1. そろそろ美術の話を...
  2. #072ささった美術展2022年(芸..
2022-12-17 1:05:36

#072ささった美術展2022年(芸術新潮 高山れおな、展覧会プロデューサー 藤本 聡、新井まる)

芸術新潮 高山れおなさん、展覧会プロデューサー 藤本 聡さん、新井まるさんと一緒にささった美術展を紹介しました。

https://sorosoro-art.vercel.app/ep/072 番組の感想は、#そろそろ美術の話を でお願いいたします。

番組公式Twitterもフォローをお願いします!

※22年12月17日 初の公開収録&オフ会開催決定! イベント参加はこちら

Guest Profile

高山れおな

  • 茨城県日立市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。20歳の頃より俳句を作り始め、1993年同人誌「豈」に20号より参加。「芸術新潮」編集者のかたわら、俳人として活動。2022年から「芸術新潮」編集長を務める。

藤本 聡

  • 産経新聞社事業局文化事業部で約25年間勤務し、「怖い絵展」「フェルメール展」など数々の文化事業に携わる。
  • 現在は株式会社ウィステリアート代表取締役 兼 産経新聞社事業本部エグゼクティブアドバイザー。
  • 2023年は「恐竜図鑑 失われた世界の想像/想像」、「モネ 連作の情景」展などの美術展を開催予定。

新井まる

  • 話したくなるアートマガジン「ARTalk(アートーク)」代表
  • 株式会社maru styling office 代表取締役
  • メディア運営に加え、アートを切り口にした企画・PR、コンサルティングなどを通じて、豊かな社会をめざして活動中。

