やばい、真っ暗、困るみたいな。
すごいいっぱい幽霊みたいなやつが出てきて、大変だみたいな。
すごい困りに困って、ある場所で会議をします。神様会議を。
どうやったら出てきてくれるだろうみたいな。
そうなんです。どうやったら出てきてくれるかなみたいな会議をするんですけど、打ち合わせを。
その場所が天の靖河原っていう場所があって。
天の靖河原。
そう、天の靖河原。
これはですね、実は前の話でも出たアマテラスとスサノオの受け入りのシーンがあったと思うんですけど。
ありましたね。
受け入っていて占いして、正しい心を持ってるか判断するみたいな。
そういうシーンで、実はそこも天の靖河原だと言われています。
その場所に集まって神様たちが。
実際にこれ宮崎県にもあります。
実在する場所なんですね。
そう、実在する場所です。
そこに集まって、ああだこうだいろんな考えを巡らしていくんだけど、
結局なんかもうどうしたらいいんだろうかって言って、
みんな矢をよろずの神様が頭を抱えて悩んじゃったんですよ。
最終的に、そうだもう答えが出ないから、あの人に頼ろうって言って。
あの人。
そう、そこで知恵の神様で、思いかねっていう神様がいるんですよ。
思いかね。
思いかね。
知恵の神様なんで、その人に相談したら、なんかきっかけをくれるんじゃないかみたいな感じで、
みんなで相談しに行こうみたいな形で相談しに行きました。
で、思いかねさんはやっぱ知恵の神だから、
いろいろ考えを聞いてみんなに、いろいろそういうことがあったんだっていって、
いろいろ意見を聞きながら、こういう方法でいきましょうって言って、すぐに案を出すんですけど。
で、これが冒頭に言った、アマテラスを外に出す奇策っていうのが、祭りをしようだったんですよ。
お祭りしましょうみたいな。
急に、なんで祭りなんすかみたいな感じでみんながびっくりするんですけど、
そっからね、いろんな神様たちは、ちょっと疑いながら、思いかねさんが言うんだったら間違いないからとりあえず頑張ろうみたいな感じで一致団結していくわけなんですけど。
信頼集めですね。
信頼集め。でもみんな紐づいててないのまだ。なんで祭りみたいな。
まあ言うならとりあえず。
とりあえず思いかねさんは、こうしてほしい、ああしてほしいみたいなことをみんなに指示を出していくんですけど、ものすごくできるマネージャーだよね。
そうですね。
まず最初に言ったのが、トコヨの長鳴き鳥を集める。これが何かというと鶏らしいんだけど。
トコヨの長鳴き鳥。鳥か。
トコヨの長鳴き鳥。で、トコヨっていうのは異国のって意味らしいんですけど、簡単に言うと鶏らしいんです。
この天の岩戸伝説の中で、アメノウズメノミコトが踊りの神様なんで神楽を舞うんですけど、
その神楽を歌うことによって、要は神楽発祥の、神楽発祥とも言われてます、この天の岩戸が。
で、今もう祭りが始まって、じゃあアメノウズメノミコトが、
私踊りますって言って手を挙げていくわけですよ。私踊りますと。
で、そしたらもう周りの神様が、いや、待ってました、感じになって。
で、アメノウズメノミコトが踊れるように、オケあるじゃん、オケ。
醤油とかさ、味噌とか作るためのオケあるじゃん。タルじゃなくてオケね。
オケね。
で、をひっくり返すと、ステージみたいになるでしょ。
ちょっとだけね、ちょっと高くなりますね。
よし、アメノウズメさん踊るんだったらステージ作ろうって言って、オケをひっくり返してその上でアメノウズメが踊りだす。
いいその場のノリですね。
よしよし、私は踊りますみたいな、フーフーみたいな感じでみんなを酔っぱらいながら、踊れ踊れみたいな感じで踊りますと。
楽しそう。
逆さまにしたオケを踏み鳴らし、みたいな表現が書いてあります。
で、その後ね、どんどんどんどんこのアメノウズメはどんどん気持ちよくなって、ものすごいトリップしていくんですよ、たぶん踊りながら。
トリップ。
トリップしてって、あーあーみたいな、あー気持ちいい、踊るの気持ちいいみたいな感じになってったんでしょうね。
で、そのトリップしてんだろうなっていう表現が面白いのが、これね、ちょっと原文を読むと面白いから原文を読むんだけど、
踊ってますよね。で、踊りながら、
胸地をあらわに出して、服のひもを胭部のところまで押し下げましたって書いてあるのね。
