1. 神・ラジオ
  2. #07 誰かの好奇心を刺激する「..
2023-01-28 38:26

#07 誰かの好奇心を刺激する「古事記」!

本日のおつまみ「天岩戸編」/本日の乾杯「トオル:アブサン(虎ノ門蒸留所)」「フジイ:仙酔ドラフト」/前回のおさらい・スサノオのせいで隠れてしまったアマテラス/そのせいで世は魑魅魍魎蠢く世界に、さあどうする!/【続き】神々は現在の宮崎・天安河原(アマノヤスガワラ)で会議をした/知恵の神・思金神(オモイカネ)に相談/頼み綱・オモイカネの秘策は“祭り”/伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)は鏡を、玉祖命(たまのおやのみこと)は八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)を作る/天児屋命(あめのこやねのみこと)と太玉命(ふとだまのみこと)/天鈿女命(アメノウズメ)が神楽をおどる、ひっくり返した桶の上で/ハイになるほど踊り狂うアメノウズメ/アマテラスは賑わいに気になり外を覗く/天之手力男神(アメノタヂカラオ)が引きずり出し、岩の戸を投げ飛ばした/投げ飛ばした岩戸は宮崎から長野まで飛んでいった/それが戸隠山となった/アマテラスは出てきた/日本的、和を重んじたストーリー/【Digりトーク】宮崎にある天岩戸神社/実在する天安河原と天岩戸/近くには高千穂/オススメは1泊して高千穂神社で夜神楽を見ること/実は面白い神楽・古事記を面白く再現/口伝や文章では残せない、踊りの中に本当の歴史を隠したのではないか/フジイ・幼少期に『備中神楽』を見た経験あり/『鬼滅の刃』にも出てきた神楽・日の呼吸/【次回】スサノオvsヤマタノオロチ編


誰かの好奇心を刺激する!神・ラジオ!
この番組は普段の暮らしでは何の役にも立たない歴史・神話・都市伝説を酒のツマミに、
無責任だけど割とガチで話すフリートーク番組です。

第1、第3日曜日、19時に配信しております。

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00:02
誰かの好奇心を刺激する、神ラジオ。
この番組は、普段の暮らしでは何の役にも立たない歴史や神話、都市伝説を酒のつまみに、
無責任だけど、割とガチで話すフリートーク番組です。
本日は、いよいよ祭りの原点とも言われる、古事記の中の一番のハイライト、天の岩戸学理についてお話しします。
こんばんは、とおるです。
こんばんは、ふじーです。
第7回目の神ラジオ。
早いですね。
早いですね。やってみると意外と早い。だって7回目、2週間に一遍でしょ?もう14週経ったってことですか?
そうですね。
すごいね。
年も越しましたしね。
第7回目まで、ずっと古事記をやり続けてるっていうのもすごい。
これもう神ラジオじゃなくて、古事記ラジオの方が良かったんじゃないかっていう。
本当にそうなっちゃう。どっかで切りつけてね、違う話ができればなと思うんですけど。
そうですね。
もうそろそろ切りつくかなっていう感じかな。
でも今日ピークっちゃピークなんすもんね。
今日そう、一つのピークなんで、もしかしたら次の回から違う話になるかもしれませんが、
ちょっと話してみてどうなのかっていうのは今後考えたいと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
タイトルにもあったと思うんですけど、本日のつまみ、話す内容については、
いよいよですね、古事記の中での一番のハイライト、天の岩戸隠れについて話ができる。
これでも聞いたことある人多いと思うんですよね。
多いと思います。僕も詳しくはなくても聞いたことありますもん。
やっぱりね、一番のハイライトで一番有名な話なんで、
これ今古事記、学校で勉強しないとは言いつつ、
この話ぐらいはもしかしたら国語とか、どっかで聞いたことある人も、
習ったことがある人もいるんじゃないかなと。
こんな僕でも、学校の時に多分視聴覚室でビデオで見た記憶があるんですよ。
今思えば。
映像でってことですもんね。
そう、映像で。何のシーンなんだか分からないけど、
みんなで視聴覚室に集められて、
実習の時かな、先生がお休みか何かでこのビデオを見ましょうみたいな、
そんな時にみんなで見た記憶があって、
大人になって古事記を勉強して、
やっぱ、やっぱというか、あれがそうだったんだみたいな。
なるほど。
どっかで聞いたことあるかもしれないんで、頭に入りやすいんじゃないでしょうか。
そうですね。
ただいろんな神様出てきますけどね。
みんな特徴的な神様なんで面白いと思います。
そしたら、本日のお釈迦何飲んでるんですか?富士山。
今日は、地元広島県福山のクラフトビールですね。
潜水ドラフトっていうのが友野浦の潜水島っていうのがあるんですけど、
そこの瀬戸内海で一番のパワースポット、潜水島の天然ミネラルを使用しているそうです。
03:01
いいじゃないですか。いいじゃないですか。
ラベルもオシャレで飲んでみたい。
今度福山行くときは飲ませてください。
そうですね。用意しておきます。
トルさんは今日は?
