特別編の始まりとゲスト紹介
アートテラー・とにがそろそろ美術の話を。この番組は、私アートテラー・とにがアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるゴッドキャスト番組です。
本日は特別編美術展ナビさんのイチオシ美術展展覧会の中間発表を配信いたします。
はい、さあ始まりました。今は2024年12月6日午後18時1分となりました。
2024年の年のせい、皆様いかがお過ごしでしょうか。
都内の会議室から、場所を言っちゃっていいんですよね。
読売新聞さんから番組の公式ツイッターで今生配信中です。公式Xですね。今のご時世はね。
途中、機材や回線トラブルがあった場合はご容赦くださいと台本にあるんですけども、最初からトラブルがあり何か予定したスペースがないものが今立ち上がってみたくなっております。
ご迷惑おかけいたしました。
ポッドキャストでお聞きのリスナーさんは生配信のアーカイブとしてお聞きくださいということで、これは後日またポッドキャストでも配信されるということでございます。
さあ、では早速ゲストを紹介したいと思います。美術展なびの岡部さんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。岡部です。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、まずは美術展なびって何ですかっていうところから、すいません、失礼な話ですけれども教えていただけたらと思います。
ご存知じゃない方もいらっしゃると思います。
美術展なびというのは、読売新聞が運営している美術展情報のサイト、あるいはSNSの配信なんかもたくさんしていますけれど、日本全国各地で開催されている美術展とか、あるいは展覧会とか、そういうものを紹介するサイトで、2017年、18年くらいから活動していますので、だいたい7、7年くらい、もうすでにやっております。
これは読売新聞さんが主催する展覧会しか紹介しないというわけではないんですよね。
それは全然ないです。私たち編集部の方で、これはと思うのは、全国各地どこのモノモデルも可能で簡易に足を運んで紹介するようにしています。
はい、そしてなんと美術展なびさん、今年大々的なイベントを秋に開催されまして。
はい、トニーさんにも買っていただきまして。
美術展なびフェスという美術展なびさんが、いろんなミュージアムが集まって、グッズをその場でオンラインで買えるというイベントがあって、その8時間ほどのイベントのMCを僕が担当させていただきまして。
ほぼほぼトニーさんにオンプに抱っこですね。
すごくたくさんの方に来ていただいてですね。だいたい7、800人出らしているんですが、来場者がたくさん来てですね。
とても皆さん、直接美術館のスタッフの方とお話したりしてですね、交流を深めていらっしゃったんで、とても開いてよかったなと。
盛り上がりましたよね。最後にみんな関係者を壇上に集めて、何かしなきゃと思って思いついたのが出てこずに。
本当に今考えたらあれなんだけど、もう思いつかないから、じゃあみんなでAAOで締めましょう。
俺も言った後に、会際に一本締めがよかったんじゃないかな、みたいな。
でもそれぐらいかかっちゃってるというか、みんなの一体感とか熱気がね、すごいイベントでしたよね。
皆さん喜んでAAOやってました。
そんなリアルイベントも開催しましたけど、基本はオンラインのサイトですけど。
2024年の美術展投票企画
こちらでいろんな連載もあったり、僕も連載をやらせていただいておりますけども、毎年恒例の企画があるということで、そちらを岡部さん教えていただいてもよろしいでしょうか。
これは2021年からもう4年目になってるんですけれど、皆さんで今年1年振り返っていただいて、一番印象に残ったものを選んでもらうという企画をやっておりまして。
今回の場合は、およそ30本の展覧会をこちらでピックアップして、この中から最大5つ選んでいただくと。
ただ、ここに入っていないものを書き込んでいただいても結構ですし、自分がいいと思ったものは、ピックアップされたもの以外でも投票できるというのをやっています。
これは11月29日から受付を開始してまして。
これも美術センターBのページの中にってことですね。
そうですね。投票できるページができてまして、一応締め切りは12月20日。
まだまだ先なんですね。
もうちょっとまだ投票できます。なので今日聞いて、これ面白そうだなという方にはぜひ投票していただきたいと。
普段は、これまでは流れとしては募集します、結果発表ってことだったんですけど、今回ちょっと特別企画なのがお試し企画なのかわかりませんけど。
この現時点、12月6日現時点での中間発表をしようということです。
これは発表しますけれども、今聞いていただいている方の中ではもう応募した方もいらっしゃるかもしれないし、これから応募しようという方もいらっしゃるかもしれませんが、
これを聞いた上で皆さんが頑張り次第、頑張りって言うのもあれですけどね。
