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おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で734回目の配信です。
この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手は、パーソナルスタイリストで公認心理師の日産のりさです。
本日もよろしくお願いいたします。
さて、フォースタイルパーソナルスタリストスクールで、今、第16期生の募集をしてまして、来年1月から開校するんですけど、
これまで過去15期にわたって、卒業生さんを排出してきたわけなんですけども、
やっぱりね、基本的に女性の生徒さんは女性向けのスタイリストに、男性の生徒さんは男性向けのスタイリストになることが多いんですよ。
これパーソナルスタイリストに限らず、雑誌のスタイリストなんかでも、ほとんどが男性ファッション史のスタイリストは男性の方が圧倒的に多いですし、
逆に女性ファッション史の方はスタイリストは女性が多い。
芸能人のスタイリングになるとまたちょっと変わってくるんですけど、そういう傾向があるんですよね。
で、イメコンと言われる似合う服を診断するだけの人たちっていうのも、やっぱり男性は男性向け、女性は女性向けにやることが多いんですよ。
これ一つは、特にイメコンっていう似合う服を診断するメソッドで骨格診断って言われるものをやるときに、体を触って診断するんですよね。
だからそれをやろうと思うと確かに、同性向けでないと厳しいと思うんです。
それ以外にも、やっぱりちょっと距離が近くなりがちなので、どうしても特に男性が女性をスタイリングするってなかなか難しくて、
芸能界では結構多いんですけど、ヘアメイクさん含めてね、男性が女性をっていうのは結構多いんですけど、
割と中性的な方も結構多くて、その方が受けがいいというかね、っていうケースも結構見られるんですよね。
ただ、私特に男性のスタイリングができる女性のスタイリストってすごい需要があるんですよ、っていうのはすごい感じてて。
私自身は起業してから、今までほぼほぼ半々なんです、お客様、男性と女性。
私自身が男性向けも結構半分くらいやってきていて、男性のスタイリングがちゃんとできる女性スタイリストってほんと少ないなって感じてて、
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だからもっと増えてほしいなっていう気持ちがあるんですよね。
この間、2年前ぐらいに卒業した説さんの中で、たまたまなんですけど、ご本人が狙ってやってたっていうのは、たまたま頼まれることが多くて、みたいな感じらしいんですけど、
男性の婚活ファッションをスタイリングしてる卒業生さんがいて、結構需要があって忙しそうなんです。
ここはスタイリストになるってことを考えた狙い目かなと思ってて、女性にとってはね。
もっとちゃんと育てていきたいなって私も思ってるんですよ、教えられるしね。
もちろん女性が男性のスタイリングをやるときって、まず想像されやすいのが、やっぱり女性にモテる服のアドバイスができるからでしょって思われることが多くて、
だから婚活向けの男性向けのスタイリストになりたいですっていう女性はたまにいらっしゃったりするんですけど、
でもね、婚活向けも確かにいいし需要はあるんですけど、普通にビジネススタイリングができる人とかも必要だなと思うんですね。
そういうときに婚活向けだったらある程度スタイリスト自身も婚活の年代の人の方が話しやすいしいいかなと思うんですけど、
ビジネススタイリングだともうちょっと落ち着いた年齢層の大人の女性の方がいいんですよね。
そうなってくると本当にいないんです、スタイリストって。
なんで婚活に限らずビジネス向けも必要だって私は思ってるかっていうと、
私も個人スタイリングもやってるんですけど、
身だし並み研修がコロナによる出産制限が解除された関係ですっごい今増えててめちゃめちゃ忙しいんですよ。
身だし並み研修やってるときに男性社員が圧倒的に多い企業さんとかに行ってセミナーするときにすごい感じることなんですけど、
男性って同性に相談しづらいっていう傾向があるみたいなんですよ。
だからよくその研修のスタートのアイスブレイクと言って、ちょっとこう打ち解けるためのワークみたいなときに、
隣同士でどういうときに身だし並み悩むかとか、どういうこと身だし並みで困るかっていうのをちょっと話してみてくださいみたいな時間を取ることがあるんですけど、
女性が多い研修だとめちゃめちゃ盛り上がるんですよ。
つまり女性って同性に悩みとか自分が困っていることを相談するっていうムーブが簡単にできる、気楽にできるんですけど、
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これね、男性が大半のセミナーになるとシーンってなるんですよ。
特に年齢層高めだと40代以上になってくると、
じゃあ身だし並みで困っていることって言っても、何ですかね、ははははみたいなそういう会話が飛び込むんですよ。
で、ワンツーマンのスタイリングのときに男性のお客様に聞いたことがあるんです。
やっぱり男性に相談とかってしづらいもんですかって言ったら、やっぱりしづらいですよって。
だから久野さんは相談しやすいけど、やっぱりこれ男性のスタイリストさんだったらちょっと相談しづらいですよねって言うんですよね。
やっぱりなんかこう、同性に弱み見せづらいみたいなのがある男性が多いみたいで。
そういう意味で心理カウンセリングもやっぱり、なかなか男性って受けようとしないんですよ。
受けるまでのハードルがすごい高い。
だから本当にメンタル的に危ない状態にならないとなんかカウンセリング受けないなって感じ?