僕はですね、今日、虎ノ門上流所のアブさんを頂いてます。
オシャレなやつ?
オシャレなアブさんを。アブさんね、好きなんですよ。
なんかあれですよね。
神の一周って言うんでしたっけ?
かな?そうですね。
あまり詳しくないけど確かそうだと思います。
虎ノ門上流所って虎ノ門横丁の中にある居酒屋の中に上流所があって、そこに上流士さんがいて、そこで作っているやつで。
もう今や手に入らないアブさん。
東京の方は是非って言おうと思ったけど、なかなか飲みにくいやつなんですね。
もう多分アブさんは売ってないんじゃないかな。お高めですが美味しいです。
是非とも。
それでは乾杯ということで。
それでは今日もよろしくお願いします。乾杯!
そしたらですね、まずは前回の振り返りちょっとだけするとですね。
前回はスサノオの見事とアマテラスオミカミがバチバチ喧嘩というか、一方的にアマテラスがいじめられるというか、スサノオがひどいことをして、引きこもるという話だったと思います。
覚えてますか?
覚えてます。姉ちゃんがちょっとね、すねちゃって。
姉ちゃんがね、弟を最後の最後までかわってたんだけど、もうかわいきれませんわって言って、弟を洞窟の中に引きこもってしまって。
引きこもったせいで足腹の高つくにずっと言って、私たちが今いる現世が太陽の神様であるアマテラスが隠れちゃったことで真っ暗になっちゃって、地味猛霊がすごい生まれて、カオスな状況になってしまった。さてどうするんですか?っていうところで終わってると思います。
でしたね。そこで終わってましたね。
ここからがまさに有名な天の岩戸隠れなんですけど、ちょっとだけ結論というか、先に話すと、天の岩戸隠れっていうのは、アマテラスオミカミがさっき言ったスサノオさんとのバチバチによって洞窟に隠れ、また再び出てきますっていう物語です。
出てきます。
出てきますっていう物語なんですけど。
結末はそこに行くわけですね。
最終的には出てくるんですけど、その出し方というか、なんでアマテラスオミカミがまた世に出てきたいと思ったのかっていうのが面白くてですね。
地を追ってお話すると、まず隠れちゃったおかげで真っ暗になってしまいましたと。
ヤオヤオロズの神様たち、本当に大勢の神様たちはものすごい困ったみたいなんですよ。
06:04
やばい、真っ暗、困るみたいな。
すごいいっぱい幽霊みたいなやつが出てきて、大変だみたいな。
すごい困りに困って、ある場所で会議をします。神様会議を。
どうやったら出てきてくれるだろうみたいな。
そうなんです。どうやったら出てきてくれるかなみたいな会議をするんですけど、打ち合わせを。
その場所が天の靖河原っていう場所があって。
天の靖河原。
そう、天の靖河原。
これはですね、実は前の話でも出たアマテラスとスサノオの受け入りのシーンがあったと思うんですけど。
ありましたね。
受け入っていて占いして、正しい心を持ってるか判断するみたいな。
そういうシーンで、実はそこも天の靖河原だと言われています。
その場所に集まって神様たちが。
実際にこれ宮崎県にもあります。
実在する場所なんですね。
そう、実在する場所です。
そこに集まって、ああだこうだいろんな考えを巡らしていくんだけど、
結局なんかもうどうしたらいいんだろうかって言って、
みんな矢をよろずの神様が頭を抱えて悩んじゃったんですよ。
最終的に、そうだもう答えが出ないから、あの人に頼ろうって言って。
あの人。
そう、そこで知恵の神様で、思いかねっていう神様がいるんですよ。
思いかね。