推しの手長があったら順位を変えることができますので、それを楽しみに聞いていただけたらと思います。
そうですね。今回およそ30ピックアップしたんですが、この選ぶにあたってはトニーさんにもお知恵を拝借しております。
全国いろんな展覧会を見ていらっしゃるので、どれを入れたらいいでしょうかということで、お知恵を拝借しました。
今回33かな、結果としては。
33項目というか33の展覧会が選べる、プラスその他もあるんですけども、ということですね。
美術展の中間発表
その他が選べるということですが、早速発表していきましょうか。
第10位から発表していきますか。
皆さんが思い浮かべるあの展覧会かな、みたいなものが入ってくるのかなということですけども、
ちなみにこの12月6日現在で回答数はどれぐらいあるんでしょうか。
400人近い方が既に応募していただいているということですね。
それを踏まえての第10位から発表していきたいと思います。
岡部さんが答えますか、発表。
第10位は一体何でしょうか。
これは奈良国立博物館で開かれた空海伝説。
おおー。
いきなり何か重量ってなってきましたね。
これはいきなりなんですけど、僕これいけてないんですよね。
いけてないんですけど、摂取伝説という京都国立博物館展覧会はどうしても行きたくて行った時に、
確かプレスの方全員に連絡が来たのは、
午後は京都で内覧会、午前で空海伝やるからセットで皆さんいらしてくださいみたいな開始日を合わせてたんですね。
そうか、それが10位。どうですか、岡部さん。
やっぱり空海って、日本の歴史上の登場人物の中でもおそらくどうでしょう。
5本の指に入るぐらい有名。
もう本当にスーパーパワーというか、空海さんといえばみんなが知っていると。
やっぱりそのネームバリューの圧力を改めて感じたというか。
そうですよね。
だからこれは多分東京でも空海的な関連の展覧会がこれまでもあったけど、
たぶんせっかく行くなら近くの和歌山行って今後無事も行きたいとか、そういう票も入ると思うから。
それで強く入ってきたのかもしれないですね。
もう空海伝はすごく良かったのに。
早速書き込みがありましたね。
絵も買ったみたいですね。
10位ということですね。
ではこの感じでいきましょう。
9位って何でしょうか。
今度は東京国立博物館東博ですね。開かれた中村寺金色堂堂。
なるほど。これは平成館ではなくて、本館の特別室でやった展覧会ですね。
これは豪華。やっぱり中村寺そのまま来ちゃったなという感じが伝わってましたね。
8Kか何かの映像でも再現したり、物ももちろん来てたしですから。
それは確かに国宝もたくさん来ましたからね。
納得な感じがしますね。
ずいぶん開かれてから時間が経ってるんですけど、やはり見られた方に相当インパクトがあったのかなと。
確かに。
こういうものは、この前のそれこそ、流行語大賞でもその話になってますけど、前半に流行したものは後半に選ばれづらいみたいなのがあるじゃないですか。
確かに金色堂展が入ってくるっていうのは結構なインパクトだったでしょうね。
そうですね。
なるほど。では第8位行きましょう。
これは東京と大阪、2箇所で開かれました。
トリオ展ですね。
パリ、東京、大阪と。
東京国立近代美術館と大阪中野島美術館で開催されました。
東京美術館のコレクションと中野島美術館のコレクションと、それからパリ市立近代美術館のコレクションをそれぞれ同じテーマで選んで、
トリオを汲む×33みたいな感じの展覧会ですよね。
これが入ってきたんですね。
中々内容がすごく良かったんですが、ちょっと渋めっていうところもあったかと思うんですけど、
これいい順位で入ってきたので、やはりお目が高い方が多いなと。
これは普段だったら入らないとか言ったら相当失礼な言い方だと思いますけど。
入りますよ。普段入ると企画として面白かったんですけど、
やっぱり今年は例年に比べて西洋美術の展覧会が少なかったっていうのは、すごく追い風になった気がするんですよね。
パリ市立近代美術館のコレクションが見れたっていう意味では、確かにこれは入ってきますね。
なるほど。では第7位ですか。
これは入ってくるだろうと思ってましたが、印象派モネからアメリカへと。
トビですね。それからいろんなところでやっていますけど、アベノハルカスでもやりました。
それから八王子の東京富士寺美術館さんでもやりました。福島の郡山シリーズ美術館でもやりましたということで。
確かに。これは強いですね。
やっぱりモネという文字が来るとですね。
確かに。
これもやっぱりいかないわけにはいかないと。
あと印象派150周年っていう今年が周年だったのもあるし、
モネも確か、モネが生前の時に初めて購入された推薦だったんですね。
実はフランスとかでは買ってもらえてなかったけど、アメリカの美術館買ってたっていうところが面白かったし、
日本の印象派も紹介されてましたけど、アメリカの印象派を紹介したっていうのも面白かった。
作品もなかなか少しトーンが違う。同じ印象派といってもフランスの作品とちょっと一味違う。
やっぱり新大陸のイメージがあって、すごい新鮮で楽しかったですね。