Show Notes

ささった美術展2022

藤本さんの準備中の展覧会

00:00
♪~
はい、アートテラートニーのそろそろ美術の話を
この番組は、私アートテラートニーが
アートに関わる方をゲストにお迎えして
トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
今回は年末特別編、雑誌『芸術新調』の高山レオナさんと
展覧会プロデューサーの藤本悟さん
そしてアートウォッチン界のレギュラーメンバーの
新井丸さんの総勢4名で
2022年の美術展を振り返っていきたいと思います。
ということで、では改めてよろしくお願いします。
ということで、去年以来ということで、2回目。
やってきましたね、この回が。
早いもんだなと思います。
そうですね。
ということで今回は、それぞれが2022年の
刺さった美術展を2つずつ挙げて
紹介していきますということですが
皆さんに、まず全員に質問したいんですけど
どれくらい見ましたか?今年展覧会は。
いや、数えてない。
100くらいは当然います。
全然見てないです。
内覧会とかあんまりお見かけしなかったな。
ほとんど行けてないです。全然行けてない。
去年は結構会ってたのに。
本当?去年だったら大して行けてないです。
仕事から見てそうなもんだけど、意外と行けてない。
編集部全体では誰かしら行きますけどね。
そうかそうか。
だから編集部全体では
トニー先生の足元ぐらいに泳ぐかもしれない。
そんなことはないですけど。
藤本さんどうですか?
いや、100も見れてない。
準備もいろいろとあるし。
そうですよね。
というかトニーはなんでそんなに時間が。
いくつですか?
時間ってね。
お二人はどれくらいですか?
僕は多分もう600くらいは見てると思います。
じゃあ私はトニーさんよりちょっと少ないくらい。
ちょっと少ない。
すごいな。
2か所ぐらいは見れちゃいますもんね。1日。
2か所3か所。
1日4点何回見に行くこと。
それは見られますよ。見られるけど、
そんなにそれを繰り返せないでしょう。
それが仕事ですからね。
行かないと本当に言われちゃうんで。
最近来なくなって、
お忙しくなってみたく言われちゃうので、
そんなことないですよというつもりで言ってますので。
とはいえ今回皆さんのそれぞれの視点で
2つずつ挙げていただきたいなと思っております。
ちなみに出演者は相手が何を用意しているか、
どの展覧会を言うのか知らない状態で
今回も収録に臨みます。
同じ内容が重なった場合は別に一緒に話してもいいですので、
それ撮られたとかそういう喧嘩にはならないように
よろしくお願いいたします。
ではまずはマルさんの1つ目からいきましょうか。
マルさんの刺さった美術展。
1つ目は何でしょうか。
ライアンガンダー 我らの時代のサイン展です。
03:00
オペラシティーですね。
7月16日から9月19日まで開催されていた展覧会で、
コロナで延期になっていて、
満を持して開催されたライアンガンダーさん展。
めちゃくちゃ楽しみにしていて、
期待以上ぐらいの。
いきたい以上? 期待がマックスじゃない?
期待。
期待以上。
びっくりした。
内容が期待して、
ずっとすごい期待していたハードルをさらに超えてきたんで。
すごいライアンガンダーさんコンセプチャルアーティストで、
もともと好きなアーティストなんですけど、
ご本人がいらっしゃって、
解説もご本人から聞けたという贅沢なギャラリーツアーだったんですけど、
いろんな作品があるけど、
謎解きしながら楽しみながら、
いろんな角度からいろんなレイヤーで見れる、
考える、出れるっていう展覧会だったなと思います。
いろんな現代アート展があった中でも、これは。
私ご本相当好き。
ちょっとダジャレとか崩って笑えるようなのも入ってて。
皆さん見ましたか?
どうでした?それは。
僕は見てないです。
でも、記事にはしてますよ。
藤本さんは?
見てないんです。
僕は当然見てて、
多分これポッドキャストの会でも、
あと大地部の会でも言ったんですけど、
その後の最近知った情報なんですけど、
吉岡里保さんの番組に出演した時があって、
収録終わりに、
すごい美術が好きな方なんで、
収録終わりに、
最近何に行かれました?って言ったら、
ライアンガンダムがすごい面白かったですって言ってて、
それをオペラシティアートギャラリーの浜野太郎さんに言ったら、
なんで俺に連絡くれないんだって、
すごい怒ってました。
浜野さんって今、
オペラシティにいるの?
大美術館のと。
横浜美術館にいて、ギャラリー安泰宮にいて、
札幌国際芸術祭のプロデューサーをやり、
今はオペラシティの。
だから意外と若い女性の方に刺さる展覧会だったのかなって思ったけど、
どうですかね?男性も?
そんなジェンドは関係していません。
若者人気だったんだなっていう感じは。
比較的若者人気じゃないなとは思うけど。
そう、見たかったな。
すごい良かったです。
短くなかったですか?
1回期そうかな?
2ヶ月。
2ヶ月か。
です。
なるほど。
でも期待していたのをちゃんと超えてきたっていうのはすごいよね。そう考えると。
本人の解説が相当良かった。
なるほど。
ご自身のエピソードとか含めて、ジョークとか含めて話してくれて、
お人柄が滲み出てるというか。
なんかポスターでネズミの作品がポスターになってましたけど。
06:03
なってましたね。
クリスチャン・マークレーとどっちが良かったですかね?
ライアン・ガンダですね。
マークレーも良かったけど。
即答。
愛が深いです。どっちですか?
僕もライアン・ガンダの方が面白かったです。
本当は?
マークレー良かったですか?
僕は何しろ両方見てるわけじゃないんで、でもクリスチャン・マークレー良かったです。
良かったですよね。
格好良いなと思ったけど。
ライアン・ガンダの方が良い意味でゴチャゴチャ感があって楽しかった感じがします。
僕の中の印象としてはって感じです。
ライアン・ガンダの方が色んな考えてるパターンがあった。
なんか一つ技みたいな感じがします。
急所が多い感じがします。
ライアン・ガンダは確かに。
そういう感じでしたね。
じゃあ、藤本さんに一つ目お願いしたいと思います。
悩みますね。
順位というわけではないんですけど、当然。
色んな個人的感情もあり、一つ目はですね。
大阪中野島美術館開館記念特別展の方のモデリアーに愛と製作に捧げた35年。
超コレクション展も良かったんですけど、その次のやつ。
がすごい良かったですね。
それは一番刺さった部分はどういうところですか?
モデリアーに単純に好きっていうこともありますけど。
前半でも少し触れたんですけど、
中野島美術館って元々大阪市立近代美術館という名称で準備室が立ち上がって、
40年くらい準備してたんですよね。
最終的にオープンすることができて、
それの特別展のコケラ落としとして、自身の館のモデリアーにフューチャーして展覧会を企画されたわけですけど、
単体で大阪市が所蔵しているものっていうのは何度も見てるんですけど、
作家全体の中のこの大阪市の所蔵作品だったりとか、
同じモデルをモチーフにした別の所蔵館が持っている作品との並んで展示されてたりとか、
その見せ方がすごく細部にこだわりもあって、
当時のパリの雰囲気をできるだけ再現するというような、
09:02