思いかね。
知恵の神様なんで、その人に相談したら、なんかきっかけをくれるんじゃないかみたいな感じで、
みんなで相談しに行こうみたいな形で相談しに行きました。
で、思いかねさんはやっぱ知恵の神だから、
いろいろ考えを聞いてみんなに、いろいろそういうことがあったんだっていって、
いろいろ意見を聞きながら、こういう方法でいきましょうって言って、すぐに案を出すんですけど。
で、これが冒頭に言った、アマテラスを外に出す奇策っていうのが、祭りをしようだったんですよ。
お祭りしましょうみたいな。
急に、なんで祭りなんすかみたいな感じでみんながびっくりするんですけど、
そっからね、いろんな神様たちは、ちょっと疑いながら、思いかねさんが言うんだったら間違いないからとりあえず頑張ろうみたいな感じで一致団結していくわけなんですけど。
信頼集めですね。
信頼集め。でもみんな紐づいててないのまだ。なんで祭りみたいな。
まあ言うならとりあえず。
とりあえず思いかねさんは、こうしてほしい、ああしてほしいみたいなことをみんなに指示を出していくんですけど、ものすごくできるマネージャーだよね。
そうですね。
まず最初に言ったのが、トコヨの長鳴き鳥を集める。これが何かというと鶏らしいんだけど。
トコヨの長鳴き鳥。鳥か。
トコヨの長鳴き鳥。で、トコヨっていうのは異国のって意味らしいんですけど、簡単に言うと鶏らしいんです。
09:11
鶏を集めて一斉に鳴かせましょうみたいな。そしたら、鶏って朝鳴く。だから太陽が昇って朝が来たっていう風に思うんじゃないかなみたいな感じで、まず鶏を鳴かすっていうのが始まって。
なるほど。アマテラス朝だよみたいな感じですね。
そう、アマテラスさんほら鶏鳴いてますよ朝ですよみたいなところからまず始まります。
なるほど。なかなか可愛らしい案ですね。
そうなんですそうなんです。で、次にやったのが、ちょっと神様の名前はすごく覚えづらいんで、まあ忘れちゃってもいいと思うんですけど、イシコリトメノミコトっていう神様がいるんですけど、
その人に鏡を作りましょうって言って鏡を作らせるんですよ。
もう一人の神様、これももう覚えなくていいんですけど、タマノオヤノミコトっていう神様。この神様にヤサカリのマガタマを作ってくださいって言ってお願いするんですよ。
で、この作った鏡とヤサカリのマガタマが今後その祭りには欠かせないものになってくるんですけど、
まずこれを作りますと。で、これで必要なものが一旦揃いましたねと。で、次に出てくる神様っていうのが、二柱いるんですけど、
アメノコヤネノミコトっていう神様と、フトタマノミコトっていう神様。この二柱の神様。
この二柱の神様がお祭りをするので、そのお祭りを盛り上げていくために、
のりとを唱えたり、お経みたいなやつね。のりとを唱えたり、あとは占いしたり。
そういうことをしてどんどんどんどんお祭りの雰囲気をどんどん出していくと。
で、そうやってどんどんどんどんにぎやかなお祭りが始まっていくんですけど。
で、次はぜひ覚えてほしい神様なんですけど、
そのお祭りの雰囲気を醸し出しつつお祭りが始まっていって、で、お祭りの一番のメインっていうのが、
アメノウズメノミコト。これね、ぜひ覚えてほしい。アメノウズメノミコト。
アメノウズメノミコトですね。
アメノウズメノミコトは女性の神様なんですけど、女神様なんですけど、
これはね、踊りの神様なんですよ。
おー、踊りの。おー、なんか祭りっぽくなりましたね。
でしょ、急に祭りっぽくなるでしょ。
踊り、盆踊りかな?
