工場見学と三和そうめん
ソーメン二郎でございます。
2023年も4月になりましたけどね、またまた沖縄に行ってまいりました。
去年の12月に、年末に沖縄滞在したんですが、第2弾っていう感じなんですが、沖縄、那覇なんですけど、1週間滞在してきました。
今までで一番長い滞在でございまして、沖縄製粉さんって会社があるんですね。龍頭という、ソーメンチャンプル専用のソーメンを作られています。
沖縄の居酒屋に行くとですね、その流糖を使ったソーメンチャンプルよく出てくるんですね。
その沖縄製粉さんの工場見学をね、行ってきました。
これきっかけとしてはですね、僕が夏場テレビに出させていただくときに、チャンプルの話なんかをテレビラジオでやるんですけど、
なぜあの暑い沖縄にはですね、冷たいそうめん文化というのがなくて、
ソーメンチャンプルを食べるのかと、なぜチャンプル文化が根付いたのかっていうのを調べているので教えてほしいという話を、
実は沖縄製粉さんの広報さんに問い合わせをしたんです。
そしたらいろんな文献をね、引用してくださって、丁寧にですね、教えてくださったんです。
メールをいただきました。
それがきっかけでですね、一度お会いして工場を見学させていただいたりですね、
そうめんに関わる方々と話なんかしたいということをしていましたら、
ぜひ工場見学来てくださいということで行ってまいりました。
沖縄製粉さんのね、本社のところで待ち合わせをしてですね、車に乗って結構行ったと思うんですけどね、
どこなのか住所はちょっと僕わからないんですけど、車に乗ってですね、
あれです、いわゆる沖縄らしい、あれ何ですか、畑、たけしさんの3対4X10月っていう映画がありましたが、
あいう畑の風景が広がるところにポンとそうめん工場がありましてね、行かせていただきました。
で、職人さんたちとですね、いろいろお話をさせていただきました。
やっぱり沖縄っていうね、場所から非常に湿度の高い暑い国ですから、
そういうところでそうめん作って非常に難しいだろうなというようなご苦労の話とかね、
そうめんチャンプルをね、沖縄だけじゃなくて、その沖縄で年中食べるそうめんチャンプルモデルっていうのをですね、
全国に広げていきたいななんていうお話をさせていただいたんです。
オリーブオイルのお店
で、工場見学ね、させていただいた後にですね、そうめんとそうざいのそうそうさんっていうね、お店がございます。
これ僕もともとネットでね、見て行ってみたいなって思ってたお店です。
ここはオリーブオイルの専門店なんですよ。
で、スペインとかね、フランスとかいろんな国のオリーブオイルがあって、
その美味しいオリーブオイルを食べるには三和そうめんがいいという風におっしゃってあるのをですね、
僕ネットで見てました。そこの店長さんなのかな、あの女性の店長さんのYouTubeなんかもありましてね、それ拝見してたんです。
そしたらちょうど連れて行っていただくということで行きましてね、
そのオリーブオイルとかバルサミコ酢とかオレンジのテイストのバルサミコ酢とかね、
ちょっとガーリックっぽいオリーブオイルとかちょっとスモーキーなやつとかいろんなオリーブオイルがあったんですが、
その三和そうめんとだしのところにサッとかけて食べると。
僕もオリーブオイル好きで、オリーブオイルとそうめん合いますよと。
そこにちょっと塩をかけてね、天然塩とかハーブソルトとかかけて食べたら美味しいですよなんていうのはテレビでやってたんですが、
まさにそれをされてるお店で、三和そうめんもね、いろんな三和そうめん出されてました。
味もね、パンプキンのそうめんだったりね、ちょっと平めんというか太めのそうめんなんかも出されていたりね、
いろんなアレンジのそうめんメニューがいっぱいありました。
でも三和そうめん使っていただいてるっていうのはどうしてかというふうにお尋ねしたらですね、
私が行ったときには対象をしていただいた平さんっていう店長さんだったと思うんですけど、
平さんが関西出身の方でね、三和そうめん大好きだと。
で、沖縄どうしてもそうめんチャンプルで食べる文化なので、めんつゆでツルツルといくあの冷たいそうめんが、
三和そうめんで食べるとすごく美味しいんだというのを伝えたいと。
で、オリーブオイルのお店もされてるから、オリーブオイルを使って出されているということで、
やっぱその三和そうめんの愛情っていうのが非常に強いお方でした。嬉しいですね。