すごい良い展覧会だったんですけど、一個だけ覚えてるのはウスター美術館店っていうアメリカのウスターっていうところだったんですけど、
グッズコーナーにウスターソースが売ってて、ウスターだから1000円もするの?みたいな。
ウスターソースってウスター美術館の関係あるかと思ったら、ウスターソースのウスターはイギリスにあるウスター市で、
ただウスター美術館と姉妹都市だっていうだけで、すごい遠い理由でウスターソース売ってたなっていうのはすごくありました。
ありましたね。印象的でしたね。
印象的でしたね。そんなのありましたね。さあ、ということで次は第6位ですかね。
第6位ですか。
はい、6位なんでしょうか。
ここにもまた同じものは。
はい。
もうね、連作の情景の方です、今度は。上野の森さんと、それから大阪中之さんで。
東京でいうと去年開催、去年の秋に開催されてて、今、今年の春には大阪で開催された方のモネで。
そうですね、いくつかあるので、今どれの話をしているのかと思われている方もいらっしゃるかもしれませんけど。
今年の場合、やっぱりこの大阪中之の展示がとても評判で、私も自分でも見ましたけど、見に行かれた方もですね、すごい展示が綺麗で、
作品が生えてよかったとおっしゃるかどうかですね。
しかも、上野では出てないものが出てるのもあったんですよね。この大阪だけで出るものもあったので。だから、上野で行ったけど、大阪でも見ましたって人は結構多かった。
そういう方もね、まだいらっしゃるんですよね。
あと、僕も見に行ったんですけど、ちょうどこのタイミングで福田平八郎展やってて、福田平八郎展のメインビジュアルがさざ波っていう作品で、
印象派とデキリコの評価
モネの展覧家は当然水蓮だったので、並んでるポスターがちょうど2つの水面を描いたものっていうのも、たまたまの機会があったのかもしれないけど、それも踏まえて面白いなと思った覚えはありますね。
これが第6位。
第5位行きましょうか。
これも非常に印象的でした。で、キリコですね。東京都美術館、それから神戸市立博物館で巡回されました。
これはもう今年の上半期の一番目玉展覧会だった感じはありますよね。
それがやっぱり見事にランキングの上位に入ってきたと。
やっぱり文句なかったです、僕も。作品も素晴らしい、面白いし、デキリコの世界観を立体化させたようなものがあったし、なんか気合が入りまくって、グッズも素晴らしかったですね。
グッズがびっくりしましたね。作品見終わってヘトヘトだったんですけど、もう一回目が覚めたというかですね、グッズコーナーで。
美術展のナビさんはいろんな連載というか企画記事がある中で、グッズ買ってみましたみたいな記事があれも評判いいですよね。
そうですね、すごく人気があってですね、たくさんいろんな方にですね、グッズ読んでますという方が多いんですけど、よく取材していてですね、
ああいう特に大肌店とかですね、デキリコの時は特に作品もすごい数があるので、一生懸命見てですね、もうグッズコーナー来た時はだいたいヘトヘトなんですよね。
ここでもう一つちょっとしなきゃいけないのかって言って、でもデキリコ店の時にはまたもう一回来ると気合が入るぐらい、やっぱりグッズも素晴らしかったので。
それこそ、岡部さんとは内覧会取材していると、仕事から遭遇するじゃないですか。
だいたいグッズコーナーで、ああでもない、こうでもないと選んでいる岡部さんに遭遇する率が高いんです。
はい。
展覧会長よりも。
そうですよね、いかに滞在時間が長いかってことですよね。
そういう感じで書いているというふうに思って、あの記事をもう一回皆さんにも読み返していただきたいと思っています。
本当にかなり迷いますし、基本的には自分が買いたいかっていうことなんですよ。
買いたくなるかって言うと、割と単純な原理でいつも選んでいまして、あとは値段ですよね。
確かに確かに。
何万円も買った人はなかなかいないと思うので。
でも最近上がってきてますもんね。
そうなんですよね。
進出が良いからってのもあると思うけど。
でも明らかにですね、グッズの記事って多分もう何年ぐらいになりましたっけ、やるようになって。
3年ぐらいですかね。
なんかやっぱり最初の頃より、体感温度でいくと2割3割、もっといってるかな、上がった感じがしますね。
上がってますよね。
でも本当体感で言うと、例えば僕がこういう仕事やり始めてもう十何年経ちますけど、
10年前ぐらいだったら、こんな企画になるぐらいのクオリティはなかった。
当時の方にはすごい失礼かもしれないけど、本当にグッズのクオリティはどんどん上がってますよね。
驚かされますよね。
多分この後のランキングでまだあれ出てないなってのがあるけど、
たぶんグッズであれすごかったながまだ出てないですもんね。
この後出てくるかもしれないですね。
第4位。
またですね、今度はモネ。
スイレンの時の方です。
これ今ちょうど開催している、国立世話美術館の開催中のやつですね。
とってもお客さんいつも行っても多くてですね、並んでますね。
本当に皆さんお疲れのところ大変だと思うんですけど。
ということは7位が印象派モネからアメリカへ。
6位がモネ連作の条件。
4位が・・・
6、5、ん?
