2021-06-14 15:58

第21回『のれん分けを導入したいのですが、トラブルが不安です。トラブルを回避するための方法を知りたいです。』

第21回『のれん分けを導入したいのですが、トラブルが不安です。トラブルを回避するための方法を知りたいです。』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。  


【ハイライト】

・今と昔ののれん分けの違い

・のれん分けでの具体的なトラブル

・経営者に向いていない人とは?

・のれん分けは社内制度化すべき?

・トラブルを回避するためのポイント


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

https://johshin.co.jp/blog/7243


メインパーソナリティー:  

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)  

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。  

代表的な著書として、『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』(自由国民社)がある。  


パーソナリティー/ナレーター:  

田村陽太(社会保険労務士)  


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~  

店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。 毎週木曜日更新です!


【書籍案内】

本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。

21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書

https://amzn.to/3vic8il

・のれん分けに興味がある方 

・今後の店舗展開のあり方を模索している方

は是非ともお読みください!


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

↓↓↓↓↓↓↓↓ 

https://note.com/shop_laboratory/n/n4354df54f2d7


株式会社常進パートナーズのHP  

https://johshin.co.jp/  

スマートフランチャイズ本部構築.jpのHP  

https://smart-fc.jp/  

ポッドキャスト番組「聴くフランチャイズニュースコラム」 

https://apple.co/3liLGE5

Youtube番組、企業の発展と社員の幸せを探求する『JOHSHINちゃんねる』

https://www.youtube.com/channel/UCAY5hfQy2cBG7l3dcZb79Hg


株式会社常進パートナーズのサービスにご興味を持った方は、是非とも個別相談にお申込み下さい。

初回相談無料です!

https://johshin.co.jp/contact


多店舗化・フランチャイズ化を考える「店舗ビジネス研究所」のTwitterアカウント(@shop_laboratory)です。


#店舗ビジネス #のれん分け #フランチャイズ #FC #FC本部 #フランチャイズ本部 #人事評価制度 #飲食店 #美容院 #整体院 #多店舗展開 #店舗展開 #ポッドキャスト #ラジオ #podcast #スタエフ #standfm #音声配信 #加盟金 #ロイヤリティ #Youtube #ユーチューブ #WEB集客 #情報発信 #中小企業診断士 #社会保険労務士 #経営者 #社長 #独立 #開業 #コミュニティ #スーパーバイザー #SV #コンサルタント #出店戦略 #店舗管理 #店長 #経営理念 #経営計画 #事業計画 #人材育成 #人材教育 #個人面談 #読書 #契約 #契約書 #行動評価 #成果主義 #事業開発 #商品企画 #商品開発 #融資 #補助金 #経営計画発表会 #評価制度 #販路拡大 #広告宣伝 #当事者意識 #財務 #マネジメント #会社経営 #経営戦略 #問題解決能力 #ウェブマーケティング #WEBマーケ #ブログ #メルマガ #事業承継 #ホームページ #人材採用 #採用戦略 #スーパー店長 #人間関係 #数値管理 #経営管理 #KPI #KGI #管理職 #パーソナルトレーニング #マッサージサロン #キャリア #人材不足 #介護 #業務委託 #まつげエクステ #ロボット #焼肉 #チェーン店 #スマートFC #スマートフランチャイズ #リラクゼーションサロン #常進パートナーズ #店舗ビジネス研究所 #ヘッドスパ #顧客開拓 #士業 #ブティック #害虫駆除 #フィットネススタジオ #コンビニ #学習塾 #トータルエステサロン #洋食店 #人事評価 #居酒屋 #直営店 #資金管理