いや、えっとですね、盆踊りじゃなくて、神楽ですね。
あ、なるほど、神楽。
神楽。で、ちょっとこれも後でディグリの回を作って話そうと思うんですけど、
12:03
この天の岩戸伝説の中で、アメノウズメノミコトが踊りの神様なんで神楽を舞うんですけど、
その神楽を歌うことによって、要は神楽発祥の、神楽発祥とも言われてます、この天の岩戸が。
で、今もう祭りが始まって、じゃあアメノウズメノミコトが、
私踊りますって言って手を挙げていくわけですよ。私踊りますと。
で、そしたらもう周りの神様が、いや、待ってました、感じになって。
で、アメノウズメノミコトが踊れるように、オケあるじゃん、オケ。
醤油とかさ、味噌とか作るためのオケあるじゃん。タルじゃなくてオケね。
オケね。
で、をひっくり返すと、ステージみたいになるでしょ。
ちょっとだけね、ちょっと高くなりますね。
よし、アメノウズメさん踊るんだったらステージ作ろうって言って、オケをひっくり返してその上でアメノウズメが踊りだす。
いいその場のノリですね。
よしよし、私は踊りますみたいな、フーフーみたいな感じでみんなを酔っぱらいながら、踊れ踊れみたいな感じで踊りますと。
楽しそう。
逆さまにしたオケを踏み鳴らし、みたいな表現が書いてあります。
で、その後ね、どんどんどんどんこのアメノウズメはどんどん気持ちよくなって、ものすごいトリップしていくんですよ、たぶん踊りながら。
トリップ。
トリップしてって、あーあーみたいな、あー気持ちいい、踊るの気持ちいいみたいな感じになってったんでしょうね。
で、そのトリップしてんだろうなっていう表現が面白いのが、これね、ちょっと原文を読むと面白いから原文を読むんだけど、
踊ってますよね。で、踊りながら、
胸地をあらわに出して、服のひもを胭部のところまで押し下げましたって書いてあるのね。
これ原文なんだけど、意味わかる?これ。
もう、バッっていうことです、服をバーッみたいな。
そうそうそう、もうバーッていうことなんです。
もう私踊ってる気持ち楽しい、バーッみたいな感じでサービスみたいな感じで、
おっぱいをブローンって出して、それだけではなく、服のひもを胭部のところまで押し下げるっていう、要はパンツも脱いで。
ほぼすっぽんぽん状態ってことですね。
ほぼすっぽんぽん状態で踊り狂うっていう。
なかなかですね、神様なのに。
で、かぐやの始まりでもあって、ストリップの始まりでもあるという風に言えるわけですね。
これはちょっと本当か知らんけど。
確かにそれがこの踊りの神様っていうのはわかりますね、あらゆるものの。
そうでしょ。
なるほど、面白い。
面白いよね。この辺ももうちょっとエロの話が混ざってるんですけど。
そうですね、確かに。
でもなんかね、多分雨のうずめの踊り方がものすごく勝ったらしいから。
15:01
なんかね、エロスではなくて、それを見て、これもちゃんと書いてあるんですけど、矢尾よろずの神がドッと笑ったのですって書いてある。
ドッと笑ったのです。
ドッと笑ったのですって書いてある。
だから要は、なんかセクシーだから、すごい生めかしい感じじゃなくて、激しく激しく踊ったんだろうね。
それを見て神様たちが、お前、踊ってるけど脱げすぎやんけみたいな感じで、ドカッと笑いましたみたいな。
なんかストリップもよく言うけど、エロじゃなく、アートだと。
芸術的な。
芸術。シルクドソレイユみたいだってよく言いますもんね。
そうそう。
そういう感じなのかもわかんないですね。
そんなことをしてると、なんだかすごく盛り上がってるし、外がね。
アマテラスおみかみの、こもってる洞窟の前でそのお祭りやってるわけなんですけど。
気になるわけですよ、アマテラスおみかみが。
あれ、なんか私引きこもってんのに、なんか外めちゃくちゃ騒がしいというか、めっちゃ盛り上がってるけど何なの?みたいな感じになって。
アマテラスがちょっと気になるって言って、細か開けるんですよ、扉を。
ほうほうほうほう。
チラ見してくる。