7、6、4ですか?
すごいですね。
いやすごいですね、モネがこんなに。
10名のうち3つモネですもんね。
これ今その全体のパーセンテージで今、
何票という占める割合であれですけど、
全て大体15票、15%ぐらい。
全体の得票。
だから3つ足すと大体半分ぐらい行っちゃうというところですので。
いかにモネ人気あるか。
人気ですね。
改めて感じました。
モネの推薦の時のグッズも本当に素晴らしいものが多いということですね。
3位に行きたいんですけれども、3位に行く前に、
注目の展覧会ランキング発表
ここで11位から20位までを発表していきたいと思います。
ここは一気に行きましょうか。
11位から20位までをよろしくお願いいたします。
じゃあまず行ってみますね。
先ほど10位が空海さんでしたけれど、
11位が放念と極楽浄土。
これは強迫でやってましたね。
印象的でした。
これは第12位、大吉原展。
あのですね。
芸大美術館です。
何にも言わないけど皆さん察しでくださいみたいなことですね。
13位。
これは毎年恒例で、しかもお客さんにたくさん来る、
奈良国立博物館の焦燥院展。
これは空海展よりも下だった。
現時点で言われるんですね。
そして14位。
これは三ノ丸肖像館ですね。
皇室の日和。
これもなかなか豪華で良かったですね。
着中の銅色彩絵なんかも出てますってことですね。
それから第15位がアーティゾン美術館の空間と作品。
これも渋くて良かったですね、本当に。
これはだからそういう意味で言うと、
初めて私立美術館のって感じですね。
これまでは他の国立、公立が絡んできてるけど、
だからそういう意味では私立部門では、
もしかしたら今のところ1位かもしれないですね、
アーティゾン美術館。
さすがアーティゾンですね。
さすがです。
さあ16位。
これは東博で行われた神王寺展。
来ましたね、良かったです。
圧倒されましたけどね。
これが16位。
なかなか厳しいですね。
なかなか厳しいですね。
そうですね、やっぱりね。
で、17位が。
はい、今度京都小栗作物館で開かれた摂集伝説。
まさに先ほどちょっと名前出ていましたが。
これ全然ベスト10入ってくると思いました。
なんなら今年のもう日本美術の一番目玉だったと思ったけど、
17位ですか。
はい、そして18位。
これも相当話題になりましたね。
京都市キョウセラで行われた村上隆。
これでも18位。
現代アート部門で言ったら今現状一番上にいるけど。
18位か。
そして19位。
これは今東京でもまさにやってます。
ポケモンプラス工芸。
かける工芸。
かける工芸ですね。
楽しかったですね。
今もやってますよ。
来年もいろんなところ巡回するみたいですね。
そして20位。
これはオペラシティでやってましたね。
宇野明テン。
これはすごい迫力でしたね。
これも1時間待ちぐらいあったっていう話でしたよね。
これが仮屋市美術館でアイドルとかでもやってるということです。
ということで11位から20位まででございました。
どうですか?11位から20位まで見られると。
そうですね。
最初チラッとなんとなく奥歯に物が挟まったような言い方しましたけど。
大吉原っていろんな意味の話題にはなりましたが、
ちょうど来年の大変なドラマがメラボーで。
まさにツタジューさんで。
これはまさに吉原と言っても切り離せない人が出てきましたので。
おそらく見に行かれた方は良い予習になったんじゃないかなと。
吉原のイメージはちゃんと大変な話題自体がいろんな話題になりましたけど。
内容は非常に充実した展覧会でしたし。
ズログなんか持ってるとドラマを見るのは楽しいんじゃないかなと思いました。
来年も東京国立博物館でツタヤ・ジューザブロの展覧会も行われるということですから。
ちょっと先駆けてた感じですよね。
そうですね。やっぱりツタジューは文芸もありますし、絵の方でも大変に功績を残した人なので。
来年はすごく盛り上がるのではないかと思います。
そうですね。僕的には。
いかがでしょうか。
仏像展でいうと神後寺展が10位以内に入っていないのは結構衝撃的なニュースというか。