沖縄で三和そうめんを冷たくして食べるっていうのはなかなか僕はないと思ってたんで、
3種類ぐらいいただいてね、いろいろオリーブオイルのテイスティングなんかもさせていただいて美味しかったですね。
バルサミコスのオレンジのやつがめちゃめちゃ美味しかったですね。
また行ってみたいなーって思ってるお店でございます。
琉球料理と松本茅子先生
そうめんとそうざいのソウソウさんですね。これネットで検索してください。出てきます。
そしてその後ですね、これ沖縄滞在の一個大きな目的だったんですけど、
琉球料理っていうのが沖縄にありますね。これずっと継がれている伝統の料理ですけど、
ここでもやっぱりそうめん料理っていうのは実は宮中にあって、
それがみゃくみゃくとそうめんチャンプルの文化につながっているっていうことなんですよね。
松本茅子先生という松本料理学院の学長、学院長先生でもあるんですが、
沖縄の琉球料理の伝承されている県医ですね。
もう80歳を超えていらっしゃると非常にお元気で可愛らしい先生だったんですけど、
その松本先生は実は琉球スタイル松本っていうお店をねされている。
これ市役所のすぐ横にありましてね。僕もランチで行きました。
でその松本先生にそうめん文化についてぜひ教えてほしいということで、
琉球料理としてはですね、るいぞうめんっていうのがあるらしいと。
るいっていうのはにょいってね、仏教なんかの言葉なんでしょうかね。にょいってよく漢字で書きますよね。
それがるいぞうめんっていうんですね。
これ椎茸とか大根とか卵とかからしななんかが上に乗ってて、
折りたたんだ綺麗なそうめん、そこに少しだしが入っているというようなもので、
これは宮中で食べられていたというものがあります。
でいわゆる皆さん、我々もそうめんチャンプル、そうめんチャンプルなんて言いますが、
厳密に言うと、今食べているものってそうめんチャンプルじゃないんですよっていう話があるんですね。
何かって言うとそうめんチャンプルというのは豆腐が入ってないと正確にはそうめんチャンプルと言ってはいけない。
豆腐が入っていないものはそうめんたし屋って言うんですね。そうめんたし屋。
でもう一個あるんです。そうめんプットルっていうのがあると。
面白いですね。プットルって何でしょう。これプルプルの状態でちょっと揺れすぎちゃってね、プルプルでちょっと固まったような状態のもの。
それそうめんプットルって言うんです。そうめんたし屋を作ろうと思ったけどそうめん揺れすぎちゃってなんかプルプルになっちゃったから、
これはそうめんプッツルだねなんていう日常の会話が沖縄ではあるっていうことなんですよね。すごいでしょ。
そうめんチャンプル、そうめんたし屋、そうめんプッツル、ルーイーゾーメンと。
花傘食堂での食事
こんだけあるんですね。そしてもう一個そうめん汁っていうのがあるんですよ。
これも本当はあのつゆだけにそうめん入ってるだけ。ネギすらないっていう感じ。
これ花傘食堂っていう定食屋さんがあってこれ有名な地元の方も観光客もたくさん行く定食屋さんがあります。
ここで僕はテンプラ定食食べたんですよね。沖縄のテンプラも変わってます。
衣がねもうたっぷりつけられてね衣だけでお腹いっぱいっていうようなエビとかね魚とか豚肉とかあとはもずくのテンプラなんかありますよね。
大きいんですよ。もうお腹いっぱい。でご飯もね石飯と白飯と麦飯が選べるみたいな。
そして汁物はですね中身汁味噌汁でそうめん汁っていうのを選べるんですよ。
僕は当然ねそうめん汁にしました。シンプルな本当つゆとそうめんだけ。
まああったかいやつですね。まああのたぶん豚肉の使った汁だと思うんです。
だし汁でねそれがもうおいしくていくらでも食べれるっていうのはこれ花傘食堂検索していただければ出てきますんでぜひそうめん汁頼んでくださいよ。
あの入り口のところに食品サンプルが並んであってそうめん汁そうめんシャンプルって書いてます。
でもう一通りね結構食べたんですよ沖縄ではね。
で泊まってるホテルの近くがもう高節市場っていうのが沖縄のね一番大きな市場があってその界隈にセンベロの飲み屋街っていうのがあるんですよ。
いっぱいあってね。
そして沖縄の外から来ている若い人たちがやってるバーとかねカレー屋さんとかね。
いっぱいあるんですよ立ち飲み屋さんとか。
僕そのエリアがすごく好きなんであの近くのホテルとったんです。
エビ蔵でのエビフライとそうめんチャンプルー
でもう毎日のように通ってました。