これ原文なんだけど、意味わかる?これ。
もう、バッっていうことです、服をバーッみたいな。
そうそうそう、もうバーッていうことなんです。
もう私踊ってる気持ち楽しい、バーッみたいな感じでサービスみたいな感じで、
おっぱいをブローンって出して、それだけではなく、服のひもを胭部のところまで押し下げるっていう、要はパンツも脱いで。
ほぼすっぽんぽん状態ってことですね。
ほぼすっぽんぽん状態で踊り狂うっていう。
なかなかですね、神様なのに。
で、かぐやの始まりでもあって、ストリップの始まりでもあるという風に言えるわけですね。
これはちょっと本当か知らんけど。
確かにそれがこの踊りの神様っていうのはわかりますね、あらゆるものの。
そうでしょ。
なるほど、面白い。
面白いよね。この辺ももうちょっとエロの話が混ざってるんですけど。
そうですね、確かに。
でもなんかね、多分雨のうずめの踊り方がものすごく勝ったらしいから。
なんかね、エロスではなくて、それを見て、これもちゃんと書いてあるんですけど、矢尾よろずの神がドッと笑ったのですって書いてある。
ドッと笑ったのです。
ドッと笑ったのですって書いてある。
だから要は、なんかセクシーだから、すごい生めかしい感じじゃなくて、激しく激しく踊ったんだろうね。
それを見て神様たちが、お前、踊ってるけど脱げすぎやんけみたいな感じで、ドカッと笑いましたみたいな。
なんかストリップもよく言うけど、エロじゃなく、アートだと。
芸術的な。
芸術。シルクドソレイユみたいだってよく言いますもんね。
そうそう。
そういう感じなのかもわかんないですね。
そんなことをしてると、なんだかすごく盛り上がってるし、外がね。
アマテラスおみかみの、こもってる洞窟の前でそのお祭りやってるわけなんですけど。
気になるわけですよ、アマテラスおみかみが。
あれ、なんか私引きこもってんのに、なんか外めちゃくちゃ騒がしいというか、めっちゃ盛り上がってるけど何なの?みたいな感じになって。
アマテラスがちょっと気になるって言って、細か開けるんですよ、扉を。
ほうほうほうほう。
チラ見してくる。
内側から覗き込んで、そうそう、チラ見して、それで訪ねるの、神様たちに。
なんで私が洞窟の中にこもってて、足腹の中つくにが真っ暗なはずなんだけど、なんでみんな笑ってんの?みたいな。
ちょっと気になるから聞き出すんですよ。
ちょっと作戦が、栄光しつつある。
そうそうそう、ちょっと作戦がね、ここら辺でみんなが、ちょっと出てきた、重いかねさんすごい、みたいな感じになったんだろうね。
で、それに対して雨のうずめが踊りながら答えるんですよ。
あなたよりも尊い神様がいらっしゃったので、私たち喜んで歌ったり踊ったりしてるんです、みたいなことを。
嘘なんですけど、そういうことを言うんですよ。
それを言った後に、アマテラスが外は出てないんだけど、ちょっと開けて覗いてるじゃん。
ちょっと開けて覗いてるその隙間に、作った鏡をさっと中に入れるわけですよ。
先ほど作ったって言ってましたもんね。
さっと鏡を入れて、アマテラスは鏡なんか見たことがないんで、その鏡に映ったのが、要は光合しく光った太陽の神様が映るわけですよ。
もちろん自分の姿なんですけどね。
すごい、本当だ、自分と同じような太陽の神様が別にいるんだ、みたいな感じでびっくりするっていうシーンがあります。
鏡に映ったのが自分なのにね。
なんとも言えない勘違いですね。
ちょっと可愛いよ。
私以外にもこんなお尊い神様がいるんだ、みたいな勘違いをして。
それならもうちょっと見ようかなぐらいで、もうちょっと開けるんですけど。
その時に隣にね、扉が開くのを待ちかねていた、力持ちの神様で、これもぜひ覚えてほしいんですけど。
カヌイさんたちとか案内する神社の人とじゃないと入れないように扉があって、
その扉をですね、入って、そこは一切写真撮影も禁止なんです。
で、そこに入って川が流れていて、川の対面にその天野岩戸があります。
要は洞窟があって、そこに天寺御神が隠れたよっていう言い伝えの場所があります。
実際にあります。
それすごいですよね。神話の場所。
面白いよね。そう、聖地巡礼。
パッと見はどんな感じですか?山があって洞窟、掘らなみたいなのがあるような感じなんですか?