この期間中にちょうど仏像関連の本が出版されたので、トークショーに呼ばれて。
その時にとある仏像研究学研究員さんが、メインの話とは別に神後寺展が楽しみですっておっしゃってて。
仏像研究者の中では神後寺の本尊の役地におられる国宝が来るなんてそんなわけがないみたいな。
だから昔それこそ人気だったアシュラ展、幸福寺の100万人を超えたわけじゃないですか。
言っても仏像研究者の意見ですよ。
アシュラは本尊ではない、もうその他大勢のうちの一人だからそれが100万人以上来るということは、
あの神後寺の本尊が来るということはもう200万人来ちゃうかもしれないって言ってたけど、
ふたを開けたら全然来なくて、えーってなってたけど、なんでだろうと思ったら、
いやもちろん素晴らしい仏像だったと思うし迫力もあったけど、
やっぱりアシュラと比べるとイケメンではなかったっていう。
単純にそれが理由なんじゃないかな、おじさん顔な感じがね、あったからかなと思っちゃいましたけど。
でも本当貴重な本尊で、しかも後ろから見れたりして、あれがすごく新鮮で厚みが体があって、やっぱりいいなぁと思いました。
もう少し上がってもよかったと思うし、摂取とかも意外と来ないんだなっていうのはちょっと意外でしたね。
でもまだまだこれは中間発表ですから、これを聞いた上で、いやいやもっと盛り上げなきゃっていう人はぜひぜひ。
そうですね。
投票を促していただきたいなと思いますので。
お願いします。
じゃあ21位以下はちょっと発表はできないということですので、
ここからはいよいよトップ3の、現時点中間発表トップ3の発表でございます。
では岡部さん第3位をよろしくお願いいたします。
トップ3の発表
これはもう印象的でした。国立新美術館のトップ2ですね。
マティス自由なフォルム。
これも前半の展覧会ですね。
そうですね。でもすごく票を集めましたので、やはり展示がスケールが大きくてよかったですね。かっこよかったですね。
確かに。霧絵のめちゃめちゃでカットアウトのでかいのがあったりとか。
それこそマティスは去年も東京都美術館でマティス展があって、
あれがあっかんちゃあっかんだったので、正直あれを超えることはないだろうなぐらいの、
新美術館さんはちょっと申し訳ないけども、ちょっとタイミング悪かったんだろうなと思ったけど、
超えてきたって言ったらあれですけど、なんか全然見劣りしなかったから、
なんか去年見た上でさらに今回よかったっていうのが、たぶんこの3位にプラスアルファになっているような気がしますよね。
一層、マティス月が盛り上がったというか、層を増やしたというか。
これはまあ強いですね、当然。さあ、そして第2位の発表。
ここら辺まで来るとどっちだろうみたいに思ってらっしゃると思うので、どうなんでしょうね。
これはもうこちらも大変に、つい最近まですごい人気で大盛り上がりでしたが、東京国立作物館で開催されたハニワ展。
これはもう大迫力で可愛かったですね、ハニワが。
確かに。しかも最後の行列すごかったんですよね。
すごかったですね。
1時間待ちが当たり前ぐらいになってたっていう。
平日行ってもなかなか入れないというですね、大人に割り出した。
確かに、でも2位ですか。仏像とかを押しのけて、
ハニワの強さ恐るべしですね。
ハニワと美術展の人気
ああ、そうなんだ。いやいや、もちろん見応えもありましたけど、言ってもハニワだからサイズ的にはそんなに大きくないわけじゃないですか。
だからあの空間、全然持て余してなかったぐらい施工もしっかりとされてて作り込まれてたっていうのもありますけれども、
2位っていうのは恐ろしいし、やっぱりこれまではドグ人気があって、それを今回ハニワで
ドグに打ち勝つんだじゃない、みたいな気合も入ってたじゃないですか。
塗り替えた気が感じますね。
ということはしばらくハニワが続くのかもしれないですね。
この人気を受けて、ちょっとハニワブーム、弥生ブームが復活するのかもしれないっていう、
そういう意味では今後につながりそうな気はしますよね。
さあ、ということであと1位を残すのみ。
どうですか、皆さんあれかなっていうのは。
どうですか、書き込んでらっしゃった方いらっしゃいます?