00:00
多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は、株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
お礼分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの
多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは。パーソナリティの田村陽太です。配信第21回目となりました。本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
髙木さん、今日の質問はこちらとなっております。
ノレン分けを導入したいのですが、トラブルが不安です。トラブルを回避するための方法を知りたいです、というお話なんですけども。
なるほど。
トラブルはあるんでしょうか、ノレン分けに。
ノレン分けもですね、伝統的なノレン分けって、今まで頑張ってくれた従業員の方に、
じゃあお前これまで頑張ってうちに貢献してくれたから、看板貸してやるから頑張んなみたいな感じの、社長からの恩返しで運用されてたんですよね。
昔はそうだったんですか。
結果としてノレン分けがあった、みたいな感じだったわけですよ。
だけど最近って、初めからノレン分けによる独立っていう選択肢があったりするんですよ。
ホームページに、ノレン分けで独立支援します、みたいなことが書いてあったりして、
そうすると従業員さんはそれを見て、支援してもらえるんだって言って入ってきてたりするわけですよ。
そうなると、初めからあるんで、
やっぱり従業員さんが、ところでいつ独立させてくれるんですか、みたいなことも言ってきたりするわけじゃないですか。
それは既存の制度みたいな感じで従業員さんが持っちゃうと。
だから、前みたいに、こいつは完璧に信頼できるし、任せて大丈夫だっていう人だけじゃないんですよね、ノレン分けする人が。
本来そうしたほうがいいんですけど、やっぱりそうじゃないことが、最近のノレン分けって起きやすいんですよ。
だから、いかに信頼できる従業員さんとはいえ、トラブルになることっていうのは、やっぱり少なからずあるっていう現実はありますよね。
03:05
ちょっと質問したいんですけど、先ほどもうすでに会社の方でノレン分け制度を大々的に公表して従業員さんに制度としてあるよって多分やってる会社さん多いと思うんですけど、
そうすることによって従業員さんっていうのは具体的にどんなトラブルっていうかに発生しちゃうんですか。何が影響しますか、それって。
たとえばノレン分け制度を導入してる目的によるんですけど、そのノレン分け制度を使って、うちの会社は店舗展開を加速するぞって社長が思ってるとするじゃないですか。
そうすると社長が展開しようとしているスピードと従業員さん、店舗を任せられる従業員さんの成長とか確保のスピードが一致しない可能性があるんですよね。
具体的にどういうことでしょうか。
だから店舗を出したいんだけど、完璧に任せられる人いないと。どうしよう。
でもノレン分けを導入した目的が店舗展開の速度を上げることなんだから、それは多少心配あるけど、こいつなら大丈夫だろうってノレン分けすることってあるわけじゃないですか。
これ昔じゃありえないんですよね。本会社のノレン分けとは。
そうですね、確かに聞いてる。
それとか、よくあるケースでいくと、ノレン分け制度がありますよって示すだけじゃメッセージとして弱くて。
例えば、入社してから最短何年で独立できますよって言うわけですよ。そうするとノレン分け制度にパワーが生まれてくるわけですよね。
パワーというか。
働いてから見たときに、いつ独立できるのかわかんないのと、頑張ったら3年で独立できるって言われたら、伝わり方が違うわけですよ。
みなぎってきますね、力がね。
そうそうそう。じゃあ3年間頑張って、よっしゃー私3年間頑張ったから独立しようって言ったときに、社長から見たらその人微妙だったりするとしたら、独立させたくないじゃないですか。
そうですね、ちょっと3年じゃなくて5年にしようかなってなっちゃうかもしれないですね。
そう、だけど3年間働いて何人も手を挙げて、だけど誰も独立できなかったとしたら、そもそもその制度本当なの?みたいな話になりますよね。
そうすると、従業員さんのモチベーションを上げるためにノレン分け制度を入れてるのに、そのノレン分け制度が不満を踏むみたいなことにもなりかねないわけですよ。