それは写真であったりとか、エコールドパリの時代の作家の作品であるとか、
モデリアーにいって作品が少ないと思うんですね。
35歳くらいで確か亡くなっていたので、
結構作品を借りてくるのは大変だと思うんですけど、
個人の所蔵作品とかもすごく、多分海外の個人の所蔵作品であるとか、
あと世界初公開のグレタガルポが所蔵していた作品であるとか、
本当に見たことない作品ばかりが。
これまであまり見たことないんですけど、モデリアーにの展覧会って、
どちらかというと、最後病気で、悲劇の人でね、内縁の妻でしたり、
ジャンヌも翌日に自殺して、
そういう作品よりも、悲しい人生を紹介するみたいな感じのものが多かったんですけど、
今回は作品本位で非常に素晴らしかったですね。
展覧会プロデュースする側からして、すごい苦労して集めたなって伝わると。
苦労されたと思いますし、
なかなかモデリアーに持っているからって、モデリアーにの展覧会ができるかっていうと、
それはまた別問題ですし、
これって巡回したのかな?
いや、してないと思うよな。これ俺行けなかったんですよね。
私行きました。
いや、ほんとに?
なんだ、鬼の首を取ったかって。
まるさんは行ったんですか?
行きました。行きました。
大阪だけですよね、多分ね。
すごく良かったです。確かに。
こんなにまとまってモデリアーに見れることってなかったので。
なかなかないですし。
評判良かったですもんね。
普通の日に普通にお客さんで行ったんですけど、たくさん来てましたね。
ちょっとそう聞くと悔やまれますね。
うれしそう。
うれしそうなんで。
じゃあ、高山さんは一つ目お願いしたいと思います。
私はですね、板橋区立美術館でやった「竹部領体展その生涯良いったるか、冷めたるか」3月12日から4月17日。
そう、1ヶ月ちょいしかやらなかったんですよね。
当然行きましたよ。
まあ、今の人ですからね。
まあ、行きましたよと。
当然行って当然ですよね。
いや、でもそれを選ばれるんだってのはサースです。
私は見てないです。
ほぼ知られざるがかというか。
これはリリースが来た段階で記事にしようと思って、医学院の方に取材させていただいて記事にしたんですけど、
平たく言うと、排解子でかつ、どっちかというと排解子が本名でしょうね。
12:03
排解子でエシデマあるという人で、だから武装と完全に同じパターンで、時代的にもそうですよね。
時代的にもほぼ武装と3歳違いぐらいかな。
武装も一生、中年までずっと全国を旅して回って、中年から京都にずっといた人ですけど、
この人はもともと弘前藩の家老の息子ですから、当時としてはエリートですよ。
本来だったら弘前藩の上級の武士として生涯を送る人なんですけど、
はっきりしないんですけど、兄嫁、お兄さんの奥さんと不倫事件を起こして、脱走して、脱藩して、排解子になって、
そのまま一生、故郷に戻ることはなくという人なんですけど、どうもね、
ちょっとトニーをえぐくしたような。
俺、兄嫁と不倫もしてないし、なんなんですか。
だから、トニーさんはそういうものをかけてるわけですよ。
その闇がね、闇がないわけですよ。
だけど、トニーの口先の口八丁、手八丁に闇を足して、文学的才能と絵画的才能を足したような感じの人。
俺は闇もなければ文学的才能もない。俺は口先だけがある。
そういうイメージ。
闇がないんだからいいんですよ。
変な流れ玉が来てる。
面白かったです。
見ました見ました。
かなり人間的に変わった人ですよね。
ただ、名前的には一般の人はあまり知らない人が多いと思います。
私はたまたま俳句をやってるということもあって、名前ぐらいは知っていたんですけど、
ただ、展覧会は80年くらい前に一回、広坂でやったという人で、
ダダヨさんの「つがる」にも出てきたり触れたりしているみたいなんですけどね。
当時、拝界師としては一流の地位まで達して、絵画としてもそこそこ注目があるというようなところまで行った人なんですけど、
武尊と比較するとね、拝界も絵画も武尊のような成熟度はないんですよ。
一つには、あまりにも才能がありすぎて、いろんなことをやるんです。
器用貧乏的なところがたくさんあって、亡くなりにしもあらず。
15:04
あと、武尊の方は60くらいまで生きているんですけど、10歳くらい寿命が短かった。
武尊は傑作といわれているような絵は、だいたい晩年に集中しているので、拝界もそうなんですけど、
そういう意味でいうと、そこであと12年この人の寿命があったら、もうちょっと絵も成熟した展開があり得た。
というのは、この代表作の「改作図」というシリーズは、どうも最晩年の絵なんですね。
これいいですよね。絵を裏側から描くというこの斬新。顔側を描いている。
その絵に法令線があるみたいなことを、僕はツイッターで書いたら板橋の人が喜んで、
「トニーさんがそんなツイートしてくれました」って言ってくれたんですけど。
おじちゃんの顔みたい。
竹部龍太。
手記をこういう。
魚は結構描いているんですよね。
初期はこういう絵画的なところから描き始めているんですけど、
長崎に2回行って、新南平派の先生について勉強したりというようなこともしているんですけどね。
これなんかもう完全な新南平派の、長崎派の描き方だと。
ただ、大雑把に言うと、花鳥画と山水画が2大ジャンルとしてあるんですけど、
この人の山水画は結構破綻してますけど。
花鳥画の方がどっちかと言えばいいと思うんですけど、
非常に面白い人で、珍しい展覧会でしたし。
すごいですね、これをやるっていう。
人物のインパクトが強すぎて、作品が出てこなかったですけど。
兄嫁との不倫。
兄嫁の方から言い寄ったみたいな感じで描いてましたよね。
本当にそういうことがあったのかもわからないし、
それは色々議論のあるところのようなんですけど、
とにかく変わった人であることは確かに多そうです。
よく板橋これを選んだなっていう植松さんですよね、画面が。
見たかったなあ。
結構、展覧会として良かったですよね。
僕はこれ、ちなみにあんまり人が来ないなっていう、水曽の方がすごい投げてたんで、
魚つながりで、インフルエンサーのタラオに行くようにって伝えて、
タラオがこれ行って、魚の共演をしてましたね。
魚君とかにね、紹介してもらったら。
そうそう、来たら良かったと思います。
名前の知名度がないでしょうから。
そうなんです。
絶好な展覧会もありましたよということでございます。
じゃあ、僕が一つ目。
すごい悩んだんですけど、
これアートウォッチングで言ってないんだよなというのをちょっと言おうかなと思って。
万事彫刻庭園美術館の20周年展を選ぼうかなと思っております。
18:00
今年、開館20周年記念で「フラワーオブライフ 生命の花」という展覧会。
他の高校さんにね、副館長にも出演いただきまして、
その時に多分この展覧会の話をすごいしたので、
この展覧会について特に改めてね、補足情報というのはないんですけど、
この展覧会には、39人の作家さんが出展されている現代アーティスト。
それも万事彫刻庭園美術館にこれまで絡んでいる人とか関わった人が基本選ばれていて、
多分俺、これポッドキャストも言ったかな?
なんか、飯友のグランドフィナーレを見ているような感じがしたんです。
というのを、額原員さんにも話してニコニコされていたんですけど、
ちょっと本当に万事彫刻庭園美術館が終わりそうというか、
