1. ほどよい日々を過ごしたい
  2. 刺し子の好きなところ③
2023-08-29 13:49

刺し子の好きなところ③

2 Mentions

「刺し子の好きなところ」というテーマで話をしようと思います。

刺し子の好きなところ

①手軽に始められる

②保管場所と制作場所にそこまで困らない

③完成するまでにそれなりの時間が必要(⬅今回の話はココ)

④やり込み要素が満載

⑤努力した分だけ努力したなりの成果を感じられる

(④以降は次回のポッドキャストで話していきます。)

今まで作ってきた刺し子ふきん

私は2019年から定期的に刺し子ふきんを作り続けています。

過去に作ってきた作品はInstagramに投稿していますので、こちらを見ていただくと一覧でわかりやすいと思います。

▷Instagram(完成品投稿用)

https://www.instagram.com/snow_needlework/

 

こちらは裏からの写真で、こんな感じの刺し子ふきんを作ってます。伝統的な模様刺しを刺すことが多いです。

模様名→山路

 

お皿拭きに使ってます。手前の晒のふきんは2019年くらいの作品。

模様名→分銅つなぎ、つづき山形、麻の葉

 

 

▷刺し子のYouTubeもやってます

https://youtube.com/@snowsewing

サマリー

今回は、刺し子の好きなところについてお話ししています。刺し子を完成させるまでには時間がかかりますが、その過程を楽しむことができるという魅力があります。また、白雪ふきんの早期の差し子や、完成までに時間がかかるつづき山形のふきんについても話されています。刺し子の魅力は完成までの時間がかかることや、保管場所に困らないことが挙げられます。