結構そういうことにならないように、まあちょっとまだ早いかもしれないけどっていう、万弱じゃないんだけどまあこいつだったら大丈夫かなぐらいで独立させることってあるんですよね。
でもそうすると、前とは違うんで、トラブルが生じることっていうのはあるんですよ。
ああ、なるほど。年数とかじゃないところで微妙なぐらいで、本部が加盟者させた時にやっぱりそういうトラブルが発生しちゃうんですね。
06:00
もう一個質問したいんですけど、そうやって昔のノレン分けっていうか、この人だったら任せられるっていう方にノレン分けを任せるってなると思うんですけど、従業員さんがこの人だったら任せられるっていうところの判断ポイントってどこなんですか?
それは会社の経営者によって結構変わってくるかなと思うんですけど、大きいポイントとしては2つあるかなと思っていて。
まず経営者向きかどうかですよ。経営者向きかどうかっていうことは、自分でちゃんと自分のこれは責任だって思って行動できる人かどうか。
これってなかなか見極め難しいんですけど、経営者に向いてない人を見極めるのって簡単だと思うんですよ。
なんでも会社のせいにしてくるとか。
胸が痛いリスナーさんもいるんじゃないですかそれは。
でもそうじゃないですか。結局、経営者ってどんな無理ゲーが起きても何とかしなきゃいけないんですよね。
言い訳したところで誰も助けてくれないじゃないですか。
コロナが起きました、売上ゼロになりました、でも家賃払わなきゃいけません。
みんな言い訳したいわけですよ。無理だろうと。
だけどそれ言ったところで誰も助けてくれないから、みんな自分で何とかするわけじゃないですか。
経営者ってそういうもんだと思うんですよ。
一部ありますけど、国の補助金が足りないとか文句言う方もいますけど、それ言う気持ちはわかるんですよ。
それ言っても解決してくれないですから、結局自分でやるしかないじゃないですか。
基本的にすべて起きたことは自分の責任で、だけどそれを私は何としても乗り越えてやるっていうマインドが必要なんですよ。
なるほど。
だからそういう意識がある方を選ぶ。
それが乗り分けするべき人のまず一つ目のポイントですね。もう一つは何でしょうか。
あとは、やっぱり本部が考えていく理念とか方針とか、そこはちゃんと共有できる人ですよね。
そういうことでしょうか。
なので、自分のやり方がある人とか、自分で自己流ですかね、にこだわるような人っていうのは、
これはやっぱり自分でやらせたほうがいいですよね。
乗り分けの制度じゃなくて、一独立者としてやってもらうってことですか。
ルールの枠内でやってもらわないと、チェーン店として成り立たないですから。
そこの2点っていうのはちゃんと見ていかなきゃいけない。
なるほど。そこがやっぱり大事なんですね。見極めるポイントというか。
09:01
もう一個質問したいんですけど、先ほど乗り分け制度を代理的に公表してやることによってトラブルが生まれるってあったじゃないですか。
会社として、本部として乗り分け制度っていうのは公表はしないべきなんですよ。
ある程度この方が見つけたら、場面場面で乗り分けできるよみたいな個別に言っていくみたいな。それがベスト。
やっぱり乗り分け制度の、従業員さんから見たときの信用度とか信頼を高めていくためには、具体的に出したほうがいいんですよ。
乗り分け制度の仕組み、最短何年で独立できるとか、どういう条件を満たしたら独立できるって、具体的に出さないと。
今って働き手の懸命者意識とかって強いじゃないですか。
あーはいはい、そうですね。
やっぱり曖昧な乗り分け制度って従業員さんからの不平不満の対象になりかねないんで、具体化して出すんですね。
それはもう現代のと避けられないんですけど、ゆえに出してしまったために乗り分けを認めなきゃいけないケースってのも出てくるわけですよ。
なんでやっぱりそこをどう防止していくのかっていうところは考えていかなきゃいけないんですよね。
防止するポイントって何かあるんですか?
乗り分け制度の仕組みとか、ルールって細かくたくさんあると思うんですよ。
こういうのをちゃんと明確にするわけですよね。
独立したらこういうルールを守ってもらわなきゃいけないとか、あとは加盟金とかロイヤリティとか払ってもらうとかってあるわけじゃないですか。
ありますね。
そういうルールをちゃんと洗い出すとともに、なんでそうなのかっていうところを従業員さんに丁寧に説明していく。
お互いに納得した上でやっていくっていうのが大事なんじゃないかなと思いますけどね。
そこら辺がやっぱり乗り分けを使ってもらう上でもやっぱり大事ってことなんですね。