内側から覗き込んで、そうそう、チラ見して、それで訪ねるの、神様たちに。
なんで私が洞窟の中にこもってて、足腹の中つくにが真っ暗なはずなんだけど、なんでみんな笑ってんの?みたいな。
ちょっと気になるから聞き出すんですよ。
ちょっと作戦が、栄光しつつある。
そうそうそう、ちょっと作戦がね、ここら辺でみんなが、ちょっと出てきた、重いかねさんすごい、みたいな感じになったんだろうね。
で、それに対して雨のうずめが踊りながら答えるんですよ。
あなたよりも尊い神様がいらっしゃったので、私たち喜んで歌ったり踊ったりしてるんです、みたいなことを。
嘘なんですけど、そういうことを言うんですよ。
それを言った後に、アマテラスが外は出てないんだけど、ちょっと開けて覗いてるじゃん。
ちょっと開けて覗いてるその隙間に、作った鏡をさっと中に入れるわけですよ。
先ほど作ったって言ってましたもんね。
さっと鏡を入れて、アマテラスは鏡なんか見たことがないんで、その鏡に映ったのが、要は光合しく光った太陽の神様が映るわけですよ。
もちろん自分の姿なんですけどね。
すごい、本当だ、自分と同じような太陽の神様が別にいるんだ、みたいな感じでびっくりするっていうシーンがあります。
鏡に映ったのが自分なのにね。
なんとも言えない勘違いですね。
ちょっと可愛いよ。
私以外にもこんなお尊い神様がいるんだ、みたいな勘違いをして。
それならもうちょっと見ようかなぐらいで、もうちょっと開けるんですけど。
その時に隣にね、扉が開くのを待ちかねていた、力持ちの神様で、これもぜひ覚えてほしいんですけど。
18:09
雨の多力王の御事っていう神様。
雨の多力王の御事。
力持ちの大男。
その神様が雨テラスがちょいと出てきたところを、ガッと手を掴んで、ビャーって外に引きずり出す。
そこはなんか強引なんですね。
そう、そこは強引。よっしゃ来た!みたいな感じで手を掴んで思い切り引き出して。
そしたら今度はさっきちょっと登場した太玉の御事っていう人が、すぐにその洞窟に縄を張って、締め縄を張って。
これより先には入っちゃいけません、戻っちゃいけません、みたいなことを必死で守るっていう。
運営優秀みたいな感じで。
はい、ここからはもう戻れません、みたいな感じになって。
なんなのこの作戦?って思いながら出てくるんですよ、雨テラスが。
もう隠れないようにっていうことで、雨の多力王の御事が力持ちの神様なんでね。
隠れていた雨の岩戸っていうのを、岩の扉をうわーってポイって投げるんですよ。
もう隠れられませんようにってポイって投げるんですけど、それがすごく飛んでって、どこに着地したかというと。
これ投げた舞台は宮崎県なんですけど、それが扉がビューと飛んでって、長野県の戸隠し山になりましたとさっていうのが書いてあります。
戸隠し山。
そう、後でちょっと話しますけど、戸隠し神社とかがあるね、長野県の戸隠しの方です。
宮崎と長野で繋がってるんですね、そこで。
そうなんですよ、小敷で繋がってくる神話で。
あー面白い。
で、これでやっと雨テラスが外に出てきて、出されて、みんなでお祭りしてる中で、
なんだろみんな、ちょっとーみたいな感じで言いながら、戻ってたんだろうね、もうごめんねーみたいな感じで。
で、再び光が戻ったのですっていうのが、天の岩戸伝説、天の岩戸の物語です。
あー面白いですね。
ここまでがね、面白くて一番好きなシーンなんですよ、僕の。
なんかエロもあるのあるけど、結構ユーモアのあるというか、面白い神様が多いんだなっていうのがありますね。
なんかちょっと日本っぽいというか、日本がここで良かったなっていうところが、最後はちょっと力尽くなんですけど、
なんか北風と太陽みたいな、なんかちょっとトンチを聞かせて、嫌な感じせずに外に出すっていう、
なんか賑やかにして楽しげにして外に出していくみたいな、なんかそういうところが神話に反映されてるっていうのが、なんかちょっと日本人として嬉しいですよね。
確かに言われてみればそうですね。
そう、喧嘩しない感じ?争わない感じ?