もう何も調べず面白そうな店に入っていったんですよね。
そうしたら看板があったんですよ道に。
エビフライ専門店立ち飲みって書いてるんですよ。
えーどういうことって思って。
でちょっと奥の方入っていくとねちょっと細い横の道ですよ。
そしたらほんとねなんて言うんですかもう畳1畳ぐらいのね立ち飲み屋でもうカウンターのところがねちょっと上に上がって台の上に屋台が乗っかってるみたいな感じなんですけどもう2人立つだけでいっぱいなんですよ。
その横にちょっとスペースがあって2人行けるぐらいの感じで。
広島出身のですね的場さんという店長さんがね一人でやってらっしゃってお店の名前がエビ蔵なんですよ。
エビだからエビ蔵なんでしょうけど聞いたらオーナーさんの飼っている猫がエビ蔵ちゃんという名前らしいということでエビフライをつまみながらジンを飲むみたいな。
僕もジン好きですからいろんなジン飲まさせていただいてね。で柿フライなんかもあるんですね広島出身の方ですから。
それがまたシャレたね柿フライエビフライでねタルタルソースもすんごい美味しくて立ち飲みでこれエビフライ柿フライいいなぁというので3日間通ったんですよ。
そのエビ蔵さんにね。そしてえっと僕が沖縄製粉さんからいただいたそうめんちょうど持っていたんで2日目に行った時かなお渡ししたんですよ。
あのちょっと今そうめん持ってるんでこれでなんか食べてください味見してくださいよなんて言ったらですね。
ちょっと今作りましょうかって言ってエビを使ったそうめんチャンプルーをその場で即興で作ってくれたんです。
嬉しいですよね僕一つアイディアとしてですねテレビ局のディレクターさんに提案しようと思っている企画がずっとあってですね。
突撃あなたのそうめんチャンプルーっていう番組突撃朝ごはんみたいな番組ありますけど僕がそうめんをですねいろんなそうめん持って行って気に入ったお店にですねいきなりちょっとママこれそうめんチャンプルー作ってもらえないですか。
その場で作ってもらったりもしくは次の日ねお家で作ってもらったりとかっていうのをねやりたいんですよ。
様々なお店でのそうめんチャンプルー
でいろんなところ例えばカレー屋さんに作ってもらったり立ちのみ屋さんで作ってもらったり和食のお店とかいろんな人に作ってもらうそうめんチャンプルースナックのママとかに作ってもらったりしてね。
そういうのを食べてタレントさんと一緒に審査するみたいな。それで優勝したやつがちゃんとお店でねメニューとして展開していくみたいなことをですねこれめっちゃやりたいんですよ。
沖縄の中では必ず成立するんじゃないかなと。みんな作れるはずなんですよねっていうのをやりたいと実は思ってるんですね。
でそこのエビフライ専門店ビゾーさんがですね面白い方でいろんな店も紹介してもらったんですがそのエビゾーの目の前にですねヤマト屋ってパン屋さんがあるんです。
でそこのパンを使ってねエビフライ挟んだり柿フライ挟んだりしてねサンドにしてメニューとして出されているというのもあったんですがそこのおばあちゃんがねおばあちゃんって言ったらですねおばさんにしておきましょうか。
おばさんというかママがですねいつも座っていらっしゃってパンがどれぐらいだろう50種類ぐらい置いてるんですかね。
僕3日間通ってたぶん30個は食べましたね。もう昭和の惣菜パンみたいなね1個150円とかそんな感じのもので沖縄っぽい大芋が中に入ってるね芋ですよ。
これ美味しかったですね。あのいろんなパンがあってお土産で持って帰りましたけどそのヤマト屋のパンのママがですねそうめんチャンプル作っといたよって言ってちゃんとねそのエビゾーさんところでねちょっと前の日に作ってくれたんでしょうか。
あの多分タッパーか何か入れてねそれで温め直してくれて出してもらったんですよ。美味しいもうカンのそうめんチャンプルですよ。ニラとツナカンのねこういう定番のやつもやっぱり美味しいですよね。
だから突撃あなたのそうめんチャンプル食べさせてくださいっていう企画がもう実際に成立しちゃったわけですよ。こんな嬉しいことはないなと思ってですね。でその後もいろんなそうめんチャンプル食べるお店行ったんです。
去年の12月に僕行った時にも教えてもらってね行った小桜小梅っていうお店があります。これも50年以上されている老舗のお店で屋台村の牧師の方かな。屋台村の入り口のあたりに小桜っていうお店があるんですがそこのそうめんチャンプルは極めてシンプル。
