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今日は、介護の話、認知症の方の話です。
架空の名前で、サチコさんとします。
サチコさん、一人暮らしで認知症なんです。
あるヘルパーさんや看護の方と、いろんな話をしたんですが、
このサチコさんはですね、ヘルパーさんが教えてくれます。
食事も全然自分で作ったりできません。
でも、僕が見る限り、炊飯器、自分で炊いたりとか、
ポットにお湯を沸かして、自分でしたりとか、
全くできないことはないですよね。
いやいやいや、無理です、無理です。
全然無理です、というわけですよ。
でもね、実際やってることはあるんです。
ただ、完璧にはなかなかできない。
ちょっとお手伝いがあればできるかもしれないんですよね。
でも、もうね、鼻から無理です、無理です、っていう感じなんですね。
で、今食べてるもの、本人さんどんなものですか?って聞いたら、
いつもね、そうめん、うどん、サンドイッチ、菓子パン、
そういうものをずっとヘルパーさんが買い物をして買ってきてくれてます。
週4回、そんな形なんですけど。
小麦しか食べてないですよね。
健康状態、食欲も落ちてるし、
健康状態も病状結構良くない、体重も落ちてる状態です。
ちょっと食事考えたいんですよね、って僕が提案したんです。
そしたら、いやいや、もう食材の管理が全然できないので、
以前食材をね、冷蔵庫にあるもので作ろうと思ったら、
いつの間にかどっかなくなってたりとかしたんです。
なので、もう辞めました、っていうわけですね。
ですけど、それって何回ぐらいそんなことがあったんですか?
今まで1回そういうことがあった。それで辞めたんです。
でも当時と辞めた時はもう結構前の話で、今の状況と違いますよね。
ちょっと今の食事をこのまま続けて、本当にいいかどうか、
ヘルパーさんみんなでまた考えてもらえませんか?って言ったんですね。
そしたら、作るっていうことですか?って言うんですよね。
作った方がいいかどうか、それを考えてもらいたいんですよね、
っていう話をするんですけどね。
木山根さんが作れと言えば作りますけど、そういう返答なんですけれどもね。
いや、これは木山根が作れっていうことではなくて、
今の健康状態、そこら辺を見て、何かもうちょっといい方法ないかっていうのを
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また考えてもらえませんか?と。
実は家族も菓子パンとかそんなのばっかり食べて、
ほぼ小麦しか食べてない状態なわけで、
それについてはちょっと検討してほしいって言ってるんですよ。
本人はこれでいいって言ってます。
って言うんですけれども、本人は食べやすいから、
自分で取って簡単にチンとかせずに食べれるから、
それがいいっていう部分もあるかもしれませんよ。
ちょっと試してみて、これが良かったとか、
そういうこともあるかもしれませんよ。
また喜ぶかもですよ、言うんですけどね。
僕はその月1、2回ぐらいしか状況を見れてないので、
わからないことも多いんですけど、
なのでヘルパーさんたちの意見をですね、
いろいろちょっと聞かせてくださいと。
その上で今すぐに変更しろなんて当然言いませんので、
考えさせてくださいよ、いろいろ言うんですけどね。
はいはい、わかりました。
訪問看護さんは看護さんで、
この方もう全然病状の管理、お薬の管理全然できないので、
毎日のように誰か入った方がいいと思います。
朝は何食べてるんですか?昼、夜は何食べてるんですか?
全部ちゃんと管理できるようにしてください。
ここは施設じゃないわけですよね。
本人も自分でどうにか食べるよって言ってはいるんです。
でも看護の方はこの方は認知症があるんですと、
自分でいろいろ判断して適切な判断ができないんです。
周りがちゃんと設定してあげて、
管理してあげないとこの人の生活成り立たないんですよ、
いうわけです。
もちろん言ってることももちろん納得はいくので、
分かりましたといろいろ検討しましょう。
ヘルパーさんと看護といろいろ状況を見ながら、
一番いい回数考えていきましょうよ、話はしたんですけどね。
僕としては思います。
認知症なめんなよと。
この90代の方から見てみれば、
僕30代、看護の方50代、
そんな人たちだってもうガキんちょですよ。
全部分かったようにして、
認知症なめてんじゃねーよ。
この幸子さんなめんなよ。
もう一度言わせてください。
認知症なめんなよ。幸子さんなめんなよ。
以上です。
ご視聴ありがとうございます。