IT人材の育成と教育
高見知英
SIDE BEACH CITY.の今をお伝えする、SBCast. Ch2始まりました。今回は、島田さんに活動の内容ということで、現在取り組んでいる課題についてのお話、伺っていければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
島田効太朗
よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
はい。
では、どうぞ。
島田効太朗
そうですね。現在取り組んでいる課題として、前回申し上げたとおり、IT人材を求めて、世の中を求めてますよと。
はい。その中でも、セキュリティのスペシャリストだとか、企業の戦略だとかっていうものを育てるために、非常に教育が必要になってくるっていうところで、課題としてですね、私自身がですね、今、現職、新卒活動の研修生の方に基本情報処理を取らせながら、ITリテラシーを高めて、
Javaという言語だとか、HTML、CSS、JavaScriptだとかっていう、ちょっとウェブに偏るような結構言語を教育しながら教えております。
高見知英
ありがとうございます。本当にプログラミングについては、教える人っていうのは、授業としてもやっぱり現在、中学校の授業で必修となりつつあるものの、本当に教える人が少ないなっていう問題がありますので、本当にこういうようなプログラムに関わる人が増えてくれるっていうのはとても嬉しいですね。
島田効太朗
そうですね。なかなかエンジニア畑の中でも、教えるっていった場合だと、生徒さんとかも、みんな背景だとか、どこどこ大学で文系で学んできた、僕が今教えてるところでいくと、理系で高専出身のエンジニアができる子は22名中4人。
で、そのほか18名は文系の方なんですよ。で、行く就職先もですね、結構営業だとか、サービスを入れるためのビジネスインテグレーションっていうところだったりだとか、総務だったりとか、いろんな背景が違う中で、一つの基準を設けなきゃいけないっていうところですごく今悩んでるところです。解決方法は見つかりました。
高見知英
なるほど。ありがとうございます。その方法というのもぜひお伺いできればと思います。
基本情報処理技術者試験の重要性
島田効太朗
そうですね皆さんITに関わる方々が修得する中で共通として必要な資格を取得することが答えだと思っていて、基本情報処理技術者試験という国家資格がございます。その中で国家資格なんで難しいと言われているんですけども、だいたいITを学ぶでない方でも1年およびだいたい3ヶ月で取得できるという結果が今出ています。
で、その理由としては、このコロナ禍でですね、今まで会場に行って筆記で試験をしなきゃいけないところをコンピュータベースドテストって言って、四択のですね、自宅でクレジットガードを払ってテストできるっていう手法に変わってきたので、何度も何度も再チャレンジしながら自宅で挑戦できるという点。
あとですね、必要なのが、もともといろんなプログラミング言語を学んでいかなきゃいけなかったんですね。
JavaだとかC#だとかSQL。SQLデータベースはちょっと変わるんですけれども、それが一つの共通言語になっている点。あと最後にですね、試験クリア基準が、もともと昔からあったんですけども、
60%達成すればクリアできますよっていうところで、非常に楽になったというところで、どんどんどんどんコロナ禍以降ですね、合格率が上がってきて、コロナ禍以降合格率は上がっているという傾向があります。
これを取得するメリットとしてはですね、ある程度このITの勉強をして、リテラシーを学んで、言語はできずとも、例えば上位の基本的な設計を学んで、
知識およびアルゴリズム、それがきちんとできますよという証明になっているんですね。はい、そこから登竜門として高度IT人材へ、次に受験をすることができるという、一つの課題というものが、その門がですね、かなり広くなっていく、良い傾向の流れだと感じております。はい。
高見知英
ありがとうございます。資格取得の仕組みが徐々に変わってきつつあるというところですね。
島田効太朗
そうですね、中のカリキュラムも変わってきましたね。例えば、TOEICテストが文法形式からスピーカー形式に少し上がってきたみたいに、試験内容がだいぶ変わってきております。
はい、今回は特例、2024年は特別にJava, C#がなくなって、アルゴリズムという共通言語になりました。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。アルゴリズムも重視に変わってきたということですね。
そうですね。
島田効太朗
そうですね。
高見知英
やはり、資格って言うと本当に持ってない側からするとなんで持つのとか、そういうふうに言う方も多いかとは思いますけども、
やはりこれだけの決まった知識体系がある程度理解できてますよっていうのを、
多角的に見ることによって、ある程度やっぱりそこが浮き彫りにできるのかな、どこを学ばなきゃいけないのかな、
どこを知ってればいいのかな、どういうふうに理解できてればいいのかなっていうのが、ある程度わかってくるものになるのかなというふうに思いますので、
やっぱりそこをまず目標に据えるっていうのは一つ意味があるものなのかなというふうに思いますし、
それと先ほどの知識そのもの、プログラミング言語という知識より、アルゴリズムという理論がわかっていることを重視するというようなものは、
とても良い方向性なのかなというふうに思います。
やはりここ最近は本当にプログラミングについても本当に流れが早くて、
例えば資格取得を高校生、大学生のときにしたとして、
じゃあその学生さんが大人になって仕事に就くときにその言語使われてるかというと使われてなかったりするかなと思ったりするわけで、
だからやっぱり理論を重視するっていうのはとても良い形になったのかなというふうに思いますね。
島田効太朗
はい、かなりいい形になったと思っております。
高見知英
はい、ありがとうございます。やっぱりそういう取り組みっていうのがとても重視をして、
島田さんも活動されているということなんですね。
島田効太朗
そうですね、1点補足とすれば、変わらないところもあって、
データドリブンの重要性
島田効太朗
例えばデータドリブンの今社会じゃないですか、IoTだって、
計測したデータを全部入れなきゃいけないとかあるんで、
データベースの項目に関しては特に変更はなくて、
SQLというデータを取り出す項目に関しては、
共通の問題として大切に学べるように出されてるっていうところがすごくいい点じゃないかなとは思ってます。
IPAの企画者、企画ではないですけど、宣伝じゃないですけど。
高見知英
ありがとうございます。
本当にこういうプログラムとかデータを扱うっていうような手法とか概念っていうのが、
とてもこれから重要になってくるのではないかなというふうに思います。
だからこそこういうような学習ができる場っていうのはとても重要になってくるのかなと思いますので、
やっぱりそういうところを支援する取り組みっていうのも重要ですよね。
島田効太朗
はい、そうですね。
ありがとうございます。
横浜の町自体で、そんなに自分もテキスト見てきたんですけど、
だいぶ端折れるところは端折れる。
例えば二進だとかビット演算だとか、そういったところは端折いでも4点ぐらいしか取らないんですよ。
だから要所要所で大事なところを取って、6割完成すれば資格が取れるんで、
結構町の皆さんもちゃんとした指導、教育を受けてれば資格は取得できると私は信じてます。
実績もあります。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
それでは今回は現在取り組んでいる課題ということで、
島田さんにお話を伺いました。島田さんどうもありがとうございました。
島田効太朗
はい、どうもありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。