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始まりました、志賀十五の壺。みなさんいかがお過ごしでしょうか。志賀です。
さて、今回のトークは、お便りをいただいたので、それをまず読み上げたいと思います。
こちら、匿名の方です。 また岡山弁で話す回、やってほしいです。
いきなり、岡山弁で話せ言われて、話そう人よしはこうらんで言おうたらもう話し終わりますね。
基本的にNGはなしでやろう思っとるんで、岡山弁で話せ言われたら話そう思います。
これね、過去に1回だけ、岡山弁でトークした回があるんよ。
ちょっと、敬語やと方言が出ずれから、ちょっといつもよりはフランクな感じになると思うけど、まあよろしくお願いしますね。
で、それが今年の3月10日のシャープ22の岡山弁で話そういうタイトルのトークなんじゃけど、
だからそういう昔から聞いてくれている方がおるっていうのはありがたいですね。
もしかしたらこの方も岡山弁方言話者で懐かしい思うて、こういうリクエストをくれたんかもしれません。
何を隠そう、僕自身も岡山弁方言話者だけ、
まあネイティブスピーカーいうことで、岡山弁はペラペラです。
で、何をテーマにして話そうかな思ったんじゃけど、
いつもだったら言葉とか言語学についての話を要するんよ、この番組は。
初めて聞いてくれている方もおる思うから簡単に言うと。
で、その中で岡山方言を一つの言語と見直してどういう特徴があるかみたいな話も何回かしていると思うんですね。
ただ、岡山弁で何か言語学の専門的な話せい言われてもちょっとなんか変な感じがするけ、ちょっと今日は
そういう言葉とか言語学の話じゃのうて、このラジオトークで、トークを配信する上で僕自身が何を考えているかとか、どういうことを思っているかみたいなことを話そうと思います。
じゃけん、今まで聞くバーじゃった人も、これから配信しようと思った時にもしかしたら参考になるかもわからんし、
なんかいまいち方向性が定まらんわみたいな人も、もしかしたら参考になるかもわかりません。
繰り返しになるんじゃけど、この番組は言葉とか言語学についての話を要するんよ。
対して受けてもねえのに、それでも聞いてくれてる方がおって、こうやってお便りもくださるようにはすげえありがたいことです。
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ほいでも、もともとそういうつもりでラジオトークを始めたわけじゃのうて、最初はやっぱフリートークとか、雑談とか、そういう憧れはちょっとあったんです。
あったけど、そういうフリートークとか雑談みたいなのを何回かやろうと思ったことあるけど、結局ねえ、おめえが言わんでも誰か言うとるわいうことで、
なんかどうしてもそういう風に考えてしまうて、実際そうなると思うんですよ。
例えば、僕自身変わった人間と言われるので独自の視点で切り取りますとか言うても、たかがしれとんですよそんな。
どうせおめえが言わんでも誰か言うとるわいうことになるんで、なんか自分で変わっとる思っとる人間ほど平凡なんですよね。
じゃけん、もうそういうのは一切捨てて、言語学とかそういう言語学の知識じゃったら他の人に勝てるじゃねえけど、勝ち負けじゃねえから、
人よりは多少引いてとるから、まあそれで配信していこうということでやっております。
もちろん自分が言語学が好きでっていうのもあるけど、他と差別化する意味では役に立っとるかなと思います。
じゃけんね、例えばトークの要素が3つあるとして、声と話し方と知識みたいなのがあるとしたら、僕のトークはもう100%知識ですね。
声が自分でいいとも思わんし、時々聞き取りやすい言うてくれる人はおるからそれはありがてえけど、自分では別にいいとも悪いとも思わとらんけ、
死ぬまで付き合っていくしかねえくらいにしか思とらんから、声は別にどうでもいいというか、もうそこは切り捨てて。
話し方言うも別に構成とか何も考えておらんし、もうこのトークっていうかこの番組では一切その原稿を言うか台本言うは一回も用意したことがねえけえ、もうダラダラダラダラ喋っとるだけなんよ。