そうですね。
21:00
そういう意味でも、この作戦を考えてこの物語にしたためてるっていうのがちょっと僕は好きなところです。
なんか和を感じるお話ですね。
はい、そうなんです。
面白い。
ここは天の岩戸隠れなんですけど、最後に数行書かれてるのが、最終的に天寺総神神が外に出てたんだけど、隠れた原因っていうのは、
スサノオの御子との争暴が原因でしたよね。
忘れてましたね。
それで、こうならないためにと思って、青よろずの神様たちがまた会議をして、スサノオはお前のせいだって言って、
ひげを全部剃られて、手足の目を全部抜かれて、天界から追放されるのでした。
そして、ここからはスサノオの御子との新しい物語が始まりますっていう。
ここからまた主人公が変わって、主人公がスサノオ編になっていくんです。
なるほど。最後ちょっとバイオレンスチラッチラッと見えつつ。
つつも、ここからはまた主人公を交代。
最初、天界編はイザナミ・イザナギが主人公だったのが、三騎士が生まれてアマテラ・スサノオが主人公になって、
ここからはスサノオだけが主人公として描かれている物語になるんです。
へー、なるほど。
じゃあ天界はアマテラ・スサノオが戻ってきて、平和が戻りました的な感じなんですか。
戻りましたとさ、で終わっていく。
へー、次もまた気になるな。
そう、ここからはスサノオの御子とが一人、追放された後の話なんですけど、
ここが一応一つキリンになります。
主人公が変わるんでね。
とはいえ、この次の話もちょっとみんなが知ってる話なので、できたらいいなと思いますので、次回はまたやりますか。
次回は次回でまた面白いのを聞いたことあるし。
あ、そうなんですね。
有名なヤマタノオロチっていうのが出てきます。
でも確かにヤマタノオロチとスサノオってセットで聞いてたイメージありますね。
やっぱりそこを知らないとこの時期としてはしたことにならないと思うので、次回はその話をします。
ヤマタノオロチスサノオ編、楽しみですね。
確かにトールさんがP君に面白いって言ってるのもうなづけるなっていうお話でしたね。
で、これからその話の中で、今回の話の中でちょっと深堀りしたディグリケン雑談を交えて話そうと思うんですけど、
今回登場した天野康河原っていうところ、宮崎にあるよって言ったと思うんですけど、
そこは僕実際に行きましてですね、その天野康河原には天野岩戸神社っていう神社が近くにあって、
ちゃんと神社であるんですね。
そうなんですよ。で、その神社のやしろの裏側は無断で入れないようになってるんですけど、
24:08
カヌイさんたちとか案内する神社の人とじゃないと入れないように扉があって、
その扉をですね、入って、そこは一切写真撮影も禁止なんです。
で、そこに入って川が流れていて、川の対面にその天野岩戸があります。
要は洞窟があって、そこに天寺御神が隠れたよっていう言い伝えの場所があります。
実際にあります。
それすごいですよね。神話の場所。
面白いよね。そう、聖地巡礼。
パッと見はどんな感じですか?山があって洞窟、掘らなみたいなのがあるような感じなんですか?
パッと見はもう洞窟は風化しちゃって、本当に少し洞窟っぽいかなっていうぐらいしか残ってないんですよ。
それはね、ガイドさんもね、そういう説明をします。
もともとはそこに洞窟があったんだけど、今ちょっと風化して、こういう感じの見え方になってます。
そこは写真が撮れないわけだから、検索とかしてもあんまり出てこないわけですよね。
出てくるんだけど、実際に自分で見るのがやっぱりゾクゾクッとしますよ。
ゾクゾクッとする。
うん、あ、ここかみたいな感じで。
しかもそれがね、外からは見えないようにちゃんと神社の屋台で隠れているっていうのがいいですよね。
それはどうすれば見れるんですか?ツアーみたいな感じで。
それはね、でも1日に4,5回見れる時間帯があるんですよ。
あ、そうなんですね。
その時間に集合場所に来れば、みんながまとめて見に行けますよっていう風に時間帯が書いてあって。
ほう。
だから予約とかせずに行って、その時間に集合場所に行けば入れます。
おー、意外と見やすそう。
そう、ぜひぜひ。
で、その天の岩との、要は神社のある川の流れている対面は禁足地って言って、誰も入っちゃダメな場所に指定されていて。
ほー。
本当に許された人が締め縄を変える時ぐらいしか入れない。
本当に人が誰も入っちゃダメですよって言われてる場所です。
へー、すごー。あるんだ、そんなとこ。
あるんですよ。
ほー、面白いなー。