もうここまで来たら。
ここまで来たらもうあれなのかなって思う人が多いのかもしれないですけれども。
では、中間発表第1位。
みんなで選ぶ今年の一押し美術展展覧会第1位は何でしょうか。
中間発表第1位は東京都美術館で開催された田中一村。
うーん、まあそうでしょうとしか言えない。
そりゃそうだろうという。
そりゃそうですね。
ね、としか言いようがないところがありますが。
田中一村展すごく印象的だったのが、
それこそ内覧会も楽しみにしてたんですけど、
内覧会に僕らは行けなくて、
その日が美術展なびフェスの。
どんかぶりするっていう。
8時間のMCの間途中抜けていけるのかなと思ったけど行けなかったから。
そうでしたね。
ありがたいんですけど、それだから別日に改めて行かせてもらったんです。
個人的にもお金ちゃんと払って、もう一回取材とは別に行ったくらい。
3日くらい行ったのかなと思うんですけど、
すごく印象的だったのは会場内に男性の年配のお客さんが多かった。
ああ、そうでしたか。
これはやっぱり他の美術展はやっぱり女性客が基本的に多くて、
男性の年配客ってあんまり見かけないんですけど、
多分田中一聖がやっぱりリタイアしたっていうわけでもないけど、
リタイアして悠々自適、悠々自適じゃないけど、
世の中でセカンドライフ的なのがもしかしたら中高年の星みたいな感じで、
刺さってたのがプラスアルファ表になってるんだろうなっていうのは、
ちょっと他の美術展とは傾向が違うのはそこな気がしましたね。
そもそも日本は女性の方が強そうですしね。
たぶん男女比が、もしかしたら男性の方がちょっと上回ってるかもしれないっていうのは、
たぶん他の展覧会との違いな気がするんですよ。
それでたぶん票数も上がってきてるんじゃないかなって思いますよね。
鋭い読みですね。
ただ恐ろしいなと思うのは、今1位から10位が空回転に始まり10位がね、改めて言いますけど、
京都国立博物館の中尊寺金色堂展が9位。
8位がトリオ展。
7位が印象派モネからアメリカウースター美術館展。
6位がモネ伝作の情景。
5位がデキリコ。
4位がモネ水冷の時。
3位がマティス自由なフォルム国立美術館の方ですね。
2位が東京国立博物館。
そして1位が田中一尊展なわけですけども、
その他の展覧会について
この10位の中に東京都美術館展覧会が3つ入ってるわけですよ。
東京都美術館で今年やった展覧会は全て入ってる。
大型展ですね、に関しては。
だから、富がやっぱり圧倒的勝利を。
本当ですね、そう言われてみたら。
そこに東博の展覧会が2個入り、
上野の森の美術館展覧会も入り、
国立西洋美術館も入りだから、
10位中7位は上野の展覧会。
なんかちょっと圧倒的ですけど、
なんか面白くないですよ。
もう少し他も頑張ってるんだから。
六本木も頑張ってる。
今年国立西洋美術館の展覧会が少なかったっていうのは、
いつもよりは例年との違いはそこな気がしてるので。
どうなんだろう。
でもその中でやっぱり大阪中野島も強いなという印象もありますね、さすが。
大阪中野島はちょっとランキングの抜けが入らなかったんですけども、
それこそ塩田千春展覧会も今日集めてますし、
中野島に関しては僕が思ってるのは、
中野島開館してから多分3年目だと思うんですけど、
いまだに全部すごい展覧会やってるじゃないですか。
すごいですよね、企画力も。
ハズレがないじゃないですか。
だから多分表が割れちゃうんだと思うんですよね。
確かにその傾向があるんですね。
それが多分大阪が入りづらかった理由なのかなと思いますよね。
独自企画がやっぱりいいですもんね、中野島さんはね。
なるほどね。
あと今日33点今回選ぶのに僕もお手伝いさせていただいたんですけど、
やっぱりこれ33点の中にあれも入ってなかったのかという皆さんあると思うんですけど、
今日たまたま僕取材に行ってきたのが、
弥生美術館、竹下夢次美術館に行ってきたんですけど、
竹下夢次美術館で竹下夢次と読売新聞という展覧会が行われているのに、
これが今回選ばれてないっていうね。
読売新聞さんの主催の企画なのに、
ガッツリ読売新聞、竹下夢次は実は読売新聞の記者をやってた時期があるっていうのとか、
竹下夢次が読売新聞で取り上げられた記事とかを紹介する展覧会なのに、
入れてないっていうことが。
だからこれは本当に損なくなく選んだ33なわけですけども、
特筆すべきこととして、
なんとですね、今回1位の田中一尊展が、
全体の票数27.9%、今中間発表でいただいてるんですが、
その33項目にないものを選んだ場合、
その他を押せるというかクリックできるわけですけども、
その他が今回何%なんですか?
