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2019-10-01 19:36

140.後藤光さん(家財整理の窓口)

【当たり前のことを、当たり前にやる】

家を丸ごと相続した場合、あなたはどのように対応しますか?
相続した家財など、多くの遺品がある場合、なかなか自分では対応できないですよね。
今回は、家財整理についてお話をうかがいました。

後藤さんは遺品整理で嫌な思いをされたからこそ、遺族の想い出を大切にしたいという、大きな志がありました。
それは、決して特別なことではなく、「当たり前のことを、当たり前にやる」とおっしゃっていましたが、業界として厳しい状況にある中では、なかなか当たり前のことではないと感じました。

家族の想いを大切にされている後藤さんのセミナーにも参加してみてください。

special thanks to 阿部由香さん



【今回のゲスト】
家財整理の窓口 後藤光(ごとう・ひかる)さん
https://kazaiseiri.net/
株式会社 NEO-STANDARD

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
https://koelab.co.jp/

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
家をまるごと創属した場合、あなたはどのように対応しますか?
創属した家財など、多くの家品がある場合、なかなか自分では対応できないですよね。
今回は、家財整理についてお話を伺いました。
まずはインタビューをお聞きください。
今回は、家財整理の窓口、後藤光さんにお話を伺いたいと思います。
後藤さん、よろしくお願いします。
まずは、後藤さんのやっている事業内容をご説明いただけるでしょうか?
家財整理という窓口という家語でやらせていただいているのですが、
簡単に言うと、遺品整理、生前整理、入居前のご整理ということで、
例えば一軒家のお宅、丸っと空にしてくださいというご依頼に対して、
必要なもの、不要なものの仕分けを一緒にさせていただいて、
必要なものに対しては持って行っていただく。
不要なものに関しては処分をするということが、私たちの業務の一つになるのですが、
その中でも、不要と言われたものの中で価値があるものに対して、
価格をお付けして、そこでお買い取りをするということも同時にやっている。
そうなんですね。やっぱり、丸っとお願いされた場合、
不要なものもいっぱい出てくるわけですよね。
その中から、必要なもの、まず不要なものを分ける作業もする必要があるんですよね。
結構、それって量が多いと大変だったりしますよね。
そうですね。大変は非常に大変だと思います。
一軒家でやらせていただくと、3日から4日いただくような感じになる。
かかりますよね。そうすると、個人では手に負えないような状態になってますよね。
そうですね。そういう場合が多いと思います。
それで、もうどうしようもなくなって、ご依頼されるケースが結構あるということですかね。
そうですね。
それで、例えばどういったシチュエーションでご依頼されることがあるんですか。
そういったのって、どういったパターンがあるんですか。
私たちのパターンとしては2つあって、
1つは相続関係の方々からのご紹介。
例えばですけれども、相続しましたと。
でも、住む予定はありませんと。
なので、家を潰して土地として売ると。
そのお家自体を売るという場合においても、
家の中身というのは処理をしておかないと、買いたい屋さんも入ってくれませんし、
お宅にも入らないということになるので、動産について私たちが処理をすると。
そういうことですね。それが1つ目のパターンですかね。
あともう1つは。
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2つ目のパターンというのが、私がやっているセミナーで、
遺品整理・生前整理7つのポイントみたいなタイトルでセミナーをやらせていただいているんですけれども、
一番多いのは野村証券さん。
他、金融機関だったりとか、ハウスメーカーさんとかでもやらせていただくことがあるんですけれども、
今年入って40回から50回くらいやらせていただいていると思うんですけれども。
相当な回数のセミナーをされているんですね。
そういう遺品整理の話が聞けるっていう場が世の中にほとんどないということで、
結構たくさんのお客様、100人単位とかで来てくださるっていう場があって、
そこでセミナーをさせていただいて、お客様からのご依頼が来るという2つのパターンが主になります。
そのセミナーに参加される方は、どうなんでしょう。
