2021-06-07 16:08

第19回『フランチャイズって本部が搾取するイメージがあるけど実際どうなの?』

第19回『フランチャイズって本部が搾取するイメージがあるけど実際どうなの?』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。  


【ハイライト】

・適正なロイヤリティとは?

・ロイヤリティ0円の秘密

・洗練されたFCシステムのコンビニ業界

・FC加盟したい真の理由は何だ?

・良いFC本部を見極めるポイント


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

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メインパーソナリティー:  

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)  

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。  

代表的な著書として、「21世紀型『のれん分け』ビジネスの教科書」(自由国民社)がある。  


パーソナリティー/ナレーター:  

田村陽太(社会保険労務士)  


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~  

店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。 毎週木曜日更新です!


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

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【書籍案内】 

 本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。  

『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』

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・のれん分けに興味がある方  

・今後の店舗展開のあり方を模索している方 は是非ともお読みください。  


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多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は、株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
お礼分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは、パーソナリティの田村陽太です。配信第19回目となりました。本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
髙木さん、今日も一生懸命頑張っていきましょう。それでは今日の質問をお話しさせてもらいます。
フランチャイズって本部が搾取するイメージがありますけれども、実際どうなんでしょうかという話なんですけれども、搾取しているんでしょうか、フランチャイズは。
これは加盟金が高いとかロイヤリティが高いとか、そういうことなんですかね。
そういうイメージで搾取ってことなんですかね。実際どうなんですか、こういうのは。あるんでしょうか。
本部によって加盟金とかロイヤリティって金額だけ見ると高いところもあれば、そんなに取らないところもあって、結構マチマチなんですよね。
例えばコンビニとかっていうと、あらりの何十パーとかって持っていくわけですよ。だから結構ロイヤリティの高い代名詞みたいな感じでよく挙げられるんですよね。
だけど、搾取とかって言われる方っていうのは、結構金額だけ見ておっしゃってるケースが多いんじゃないかなというふうに感じてまして。
フランチャイズっていうのも基本的に、普通の招集官と一緒で、本部が提供するサービスを加盟店は買うわけですよね。
その対価として加盟金とかロイヤリティっていうのを支払うわけですよ。
だから金額が、加盟金とかロイヤリティの金額が高いからといって、これ搾取してるっていうのは、なかなか言えないわけですよね。
なるほど。パッケージはしっかりしてるかもしれないってことですね。
そうだ。提供されるサービスに対して、加盟金とかロイヤリティが見合ってるのかどうか、そこをちゃんと見ていかないといけない。
03:02
はいはいはい。
じゃあ、最近だと加盟金がゼロ、ロイヤリティがゼロみたいな本部もあるわけですよ。
やっていけるんですよ、それは。
そうすると、そこは搾取してないわけじゃないですか。
そうですね、ボランティアですね。
だけど、それってフランチャイズ本部がコストを使ってサービスを提供してたら、そのモデルって絶対に成り立たないんですよね。
だから、フランチャイズ本部から提供するサービスがないのか、もしくは何か違うところで利益を得ている。
例えば、何か原材料を加盟店に販売していて、そこに利益が乗っている。
材料を売ってるってことですか。
そうそうそう、そういうモデルになってたりするわけですよ。
だから、加盟金とかロイヤリティが低いからといっていいわけでもないじゃないですか。