そうですね、34%強という。
つまり田中一尊展とか、だからこの全部よりも、
その他っていった人の方が結局票数としては多いことに。
もちろん中身はいろいろなんですけれど、
この候補に挙げた以外の展覧会を挙げられた方もとても多かったと。
それはやっぱり美術展なびの読者さんの美術熱、
展熱だと思うんですよね。
そうじゃなかったら、たぶん普通に選んだ33から
選ばれそうなもんだけどなと思います。
言える範囲で、今その他ではどういう展覧会が選ばれているのでしょうか?
かなり目立ったのが、これはランキングに入れなくていいのかなと思ったんですけど、
その高橋龍太郎コレクション展ですね。
東京都現代美術館で開催されている。
あれは確かにすごい展覧会でしたので、
やっぱりあれはインパクトがある方が多かっただろうなというのは納得で。
ごめんなさい、入れなくてごめんなさいって感じで。
これは結構業界の現代アート関係者もあれ見たみたいな感じで言ってたから、
確かにこれは今年の1つのトピックでしたね。
そうですね。
それから中野さん。
それからですね、何だっけな。
目立っていたのが何でしたっけ。
これも本当にすみませんなんですけど、
ちょっと先ほどトニーさんもおっしゃったんですけど、福田平八郎。
これ中野島で。
中野島の。
これは入れとかなきゃいけなかったなとちゃんと思いました。
確かに大分と中野島の巡回で、
もちろん関西でやるけど関東芸には来なかったんですよね。
そうなんですよね。
でも福田平八郎は今年もあちこちでやってますし、やっぱり人気もあるし、
作品を見ればもうやっぱり圧倒的というかですね、
本当に唯一無二の存在っていうことは。
確かに。
改めて。
これは僕も見に行きたくて、やっぱり良かったですもんね。
そうか、それは入ってきますね。
なのでやっぱりさすがに見てらっしゃる方は、
それは行くだろうなとかですね。
あといくつかあって、石崎紅葉とかもあれも良かったですからね。
京都市立文博さんのですね。
文博さんのも良かったし。
手元のいただいた資料だと、あれですね、意外と多いのは空想旅行を案内に、
ジャン・ミシェル・ホロン、東京ステーションギャラリー。
そうですね、良かったですもんね。
これはだから、実はさっき言わなかった。
20位に宇野明天が入ってたじゃないですか。
今年僕結構傾向だなと思ったのは、
宇野明天とかミシェル・ホロンとか、
あといくつかその他にも入ってますけど、
新美術館の棚網圭一さんの展覧会とか、
イラストレーターの展覧会が結構増えたな。
増えたというか人気になってるなと思うので、
だからそれこそ数年前まで漫画展なんてなかったのが、
漫画展として今もう本当にビッグコンテンツになったし、
もっと前で言うと絵本の展覧会がビッグコンテンツになったけど、
イラストレーターの展覧会が今後もっと増えていくんだろうなという意味では、
2024年はそういう元年になったのかなっていうのは、
やっぱりこの傾向からも読み解けますよね。
やはり皆さんの提案に改めて恐れ入りましたというかですね、
ちょっとこっちはもうちょっと勉強して、
来年もしっかりまた来期に考えたいと思ってますけど。
あくまでこれは中間発表ということですから、
この後さらに票が変動すると思いますので、
まだ投票されてない方は、
ぜひ積極的に投票いただきたいと思います。
最終結果はいつ発表されるんでしょうか。
まだ決まってないんですけど、
締め切りは20日ですけど、
締め切りは12月20日までとなっておりますので、
なるべく早めに決まったら投票していただけたらと思います。
結果としては1位から33位までを発表する形になるか、
上位20位を発表する形までを発表する形になると思うわけで、
その他にね、僕は全然見てないんですけど、
その他のところにも皆様の書き込みとかもすごく熱意のある、
こんな理由で選んだっていうのがあるそうですので、
それが残念ながら美術船ナビさんでは読み上げられない可能性が高いということですので、
なんとうちの番組、
我がそろそろ美術のお話しをというこのポッドキャストではですね、
毎年一番最後の年間最後の収録でですね、
ハッシュタグ刺さった美術展2024ですね、
というのがあって皆様からの投稿を読み上げるコーナーを行いますので、
美術船ナビさんので、
その他にこんなに熱い思いがあるんだというコメントされた方、
ぜひハッシュタグで刺さった美術展2024と付けて、
Xなどで発信していただけましたら、
うちの番組の方で読み上げさせていただく可能性がございますので、
よかったらその33にないものの熱い思いがある方はぜひぜひ。
それは美術関係者でも全然いいわけですよね。
僕の展覧会がなぜ入ってないんだというご意見もきっとあるでしょうから、
この子がすごかったんだよということもね、
言っていただけたらと思います。
さあ、ということであっという間にお時間がやってきたわけですね。
はい。
どうでもどうでした?
