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ソーメン二郎でございます。今回は、ソーメンチャンプルの話をしたいなぁと思っています。
沖縄の方はね、ソーメンチャンプル本当年中食べてるという感じだと思うんですけど、それ以外の人は家でソーメンチャンプル食べるとあんまないでしょう。
外食でもソーメンチャンプルって沖縄料理の専門店に行かないと多分食べれないですよね。
だから、非常に沖縄だけ年中食べる。あんなに暑い国なのに、暑い県なのにね、どういうわけか冷たいソーメンじゃなくて炒めたソーメンチャンプル食べると、これ不思議だったんです。
僕ちょっと色々調べようと思ってね、そう思いつつ長年ちょっとちゃんと調べてなかったんですが、
今年になってね、調べてみました。
まず、色々本にも書いてあったりするんですよ。沖縄の郷土料理の本とかがあって、そういうのも調べたりしたんですが、これはやっぱり沖縄のソーメン作ってる人に聞くのが一番いいんじゃないかなと思ってですね、調べました。
僕が前からソーメンチャンプルするときに、ソーメン使ってたやつがあるんですね。沖縄製粉さんっていう、これ沖縄唯一の製麺所です。ソーメン作ってるね。
他にもアンタギーとか小麦関係の商品、製品たくさん出されてるところで、ここはソーメン作られてるんですね。リュウの頭、リュウ頭ですかね、っていうソーメンのパッケージがあってですね、これソーメン、普通に食べてもいいんですけど、ソーメンチャンプルにするとおいしいソーメンって書いてあるんですよ。
ソーメンチャンプル専用ソーメンみたいなものでしょうか。で、ここのですね、コウホーさんに、私、研究家ソーメン二郎と申しますけれども、実はソーメンチャンプルの歴史についてちょっと調べているんですが、教えていただけないでしょうかというふうに問い合わせをしたんです。メール書きました。
そしたら連絡きましてね、たぶん僕のことを知ってなかったと思うんですけど、昔聞いたところによるとですね、50年ほど前ですね、戦後でしょうか、沖縄ってなかなかその当時は冷蔵庫文化があんまなかったわけですよ。要は亜熱帯地域、これアジア全体にも言えると思うんです。今のベトナムとかもそうですよ。冷蔵庫ないんですよ。
だからその時にあるものを食べるっていうかね、いう文化ですよね。だから家にあるのが50年前沖縄ではですね、まあそうめんとかあとはサバ缶、これが常備してあった。なぜそうめんがあったか、これはまあいろんな説がね、調べると出てくるんですけど、まあ夏が終わった本土から非常に安く沖縄にそうめんが入ってくるみたいな話も聞いたことがあります。
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そういった安くてたくさんあるそうめん使って、そして野菜もありますよね。ニラとかね、ゴーヤとかね、ああいう青い野菜って沖縄にたくさんありますけど、ちょっと固かったり苦かったり独特強い野菜なんで、これ生で食べれないんですよ。だから煮たり焼いたりっていう文化がありますよね。
今だとツナ缶使いますけど、昔元々はサバ缶だったんです。で、沖縄は何かって言ったら、まあ元々そのもう3時にお茶漬けでそうめんチャンプルが出てきたりね、お客さんに出したりお祝い事でそうめんをお供えしたりってそういうね、風習がやっぱりあって、朝とか昼にはそのそうめんチャンプルじゃなくてそうめん汁っていう、本当もうつゆにそうめんが入ってるだけのシンプルなもの。
それが食べてたりね、したんです。さらに一番の原因というかね、理由としてはですね、台風が多いでしょ。台風が多いと停電しますよね。そうすると電気使えないからガスコンドで料理する。
臨時的にね。そうすると家にあるそうめんとニラとですね、ちょっと豚肉なんかを炒めてサササッとやってそうめんチャンプルを出すと。野菜入れてね、ちょっと炒めて出すということでね、これそうめんチャンプルというか台風そうめんなんですよ。台風が来たらそうめん食べると。
結構もうね、9月10月くらい台風来たりしますから、結構期間が長い。そうやって常に用意しているものを毎日食べる。沖縄のスーパーとかね、農協とか行ったらですね、売り場がすごいですよ。
多分島原そうめんだと思うんですけどね。島原そうめんがドカッと売ってて、そしてニラの束がドカッと。一束60円とかでしたね。で、そこにツナ缶とかサバ缶が置いてあって、そうめんチャンプルコーナーがどこに行ってもあります。年中。
で、それをみんな車で乗りつけてドカッと買って、それでもう1週間とか1ヶ月とか常備しておいて食べるというのが沖縄スタイルですよ。この沖縄スタイルを僕は日本全国でもし踏襲できたら、日本全国にいろんなそうめんチャンプルができてですね。
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年中そうめんを食べるという食文化が新たにできるんじゃないかなっていうのをずっと昔から思っていてですね。それで沖縄に僕は本当に、沖縄ね、そうめんチャンプルを食べれる居酒屋さんは多いと思うんですけど、そうめんチャンプルをご自宅で食べさせてもらおうと。
突撃晩御飯ならぬ突撃そうめんチャンプルみたいな感じで、テレビの番組でできたら一番いいんですけど、そうじゃなくてももう1人で乗り込んでいこうかなと思って、実はもう今年、これからね、ちょっと来月か再来月ぐらいに行こうかななんて思っています。
まあどんないろんなチャンプルがあるのかな。甘宮島行ったら油そうめんとか、また石垣だとちょっと違ったりするらしいんですよ。油そうめんって言うとね、ちょっと煮干し入れたりね、さつま揚げ入れたりとかね、ちょっと具材が変わってきたり。
まあ家にあるものを食べたらいいさみたいなのらしいですけど、これね、例えばトマト風のそうめんチャンプルだったりとかね、こういうのカレー風味とかね、いくらでもこれ、僕ご当地の野菜とか肉とか、冷蔵庫にあるものを使ってそうめんチャンプルできるようになると思うんですね。
でね、そうめんチャンプル、これ厳密に言いますと、そうめんチャンプル、そうめんチャンプルっていうのは実は豆腐が入ってないとそうめんチャンプルとは言えない、名乗れない。豆腐が入ってないもの、要はそうめんと野菜の似たものですよね。炒めたもの。
これそうめん足し屋って現地では言うんですよね。だから厳密に言うと豆腐入ってないそうめんチャンプルはそうめん足し屋です。けど、まあなんとなく総称でそうめんの炒め物はそうめんチャンプルということになってますね。
で、そうめん炒める炒めるって僕言ってますけど、実はそうめんチャンプルはそうめんは炒めたらダメなんですね。野菜とか具材を炒めます。そこに具材を炒めたら鍋の火を止めて、そして揺れたそうめんを入れてオリーブオイルとか油を混ぜてごま油とか入れてサササッと混ぜる。
そうめんに火をかけない。火を止めてください。そしたらくっつかないです。皆さんね、ダマになってね、もう固まったそうめんチャンプル食べてましたけどね。でもね、そうめんチャンプル炒めないでください。火にかけないでください。それで一度やってみてください。
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またね、沖縄に行ったらそのスナックでね、そうめんチャンプル出してもらえたりするんじゃないかな。焼きうどんとかね、食べますよね。スナックでね、そういうノリで沖縄で食べられるんじゃないかななんて思ったりしてますけど、なんで12月か1月ぐらいに沖縄に突撃そうめんチャンプル行ってみたいと思っております。