ご自身のためなのか、自分が相続する立場の方の方、どっちの方が多いでしょうかね。
9割5分はご自身。
そうなんですね。
残り5分ぐらいが相続をされた方。
今お困りの方。
例えばですけれども、時計の修理と同じようで、止まらないと出さないんですね。
そうなんですね。
なので、先々あるとわかっていても、自分ごとになっていないと興味を持たない。
なので、70代、80代、場合によっては60代のお客様がいらっしゃって、お話を聞いていただいていうことですね。
そういう方たちは、そろそろ相続のことも気になって、自分の荷物どうなるんだろうということが気になってくると、
そういったセミナーがあれば、ちょっと知識として入れておいて、今後どうしなければいけないかということをご相談されるということなんですね。
そうですね。そもそもは、遺品整理業者、生前整理業者、家財整理業者というところがあるということ自体もあまり認知がされていませんし、
選ぼうにもどうやって選んだらいいかわからないというところがありますので、何かおそらく頼まなきゃいけないんだけれども、どこに頼んでいいかはわからない。
周りでそういう業者を知っている人もいないという状況ですので、興味を持ってくださるということになっているのかなと思います。
確かにそうですよね。そういったことを利用する機会ってそうそうないですもんね。
何度も利用するわけではないので、どこがいいのかということすらなかなか判断つかないと思うので、何かそういったポイントをそのセミナーでは教えていただけるということですかね。
そうですね。そもそもセミナーをやっている私なりの目的としては、お客様が整理しやすくなるようになるということもそうですけれども、業界のことだったり業者の選び方というところも知ってもらいたいなというふうに思っているので、業者の選び方のところで、
例えばですけれども、世の中で名の知れている業者がないというポイントが一つあって、先ほど申し上げていただいた通りリピートがほとんどない。つまりは評判が立ちづらい構造になっているというところで、悪いことを考える業者さんも結構いますよねと。
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全てが悪い業者さんだとは全然思わないんですけど、という中で選び方のお話だったりとかいうこともさせていただくという感じですね。
あとはやっぱりもう一個のパターンの方で、本当に実際に相続してどうすればいいか困ったっていう、まさに迫った方がご依頼に来られるということなんですね。
やっぱりそうすると、自分のものではなく相続受けた方にとってみれば、何がどうすればいいのかってなかなか判断がつきづらいですよね。
だからそのあたりから仕分けをしていただいて、価値あるものはちゃんと買い取っていただけるということをしていただけるということなんですね。
そうですね。まずそもそも思いが乗っているものに関しては必要不必要というものを判断していただく必要がありますので、例えばお写真だったりアルバムだったりとか、傾きになりそうなものっていうのはご判断をいただきますと。
もう一つ当たり前に判断が必要なこと、例えば通帳だったり印鑑だったり、何かしらの権利書だったり、そういうものっていうのは勝手に処分してしまっては後々問題になったりするので、そこはご判断をいただきますという中で不要なものっていう仕分けをしていくという感じです。
そういって仕分けをしっかりしていただけるということはすごく大切だなと思いますね。
そうですね。
他にもどういった事例があるかちょっとご紹介いただけるでしょうか。
ありがとうございます。代表的な事例にはなるんですけれども、ある司法書士さんからご紹介をいただいたお話で、ある一軒家の整理をお願いしますというお話でした。
経緯を申し上げると、その司法書士さんが他の遺品整理屋さんに事前に見積もりを取っていました。
その遺品整理屋さんは80万円で整理します。
ただ買取は全然ありませんという話があって、買取全然ないっていうのもね、ということで私たちに相見積もりをお願いしてくれました。
その当時は当然お客様はもう必要なものは引き取っていて、お客様が思う価値があると思うものも当然引き取っていました。
なので残されているものは全て不要であるというお客様の判断でした。
私たちに伺わせていただいて、私たちがやることとしては整理の見積もりも当然させていただくんですけれども、
私たちでやらせていただいているのが無料で引き取るということとお買い取りをするということを付属でやらせていただいています。
無料の引き取りってどういうことかというと、使用済みの食器だったりとか鍋類だったりとか贈答品でいただくようなタオルとかグラスとかっていうものって、
