岡田さんの挨拶
声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、銀行格付けランクアップアドバイザーの小柳幸彦さんにお話を伺いたいと思います。小柳さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、カテゴリーを銀行格付けランクアップアドバイザー、小柳幸彦と申します。会社名が福岡財務改善支援オフィスといいます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。この銀行格付けランクアップアドバイザー、具体的にはどんなことをされていらっしゃるような内容なんでしょうか。
会社のですね、信用力というのを高めるために銀行との取引ですね。
特に資金調達を常時必要とされているような業者の方については、資金調達といえば融資ですので、融資をスムーズにするために銀行からの評価を上げる。
評価というのは格付けになりますので、格付けのスコアが上がれば銀行の評価も上がると。結果的に融資がスムーズになると。そこを目指しましょうということですね。
銀行は融資するときはそれぞれ格付けをつけてるわけなんですね、企業さんに対して。
そうです。
でもこれ企業側からはあまりわからないものなんじゃないですかね。
現状は秘密ですね。
ごく一部の銀行さんが若干解除をし始めたようで聞いてますね。
じゃあ何をやればいいのか、どうすれば格付けが上がるのかって、私も経営しててまだわからないところが多いと思うんですが、小柳さんはそういったことはなぜ詳しかったりするんでしょうか。
元は高価な資金で、長年法人営業ということで融資の担当をしておりましたので、中では当然格付けというのも何百社と言っておりましたんですから、仕組みというのを理解しております。
やっぱり銀行さんの立場もよくわかっているっていうことですね。
そうです。
そして今もおっしゃったように、すごくたくさんの企業さんの経営者の方も見ていらっしゃるので、企業側がどういうふうに考えているかも理解もされてらっしゃるという感じですかね。
やっぱりこういった両者のところがわかるからこそ、そういったアドバイスができていくっていう感じなんですかね。
そうですね。
今こういった企業さんがいっぱいいらっしゃると思うのは、どんな企業さんを主に対象としていらっしゃるんでしょうか。
資金調達、融資を必要とされる業種っていうのは、言い換えると資金繰りがあるところですね。
売掛け金だったり買い掛け金という環境で発生するような業種。
そうするともったら建設業とか製造業、あるいは仕入れを伴うサービス、こういったところが融資の関係が強いところで対象とさせていただいています。
やっぱりそうでしょうね。いろいろ資金をいっぱい使っていきながら仕入れしたりとか売り掛けしたりとかするので、ある程度資金がないとなかなか立ち行かなくなってくる場合もあるんですかね。
そうですね。おっしゃるとおりで、運転資金というとなかなかわかりにくいんですけども、
これ言い換えると売り上げに対しての収支がずれるものですから、資金が不足している状態なんですね。
ですから資金が不足している状態ですので、そこを埋めるためにどうしても融資を欠かせないということになります。
そういうことですね。これ売り上げが上がっていけば上がっていくほど、実は苦しくなる場合もあるっていうことですかね。
おっしゃるとおりです。増加運転資金という名称があるくらい。売り上げが伸びて、それは喜ばしいことなんですけど、そうなると運転資金の幅も広がっていきますので、そこもちゃんと経営者としては考えて配慮していかないと。
よく黒字倒産って聞かれたことがあります。利益が出ているのに、なぜかお金が足りなくなって倒産していく。そこのからくりですね。そこを理解していないとどんでもない目になりますよ。
だとすると、やっぱり銀行からの信用をしっかり勝ち取っていって融資をしっかりいただく必要があるんですが、じゃあどんなことすればいいのっていうのはなかなか社長さんはわからないと思うんですが、こういうどんなアドバイスをされたりとかどんな対応をされていらっしゃるんですか。
簡単に言うと、売上と利益しか経営者といってないんですけど、そこで利益が計上されていればなんとなく安心をされてるんですけど、それよりももっと重要なことが、
会社対象表という財務省の中に出てくる、いわゆる現金ですね。この状態がちゃんと正常なものなのかどうかっていうのを見極めながらやっていかないと、先言ったような資金不足の状態に陥る。