で、その天の安川というところで、神様が会議したよって言って、さっきも言ったと思うんですけど、その場所もあるんですよ。
ほー。
ちょっとホラー穴みたいになってて。
へー。
で、あ、ここで会議したのね、みたいなところがあります。
へー。
宮崎はそういう古事記のハイライトの舞台っていうのがたくさんあるんですけど、観光的に面白いのがその天の安川と天の岩戸神社と、
もう少し山を登って行った先には、この後出てくるんですけど、古事記にも出てくるんですけど、今後アマテラスの孫が天界から日本というか、
現世に降りてきて、で、初代天皇に繋がっていきますよっていう話なんですけど、
27:02
その時に降りてきた場所っていうのが高千穂の峰っていうところなんですよ。
高千穂ね、観光地では結構有名な場所ですね。
よく聞くと思うんですけどね。
で、その高千穂神社っていうところも有名なんで、一緒にもう全然近い場所まで見れるんで、行くと面白いですよ。
いや、いいな。高千穂はね、昔行ったことあるんですけど、全然知らずに行っちゃったので、もったいないですね。
もったいないですね。で、高千穂行くんだったら一泊が結構おすすめで、で、あの高千穂は、今コロナでしばらくやってなかったみたいなんですけど、
もう再開したんですけど、夜にね、夜神楽を、法能っていうか、観光神楽ですけど、高千穂神社の中で予約すれば神楽が見れるんですよ。
その神楽っていうのも、全部で33番、33個神楽があるんですけど、
そのうちの面白い4つっていうのを、毎晩毎晩、その地域の里の人たちが順番に巡って演目をする、里神楽っていうのをやってるんですよ。
高千穂の神社の方に、いろんな集落から、今日はどこの集落、今日はどこの集落、みたいな感じで交代交代演目を演じてます。
それはもうずっと代々受け継がれてるもんなんですかね。
うん、だから本当は宮崎の人たちが本当に見てほしいのは、ちゃんとした集落で根付いてる神楽、本当の神楽を見てほしいって言って、僕はまだそれを見たことがないんですけど、
その観光神楽じゃんって言われるんですよ、宮崎の人からすると、高千穂なんて観光神楽だよって言われるんだけど、それでもね、面白い。神楽は超面白いよ。
へー、あ、そうなんだ。
神楽って聞くと、能とか思い出すじゃん。能とかさ、そういうおごそかな感じ思い出すかもしれないんですけど、神楽ってそうじゃなくて、
集落によっては、本当に夜神楽って言って、夜通し33番を踊り続けるんですけど、
普通にみんなお酒を持ち寄って、ガハガハ言いながら、笑いながらその神楽を見て、みんなで夜な夜な過ごすっていう。
すごいな。
面白いよ。だから高千穂の観光神楽も、笑うシーンっていうのがめちゃめちゃたくさんあって、
で、その演目っていうのは、もう古事記の内容なんですよ。古事記のあのシーン、古事記のあのシーンみたいな感じで、
それを神楽として演目として舞うんですけど、この天の岩戸隠れの話っていうのは、その中でも一番有名なので、それも神楽として見れます。
なるほど。じゃあ神楽っていうのは、文章とか言葉ではない偽物としての、昔から娯楽的な感じで繋いできたものなんですかね。
30:00
そう、本当に言うように、文章とかそういうことではなくて、例えば文章に従っても燃やされちゃったら消えちゃったりするじゃないですか。
そうですね。
なので、これは本当にちょっと都市伝説チックかもしれないけど、その踊りの中に本当の歴史を入れ込んでいったんじゃないかっていうのも一つ説としてはあります。
ああ、踊りか。
だから、その集落によってもちょっとずつ違うし、もちろんさっき、今は宮崎の神楽の話ですけど、それが都学誌、長野の方でも神楽はあって、
その神楽は観光神楽じゃなくて、代々神楽っていって、撮影が一切できない神事としての神楽をやってたりするのね。
なるほど。
だから、そういう風に文化の中に歴史が紐づいてるというか、こういったところも面白いよね。
なるほどな。なんか今聞いてて、そういえばと思い出したんですけど、僕岡山出身なんですけど、岡山に備中神楽っていうのがあって。
ほう、そうなんだ。
備中っていうのは岡山のちょっと西側を指す言葉なんですけど、備中、備前、備後ってあるんですけれども、
だいたい岡山の西辺り、広島との県境辺りにずっと続いてる神楽があって、小っちゃい時に見た記憶があって、
それは、それこそスサノオとヤマタノオチが戦う話だったと思うんですが、蛇腹みたいな竜の、
ありますあります。