パッと見はもう洞窟は風化しちゃって、本当に少し洞窟っぽいかなっていうぐらいしか残ってないんですよ。
それはね、ガイドさんもね、そういう説明をします。
もともとはそこに洞窟があったんだけど、今ちょっと風化して、こういう感じの見え方になってます。
そこは写真が撮れないわけだから、検索とかしてもあんまり出てこないわけですよね。
出てくるんだけど、実際に自分で見るのがやっぱりゾクゾクッとしますよ。
ゾクゾクッとする。
うん、あ、ここかみたいな感じで。
しかもそれがね、外からは見えないようにちゃんと神社の屋台で隠れているっていうのがいいですよね。
それはどうすれば見れるんですか?ツアーみたいな感じで。
それはね、でも1日に4,5回見れる時間帯があるんですよ。
あ、そうなんですね。
その時間に集合場所に来れば、みんながまとめて見に行けますよっていう風に時間帯が書いてあって。
ほう。
だから予約とかせずに行って、その時間に集合場所に行けば入れます。
おー、意外と見やすそう。
そう、ぜひぜひ。
で、その天の岩との、要は神社のある川の流れている対面は禁足地って言って、誰も入っちゃダメな場所に指定されていて。
ほー。
本当に許された人が締め縄を変える時ぐらいしか入れない。
本当に人が誰も入っちゃダメですよって言われてる場所です。
へー、すごー。あるんだ、そんなとこ。
あるんですよ。
ほー、面白いなー。
で、その天の安川というところで、神様が会議したよって言って、さっきも言ったと思うんですけど、その場所もあるんですよ。
ほー。
ちょっとホラー穴みたいになってて。
へー。
で、あ、ここで会議したのね、みたいなところがあります。
へー。
宮崎はそういう古事記のハイライトの舞台っていうのがたくさんあるんですけど、観光的に面白いのがその天の安川と天の岩戸神社と、
もう少し山を登って行った先には、この後出てくるんですけど、古事記にも出てくるんですけど、今後アマテラスの孫が天界から日本というか、
現世に降りてきて、で、初代天皇に繋がっていきますよっていう話なんですけど、
そうなんですそうなんです。で、これ最後にちょっと皆さんにも近いところでいくと、神楽ってものすごく2,3年前にフューチャーされたんですよ。
ええ?2,3年前?
2,3年前だったか、もうちょっと前なのかな?わかんないけど、鬼滅の刃。
はい、鬼滅の刃。
鬼滅の刃見たことある人いるかもしれない、いたらわかると思うんですけど、日の神カグラって出てくるんですよ。
あった。
炭治郎がね、最終奥義、水の呼吸で戦ってくるんですけど、火の呼吸になる。
そうですね、ありましたね、確かに。
炭治郎の火の呼吸っていうのが火炎の方の火じゃなくて、月火水木土日の日の火の神、火の呼吸。
要は全ての呼吸の生まれ、全ての起源か。
はい、そうでしたね、確かに。
それは神によって受け継がれてるんじゃなくて、まさにその戦い方、その技が舞の中に入っていたよっていうのが、その火の神カグラですよね。
確かに。なんか体の弱いお父さんが雪の中でもずっと踊ってたみたいな。
それを代々受け継いでいくんだよっていう風に。その舞がそのまま技だったっていう。
確かにありましたね。
だからカグラっていうところは身近なところで言うとそういうアニメの題材になってたりとかもしますし、
あとはもう単純に神話が知ってる人は見ると、あのシーンだ!みたいな感じで面白いので。
ちょっとね、その辺り、リグってもらうと面白いと思いますよ。そして行きたい人はぜひ一緒に宮崎に行くっていうので。
そうですね。なんかね、だいぶ前にも言ったと思いますが、いつかオフ会的なツアー的なやってみたいですね。
やりたいですね。
やっぱりこう、知ってる方とコアな場所に行くっていうのはすごい楽しいと思うんですよね。
そうですね。ということで今日は一番の盛り上がりだったのでちょっと長くなっちゃいましたけど。
確かに。
面白く僕は喋れたので聞いてる方はちょっと長いなと思ってるかもしれませんが、多めに見てやってください。
そうですね。これでもだいぶ長い長い小敷をかなりギュッとしながらお話ししてるんですもんね。
そう、かなりギュッとしながらちょっと深掘ってるからよりちょっと時間がかかるんですけど。
あんまり小敷の話ししながら鬼滅の話しか出てこないですからね。
そうだよね、普通はね。でもまあそれが新ラジオのいいところということで。
そうですね。
そしたらまた次回は一旦ここでやめようかなと思いましたけど、せっかく出雲の話も出たので。
じゃあおまけみたいな感じで。
そうですね。すさのお伝説をちょっと次回は話せたらなと思います。
はい、ありがとうございました。楽しかったです。
はい、よかったです。そしたらまだ何も決めていない最後の挨拶をして終わりにしましょうか。