大勢整えて、多分続くと思うんですけど、
しばらく休館というニュースがここ最近発表されたので、
なんか冗談にしちゃいけなかったなって、今まさに反省中というか、
本当に楽しい20周年でっていう感じで行っていたと思うんですけど、
ちょっと今そういう感じにもなっていない。
本当にこれが見納めではないと思うんですけど、
展覧会が12月25日までなので、
ぜひこの収録で言っておいてあげたいなという意味で、
ちょっと刺さった美術展として僕はあげています。
まだこれがオンエアが12月17日、あと1週間ぐらいはあるので、
それはあれですね、自分の出現が自分に返ってきたという意味での刺さった。
確かにその刺さったもあるんですけど、
展覧会はすごいよかったんですよ。
39人の作家さんが集合しているなんて、
本当にだから、
割と普通じゃないですか、集合するだけだったら。
万事行かれたことありますか?
それがね、あるような気持ちになる。
会場がそんなに広くないんですよ。
39人は結構密集している感じの、
本当にグランドフィナーレの飯友時にいたみんなが、
名残る芸人さんが集まってきた感じに見えてて、
20周年おめでとう、今後もグランドフィナーレって思ったけど、
そんなことなく続いていってくださいねって言ったのに、
ちょっとそうじゃないかもっていうところがあって、
それでもあって、
本当に万事には皆さん1回は行っていただきたいので。
行ってないとは言ってないですよ、でも。
記憶がわからない。
あげさせていただきます。
これでも丸さんも行かれた。
はい。
だからこれが最後になっちゃうのかなっていうので。
寂しいですよ、本当に。
お二人は展覧会を回るのは、
どの範囲までは大体白三つ節なんですか?
都内は大体白三つ節でしょ?
はい。
埼玉、横浜あたりは。
たまには大阪や京都に行くこともある?
はい。
札幌とか福岡?
北海道、九州はなかなか手伸ばせない。
広島とか?
広島、面白そうだと行きます。
自転車でも行くもんね。
21:01
そこから自転車で行かないと。
その時間にいっぱい見れますからね。
さすがに。
でも今年は四国行ったりとか、
瀬戸内、3年ぶりに行きましたし、
トライアスロンで行かないとこんなに自分のペースで見れるんだって思ったし、
なるべく結構行くようにはしてますけどね。
私も今年は気合い入れて海外の美術展もやってきたので。
独面谷。
ベネチア・ヴィエナレとか。
一度たまたま別県で取材していたときにベネチア・ヴィエナレがあったので行ったことがありますけど、
広すぎでしょ?
もっと広いですよね。
フラッと行く感じじゃない?
ちょっとそれを踏まえて、一つ目ということでございました。
もう一周合わせていきたいなと思います。
丸さん二つ目行きますか。
迷うな、どうしようかな。
今のとこかぶってないってことですね。
かぶってないですね。
みんなあえて外してきてますね。
ライアンガンダはそんなこともない。
モディリアリーもそうか。
いわゆるブロックバスター展ではないですもんね。
今挙げたような。
今年の顔になるっていう。
モディリアリー展はブロックバスター展に近いですね。
丸さんどうですか。
超迷ってるんですけど、
ジャムセッション、石橋財団コレクション、柴田利夫×鈴木梨作展。
これは多分丸さんが選ぶだろうなと思って外した。
めっちゃ迷って。
これは俺も入れようか、ちょっと最後に悩みました。
どうだい、丸さん。
これ、二人の写真家さん。
ジャムセッションシリーズってアーティストの美術館がコレクションの所蔵品と現代の作家をコラボでやる展覧会なんですけど、
今回は柴田利夫さんと鈴木梨作さんって二人の写真家さんの会で、
これがもうすごい良かった。
急に肩ごとになっちゃった。
すごい良かった。
やっぱり、やりたいなって思いました。
写真でできないことを絵画でやってたセザンヌとか、
絵画でできないことを写真でやってる二人っていうところが並んで比較できる。
しかも柴田さんと鈴木さんも、
柴田さんは誰でも見れるような、なんていうんだろう、
高速道路の横に土石ずれを起きないように固めてあるブロックみたいのを遠景から撮った写真とかがめちゃくちゃオシャレなんですけど、
全体にピントがあったような写真。
鈴木梨作さんは、モネとかの絵画のような水の池とかを撮ってるんですけど、
ピンが一箇所にあってて、周りぼけてるみたいな感じの写真で、
24:04
それぞれ違うんで、違いも見れて面白かった。
これは本当に関係者の評判がすごい良かった点なの。
今年一番周りの評判良かった点もこれだと思う。
あれ良かったねってみんな言ってるなっていう。
確かにみんな褒めてたかも。
気はしましたね。
チンポムテンと迷った。
もうどうしようかなと思って。
高山さんはどうだったんですか?
見てない。
記事には知ってます。雑誌としては。
だから見た気になっちゃうんですけど、
あれ?何月頃でしたっけ?
これだこれだ。
4月29日から7月10日までやってましたね。
プリントがめちゃめちゃ綺麗なんですよ。
特に鈴木さんとか。
実物で見ると、空間に包まれてる感がありました。
ここで記事には知ってるんですか?
本当ですね。
鈴木さん、李作さんが登場して。
結構ページ数も。
ニュース記事。
2人とも出てるんですよね。
柴田さん。
福島さんこれは展覧会?
僕見てないんですけど、今見た気になってきた。
多分これ。
これ見てなかった。
僕もこれ展覧会として、ここをつなぐかっていう意外性がうまくはまったなっていうのが、
この展覧会の一番のポイントだった。
ジャムセッションという趣旨にぴったりだった。
これまでのジャムセッションの中では一番いいところがついたなって感じた。
私もそう思いました。
毎回楽しみにしてますけど、ジャムセッションシリーズ。
そう、という感じですね。
来年は山口明さん。
山口明さんがジャムセッション。
誰とジャムセッションするんですか?
それを何を選ぶんでしょうか?
アーティストのコレクションと選べばいいので、山口さんが来年。
楽しみですね。
じゃあ、すいません。
藤本さんの2つ目いきます。
私2つ目ですね。
これは実は見に行った後に、
トニーさんのこのコーキャストを聞いて、
すごい語られてて、
聞いてから見に行けばよかったなと思ったんですけど、
ねりまの日本の中のマネ。
前半でもお話がちょっと出ました。
やっと見てるものが。
これは見に行って、
マネを自分自身がちょっとまず誤解してたなというか、
印象派の兄貴的なリーダー的な、
そういう位置づけでずっと長年展覧会とかで見てたと思うんですよ。
27:00
というのは、マネ展ってあんまり日本でやってないならで一回見たことあるんですけど、
昔、印象派のくくりの中でマネがいつも紹介されてたから、
なんとなくその感じで見に行ったんですけど、
まずそれはちょっと違うなと。
もうあの展覧会でも書かれてましたけど、
レアリズムと印象派の間だとね、
ポストレアリズムという風にね、
紹介されてましたけど、
まずそのマネの捉え方が、
すごい、あっそうだったんだという刺激を受けたのと、
あとやっぱりあの展覧会って、圧倒的な熱量が、
キャプションからにじみ出る。
もうすべてに、
多分普通ではできないと思ったんですよ、見た時に。
というのは、ものすごい長年マネのことを考え続けてないと、
できない展覧会。
ちょっとその何かがテーマがあって、
