00:06
おはようございます。ボブです。
今日は、【退院直後に家に居ない男性が退院してすぐやりたかったこと】というタイトルでお届けします。
利用者さんのエピソードを話すときは、個人情報に注意して、ちょこちょこエピソードにフィクションを入れています。
個人情報を特定されないように、名前などは絶対に出さないように、固有名詞を出していません。
そして、「今日こんなことがあったんです。」という話をしたとしても、実際は数年前の話だったりとかもあります。
とにかく、その面白かったエピソードとか、考えさせられたエピソードが伝わればいいかなということでお届けしています。
ということで、お話をしたいと思います。
ある男性が、退院の日だったんですね。
やっと退院してきて、よかったね。
じゃあこれから、デイサービスとかヘルパーさんとか、いろいろ入っていきながら、何とか一人暮らしやっていきましょう。
ということでスタートしたんですけれども、退院したその日に本人さんいないんですね。
ヘルパーさんが、本人さんいません。サービスができません。どうしましょう。
どこ行ったんだろうねということで、あちこち探して回りました。
男性が退院してすぐしたいこと。
パチンコ行ってたのかな。そういえばこれ聞いてなかった。
でも一応パチンコ屋さんも覗いてみたり。
でも近くのセブンイレブンよく行くな。
セブンイレブン行ったり。
薬局、スーパーそこら辺も手当たり次第探したんですけど、いないんですね。
大丈夫?結構病気も重い方で認知症もあります。
どんどん暗くなってきました。
家族にも連絡したり、地域の民選員さんにも連絡を取ったりですね。
みんなに協力を仰いだんですけど、なかなか見つかりません。
そのままもう夜7時ぐらいになってしまいました。
決して足腰も強くありません。少しフラフラしながら歩いたり。
そして体調も決して万全じゃないです。体力も落ちてます。
入院してる間にですね。
そして病状も万全じゃないです。
認知症、極めつきはですね、なかなか認知症があることで
物忘れがあったり曜日忘れてたり、そういうことがあります。
寒い時期になってきてましたのでこのまんま、
03:04
私たちももう手は尽くしたけれども、本当に大丈夫だろうか。
最後にですね、私も仕事帰りがけに家に行ったんですね。
そしたらなんとなく人がいる気配がしてました。
おおっと思って、家の中に入ろうとしたら女性の声が聞こえるんですね。
あれ?ちょっと裏の方、声が聞こえる方に行ったら
やっぱりこのお家の中から聞こえるんです。
そして窓の方に、ちょっと僕が不審者のようですが耳を傾けると
大音量であんあん聞こえてきます。
えー、もしかして間違いなくエロビデオを借りてますね。
で、いや、安否確認にしないといけないかといって
うちでどうなのかな、いやもうそんなことはいいです。
玄関だけ見てみました。
靴がちゃんとあります。
そしてごとごとと家の中から音もしました。
よし、もうあとはそっとしておきましょうということで帰りました。
実際担当は僕ではなかったんです。
女性職員が担当系やマネージャーだったんですけど
えー、信じられん。びっくりしてました。
ただ、僕としては分かるー。
ずっと入院して帰ってきて最初にやりたいこと。
エロビ、分かるー。新作やろうか何やろうか。
認知症があったとしても在宅生活のこれが本人の自由で
今まで好き放題やってきてたわけですから
それを支えるという意味では
なるほどビデオ屋さんに行きたかったんだねー
ちゃんと帰ってこれてよかったねー
ということに着実しまして
幸い翌日確認したら本人も元気でした。
よかったよかった。
パチンコかな?タバコ買いに行ったのかな?ご飯買いに行ったのかな?
そういうことではありませんでした。
もう一つビデオ屋さんということも男性の場合考えないといけないなという勉強になりました。
ということで今日
退院直後男性がやりたかったこととはということで
06:03
今回はエロビデオということで解決いたしましたということで
今回ですねちょっと本人さんにとっては恥ずかしいような話かもしれないから
こんな配信しちゃいけないかなとも思いながらなんですけど
在宅の介護ってやっぱこういうことがあるんだよねー
っていうのをお届けしたかったので
個人情報を完全に伏せてですね
エピソードだけ取り出してお話ししたつもりです。
でもこういう話になると
信じられん気持ち悪い
そんな話も出たりするかもしれないですね
こんなもんなんだよっていう
これが当たり前の男の一人暮らしの生活
爺ちゃんになってもそうなんだなっていうのは僕もびっくりしたんですけど
こういうのを支えていくんだということで
私たちも認識しないといけないなと思った1日でした。
今日もご視聴ありがとうございました。