蛇みたいな、長い蛇みたいなのが来て、それを舞いながら剣を持って戦うっていうのだけ覚えてるんですけど、それも今思えば。
でもね、そうそう、そういうのですよ。
っていうことですよね。
そういうことです。で、ちなみにさっき言った竜、それこそヤマタノオロチなんですけど、
ヤマタノオロチが蛇腹の和紙で作られたね、ハリコみたいなやつで踊り舞いがあるんですけど、それで一番有名なのは出雲の方にもね、その神楽がありますよ。
そうなんだ。じゃあ中国地方っていうので何か伝わったりしてるんですかね。
多分ね、神社を調べると出雲信仰っていうのがおそらくそのあたりにも繋がってるはずなので。
なるほど。
ちょっと話すと、出雲の方では、これまさに次の話に残しとこうかな、そしたら。次の話がまさにその辺の話だから。
ちょっと僕がネタバレチックな感じしちゃいましたね。
いやいや、いいですいいです。やっぱり小敷の話でも次は行こうというふうに決心がつきましたので。
ああよかった。じゃあちょっとこの辺ぐらいにしておきましょうか。
この辺にしておきましょうか。出雲神楽っていうのがあるので、なんで出雲神楽なのかって話も次回できるというのが面白いかなと思います。
神楽から結構繋がりますね、いろいろね。
33:01
そうなんですそうなんです。で、これ最後にちょっと皆さんにも近いところでいくと、神楽ってものすごく2,3年前にフューチャーされたんですよ。
ええ?2,3年前?
2,3年前だったか、もうちょっと前なのかな?わかんないけど、鬼滅の刃。
はい、鬼滅の刃。
鬼滅の刃見たことある人いるかもしれない、いたらわかると思うんですけど、日の神カグラって出てくるんですよ。
あった。
炭治郎がね、最終奥義、水の呼吸で戦ってくるんですけど、火の呼吸になる。
そうですね、ありましたね、確かに。
炭治郎の火の呼吸っていうのが火炎の方の火じゃなくて、月火水木土日の日の火の神、火の呼吸。
要は全ての呼吸の生まれ、全ての起源か。
はい、そうでしたね、確かに。
それは神によって受け継がれてるんじゃなくて、まさにその戦い方、その技が舞の中に入っていたよっていうのが、その火の神カグラですよね。
確かに。なんか体の弱いお父さんが雪の中でもずっと踊ってたみたいな。
それを代々受け継いでいくんだよっていう風に。その舞がそのまま技だったっていう。
確かにありましたね。
だからカグラっていうところは身近なところで言うとそういうアニメの題材になってたりとかもしますし、
あとはもう単純に神話が知ってる人は見ると、あのシーンだ!みたいな感じで面白いので。
ちょっとね、その辺り、リグってもらうと面白いと思いますよ。そして行きたい人はぜひ一緒に宮崎に行くっていうので。
そうですね。なんかね、だいぶ前にも言ったと思いますが、いつかオフ会的なツアー的なやってみたいですね。
やりたいですね。
やっぱりこう、知ってる方とコアな場所に行くっていうのはすごい楽しいと思うんですよね。
そうですね。ということで今日は一番の盛り上がりだったのでちょっと長くなっちゃいましたけど。
確かに。
面白く僕は喋れたので聞いてる方はちょっと長いなと思ってるかもしれませんが、多めに見てやってください。
そうですね。これでもだいぶ長い長い小敷をかなりギュッとしながらお話ししてるんですもんね。
そう、かなりギュッとしながらちょっと深掘ってるからよりちょっと時間がかかるんですけど。
あんまり小敷の話ししながら鬼滅の話しか出てこないですからね。
そうだよね、普通はね。でもまあそれが新ラジオのいいところということで。
そうですね。
そしたらまた次回は一旦ここでやめようかなと思いましたけど、せっかく出雲の話も出たので。
じゃあおまけみたいな感じで。
そうですね。すさのお伝説をちょっと次回は話せたらなと思います。
はい、ありがとうございました。楽しかったです。
はい、よかったです。そしたらまだ何も決めていない最後の挨拶をして終わりにしましょうか。
36:04
はい、それでは今回も聞いていただいてありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
はい、それではおやすみなさい。
はい、おやすみなさい。
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本日はお聞きいただきありがとうございました。
それでは次回の新ラジオもお楽しみに。
38:26

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