じゃあマネの展覧会やろうとか、作品が借りられるからマネをやろうという、
私のような薄いアプローチでは絶対たどり着けない領域の展覧会だなと思ったんですよ。
でも見た時に、
ただなんかその、
モネをすごい雷散してるわけだけではないなと。
モネ、マネですね。
少しこう、ちょっとこう冷静な視点で、
展覧会というか、作家を見つめてるっていうところがすごい面白かったのと、
あとはやっぱりその、日本の需要って、
どういうふうに日本人に影響を与えたとか、日本の作家にって、
日本で展覧会やる時ってね、海外の作家もやる時って多いじゃないですか。
でも結局その、少しずつなんかこう痕跡拾えても、
あのやっぱり全体として日本にどういうふうにマネが捉えられたかとかって、
語れないもんですけど、
あの語り尽くしてたので、
すごい面白かったですね。
ただ、
その残念なのは、やっぱり日本にマネがやっぱり少ないって、
少なかったじゃないですか。実際その紹介されている作品も少なかったし、
だからなんとかその、これはっていうものを1点でも海外から借りて、
多分この企画コンセプトだったら絶対海外のカーも貸してくれたはずなんですよ。
チャンスは絶対あったと思うんですよ。
多分、お金の問題だったと思うんですよ。
お金とかタイミングとか。
でも、多分マネが好きで見に行かれる方たくさん、
多分あの手の中いらっしゃったと思うんですけど、
なんかこれぞっていうのが一つでもあれば、
もちろん紹介されてましたけど、パネルとかで、
30:02
良かったのになーっていうのは。
藤本さんに連絡さえくれればなんとか言ってくれる。
そこまでじゃないですよ。
そんなことは。
確かに思ったのは、あれでやっぱマネが少ないって話と、
マネの日本では見れないって言った、
1ヶ月以内にアーティストの美術館のオペラ座席に行ったら、
結構マネの名品がゴロゴロ来てたから、
なんかあんなに日本では見れないって言ったのになって、
なんか変な複雑な感情に僕はアーティストになっちゃったんですけどね。
なんかああいうのが1点確かにあるだけでっていう。
あとは、これは尾野さんにぜひ聞きたいなと思ったのは、
入って一番最初に、
バリケードっていう西洋美術館の所蔵品が最初に飾ってあったんですけど、
それから始めた意図がどこにあるのかをぜひ聞きたいなと思って、
なぜその作品を一番最初に選んだのかが、
最後までわからないのが、
なんかちょっともやもやして帰ったんで、
ただ多分すごい意味があって、
その作品を一番。
番号が60何番とかって付いてたんですよ。
順番だったらそれが一番に。
一番じゃねえ、付けるじゃない。
普通付けるんですね。
でも、だから何か象徴的な意味があったのかなと思って。
どんな絵でしたっけ?
「民兵を追っているアトラ」。
この作品が確かスタート。
でも、マクシミリアンの処刑とかとの対応関係とか、
そういうのも一つはあるでしょうけど、
あともう一つはゼレンスキーとの対応かもしれません。
最後に福田ミランさんが描いたゼレンスキーのやつがありましたからね。
高山さんはこの絵なんかどう?
描きましたよ。
あれに、レビュー。小さい記事ですけど。
これ好評なんですか?
高印象の。
これじゃない。あ、ここだ。
小さい記事ですけど。
ちゃんと見て記事してますんで。
記事を読めばわかるじゃなくて、ちょっと言ってください、感想。
やっぱり、専門の美術史家的にもすごい。
今、平氏で三浦敦先生というこの方面の第一人者の美術家の先生の題材をしておりますけれども、
その中にマネ登場してくるんですけど、
これの図録にも書いてらっしゃいましたっけ?
三浦さん、参集もしてますよね。
だから、三浦さん自身、何しろ三浦さんがマネを美術史に位置づけるのは難しいって言ってるんですから、
難しいんですよ。
なんだけど、三浦さんなんかは逆に、
33:01
曖昧な、ある意味どっちつかずっていうか、
いろいろなマネの性格を作品の中に織り込んでるようなところがあって、
でもそれは展覧会というより福田ミランに関心したっていう話なんだけど、
ただ、マネ作品が少ないっていうのは置いといて、
日本で影響を受けたっていう作品のエリアは結構ずっと続いていったわけですけど、
なんていうか、あそこで悲しみに浸るっていうのがありますよね。
あそこで、まず最初の部屋でマネこれだけか、
次の部屋で近代日本のマネの悲しい需要の歴史をしみじみして、
最後にドカーンと森村さんが自分の裸で迫ってきて、
最後に福田ミランが締めるっていう、なかなかいい流れですよね。
前半は終わり良ければみたいな感じ?
いやいや、そうじゃダメよって言ってるわけじゃなくて、
日本の中のマネなんだから、マネが現実になければそんなに提示できないっていうのはある意味仕方がない。
展覧会としては、工業的に考えれば客寄せのアレが弱いっていうことになるんでしょうけど、
でもこれが現実なんだなって感じはします。
例えば、ゴフォとかルノワールだったらやっぱり旧品が、効果があるわけだからね、日本でも。
確かに確かに。
だから、それがはっきり形になって分かったっていうのと、
だから、日本の近代のヨガっていうのはなかなか大変な世界だなっていうのは改めて、
通じて分かるっていう感じはしました。
オランピアの下手なマネとか言っちゃいけないかもしれないけど、
そういうことをこれが現実だと思って信じて一生懸命やってたわけじゃないですか。
でもあれですね、小磯両兵はなかなかいいですね。
いいのありますね、確かに。
清少っていう代表作ですけど、小磯両兵とか意外といいなと思った。
あと、誰だったかな。
ニコライドが遠景に見えてる小さな雨の風景の絵があったと思う。
その辺は良かったですけどね。
高山さんの二つ目展の中でこれではないんですか?
違う。
じゃあ、ぜひ高山さんの二つ目を。
僕のはあれですよ。
なんですか?
金沢二十七世紀美術館の、まだやってる。
「時を越えるイブ・クラインの創造力。不確かさと非物質的なもの」
これは言ってないですね。
本当?
嬉しそう。どうですか?
ぜひ見どころとか。
「不確かさと非物質的なもの」っていうか、要するにイブ・クライン展なんですけど、
36:02
イブ・クライン展は80年代に西部美術館が、まだ西部美術館になってないぐらいに一度展覧会があって、それ以来。
ただ、その西部美術館の時は基本的にイブ・クラインの作品ばっかり並んでたんだけど、
今回はイブ・クラインを中心にして、同時代のヨーロッパおよび日本の前衛の作品を構成していて、
だから単なるイブ・クラインのワンマンショーではなくて、割と非常に時代の中に位置づけるっていうのを非常に丁寧にやっていて、
取材で言ったんですけど、長谷川さん、リュウコ館長にずっと2時間一緒にガイドツアーをやっていただいたので、大変よく分かりました。
でも、現代アートって感じじゃないですもんね。ちょっと前のアートって感じ。
だから、そうですね。
金沢でやるんだって、結構意外だなと思って見てたんですよ。
でも、現代アートの源流的な位置の一人でしょう。
これは巡回しないんですよね。
これは巡回しないと思います。
金沢の企画。
もともとはヨーロッパでやった企画のもちろんアレンジされてますけれども、
この人はマネと違って一級品が日本に実はあったりするんですよね。
この青いイブ・クライングラフの。
これも市民にあったりとか。
ここの森とかにもあったりとか。