もう見た感じ具は何もなくてちょっと青のりが振ってあるだけなんですよ。でよく見ていくとちょっとニンニクのかけらとキャベツの破片みたいなのが辛うじて入っているぐらいの感じなんですが味付けがね絶妙でめちゃめちゃ美味しいんですよ。これ何倍でも食えるなと。
であまりにも美味しいんでこれはこの味付けってどうやってるんですか何ですかって聞いたんです。そしたらティーアンラって言うんですよ。ティーアンラわかります?初めて聞くでしょ。僕も初めて聞きましたね。
手油、手赤っていうか。まあこれはね多分何を使ってるか教えてくれないんですね。それをごまかすために手塩にかけて作ったおばあさんの秘伝のレシピですっていう意味なんでしょうね。教えてくんないんです。手油、ティーアンラ。
それで味が付くわけはないんですよもちろん。でもそういう言い方を多分するんでしょうね沖縄ではね。あのちょっと恥ずかしがりやな沖縄の人ですから。シャイですよ最初みんなさんね。なかなかねあの扉開けてくれないんですよね最初。
わあそうめんじろうさんどうもーっていうノリじゃ全然なくて。もう何もね俺のことわかってんのかな。2回目来たけどわかってるのかなって言ってなかなかね喋ってくれないんですけど帰るときぐらいね。
そうめんじろうさんになんか聞いていらっしゃったお客さん結構来ましたとかって言ってもらってねなんだ俺ってわかってるのかっていうぐらいのねちょっとシャイボーイシャイガールが実は沖縄の人って多いんですけど仲良くなったらこう深く付き合っていくっていう。
この牧師にある小桜ですよそうめんちゃんぷるこれ行ったら絶対食べてください。自分で再現できないんですよねこれ僕東京に戻ってねちょっとニンニクでやればいいのかなと思ってねニンニクとオリーブオイルでやったんですけど全然あの味にならない。
イカスミそうめんチャンプルーの魅力について
もう一軒行きましたこれ朝日橋っていうところのねくらたっていうお店がありましてこれ和食の料理屋さんですかねひらがなでくらたって書くんです入り口にあの提灯がねぶら下がってますけどここでねまあそうめんちゃんぷるとイカスミのそうめんちゃんぷるっていうのを食べたんです。
イカスミそうめんちゃんぷるこれね沖縄多いんですよイカスミ汁っていうのもあるんですよね真っ黒な沖縄の方はもうそのちゃんぷるに限らずイカスミ自体をもう日常的に食べてるみたいですよねイカスミパスタのイメージが強いですよねどっちかっていうとでもこれねイカスミを練り込んでるそうめんっていうのがあるんですよ。
かんめんの中にもう練り込んであるとだからね歯が黒くなんないんですよ食べてもねでもイカスミの味がほんのりしてねこれでちゃんぷる作ったらめちゃめちゃ美味しい多分ねこれイカスミのそうめんは島原そうめんでねイカスミを練り込んであるそうめんがあるんできっとこれなんじゃないかな。
僕そのくらたの大将にねどこのそうめんですか確認するのをちょっと忘れたなって思ったんですけどねちょっと帰ってきてから聞けばよかったなぁなんて思ったんですが島原そうめんのねイカスミそうめんね僕も注文しましたからちょっと自分でやってみようかなと思ってるんですがここのくたらのイカスミそうめんちゃんぷる普通の白いのが入ってますね。
黒いねそうめんちゃんぷるもあります。両方ね食べましたけどこれ味比べしてください。
でそうめんちゃんぷるのお店もほんとたくさんあるんですけど器を売ってるエリア通りがあるんですよ。
これヤチムン通りってとこでハイヤットのホテルがね国際通り上がっていくとあるんですがそのハイヤットのねさらに上に行く一本道があるんです。そこヤチムン通りって言って器ばっかり器屋さんが並んでるんですよずーっと。
2,30件もっとあるかな。であのCさんのね陶器のやつとかもあるんですけど器です。でねそうめんちゃんぷるに合うような器をね買いたいなと思ってね。結構ブルーの器が多いんですよね。それ綺麗でね。
まあまあの値段します。小さいお皿でも3,000円。ちょっと大きめの器だと5,000円超えますね。ぐらいの価格なんですがめちゃめちゃいいですね。ここの器もぜひ皆さん見に行っていただけたらなぁと思ってます。
もうかなりねそうめんちゃんぷる食べ歩きしましたけど20件ぐらい2回の滞在で行ってると思うんですけどまだまだ行きそびれてる店ってあるんですよ。あと10件ぐらいあるんですよね。また行きたいなぁ。来月再来月。まあ今年はちょっと沖縄に通いたいなぁなんて思ってます。
以上そうめん二郎でございました。