そこをフランチャイズがこれから加盟しようかなとか思われるのであれば、あくまで普通に商品とかサービスを買う立場として、
その金額が妥当かどうか見ていく必要があるんじゃないかなと思いますけどね。
なるほど。1個1個質問していきたいことがあるんですけど、
佐垣さんがコンビニ業界とかではロイヤリティが高いっていうのがおっしゃったじゃないですか。
それは何かそういう理由があるのかっていうのと、業界的にロイヤリティの金額がばらつきがあるっていうのはどういう理由があるんですか。
本部が提供しているサービスがどれだけ充実しているかによって、当然加盟金とかロイヤリティって変動するじゃないですか。
例えばコンビニのシステムとかで言うと、コンビニのシステムってすごく洗練されていて、
例えばコンビニのレジシステムとかってあるわけじゃないですか。
何が何個売れたかっていうのが当然記録されていて、
ちゃんと在庫管理とかもなされているわけですよ。
何が何個売れて、今在庫がこんぐらいあるからこれだけ発注した方がいいですよみたいなことが、
全部コンビニの開発したシステムで出てくるわけですよね。
そういうのがあるんですね、システム的に。
私が例えば働いていた飲食店とかだと、そういうシステムないんで、
自分で在庫とか毎日数えて発注しなきゃいけないわけですよ。
そうするとコンビニのシステムってめちゃくちゃ効率的なわけじゃないですか。
コンビニはお金かけて開発してるわけですよ。
当然加盟店としてはそこの利用料、自分はそれを使うと結局発注の手間とかが減るわけじゃないですか。
06:02
その分利用料っていうのは払わなきゃいけないし、
コンビニって例えば1日3回ぐらい配送が来たりするじゃないですか。
そうですね、よくそんなイメージありますね。
そういうのも普通の飲食店とか小売店だと考えられないですよね。
考えられない。
そんなに多頻度で来るっていうようなチェーンっていわないわけですよ。
ってことはそこにもコンビニはお金をかけてシステムを作ってるわけじゃないですか。
コストかけてるとそういうの。
そうそうそう。
商品の入れ替えのサイクルとかもコンビニってめちゃくちゃ早いですし、
スーパーバイザーっていう経営指導員とかも週に1回とか来ると思うんですよ、最低でも。
はい。
だからそれだけサポート体制というのが充実してて、
加盟店のオーナーとか店長っていうのはある種のコンビニが用意しているシステムを
それなりに運用していれば、かなりレベルが高い店舗運営ができるようになってるんですよね。
なるほど。
そこまで開発し続けているコンビニのモデルを使うからには、
それはロイヤリティ高い。
仕方ないわけですよ。
じゃあそれを自分で作れるかって言ったら作れないじゃないですか。
はいはい。
なんで高い?金額だけ見ると高いんだけど、
それはサービスが充実してるからだっていう考え方なわけですね。
なるほど。
もう一個質問したいんですけど、
コンビニ業界とか宣伝されてるシステムじゃないですか、
飲食業界とかもそういうシステム導入したらいいのかなって素人には思ったんですけど、
そういう開発しようとする会社さんってないんですか?
僕はそれで儲けたいなと思ったんですけど、
了解的にできないんですか?飲食店とか。
飲食店のフランチャイズ本部っていうのも、
やっぱり進んでいるところもあれば、
だからまだ全然未整備なところもあるわけですよ。
ただ、日本の国内において言うと、
フランチャイズ採用している会社で、
一番システム化されているのは、
コンビニがダントツで進んでるんですよね。
そうなんですか。
そうなんですよ。コンビニってすごいじゃないですか。
もともと4万店が、4万店の法話だったら言われてたのが、
今はたぶん6万店ぐらいあるわけですよね。
そんなあるんですか。
それで、なんかコーヒー、
入れたてコーヒーみたいなのを販売し始めたり、
他の市場を今食っていってるわけですね、どんどん。
だからすごく革新的な本部だと私は思うんですよ。
なかなか他の本部があそこまで追いつけないという現実はあるんですけど、
裏返すと、なんで金額高いってことですよね。
なるほど。
それが、どんな加盟店にもそういうモデルが向いてるかって言ったら、
そうじゃないわけですよ。
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だから自分である程度裁量を持って、
働きたいみたいな人もいるわけじゃないですか。
そうするとそこまでのシステムは別に必要ないから、
加盟金とかロイヤリティも、
それなりに抑えたところがいいという人もいるかもしれないじゃないですか。
そうですね。やっぱお金持ってこないとかね、ありますよね。
結局そこに合うかどうかっていうのは人次第なんですよね。
加盟した次第。
はい。
なので、まず前提としてフランチャイズ加盟者の方が、
自分がまずなんでフランチャイズ加盟するのか、
どんなことを加盟を通じて実現したいのかっていうのをちゃんと決めていただいて、
それで、やっぱりそのためにはどんなサービスが必要かって分かるじゃないですか。
そういう観点で本部を選んでいただいて、
そこで初めて加盟金を入れて、
そこで初めて加盟金とかロイヤリティの水準って出てくるわけですよ。
そこがスタートラインですね。
同じようなサービス並べたときに、
それは高い低いってあったとしたら、やっぱり低い方を選んだほうがいいじゃないですか。
そうですね。
基本的にサービス提供するとそれなりにコストがかかるわけで、
だからやっぱりサービスの充実度と加盟金やロイヤリティって、