00:01
みなさんこんにちは。今回は、私が刺し子のどこが好きなのか、どこに魅力があるのか、ということについて話そうかなと思っています。よろしくお願いいたします。
何回かに分けて、この話はしています。前回も前々回も、この刺し子の魅力の話はしています。続き的な内容になっています。
今回、私がその刺し子の好きなところでお話ししようかなと思ったのは、「完成するまでにそれなりの時間が必要」ということです。
刺し子の作成の工程
これをもうちょっと詳しく説明していきますと、私は刺し子ふきんを2019年くらいから定期的に刺し子を続けております。
主に今は作っているのは刺し子ふきんになりまして、どういうのを作っているのかということに関しては、概要欄に完成品投稿用のインスタグラムのアカウントをリンクしておきますので、そこをタップしていただければ、写真が一覧で見れます。
こういうのを作っているのねっていうのはわかるかなと思います。それらふきんの一つ一つが出来上がるまでっていうのは、少なくとも1日では全然終わりません。確実に1日では終わらないんですね。
それこそですね、まずね、これは人にもよりますけど、その完成品投稿用で並んでいるふきんは基本的に私図案を書いているんですよね。
伝統的な模様が私好きで、刺し子の本がそれなりに出てますので、模様が載っているんですよ。
それを参考にさせていただいて、多少大きさとか配置は変えたりも中にはありますけれども、伝統的な日本的な模様を図案を起こして、本を参考にして、さらしに書いて、それを刺し子していくっていう感じなんです。
だからまずね、さらしの10メートルくらいのね、さらしを買ってきて、それを切って、それで刺し子付近の大きさまで下準備して、その後図案を書いて、それでそれを刺し子するっていう工程がありますのでね。
そう考えたら、とてもとてもまず1日では終わらないわけですよ。そこからも考えるとね。刺し子スタートしますっていうところからも考えても、これ刺し続けるので、少なくとも1日ではコン詰めてやっても、私1日で終わらせたことはないですね。
何日間かに分けて、ちょっとずつちょっとずつ進めて、それでああ、やっと完成したみたいな感じなんですよ。刺し子ふきんって。このふきんの大きさでだってそうなんですよ。だからもっとね、大きな寄せ模様のキットとかも売ってるので、それこそ壁に飾っておけるようなものですよ。
ああいうのとかを買ったらもっと大作になるし、あと小物といえども、やっぱり布と布で組み合わせたりとかもありますのでね、そういう工程も踏んだりとかすると、そういう意味でも1日では終わらないんですよね。
そういう何か一つの、私ふきんなのでふきんで説明していきますけれども、出来上がるまでに数時間、数十時間はかかるわけですよ。何日間かに分けて。で、そうなるからこその私達成感っていうのをすごく感じるんですよ。
ああ、刺し終わったみたいな。で、それが私すごい心地よかったりとか、なんかやり切ったみたいな気持ちにつながって、で、なおかつこうインスタグラムとかに投稿してできましたみたいなことまで含めて、それを含めて、何かその過程ですね。その過程を楽しんでるっていう感じですね。
で、この辺はね、刺していって実際手に持っていくとわかるんですけど、さらしですよ。なんていうかな、薄くてね、軽くてね、さらっとしてるさらしですよ。あれを2枚に重ねて、ふきんサイズにして、そこに差し込みしていくと。
差し込みしていくっていうのは、要するに差し込み糸で波縫いをして模様を作っていくっていうことなんです。模様を刺していくっていう感じになるんですけど、このね、一針一針刺していって模様が出来上がれば、出来上がっていくほどに、さらしに針が出てくるんですよ。
これはなかなか目で見ただけではちょっとわかりにくいところはあるんですけれども、特に模様がやっぱり複雑だったりとかすれば、それだけ針を刺す回数、糸が通る本数も、本数というか場所も多くなりますよね。
そういう模様であればあるほど、さらしに針が出てきて、強くなっていくんですよ。さらしが強くなっていく。それを手でずっと持っているので、その変化を感じられるんですよね。
時間も、時間をかけてじっくりじっくり刺していくことによって、さらしが変化していくんですよね。強くなって針が出てくる。だからこれがやっぱり、刺し子ってもともとは手芸の一つ、今は、今説明するんだったら手芸の一つだったり刺繍の一つとは言えるかもしれない。
でもそっちの説明の方が伝わりやすいんですけれども、一方で時代的なことの流れで説明すれば、もともとの始まりは布の補強とか保温だったんですよ。それがやっぱり刺し子の始まりであって、なかなかね、今だったらそれこそ穴開いたりなんだりしたらね、色々服を買ったりとかできますけど、
そういう時代、それは時代だからじゃないですか。今の時代だからじゃないですか。そうじゃなくて、もと布が非常に貴重だった時代は、そこに刺し子して補強したり、布を当ててね、布を当てて厚みを増して、それが保温になったりとかっていうのがあったわけだから、そういうことを考えると、当然、刺せば刺すほど布が強くなるんですよ。当然ながらね。
で、それをじっくり時間をかけて、だんだん模様が浮かび上がってくると、自分も感じるんですよね。あ、私がこのさらしに手を加えたからこそ、このさらしがこんな感じで強くなって張りが出たんだな、みたいな。
そういうのをじっくりこのふきんと向き合って作り続けることによって、だんだん実感してくる。それが私の楽しみだったりやりがいだったりみたいなことになるんですよね。
