みなさん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオです。
今日は、群馬県出身の方なら誰もが知っているという郷土愛を育むかるた、上毛かるたについてお話しさせていただきます。
前回の配信から少し間が空きまして、手話すということで少しバタバタしていました。
本職のウェブエンジニアの仕事がバタバタしていまして、今年中にアップしなければいけないウェブサイトやシステムの設定をヒーヒー言いながらやってましたね。
実際には作業中に口に出してヒーヒー言っていたわけではないんですけども、
実際、作業中に口をついて出てきた言葉としては、「疲れたよー。」とか、「これ本当に今年中に終わるの?」とか、
この作業部屋という名の座敷牢から出たいよー。などが挙げられますね。
まあ、海の苦しみと言いますか、そうやって苦心して作り上げたウェブサイトやシステムをお客さんに使ってもらえたり喜んでもらえるのは、この仕事の醍醐味かなと思っています。
前回の配信から今日までの間に色々ありまして、このセミラジオでもおなじみのポッドキャストを通じて知り合うことができたお二人、
生物をざっくり紹介するラジオ仏作のトヨさんとイラストレーターであり、ポッドキャストすすむアートを配信されているすすむさんが山梨に遊びに来てくれました。
すすむさんには午前中に駅に来ていただきまして、山梨の観光名所小仙郷に一緒に行きました。
そこで巨大な岩や風景を眺めたり、ちょっと店内の雰囲気は独特だけど美味しいそば屋さんとかに行ったりしましたね。
このおそば屋さんについては近いうちにブログにもまとめようと思っています。
その後、弟であり底抜けに浅く歴史を語るゆうすけのラジオのパーソナリティーのゆうすけと合流して、
甲府の新店の喫茶店、起店間でコーヒーを飲みながら話をしていました。
喫茶店でコーヒーをいただきながらゆうすけのポッドキャストのコーヒー会の話なんかをしていましたね。
その後、当日のお仕事を終えられた豊さんにも来ていただきまして、
皆さんにうちの奥さんの幕子がやっていた絵の展示を見ていただきました。
その後、豊さんすすむさんと天ぷら屋さんで旬の天ぷらを味わいながらいろいろお話をさせていただきました。
いやー、本当に楽しい時間でした。
お二人とも遊びに来ていただいて本当にありがとうございました。
豊さんすすむさん、またよかったら一緒に遊んでもらえたら嬉しいです。
それと、前回の配信でジンバブエのハイパーインフレについてお話をしたんですが、
これはハチポチヒッチハイクのメンバーの方が、
タロットカードとジョウモウカルタと、あとトレーディングカードゲームのデュエルマスターズで占いをするという内容なんですね。
言うまでもなくタロットカード以外は占いをするためのものじゃないんですけど、
動画を見ると割とそれっぽく占っていて笑っちゃうんですよね。
この動画を概要欄に貼っておきますので是非チェックしてみてくださいね。
この動画でジョウモウカルタの絵札を僕は初めて見たんですけど、
なんだかとても温かみのある色合いで描かれていて、
この動画がきっかけでジョウモウカルタというもの自体がすごく魅力的に感じたんですよね。
早速ジョウモウカルタを購入しまして、
以前もyoutubeライブでジョウモウカルタについてお話したりしていたんですけど、
今回改めてこのポッドキャスト、セミラジオでご紹介したいなと思ったと、そういう経緯になります。
それでは早速ジョウモウカルタについてご紹介していきたいと思います。
ジョウモウカルタは群馬県の人たち、子供たちが群馬の歴史や名所のことを知り、
共同愛を育むために考案されたカルタになります。
ジョウモウカルタは全部で44枚の札がありまして、
特徴としては絵柄が温かみがあってコミカルで親しみやすい。
読み札の言葉が語呂が良くて覚えやすい。
思わず暗唱したくなるというところがあると思います。
ノボルハルナのキャンプ村とか、県と前橋、糸の町とか、リズミカルでいいんですよね。
このジョウモウカルタはカルタということで、
通常のカルタと同じように読み札に対して絵札を取るという競技になっています。
カルタで遊びながら群馬のことを子供たちが知っていくことができるというものなんですね。
それとこのジョウモウカルタの作られた経緯なんですが、
後でより詳しくご説明させていただくんですが、
1947年戦後すぐに制作されています。
戦争で群馬県も含めて日本全体が荒廃していったんですが、
一一倍群馬のことを愛し誇りに思っていた浦野さんという方が、
子供たちに共同愛を持ってほしいという願いを込めて作ったのがこのジョウモウカルタになります。
続いて群馬でジョウモウカルタがどんな風に遊ばれているかなんですけども、
今回実際に子供の頃にジョウモウカルタをやっていた人の実体験を聞いてみたいなと思いまして、
群馬出身の友人にLINEでいろいろとジョウモウカルタについて質問をさせてもらいました。
地域や年代によって違いはあると思うんですが、
その友人が教えてくれたジョウモウカルタのエピソードについてご紹介させていただきますね。
いくつか僕の方で質問を投げさせてもらって、それについて回答してもらったんですが、
まず僕からどういうシチュエーション、年代にやるのか、小学校まで、小中高という質問をしたんですが、
それについての回答です。
小学校から。多分中高も。地域によって違うと思う。
ということで、始めるのは小学校からで、中学高校でも人によってはという感じですかね。
イメージ的には群馬県の方は小学生の頃にはほぼほぼ全員がジョウモウカルタをやるという感じなのかなと思います。
続いて、1年にどれくらいやるの?という質問をしたんですけど、
練習は年間通して何回かやってた記憶。回数まで覚えてない。4回くらいはやってたのかも。
ということで、練習が年に4回くらい、そして本番の大会が年に1回という感じみたいですね。
年に1回の大会、これはめちゃくちゃ盛り上がるんじゃないでしょうか。
続いての質問。読み札の内容を言える札は何枚?についての回答が、
当時は8割から全部覚えてたような、ゴロが良くて覚えやすいし、ということなんですけども、
当時は8割から全部覚えてたということなんですね。
これすごいですよね。全部で44枚あるんですよ。
それを当時は全部言えたかもしれないというのが普通にすごいなと思っちゃいますね。
ゴロが良くて覚えやすいというのは確かにという感じですね。
どの読み札も流れるようなテンポで、スルスルっと脳裏に刻み込まれる感じなんですよね。
その他、縄文を変えたりについてエピソードがあれば、という質問に対しては、
地の札で力合わせる200万があるんだけど、自分たちの時は力合わせる190万だったのに、下の世代では200万になってて、その違いでなんとなく年代がわかる、とか。
ということで、後で改めてこの札についてもご紹介するんですが、
時代によって文言が変わっている札も一部ありまして、その覚えている文言によって世代がわかったり、群馬の移り変わりがわかるというのも面白いですよね。
いやーやっぱり、実際に縄文カルタを遊んでいた人の言葉は説得力がありますね。
縄文カルタの練習が年に4回あるっていうのは、wikipediaとかにも載ってないですからね。
小学校で年に4回も本番に向けて練習するって、やっぱり群馬の方のコアな部分に相当根差している文化なんだなという感じがしますね。