もしかしたらね、同じようなことを何回も言うたり、話の前後がむちゃくちゃだったりして聞き苦しいこともあると思うけれど、それを知識でカバーしとるっていうことなんですよ。
まあこれは珍しい思いますね、普通は何の知識もねえけど、いい声じゃったり、その話し方とか構成じゃったりでカバーする言う人が多分ラジオトーカーの方には多い思うんですけど、もうその僕は100%知識でカバーしとる系、まあ一つのモデルケースではあると思います。
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なので、もしそういう人に語れるだけの自信があるんじゃったら、僕みたいなスタイルもありかなぁと思いますね。
ただまあ大してウケてないですよ、さっきも言うたけど。
一般的に食いつきやすいネタとか、あるあるネタとかじゃねえけん、自分から聞きたいと思わん限り聞きに来んようなラジオじゃけん、でもそれでもできるだけ一般受けするように頑張ろうとは思うとるけど、まあそれでもね、なかなか受け取るとは言いがてえと思います。
そういう中でも聞いてくださってるあなた、ね、そしていつも聞いてくださってるあなた、ありがとうございます。
じゃけえね、そのフリートークとか雑談とかで、その受け取る方言うか、要再生されとる方とかすげえ思いますね。
自分じゃったら絶対つまらんことなっとるわ思って、結局何言うかその、おめえが思うとることはもう過去に誰か思うとるわって言うね。
なんかあたこも、自分の発見みてえに言うるけど、そんなもう、何百年も前に終わっとる話じゃみたいなことはもう山ほどありますから、
もうそういうこと考えるとようフリートークなんかできませんね。
まあ言うても時々しておりますけど、まあでもそういう視点言うのは忘れんようにしよう思っておりますね。
その、自分だけの視点言うはないんじゃとか、いくら奇抜なこと言おう思ってもそんなずいぶん前に終わっとる話なんじゃとか、そういうメンタリティーはね、忘れんようにせんと、まあつまらん番組言うかトークになる思いますね。
それでまあ気になるのはどういう人がこれを聞いてくれとんか言うのはすげえ気になりますね。
たぶんラジオトークでその、トーカーとして配信しとる人はそんな聞いとらんと思いますね。
たぶんそのラジオトーカーで音声配信をするような人はこういう僕みたいな番組は聞こう思わんと思いますね。
ごく少数のそのラジオトーカーさんは聞いてくれとる思うけど、まあそれでも少ねえ思います。
じゃけん、まあたぶん聞く専門みたいな方々が聞いてくれとる思うんじゃけどどうなんでしょうね。
まあもしその質問とかじゃのうてもそういういつも聞いてますって言う一言だけでもええけんなんかマシュマロとか投げつけてくれたらありがたいです。
はい、いうわけで今回はそのマシュマロでいただいたリクエストに沿って岡山弁で話してみたけどどうでしょう。
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これね、自分で聞き返したらどうかなどう思うだろうな。
まあ他のトーカーさんはわからんけど僕自身は要自分のそのトークを聞き返すんですよ。
まあメモ帳言うか日記みたいなもんでまあ見返すこともあるぐらいの感覚なんですけど、
そしたら時々なんか自分でこんなこと喋っとったんじゃってびっくりすることがありますね。
それは良い意味でも悪い意味でもですけど、もう全然つまらん思うこともあればこんなことようペラペラペラペラ喋れるなぁ思うこともあるんですよ。
言うがその、さっきも言うたけど台本とか原稿みたいなのは一切ないんで、なんか後で聞き返して初めて気づくこともようあるんですね。
じゃけえ今回のトークも聞き直してみて岡山弁下手になったなぁとかね、もしかしたら思うんじゃねえんか思っとります。
そういうわけでまた岡山弁で話せーいうリクエストがあったら話そう思いますけど、逆に岡山弁なんかで話すなーいうリクエストがあったらまあそれも考慮しよう思いますので、
まあそういうことに限らずマシュマロというがお便りは募集しておりますんで、今後もよろしくお願い致します。
ほなまた会いましょう。