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それだけでお買い取り金を出しをするのは難しいんですけれども、
倉庫に貯めておいて、5家庭6家庭のものを集めてきて一山で1000円みたいな感じで売れるものではあるので無料で引き取ります。
何がいいかというと、私たちの仕事の中で一番経費がかかるところが不要品処分のところになるんですけれども、
その引き取りするものは不要品処分の費用のところからのけて差し上げられる。
そうすると処分の費用が下がってくるということですね。
当然お買い取りさせていただくものというのも不要品ではないので、不要品処分のところからのけて差し上げられるという形になります。
私たちがお見積りでお出しをしたのが62万円で整理しますという金額でした。
単純計算でいうと18万円分、何らかしら不要品処分のところからのけて差し上げたという形になります。
そこからお買い取りをさせていただくんですけれども、壺だったり掛け軸だったりとかお時計だったりとか何らかしら価値があるものというのをたくさん集めてきて積み上げていってという形になるんですが、
40点から50点ぐらいお買い取りをして48万円お買い取りでお戻しをした。お客様にお戻しをしたと。
結構ありましたね。
なのでもともと80万円かかると思っていたものがまず62万円になって、そこから48万円お買い取りでお戻しをしているので、実質14万円で終えられたと。
もう相当下がりましたね。
そうですね。という事例になります。
なのでお買い取りがそれだけ多いということは当然不要品処分のものが減っていくので18万円も圧縮できたということになるんですけれども、
これ聞いて全てのお客様がそんなうちにお買い取りできるものないよと。
ありますよね。そう言われますよね。
という話になるんですが、これは確定的に言えることではないんですけれども、経験的に古くから住まわれているお宅だったとしたら大体掛け軸だったり骨董品だったり何らかしらお買い取りできるものがある場合がほとんどなので、
経験値で言うと10万円から20万円ぐらいはお買い取りでお出しできる場合が多いと。
確かに48万円というのは多い例なんですけれども、10万円から20万円はお出しができるというパターンが多いですと。
一般的な遺品整理屋さんというのはお買い取りをしません。
なので安くやりますと言っても限界がある。
ですが私たちは安くやりますということはしませんけれども、逆に別のお財布で10万円20万円お戻ししますということができるので、あいみつもりになってもあまり負けることがないという形にはなっています。
そうなんですね。単なる遺品整理ではなくてお買い取りがある分、そこで実質的にかかる費用が削減されるということなんですね。
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そうですね。なおかつ私たちがお買い取りするものというのは一般的な遺品整理屋さんだと価値が見出せなくて、それはもう費用をいただいて処分するものに分類されるので、私たちは費用はのけてあげてなおかつお買い取りしてあげるという二重の効果があるということになります。
そこをしっかり目利きができるからこそそういったお引き取りができるということなんですね。
うちがもともと買い取り専門店を63店舗やっている会社ですので、その買い取りのノウハウを生かして家財整理事業をやっているという感じになります。
この番組は経営者の志という番組なんですが、後藤さんが今の事故をされている上で大切にしている思いの部分をお聞かせいただけるでしょうか。
エピソードを先にお話をしてしまうんですけれども、私自身がおばの家に今住んでいるんですけれども、おばの家を整理しなければいけないというタイミングがありました。
その時におばの家にフランス町のアンティーク家具みたいなものがあって、家族で話していてこれはなんだか売れそうだねという話になりました。
これネオスタンダードに入る前の話なんですけれども、アンティーク家具屋さんに来ていただいて査定をしていただきました。
ただ7万円で買い取りますと言ってくれました。
僕らが出すことも大変でしているのも大変なので7万円で持って行ってくださいと言って持って行っていただいたと。
後日家族で話していて、あのアンティーク家具はいくらで出品されたんだろうかという話になりました。
実際に業者のことを調べて販売サイトを見つけて、その家具が出品されているのを見つけたんですけれども、80万円で出品をされていたんですね。
全然違いますね。
もちろん私たちがアンティーク家具を売れるわけではないので価値を提供はしてくれているんですけれども、思った以上に価格の差があるというか。
