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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で720回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバザバザ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の日産のりさです。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、今日ね、この配信をね、これからお話しするその本人も聞いてるかもしれないなと思いながら始めるんですけど、実は先日ね、私、フォースタイルパーソナルスタリストスクールっていう、パーソナルスタリストとか、個人向けのスタイリングサービスですよね。
あとは最近、イメコンっていう名称の方が多いですけど、イメージコンサルタントをやりたい人向けのスクールをやっているんですけれども、そのスクールを卒業して、もともと本業が全然ファッションとは関係ない業界の本業があって、それと並行してスタイリストの仕事もやってみたいっていう方で卒業された方がいて、
その並行してね、スタイリング業も頑張ってた卒業生さんから、つい先日あのメールが来て、ちょっとスタイリストを辞めますと連絡があったんですよ。正式には辞めますというか、休止しますっていう表現だったんですけど。
どういうことかっていうと、あまり詳しくは言わないですけど個人情報なんで。どういうことかっていうと、ざっくりね、仕事で海外赴任することになって、どうしても本業とスタイリスト業、どっちが本業か分からないけど、スタイリストとの両立が難しくなったってことで、ちょっと一旦落ち着くまでやめます、休止しますっていうことだったんですよね。
こういうこと少なくはないんですよ。やっぱりもちろんスタイリスト一本でやってる卒業生さんもたくさんいるんですけど、他の仕事とか家持ちの方もいらっしゃるし、人生さ、仕事だけってこともないじゃない、基本的に。
スタイリストもやりつつ育児をするとか、スタイリストはやりつつ介護があるとか、仕事だけじゃなくて広い意味で人間の役割っていうふうなことを考えると、役割一個だけで生きてる人って少なくて、いろんな役割を持って生きてるじゃないですか。
そうするとそういう長い人生の中で、スタイリスト、イメコンっていう役割に集中できなくなる。それに時間を割けなくなるっていうのは、いろんな理由でやっぱり起こるもんだなっていうのは、卒業生さん見ててもすごい感じるんですよね。
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そういう時にやっぱり皆さん、ファッションの仕事をやりたくて、FPSSに入学して最後まで頑張って卒業してるから、やっぱり皆さん残念があるんですけど、でも私思うのは、今回連絡くださった卒業生さんにも話したんですけど、
一度学んだ知識って絶対奪われないし、誰にもどこにも行かないんですよね。だから、そんなに残念がある必要はなくて、また再会できるっていう可能性を持っていることが、私は素晴らしいことなんじゃないかなって思うんですよね。
特にFPSSで教えてるのって、本当に服飾の専門学校で私が教えたりとかしてるぐらい、基本的な知識、色褪せない知識で、ファッションの歴史から、素材の知識から、縫製の知識から、単純に似合う服を診断するとか、今のトレンドは?っていうような、
特定の手法だけじゃない、ファッション業界に入るなら絶対知っておきたいもの、本当に基本的な知識も教えている。そういう根本的なところから教えているので、いろんなサービスの形にあるし、その知識って加工ができるから、いろんな形でサービスができるし、あとはいつでも使えるんですよね。
やっぱり多分、今結構、イメコンとかで起業するときに主流になっている、似合う服の診断をするとかっていうのも、結構流行っていう側面があるので、診断だけってなっちゃうと、その診断メソッドがいつまで通用するのかっていうのも正直あると思うんですよ。
だからやっぱり今盛り上がっているうちに使っておいた方がいいっていうのはあると思うんですけど、そうじゃないその前段階のファッションの基本知識も教えているので、いつでも使えると思うんですよね。色褪せない知識だし。
もちろんね、またもし何年か経ってブランクがあって再開するときにはもう一回勉強し直さなきゃいけない部分はあると思うんです。それは主にそのブランクが空いている間に進んだアパレルの技術だったりとか、変わったトレンドだったりとか、でも一回基本的なことをがっちり学んでおくとキャッチアップってすごい簡単なんですよ。
業界新聞を読む能力も備わっている。用語がわかるとか基本的な知識がわかるとか。だからその数年分の業界の新聞だったりをざーっとさらえばもうキャッチアップできる。
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だからとにかく基本的なところを学んでおくってすごく強くて、それは本当に誰にも何にも奪われないし色褪せないんですよね。だからそういう意味では、FPSSで学んだからといってそれをある種すぐ使って起業しなきゃいけないってことでもないんですよ。すぐ使って起業しなければ意味がないっていうことではないんですよね。