そうですね。
今日のテーマに戻りますと、乗り分け制度でのトラブルが発生する、それをトラブルを回避するポイントっていうことなんですけども、
リツナーさんの会社さんとかでも自社でできるような対策というか、それは何かありますでしょうか、今のうちからできることは。
やっぱり今お話ししたルールとか守ってもらうべきこと、これを細かく洗い出して、
やっぱりぜひやってみてほしいのは、なんでそうなのかっていうところ、それを説明できるように考えてみていただきたいんですよ。
例えばロイヤリティをもらうじゃないですか。
なんでロイヤリティもらうのって思うと思うんですよ、相手は。
いや独立支援なんだから、ロイヤリティ高くないですかって思ったりするわけじゃないですか。
思いますね、多分ね。経費ですから。
12:00
だからそこには納得性を持たせなきゃいけないじゃないですか。
例えば一般論でいくと、ロイヤリティっていうのを独立者から払ってもらって、
ロイヤリティってのは本部の利益になるんではなくて、本部はそれを原始に、
自社のビジネスモデルとか、呪い分けのシステムっていうのを磨き込んでいって、
結果としてチェーン全体の利益につなげていくための原始なわけですよ。
なるほど。
そのために、そういうロイヤリティっていうのを取っていて、
そのロイヤリティっていうのはこういうところに使われるんだよっていう説明がなされれば、納得感出てくるじゃないですか。
出てきますね。
そこの丁寧な説明。
なるほど。
これだから説明できないと、逆に言うと、もしかしたらそのロイヤリティは根拠がないかもしれないって話なわけですよ。
そうですね。確かに。会社の成長性に使われてないというか。
そうですよね。そこをやっぱり洗い出してみていただくっていうのが大事なんじゃないですかね。
なるほど。そこら辺はやっぱり根拠を持って説明できるようにするってことなんですね。
はい。
洗い出しっていうのは、それは紙とかに書いていくものなんですか?
やっぱり最初は、どんなものを書いたらいいかとかってわかんないと思うんで。
そうですね。
思い当たることとか、大切だなーって気がついたことを、一旦まずは紙に書いてみる?
ほうほうほう。
合ってる合ってないとかってのはないんで。
はい。
まずはグワッと出して、それをグループ分けしていったりして整理していったりするっていうのがいいんじゃないですかね。
あーなるほど。そこら辺は自信持ってまずは書き出してみるってことが大事なんですね。
そうですね。
あーなるほど。
トラブルを回避する上でのポイントっていうところで、やっぱり加盟者としても、新しく経営者となったからには成功したいってところもあるじゃないですか。
はい。
やっぱり気持ちが前向きというか、ガツガツするところもあると思うんですよ。
はい。
その辺を統一していくというか、トラブルを行わないためにどんなふうにしていったりとかあるんですか。
本部が加盟者の方を教育していく上での大事なポイントってのがあるんですか。
まあ、独立前っていうのは、今お話ししたお互いの権利と義務を丁寧に説明することじゃないですか。
独立した後は、やっぱり本部の経営者が独立者の経営に寄り添うことなんですよね。
はい。
まあ、儲かんない場合がトラブルになる確率が格段に高まるわけですよ。
はいはい。
だけど、儲かってなくてロイヤリティだけ払ってて、本部は独立者が儲かってるか儲かってないか無視みたいな状況だと、
それは相手からしたらめちゃくちゃ心象悪いじゃないですか。
そうですね。
だけど、月に1回面談があって、定期的に電話かかってたりして、収益どうなのと。
15:05
結構厳しいねと。じゃあこういうのやったらどう?とか。本部でもこういうのちょっと手伝うよとか。
こうあったら、儲かってなかったとしても、一生懸命やってくれてるなって、効果は持つじゃないですか。
そうですね。
そこが大事ですよね。
なるほど。本部のほうも見てくれてるなみたいな安心感というか。
そうですね。結果そのサポートで儲かるようになればトラブルの原因が取り除かれますし、
仮に儲かんなくても一生懸命やってくれてたら、それはほとんどの人がわかると思うんですよ。
はぁはぁはぁ。
そんなとこなんじゃないですかね。
なるほど。今日はドレイン分けのトラブルを回避するためのポイントということで、
わかりやすくお話いただきました。今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
15:58

コメント

スクロール