にもあったりとかあるんですよね。
それから、同時代の作家っていう意味では、
オランダの方の、ゼロとかああいうのとか、
あと日本でいうとまさにゼロの回っていうのをやってた白画家像とか、
それが具体に展開していくんですけれども、
舞台とかのやつを並べていて、
要するに戦後のアレチというか何もないところから何を立ち上げていくかっていうところでは、
洋の当時代を問わずかなり共通性が強くあるっていうことが、
結構一目瞭然で見とれて、大変面白かったですね。
これは開催はいつまでなってますか?
3月5日ですね。
まだまだやってるんですよね。
3月5日までやってますので。
自転車でも間に合います。
なんとなく自転車で行かなきゃいけない。
日本一周する少年じゃないんです。
さっきのようにもう40になるんで。
いや、それでその後、この前大阪行って具体展見たんですけど、
これがちょっと、見ました?
まだ見てない。
まだ見てないですか。
なんかね、とにかく絵がいっぱい並んでるんですけど、
だから絵を見るという意味ではなかなか堪能できるんですけども、
図録とかなんかすごいしょぼかったりして、
39:04
なんていうか、これでいいのかなっていう感じなんですけど、
むしろこっちでやった方が。
こっちの具体の大阪が結構出てるんですけど、
こっちはもう非常に文脈を、うるさい文脈を組み合わせて見せる展示になっていて、
大阪の方はなんか、とにかく絵を並べましたみたいになっていて、
そういう意味でいうと、展覧会としての完成度という意味ではずいぶん、
いろいろだなと思った感じですね。
ちょっとそう言われたら、見に行かなきゃなって気になりましたね。
ただそのいわきの作品がずっとは出てないんですよ。そこに書いてあるけど。
これです。
そうなんですか。
本当ですね。
会見を見つつ皆さん、ぜひチェックしていただきたいですね。
そうですね。とても面白いし、変な言い方ですが、勉強にもなるし、
あとイビクライン自体がやっぱりやんちゃな面白い時代の人ですね。
今生きてたら、ほぼゲルハルト・リヒタと同じ感じの年齢感なんですけど、
32とかで死んじゃうんですよ。
そっかそっか。この人も若いんですね。
この人は心臓ホストでしたかもしれないですけど、別に病気してたとかじゃないんですよ。
意外とこれまで取り上げてなかった人だって感じですね。
確かに名前は知ってるけど。
超有名だけど。
だからコンテナーがいけばイビクラインがよくわかると思うんですね。
そうですね。
ちょっとぜひぜひこれはチェックしたいと思います。
じゃあ最後僕ですね。
すごい悩んだんですけど、やっぱりペルメールか、ウォーホル京都かで悩んだんですけど。
悩んだんですけど、すごい悩んだんですけど、
あともう結構ね、アートウォッチングでいろいろと喋っちゃってるんで、
かぶってないやつがいいかなと思って、刺さったという意味でってことで、
すごい今日悩んで、家にある図録を全部振り返って、僕はもうこれにしました。
学年誌の表紙画家、玉入木蔵の世界という展覧会の日比谷図書文化館でやってた展覧会ですね。
見ました。
これは僕はちょっと今年の中では掘り出し物の展覧会だったかなという。
玉入木蔵という日本描画家がいるんですけど、名前がほとんど知られていない人で、
その代わりに何の展覧会だったかというと、
いわゆる学年誌、小学1年生とか小学2年生の表紙絵を描いてた人で、
今回その表紙絵が全部、200何十点展示してるという展覧会だったんですね。
僕の世代は小学1年生とか小学2年生は写真になっているんですけど、
まだこの当時、玉入木蔵が活躍した頃というのは絵なんですよ。
みんな写真だと思ってたぐらいリアリティがあるんだけど、
実は絵で、それもイラストじゃなくて油彩で描いてるんです。
42:02
それを月に5本描かなきゃいけないんですよ。
毎月小学1年生、小学2年生出るから、この人は小学1、2、3と目映えと幼稚園かな。
4年以上は写真なんですよ。
つまりこの時代も写真もあるんですけど、なんでわざわざ絵にしてるかというと、
小学1年生とか2年生の子供はうまく笑えないんです。
プロじゃないというか、小学4年以上は劇団なんとかとかいるから、自然な顔ができるんだけど。
なので、モデルとして写真は撮るんだけど、それを写真を元にして、
この玉入木蔵という方が絵で描いて、それを今度また入校してみたいな感じで。
だからこれをずっとやってるから、絵を描いてる時間がなかったというか、
発表してる時間がなく、もうただただこれに徹した人だという展覧会だったんですよ。
すごい面白かったのが、最後の方になってくるとっていうのも縁ですけど、
小学1年生とか表紙で描くわけですよ。
子供2人の笑顔を描く。男の子と女の子。
この原画で渡すんだけど、だんだんと人気が出てくるとですね、小学1年生とか。
当時も100万部とか売れてた時代なんで、
もう玉入木蔵を描いたところの上に、いろんなキャラクターとか他のやつをレイアウトされちゃうから、
どんどん玉入木蔵さんが描いたところが、あんまり使われなくなっていっちゃうっていう。
最終的にはもう限界でやめちゃったんだけど。
っていう作家さんがいて、それこそなんだろう、
今まで知られてなかった作家がまだ日本にいたんだなっていうのと、
みんなが絶対見たことある絵なんですよ。
名前は知らないけど見たことある絵の人っていう、もう本当にまさに掘り出し者というか、
まだまだコロナが続くので、海外から借りてくるのもまだしばらく大変なんだろうなと思った時に、
去年藤本さんが「つつむの展覧会」、目黒区美術館のお話されてて、
多分まだこの傾向続くだろうなって思った時に、
今年、つつむに匹敵する、まだまだこんなものあったのかは、
僕は玉入木蔵さんだったかなって気がする。
これ一応、日本放送の番組で言った時にもやっぱ反響が。
当然、その世代の人にとっては、僕の世代はもう写真だったので、
今、多分50代、60代の方からは、多分誰もが一回は見たことある作家さん。
っていうので、少年史の世界も含めて非常に興味深いなという話を、
新調者で今してるっていう。
小学科の話を散々。
単純にも、多分、レビューで書きまして。
とりまず、よかったです。
それはそうです。
そう。
そんな書き目はありませんよ。
もう終わっちゃったんですか?
これはもう2ヶ月ぐらいでしたかね、やってます。
で、このために今回、そのズロックもできて。
確かに見たことある。
見たことある、あの絵。
これがまさか、油彩だったとはっていうことも。
45:03
いや、大変ですね。
相当筆が早い方なの。
相当筆が早かったけど、やっぱりどんどんどんどんその上にいろんなもの書かれちゃって、
それがもうこの人にとってはもう。
それは、ガッツきますね。
そうですね。
でもね、やっぱり応用な時代なんだなと思うのは、
藤子不二雄とか、いろんなキャラクターも書いてるんですよね。
その、手塚治虫のキャラとかが、
三名志郷八智とか。
ドラえもんとか。
そうそう、著作権がちょっと今よりは緩い時代だったんだなとか、
時代も感じられたのが非常に面白かったですね。
というような展覧会でした。
メインストーリーの展覧会じゃないですけども、
こういう展覧会も追っていきたいなと思いますね、来年以降も。
ということで。
僕のリヒターも理由さんも出なくていいんですかね。
いや、リヒターは思いました。