やっぱりさ、できる人というか能力がある人ほどいろんな業界で引き合いがあるからスタイリストとして頑張っていこうと思ってもともとやってた仕事の方で会社が話してくれなかったりとか、新しいプロジェクト任されちゃったりとかするんですよね。
だからそういう方がうちのFPSSには結構多いので、出業生でも他の役割が大きくなっちゃって起業できなくなっちゃったりとか両立できなくてしばらく休止したりする人いるんですけど、でも絶対ブランコは開いても再出発できるからね。
だからある種、FPSSに限らないと思うんですけど、知識って使う予定がありきでそれから逆算してパッとつけるもんじゃないんじゃないかなと思ってて。それよりも時間があったらすぐつけとくもの、前もって。すぐ使わないにしても確実なのは知識をつけるには時間が必要なんですよね。
自分の時間をかけて学ばなきゃいけないので、どっちかっていうと自分の時間が空いたらすぐ学ぶっていうのがやっぱり正解なんじゃないかと思うんですよ。なぜかというとそれがやりたくなった時にそれが学べる時間もあるとは限らないから。だから時間があったらとにかく未来の自分を持ってどんどんスキルアップしておくっていうのがやっぱり正解なんじゃないかなって思うんですよね。
明日戦う予定が急にできたってさ、今日から筋トレしたって間に合わないじゃないですか。やっぱりあらかじめ準備はしておく。できる時にできる準備をどんどん進めておくってことだと思うんですよ。すぐにそばに行っても今の仕事もあるし、すぐにスタイリストになるかわかんないしなって思っててもそういうもんじゃないんですよね。
やっぱりいつからやりたいと思ってるんだったら、その準備ができる時間があるんだったら今のうちにやっておく。本当にね、そういうふうにいろんな生徒さんを見てると、勉強できる時間っていうのもいつなくなるかわかんないんですよ。
だってその報告してくれた生徒さんだって、卒業生さんだって、そのあらかじめ勉強しようとか良かったですよ。海外赴任してもそれが終わったらすぐまた再開すればいいだけですよ。だけど、もしずるずるずるず勉強しないまま海外赴任の話が来たら、結局勉強できないまま終わっちゃってた可能性もあるわけじゃないですか。
人間いつ勉強したりとかスキルアップする時間がなくなるかわかんないんですよね。本当に。そうするとずるずるずるやってるとどんどん別の役割、別の仕事が入ってきちゃって、一生ファッションの仕事がしたいなっていうのがぼんやりとした夢で終わっちゃう。
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一生そのファッションへの、ファッションの仕事への道は開かれないままだったんですよね。やっぱり人生の選択肢を増やす行為っていうのは、できる隙があったらどんどんやる。いろんな人の人生を見てきて、やっぱりそれが本当に正解だなって思います。
昨日もFPSSの15期の最終回の前の授業をやってたんですけど、うちは自己分析を最後にやるんですよ。
自分の売り、自分がお客様から選ばれる理由は何だろうっていうのをどことん突き詰めてもらって、何を売りにしてサービスを立ち上げていくのか、集客していくのかっていうのを決めるんですけど、
自分のどこがお客様に買ってもらえるポイントなのかっていうこと自体も知っておくと、これはスターリフトとか夢コンの仕事をやらないにしても、どんな仕事をするにしても活かせるんですよ。自分のセールスポイントって何だろうっていうことはね。
そういう意味でも早くやっとくに本当に越したことはないんで、勉強する時間が少しでもあるならもっと忙しくなることは将来絶対あると思うので、動きたくても動けなくなる時が来るんですよ。体力も減るしね。
だから本当にできる隙にどんどんできる勉強、できるスケジャップをしとくっていうのが本当に正解だと思います。
そんなFPSSですけれども、第16期半年開講がありてしまったんですけども、やっと来年の1月に開講できることになりまして、実はもう残りの席が2席になってしまいましたのでね。
気になっている方は、一応12月末が締め切りではあるんですけども、多分その前に席埋まってしまってキャンセル待ちに移行するということになりそうなので、興味がある方は本当にできる隙にやっておくと、あの時やってよかったって絶対思える時がきますので、早めにご入学手続きに進んでいただければというふうに思います。
番組概要欄にFPSSのURLを載せておきますので、ぜひ詳細確認してお問い合わせしてみてください。
ということで、この番組では皆さんからのご質問お待ちしております。番組概要欄にありますこちらのマシュマロというサービスで匿名で送ることができますので、ぜひお気軽に送ってください。
スタイリストの企業に関する素朴な質問とかでも全然大丈夫ですしね。またファッションと心理関係のご質問でも何でも大丈夫ですので、お気軽にお寄せください。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