ある程度比例するわけですよ。
で、稀に加盟金やロイヤリティに対してサービスがめちゃくちゃ悪い本部とかもあるわけですよ。
だけどそれって本部が削除してるとかっていうわけではなくて、
ちゃんと定期サービスを買うっていう観点があれば、
初めから分かるじゃないですか。
我々も普通に何かお店行って物買うときに、
ちゃんと吟味して、この内容でこれは高いなって買わないじゃないですか。
買わないですね。
だからそうすればいいっていう話なんですよね。
見極めていくっていうのが大事なんですね。
そう、だからフランチャイズっていうのは確かに一部の本部が、
すごい取りすぎてしまってたりする本部があるのは事実なんですよね。
だけどフランチャイズ全体で言ったらすごい少ない話で、
そこでトラブルを起こした人の声が大きいから目立つわけですよ。
なるほど。
だけど他って結構真っ当な本部の方が多くて。
そうなんですか。
よくそこで問題があるのが、加盟者側にそういう観点がない。
自分に合ったサービスを買うっていう観点がない。
これもやっぱり問題なんですよ。
なるほど。
なのでちゃんと自分に合ったサービスを選んで、
それが当たる金額なのかどうかっていうのを見ていく。
はい。
そうすればフランチャイズって全然搾取するモデルじゃないですし、
逆に搾取するようなモデルがあるんだとしたら、
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それは見分けられる犯罪だと。
あー。
会社で独自でそういうのをちゃんとやってるんだったら、
加盟者側もそういう見つけるポイントっていうのは見分けられる。
見分けられたら加盟者側もそういう見つけるポイントっていうのはあるってことですね。
そうですね。
あーなるほど。
たかしさんじゃあもうね、これ搾取されてるってイメージあるっていう質問者の考えがあるんですけど、
自分たちでできること。
例えばこういう本部だったらロイヤリティがちゃんと適正なものが、
この金額だったらこのロイヤリティはちゃんとしてるなっていうのを、
自分たちで見極められるポイントってどういうところから始めたらいいでしょうか。
なんでいろんな本部の提供してるサービスっていうのを、
ちゃんとまず全部細かく確認するわけですよ。
例えばその一番最初の研修っていうのは、
どういう内容で何日間ぐらいあるのかとか、
スーパーバイザーは月にどれぐらいの頻度で支援をしてくれるのかとか、
それをいろんな本部から情報収集していくと、
それを表なんかに整理していったら、
サービスの内容って比較できるじゃないですか。
加盟金とかロイヤリティとかっていうのも比較していけば、
私なんかもやっぱりフランチャイズ加盟者のご相談受けるときってそういうことやるんですよ。
そうなんですか。
そうすると、5社とかやればだいたい相場って見えるんですよね。
ロイヤリティの金額の相場というか、サービスの。
そうだ、サービスの内容とか、これぐらいのサービスだったらこれぐらいの相場なんだなっていうのが、
分かるわけですよ。
相談受けてる私でさえそれぐらいやるわけですから、
個人だったら人生かかってますし、
法人だったら企業の命運かかってるわけじゃないですか。
そうですね。
それぐらいは加盟者は自分で調べて、相場をつかんで、
分かんないことがあったら本部の担当者とかにしつこく聞いて、
明らかにしていく。
やっぱり吟味した中で、自分に合ったサービスをよく買うわけですね。
この観点が大事で、そういうことやってたら問題本部ってすぐ分かりますから。
炙り出されてるんですね、そういう問題点のある本部ってのは。
なるほど、自分たちExcelを作っていって比較していって、
自分に欲しいパラメーターを作っていって、
なるほど、自分たちExcelを作っていって比較していって、
自分に欲しいパッケージはどれなのかっていうのを当てはめていくというか。
そうですね。本当に人生とか企業の命運を左右する重要な買い物じゃないですか。
だからそれはよくよく吟味して、本部の担当者が言うことを鵜呑みにせず、
自分で調べて納得がいくまで調査して、それで自分に合ったものを買うということですね。
なるほど、もう一個質問したいんですけど、フランチャイズ比較サイトみたいなのないんですか?
自分で調べないとそういう本質って分かんないですか、フランチャイズが。
15:02
このフランチャイズはよくないなとかっていうのは。
比較サイトとか調べてくれてるなんかってあるんですか?
フランチャイズ比較サイトとかで、いろんなフランチャイズ本部の情報をダウンロードできるようなサイトっていうのはありますよ。
ただやっぱりどこの本部っていうのも、基本的に自分たちのアピールポイントを並べてますから、あることは書くけどないことは書かないわけじゃないですか。
なるほど、言われてないことは書かない。
そういうのはやっぱりご自身で整理した方がいいと思いますけどね。
なるほど、もし自分で探せなかった場合には高木さんに相談したら、そこら辺のノウハウとかはご提供いただけるんでしょうか。
見るポイントぐらいは全然お伝えできると思いますし、そこはご相談いただければ。
やっていただけると。
わかりました、リスナーさんも非常に心強いのかなと思いますね。
今日はいろいろ質問に答えていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
16:08

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