今、岡部さんはこの結果というか。
そうですね、あくまで中間なんですけれど、
逆に言ったら、例えばトニーさんはこの中で、
この中じゃなくてもいいんですけど、
一つ選べって言われたら、
トニーさん個人的にはどれなんですか?
これはむずいんですよね、毎年あれなんですけど。
今年はでも、
2024年のおすすめ美術展
発表はささった美術展2014でやります。
いずれです。
自分がすごいって言うつもりは全くないんですけど、
やっぱり年末にこういう話をするのと同じぐらいに、
僕は仕事から年始に、
今年どういう展覧会が来ますかっていう話を出演して話す機会が多いんですけど、
今年はもう田中一尊と羽庭とモネは言ってたので、
意外と読み渡ったけど、
マティスは当てられなかったなっていう感じです。
マティス素晴らしかったけど、
やっぱ去年のマティス展があるから、
今年はマティス来ないかなと思ってたけど、
だからやっぱりそういう意味では強いですし、
あとやっぱりこのランキングを見て思うのは、
やはり西洋美術の方が上に行きがち。
日本美術の方がちょっと下回りがちっていう感じは、
これを見ると思いますよね。
傾向が見えるのは面白いですよね。
でもその中でなおかつ田中一尊が来るっていうのは、
結局のところみたいな。
結果はびっくりじゃないんですけど、
この中間の中でもですね。
ただやっぱり本当に人気があるんだなって、
改めて感じさせてくれました。
そうですね。
この中で1位はそうですね、
去年実はポケモン×工芸が、
僕の中で1位をしたが面白い展覧会だなっていう発表をして、
それが今年も続いているという意味では、
ポケモン×工芸に注目をしているというのが、
1つ選ぶとしたらそこかもしれないですね。
あとはそうですね、1個選ぶとしたらでいうと、
20位に入ってなかったかな。
国立西洋美術館のここは未来のアーティストたちが、
眠る部屋となり得てきたかというね、
国立西洋美術館初の現代アート展というのが行われたというのも、
この2024年の大きなニュースだったと思いますので、
歴史的な展覧会ですね。
そういう意味ではね、
僕はこれを選んであげたいなという気持ちはありました。
はい、ということで皆様の予想は当たったのでしょうか、どうでしょうか。
そんな感じで楽しんで、
結構多くの方、100人以上の方が楽しんでいただけたのだったら嬉しいですね。
ぜひ美術展ナビさんの最後告知とかがあればよろしくお願いいたします。
何かあった?
とりあえず美術展ナビのホームページをチェック、サイトをチェック。
もう何度も言ってますけど、
この一押し美術展なので投票お願いしますというか。
あとまだこの美術展ナビさんの公式Xのアカウントをフォローしない方がいらっしゃったら、
今すぐフォローしていただくと、いろんな情報が出てくると思います。
ありがとうございます。
改めてこのみんなで選ぶ今年、過去2024年の一押し美術展展覧会の受付期間は11月20日となっておりますので、
皆様投票ご協力よろしくお願いいたします。
本日の特別編はいかがだったでしょうか。
ぜひ1年の締めくくりに今年鑑賞した美術展を振り返って教えてください。
ハッシュタグ刺さった美術展2024、これは引き続き募集しております。
また今後も生配信をしていきますので、番組公式アカウントをぜひフォローください。