、少しでも興味ある方はお電話で問い合わせてみてください。
声ラボでは野田さんのような志を持った経営者の方を募集しています。ご出演をご希望される方は声ラボホームページからお申し込みください。あなたの志をインタビューいたします。ではまた次回。
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