そうですね。
いうところでちょっと残念な気持ちになったんですね。
その後家族で何が起きたかというと、家族で集まっておばの話をするときに必ず7万円が80万円だったよねと。
なりますよねその話に。
いう話を処理してからじゃないとおばの話に移れないという状況になって。
本当はおばのいい話とか楽しい話とかしてあげたいのに7万円が80万円だったよねというネガティブな気分にささられてからじゃないとおばの話に移れないという状況になりました。
それを思ったときにこういうあまり人生でない機会を担当させていただいているからこそ何か嫌なことだったりとか騙されたとかいうことがあると思い出まで浸食してしまうんだなと。
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確かにそうですね。
そういう体験をしたんですね。
なので私たちがやりたいことっていうのは当たり前のことは当たり前にやって適正な価格で整理をして適正な価値でお買い取りをするということがやりたいということですね。
それを常識として広めていきたいと。
やっぱり業界としても難しい部分あるかもしれないですけどサービスを受ける側にすると本当に一生に一回の大切なことなのでそこで残念な気持ちになってしまうとずっとその気持ちを引きずって本当に残念だなと思うのでそのあたりを非常に重要視されて適正な価格とかでちゃんと引き取ってそれを販売するという。
そこを一番重要視されているということなんですね。
やっぱりそういった体験があったからこそ他の方にもそういった思いをさせたくないそういった思いが強いのかなと思いますね。
そもそもやっぱり家財整理という事業自体が認知をされていないというところがありますのでそもそも相場がわからない。
そうするといい値になりがち。
なおかつ残されたものに関しても本来の所有者ではないので知識を持ってなくていい値になりがち。
というところで何か変に不当に安く買い取られたりだとか不当に高く見積もりを出されたりとかいうことが起こりがちなんですというところですね。
そうですね。だからやっぱりそういった意味でも適切な情報を得てどういった業者がいいのかというところを先ほどご紹介いただいたようなセミナーとかでしっかり学んでからやっぱり対応することがすごい大切ですね。
そうですね。必ずしも私たちに依頼をしてほしいということでは必ずしもなくてご自分で例えば地方だったりとかしたら私たちは当然できないのでご自分で探す場合もあると思います。
その時にしっかりとした業者が選べるような知識なのかを持っておいていただくということは重要かなと思ってお話をさせてもらっています。
せっかくいい思い出をずっと今後も語り継いでいきたいと思いますのでそこは本当に慎重にいろんなところを選びながら自分自身も知識をつけて選んでいただければなと思いますね。
そういったこととか詳しい情報とかはどういったところを見ればよろしいでしょうかね。
私たちの事業に関してはホームページを見ていただくのがいいと思います。
セミナー情報をホームページでアップしているというわけではありませんので主に野村証券さんでやっている場合が多いのでもしお近くの野村証券さんがあったら
かざいせりの窓口の後藤さんのセミナーを受けたいんだけどと言っていただければどこかしら何日かのセミナーを案内をしてくれるということはあると思います。
結構セミナーも頻繁にされているということなんですね。
そうですね。週1は言い過ぎかもしれないですけど多い時は週2週3少ない時でも2週間に1回ぐらいはやらせていただいているというか。
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ちょっと問い合わせいただければセミナーに参加することもできるということですね。
ぜひ興味あるもしくはそういったことにちょっと不安があるという方はお問い合わせいただければなというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。
今回はかざいせいりの窓口後藤光さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか。後藤さんは異品整理で嫌な思いをされたからこそ遺族の思い出を大切にしたいという大きな志がありました。
それは決して特別なことではなく当たり前のことを当たり前にやるとおっしゃっていましたが業界として厳しい状況にある中なかなか当たり前のことをやるのは難しいんじゃないかなと感じました。
家族の思いを大切にされている後藤さんのセミナーにもぜひ参加してみてください。
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