あとはデザインの意味でもそうですよね。真っさらなふきん。染めてさらしに色をつける方ももちろんいらっしゃいますけれども、私は真っ白なところから刺していくということで作っているんですけれども、この真っさらなさらしにだんだん模様が出来上がってきて、色取りが添えられるわけですよね。
そういうところの変化も味わえるっていうところが、私はそれがそれで楽しかったりする。
で、そうやって何時間、何十時間かかけて出来上がったふきんを、私はお皿洗いですかね、キッチンでよくふきんは、キッチンにあるふきんは全部お皿洗い用のふきんは私が差し越したものですね。
なので一例として、私のキッチンのところでふきんかけたところの写真を前に撮ったので、それを概要欄に載せておきます。
こんな感じでキッチンにふきんかかっているのねっていうのが、それを見ていただければわかるかと思います。
白雪ふきんの実験
一例としてこの時撮ったのは、手前がさらしのふきん、奥が白雪ふきんって文字で書いてると思うんですけれども、この白雪ふきんは最近ちょっと実験的にさせてみたんですよ。
白雪ふきんってご存知ですか?よくギフトショップみたいな、ちょっとした良いふきんの手土産っていうか、贈り物によくあります。贈り物として白雪ふきんコーナーがあったりとかして、
あれのほとんどね、柄物のものが多いんですよ。もともと模様が入っているものが多いんですけど、真っさらなのも売っているので、それに差し越してみても面白いんじゃない?って思ってちょっと実験的に奥のものは最近させてみました。
これね、分銅つなぎっていう模様なんですけど、これはね、でも早くできます。
白雪ふきんがもともと面積があんまり少なかったり、小さめだったりするし、あとこの分銅つなぎ自身があまり複雑な模様じゃないんですよね。
まあそういうのもあって、これね、白雪ふきんはだいぶ早く差し終わりました。
手前のものですね。一番手前はちょっと角度的に見えにくいし、若干ボケてるので申し訳ないんですけど、これ麻の葉ですね。
真ん中、これがね、つづき山形っていう模様のふきん。麻の葉もつづき山形もいわゆる伝統模様とされるふきんですね。
こういうのがね、刺し子の本に模様が載ってまして、それを私は参考にして、さらしに移して差し越しました。
特にこの2枚は、私が初期の頃ですね。つづき山形の方が初期ですね。
多分2019年くらいにつづき山形作ってるんじゃないかな。
だから完成までにそれなりに時間がかかるから、一つ一つに思い出があるんですよ。
例えばこのつづき山形は、めっちゃ時間かかったなーっていう印象がすごいです、これ。
これ、つづき山形ってギザギザ、ギザギザが見えると思うんですけど、
ふきんをね、くるくる回してね、方向がいろいろ変わってね。
これね、針目、私自分でこの針目見るとね、まだまだこの針目はちょっと甘いわーって、もうガチャガチャですね。
今私、もうちょっと安定的な針目でこれさせます。
これね、針目を見るだけで、あ、これは結構初期の作品だな、私にとってとかね。
それ分かりますね、やっぱりね。
今こういう細かい針目しないですし、こういう細かい針目にしたとしても、私もうちょっと綺麗にさせると思います。
角とかももっと綺麗に出せるはずです、今なら。
刺し子の魅力
みたいなね、こういう思い出とかね、感覚もよみがえって全然話せるんですよ。
一方このね、手前の麻の葉、こっちはもうちょっと針目が多分安定してきてて、
なんとなくこっからここまでは何枚、みたいなことを考えながら刺すようになってきた時期に刺したふきんなんですよね。
だからもうちょっとね、こっちの手前の方が安定的に差し込まできてるっていう感じはあります。
なのでこのふきんとお付き合いをして完成するまでのね、時間が長かったからこそ、
なんとなくこんな思い出もね、このような思い出もね、語れちゃうわけですよね。
このふきん刺す時、すっごい時間かかったわー、みたいな話とかもできたりして、
で私はそういうふきんを、もうなんかずっとっていうかね、とっかえひっかえ洗っては繰り返し使い続けて、
いや結局だから晒しに刺し子してるわけですから、強いんですよ。
使い続けようと思ったらね、ずっと使い続けられてしまうっていうことがあってね。
だからね、あれなんですよ、刺し子する人は結果自分が使うよりも出来上がる方がね、
出来上がりの方も確かに時間はかかるんですけど、でも使い続けられる時間も相当使い続けられるので、
やっぱり出来上がるふきんの方がね、溜まっていってしまうっていうのは確かにあるんですよ。
確かにあるんですけど、でもこれ一つ前の配信で私、刺し子の好きなところで言ったんですよ。
前回の配信でね、保管場所にそこまで困らないっていう話もしてるんですよ。
そこにもつながってるんですけど、とはいえ確かに作り続けると、使うものより出来上がるものの方がどう考えても多くなるんですよ。
それはね、なんだけど布ですから、みたいなね。
畳んで置いておけば別にいつ使ってもいいし、そこまで保管場所にもそんなに困らないし、みたいなこともあるので、
結局なんか楽しくさせ続けてしまうっていうところがあるので、
まあこういうのがね、今回は刺し子の魅力として完成までにそれなりの時間が必要ということをちょっと挙げさせていただきました。
またなぜ刺し子が好きなのかっていうのはね、まだありますので、
このあたりは次回の配信でもお話しできればいいなというふうに思っています。
ということで本日のポッドキャストは以上となります。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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