めちゃめちゃ悩みました。
しかもリヒターは豊田市美術館の方がめちゃめちゃよかったですよ。
その辺は別格男子館ということですね。
本当にこの番組で東京金美術館の話はしたんですけど、
東京金美術館よりも豊田市美術館で見た方が、
完全に違うくらいよかった。
光がやっぱり違う。
天井高があって、光の差し込み方が違うので、
こんなに色きれいだったっけリヒターって思うくらい。
中小学の作品は同じですよね。
新作が1個出てないのが、豊田市美術館にだけ出てるのがあって。
遠いね。
遠いけど、かなり見ごたえありました。
あとどうでもいい情報ですけど、豊田市美の担当した鈴木さんという学芸員は、
身長192cmだっけ?
194cm。
多分日本の学芸員さん、一番高い学芸員さんです。
まあどうでもいい情報です。
実はドイツ人なんじゃない?
いやいやいや。
でも今年そういう意味で、リヒターもそうですけど、
藤本さんはドレスデン国立もそうですけど、
それからボルフガング美術館展だとか、やたらとドイツ嫌だったなって思う年の、
最後にドイツに日本また勝つっていう。
でもドイツに勝って、スペインに沈められるんだよ。
この収録の後にわかるわけですけど。
だから藤本さん会社に行く時、ドイツの人どんな目で泣いて、
日本来たよ、みたいにならないかなって心配ですけどね。
さあということで、今回紹介できなかったんですが、
番組公式ツイッターアカウントで、
#刺さった美術展2022の投稿を呼びかけております。
こちらの内容は、次回配信の公開収録で取り上げたいと思います。
ツイッターとインスタグラムで、
#刺さった美術展2022を投稿してみていただければと思います。
さあということで、前半ではできなかった、
藤本さんの来年の告知をしていただけたらなと思っております。
ありがとうございます。
ぜひぜひ。どんな展覧会を打ち込んでいるのでしょうか?
48:01
今ですね、まさに準備しているのはだいぶ過強なんですけど、
『恐竜図鑑』というタイトルの展覧会を今準備していまして、
恐竜展というと、基本的にはもう化石ですよね。
骨格標本で、博物館で開催するというのが主なんですけど、
今回は美術館で恐竜展をということで、
どういうコンセプトになっているかというと、
恐竜が発見されて、19世紀にイギリス、ヨーロッパ中心に発掘が盛んになって、
一体全体恐竜はどういう姿をしていたのかということで、
骨の一部が出たところで、創造図というのが描かれるわけですよね。復元図。
そこに創造ですね、イマジネーションとクリエーションが重なり合って、
いろんな恐竜の姿が描かれて、
徐々に発掘と調査、研究が進むにつれて姿が変遷していくというのを、
恐竜絵画だけでひたすら展開するというもので。
これは興味深いなと思ったのは、
僕ら恐竜って言われたら、要するにこの骨格じゃない恐竜の絵が浮かぶけど、
そのスタート地点って一体どこだったんだろうってことですよね。
改めて考えてみると。
この点、日本じゃないところから借りてこられるんですか?
そうですね。先ほど言ったイギリスがスタートになりますので、
イギリス、フランス、
当初はヨーロッパ中心に発掘が盛んになっていたんですけど、
そこからアメリカに移っていくんですね。
19世紀の終わりぐらいかな。
今回はアメリカ、イギリス、フランス、ベルギー、チェコ、ニュージーランド。
ニュージーランドまで南半球までいく?
そうなんです。
それはイギリスにもともといた人がニュージーランドに渡って、
ニュージーランドの国立図書館とか博物館に寄贈して、
コレクションがイギリスからニュージーランドに移動しているものがあって、
それを追いかけてニュージーランドに行き着いてしまったので、
それを借りています。
日本にもたくさんキョウリュウ絵画があって、
パレオアートのキョウリュウ絵画というのは、
19世紀から21世紀までずっと約200年間のキョウリュウ絵画を追いかけるので、
51:01
最近のものというと日本の作家さんもたくさん描いておられるので、
たぶん初めてだと思います。
この前、立ち話をチラッと聞いたのは、
勝手に日本の出版社が海外の作品を使っていて、
それを子どもたちが当時見ていたという作品があります。
海外の作家さんの絵を日本の出版社さんが取り寄せて、
日本の作家さんに裏焼きで描かせたり、色を変えたり、
1960年代、70年代は、著作権フリーとは言わないですが、
その意識も低かった時期です。
その時代のブリアンという作家と、アメリカのチャールズ・ナイトという作家の作品が日本に入ってきています。
その人たちはもう少し前の時代の作家さんですが、
20世紀前半の方です。
それがたくさん日本のキョウリュウ図鑑で紹介されています。
この展覧会を企画した兵庫県立美術館の学芸員の岡本さんは、
まさにキョウリュウ図鑑をむさごり読んだ方です。
子供の時に。
お自身が見ていた絵というのが、
大人になってから、実はチェコのブリアンの作品を日本人が描き直したものだったのだとか、
それがそのままブリアンという作家名なく、キョウリュウだけ紹介されているのを知って、
これは何時に紹介されればということで、
企画を作られて、今一緒に準備をしています。
ブリアンの作品も来るってことですよね。
聞いた話だと、美術館に交渉に行ったら、
「それ借りるの?」ぐらいに、向こうでもそんなに大事にされなかった。
どちらかというと、今回は博物館から借りることが多いんですけど、
博物館ってやっぱり骨格標本の方が主なので、
絵画っていうのはそんなにメインには置いてなくて、
なんとなく所蔵はしているけど、
おまけぐらい。
あると思うけど、どこにあるかな?みたいな感じのものもあって、
ただブリアンっていう作家さんは、
恐竜の絵画というよりは、もう少し広いアーティストとして、
チェコでは知られている方らしく、
割といくつかのところで所蔵されているものなんですけど、
今回は動物園から借りるんですよ。
動物園って言っても、本当にただの上の動物園みたいなところではなくて、
54:00
ちょっと研究施設的なところで、
いろんな恐竜に限らずですけど、
パレオアートの作品をたくさんお持ちで、そこからお借りする方がいてます。
全部で何点くらい?
150点から160点くらいですね。
日本の大コレクターの方が、タムラさんという方がいらっしゃって、
ジャズピアニストのタムラ博さんという方。
その方から、いろんなフィギュアとか、
昭和のおもちゃで、いろいろブリキとかも含めて、
恐竜のものってたくさん作られていて、今もいっぱい出てますし、
ゲームとかでも恐竜のゲームとかもたくさんありますけど、
それをほぼ全てコレクションされている方がいらっしゃって、
アメリカにはランゼンドルフという、また大コレクターがいて、
この方は、インディアナポリス子供博物館に寄贈するんですよ。
博物館を購入したりして、そのコレクションが全部アメリカの館に貼って、
タムラコレクションと、こっちの2大コレクションが日本に。
日米大結があるんですか?
それは150点の別に?
150点、中に入っているので、
タムラさんのは、カウントしきれないくらいあるんで、
もしかしたら150点からもうちょっと180点くらいなるかもしれないですけど、
本当に見たことないような。
これはいいとこついた展覧会だな、
さっきの玉入木蔵じゃないけど、見たことはある絶対恐竜の絵っていうのの、