だから資金が消投してしまうと立ちどころに会社っていうのは成り立たなくなりますので、そこの自分と会社の特徴ですね。売上がこうなったとしたら現金はこうなるっていうのをですね、ちゃんとわかっておかないと困ることになります。
じゃあそのあたりを小柳さんは社長さんにご説明したりとかアドバイスされていきながら、社長さんも会社のその経営の状況を理解していくっていう取り組みなんですかね。
それをしっかりとやっていくことによって、銀行さんに対しても信用は勝ち取っていく必要があるのかなと思いますが、どんな活動をされて信頼関係をつくっていくんでしょうかね。
私の仕事の3つあるんですけども、融資の総合的な支援とですね、それから財務の改善による格付けのアップ、そして銀行と企業の関係づくり、これ大きな3本の場所になっています。
そこの3本をやっぱりしっかりアドバイスしていきながら、企業さん側もつくっていって、信頼を勝ち取っていくっていうことなんですね。
企業さんからの私の信頼っていうのは大事なんですけれども、関係している顧客である中小企業と銀行との信頼関係ですね。
これを良くすると。そのためにはもう、会社の財務力を良くするというのが一番なので、じゃあ具体的にどうすればいいかというところですね。
特徴を見ながらアドバイスしていくと。
なるほどですね。これ、そんなにすぐには変えるのは難しいっていう感じなんですかね。
はい、そのとおりですね。今日から取り組んだからといって来月良くなるとか、そういう簡単なものでもないので、ある程度時間をかけながら。
それとお金のこととか融資のこととか財務のことっていうのは、比較的苦手とされている社長さんが多いんですから、
そこを時間をかけつつ、少しずつアドバイスしながら理解していただいてですね。
やがて私といろんなそういったコミュニティの話でもスムーズにできるような感じになっていただくというふうに、私も一緒に成長していくみたいな感じです。
この番組は経営者の志という番組ですので、小柳さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。銀行募集してた頃に起こったことが、やっぱりその、突然黒字破綻するという。
最初はよくわからなくて、きつめに詰まられたような思いだったんですけど、だんだんそれがからくりがわかってきて、
じゃあどうすればいいんだということを自分なりに分析をしましてですね、そこをアドバイスしてたわけですけれども、
ただ、経営者としては、その頃一番アドバイザーとして頭にあるのは税理士さんなんですね。
銀行からいろいろ言ってきたとしても、なかなか採用してもらえずに、そのままやっぱり時間が経過してある日突然破綻すると。
現実を見てですね、立場を変えて、そういった中小企業の黒字破綻する先を少しでも減らしたいと、そういう思いで今の仕事を立ち上げた次第です。
なるほど。これからはどんな感じで、そういった企業さんだったりとかにアドバイスをさせていきたいなというふうに思っていらっしゃいますか。
そうですね。日頃銀行との取引とか、御門の税理士さんがいらっしゃるところ、当たり前のようにいらっしゃると思うんですけど、
全部理解されてコントロールできている先っていうのはまた少ないと思うんです。
なんか疑問に思われていること、銀行の関係、ちょっとこのままでいいのかなとか、
あるいはひょっとしたら長年付き合っていらっしゃる税理士さんとかも若干ちょっとぎくしゃくしているとか、よくわからないとかいうことも結構ありますので、
私はどちらの立場もですね、あるいは税理士事務所さんとの協業っていうのもやらせていただいてますので、
いろんな立場がある程度理解できてますので、フランクな立場でアドバイスできますので、何かそういったお気づきの点があればお伝えしていただければなと思います。
そうですね。税理士さんだと税務のところはプロフェッショナルですごく詳しいと思うんですけど、
やっぱりその専門性っていうところもあるので、やっぱり銀行との関係性とか銀行経験者の小柳さんにもいろいろアドバイスをいただきながら関係性をいろいろ作っていただけるといいんじゃないかなと思いますね。
ぜひ今日のお話を聞いて、少し何か関係性を良くしたりとか、あといろいろな質問もしてみたいという方がいらっしゃればですね、
このポッドキャストの説明欄に小柳さんのFacebookのURLを掲載させていただいておりますので、ぜひメッセージを送っていただいて相談していただければなというふうに思っております。
今回は銀行格付けランクアップアドバイザーの小柳幸彦さんにお話を伺いました。小柳さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。