元の人がいるんだっていうところだと思って、
僕は今回そのお支店でもこれは面白そうですって言ったんですけど、
ご心配されているのは、これが果たして女性に人気が出るのかですね。
いや、たぶん昭和の、今50代60代の方で、
恐竜図鑑をたくさん子供の頃見てたとか、恐竜図鑑を持ってたという方は、
懐かしいなって思われると思うんですよ。
でも、恐竜の絵画ってなると、
恐竜ってどうしてもやっぱりスケール感だったりとか、
今の姿をより立体的に見たいっていう欲望の方が大きいと思うので、
絵画でどこまで人が多くの方が見たいと思われるのかというのと、
あと、絵としての素晴らしさがあるにせよ、
恐竜が好きじゃない人が、そこに共感性を持ってくれるのかなっていう不安もあるので。
高山さんは恐竜世代だと思うんですけど、この絵の中でどう?
多い興味ありますよ。
子供の時は恐竜見て育った感じですか?
恐竜を見て育ったっていうか、微妙な言い方。
いやいや、僕はそうだったし。
見て育ったんじゃないですか、普通に。
57:00
やっぱり興味は?
この記事は女性が書きましたけどね、やっぱり普通に見てたじゃないですか。
まるさんは?
私は正直興味ないんですけど、
ですけど、すいません。
いやいや、それはさっきのお便りもできる。
今のお話聞いて、ちょっと見たくなった。
でも、うちの妹がいて、妹はちっちゃい頃から恐竜大好きで、
女性だからとはちょっと見違いが。
そうですね。
興味が、図鑑とか買ってもらってたし、
ディアゴスティーニみたいな、集めてティラノスタウロスの光る骨のサドルジェみたいなやつとかうちやってましたよ。
ぬいぐるみとか買ってもらってました。
じゃあ、そういう子が来てくれる可能性も。
うん。
ぜひ見てほしいですね、本当に。
これは順、どうですか、かえりとかは?
来年の3月4日から5月14日まで、兵庫県立美術館で開催しまして、
その後、5月31日から4月22日まで、東京が上野の森美術館で巡回するということで。
ぜひぜひ。
今借りてるサイトは、今は順調な感じですか?
作品を借りることに関しては順調なんですけど、別の問題もあって言ってもいいのかな?
僕らは全然聞きますよ。
今ですね、ものすごい輸送コストが上がってるんですよ。とんでもなく上がってる。
プーチンさん。
もうそうですね、コロナもあり、その後のウクライナの戦争があり、
結局輸送コストがですね、ロシアの上空飛べないっていうこともあるし、
原油高と円安っていうのがあるんですけど、
たぶん、私の感覚では2.5倍ぐらい、3倍にいくものもある。
これまでだったら高いですもんね。
そもそもこれまでがグッズの値段、卓球日の値段じゃないから、
グッズに高いのにさらに2.5から3倍。
当然、展覧会の費用にはフィードバックというか、
僕ら入館料代は3倍にはできないですよね。
本当に高いんですよ。
一応、航空会社の方とかとお話しすると、
日本もですけど、普通に皆さんが海外旅行するようになると、
全体としてのコストは、今、輸送の貨物便がすごい高いんですね。
大きなクレートとかを運ぶ、大作の絵画を運ぶ便がすごい高いんですけど、
1:00:03
普通のが、皆さんが旅行を海外にどんどん行ってほしいんですけど、
行くようになると、そっちのコストも下がっていくので、
半年後ぐらいは、少し良くなるんじゃないですかね、って言われて、
そんな気差しはないんですけど、
だんだん円安ですね、本当に。
これが企画したときは、たしか115円ぐらいで、
120円ぐらいで、一応安全にと思って予算を作ってたので、
150円とか言っちゃうとね、支払いばっかりですしね。
毎年大変そうな話しか聞いてないですけども、
ぜひ皆さん、行っていただきたいなと思いますし、
ぜひ見て、感想をお伺いしたいなと思います。
そろそろ収録終わろうと思います。
皆さん、感想を最後に一言ずついただけたらなと思うんですが、
高山さんどうでしょう。
感想ですか。だからさっきの要するに、
みんな変化期ばっかり投げ過ぎで、だろうって。
これもう前回もあれでしたけども、
じゃあ来年の予定は抑えましたので、
来年も高山さん言ってくださいね。
来年は誰かがちゃんとオードを選びましょう。
なるほど。
藤本さんどうでしたか。
選ぶのは本当に難しくて、
見て本当にこれ話したいなという思うものもあったりするんですけど、
ちょっとやっぱりいつも悩みます。
最近見たのでもね、それこそ国宝展とかも、
でも、ああいうのってすごい制限されてるじゃないですか、今入場制限とかで。
国宝展も本当チケット、初日にネット繋ぎまくってようやく取ったんですよ。
途中の回帰を見ようと思って。
そういう結構見に行くことにハードルが上がってて、
なんかこう、もう少しこう、フラッと見に行けるような環境にまた戻ればいいなと思いますし、
でもまあ本当に今回ね、全然紹介されてないものでも素晴らしい作品、展覧がいっぱいあったんで、
来年もたくさん見に行きたいなと思います。
ありがとうございます。
マラさんどうですか、最後。
私も選ぶの結構大変で、
でも純粋に見てやっぱり良かったなっていうのを今回、
もう話してはいましたけど、あとウォッチングの回で出させていただいて、
でも個人的な思い入れとかだと、千葉県立美術館の山本博記展が、
写実の若手の画家さんで、写実界の本部の作家さんなんですけど、
1:03:05
この展覧会を私が外部のPR、広報PRとして入らせていただいてたので、
準備も含めてすごく思い入れがあって、
なんかその話もしたいけどなとか思いつつ、
開館以来、入場者数最高になったんですよ。
千葉県立美術館ってほとんど活動をしてない。
だから最近頑張ろうとした結果がそれだった。
あと江口視察展とかやってるのも同じ流れですか?
でも多分山本さんの展覧会も主催でした。
千葉県立美術館ってことは。
千葉県立美術館が急にやる気を出したってこと?
ここ数年。
人がなんか変わったんですか?
そう。それちょっと回し終わってから話します。
実はトニーがやるのを千葉がやるの。
でも俺も実はちょっと関わってはいなくて。
山本博来てね、確かに。
千葉県立美術館がなんか異常だってことはみんな思ってたんですか?
それはあと一言。終わってから話しますから。
ちょっとまるさんに。
そういうのもあって。
そう思い出があって頑張ったなという振り返って思ってました。
今それを聞いて俺もあれですね。
もろはし近代美術館で音声ガイドデビューしたとか。
色々とあったのにそういうのを選んでなかったんですが。
こういうのは公開収録で話そうかなと思っておりますので。
またぜひぜひ。
じゃあ皆さんまた来年も集まっていただければと思いますので。
来年もどうぞ。
音声ガイドデビュー。
よろしくお願いいたします。
お願いします。
この番組は不定期配信です。
各種ポッドキャストサービスでのフォロー・購読をお願いいたします。
感想は#そろそろ美術の話を。
今後聞きたいテーマやゲストは番組ウェブページまでお願いいたします。
ご視聴ありがとうございました。
お願いいたします。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
おわり。
01:05:36

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