って受けててもなんか人に相談するなんて情けないみたいな。
なんかそういうノリで受ける。
女性はそこまで割ともっと手前の段階で受けてくれるんですけど。
だからそもそも男性は誰かに何か弱みを見せるとか相談するっていうことにハードルがある。
それが相手が同じ男性ならなおのことなんだなって思うんですよね。
だからといって男性が相談したくないわけではないんですよ。
女性も男性も同じくらい悩んでることがあったら相談したいんですよね。
だからすごいお客様には女性のしたい人の方が相談しやすいって言われるし、
本当にそういう需要があるなって思うんですね。
例えばうちのお客様の中ですっごい忙しい、実際にお医者さんなんですけど、
本当に毎日命のやり取りしてるぐらいの科のお医者さん、専門医の方がいて、
まあ忙しいんです。
だけど忙しい隙間時間でちょこちょこ買い物動向をご利用くださるんですよ。
でもその方って日常本当仕事ばっかりなのでずっと白衣なんですよ。
ずっとスクラブなんですよね。
だからこんなにお洋服買われて着る時間終わりですか?って私も聞くんですよ。
無理にご依頼なさってもいいですか?みたいな。
私だったら大丈夫ですよ。みたいな感じで聞くんですよ。
あんま買わない方がいいんじゃないですか?みたいなことを伺うと、
何言ってんだと。何言ってんだヒサノさんと。
これが本当に息抜きになってんだよねって。
確かに全然着る暇ないんだけど、
全然仕事と関係ないヒサノさんと、全然仕事と関係ないファッションの話をして、
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ぷらぷら買い物をして、
で時々仕事のサービス途中でね、
携帯電話を買ってきて、
あ、ちょっとすぐ便利に戻らなきゃって戻っちゃうこともあるんですよ。
それでもこの時間が大事なんだよねって。
で全然関係ないから、
まあ仕事の愚痴とかもね、もちろん処避義務とかちゃんと守ってお話されてると思うんですけど、
仕事の愚痴とかも話していただけるんですけど、
それがすごい息抜きになってるから、
いらさせてよみたいなこと言われることが結構多くて、
そうなんだって、やっぱり全然関係ない女性に
喋ることが息抜きになってるんだったら、
それはありがたいことだなって思うんですよね。
だからそういうふうに思ってらっしゃる男性すごいたくさんいると思うので、
本当に私自身が教えられるっていうこともあるのでね、
女性スタイリスト、女性のスーツさんにはね、
なんとなくもう当たり前のように女性向けのスタイリングやるんだって思ってるかもしれないけど、
男性のスタイリングも面白いから考えてみてねって、
すごいしつこくスカウトしてるんですけど、
なかなか増えないので、
本当そういう方はぜひ来てほしいんです。
なかなかね、メンズのスタイリングもちゃんと学べる
パーソナルスタイリストスクールってないと思うんですけど、
私も17年もやってるし、スーツの本も書いてるのでね、
安心して来てもらいたいし、
あとはね、うちは企業向けの見出しの見研修もすごく多いから、
そこの現場に一緒に来てもらうことで本当に勉強になると思いますし、
意外とね、女性のスタイリストの方で男性もやってますっていう方も、
ちゃんとしたスーツの勉強とか、ビジネススーツの勉強とかはされてない方が結構多くて、
なんですけど、特に女性の衣服の中にメンズスーツってないものなので、
なかなか難しさを感じる方も多いんですけど、
その辺もきっちり勉強してきてるので、お伝えできるのでね、
ぜひそういう可能性もあるよということを踏まえてね、
興味ある方はね、ぜひFPSSもたたいていただきたいなというふうに思いますね。
本当にまた女性のスタイリングとは全然違った楽しみがありますのでね、
ぜひぜひお越しいただければと思います。
第16期が1月から開校で、今年末まで一応入学受付はしてるんですけども、
席がだいぶ少なくなってきたこともありますので、
ぜひお早めにご入学を申し込みいただければというふうに思います。
気になる方はね、ウェブサイトから資料請求もできますので、
ぜひぜひお待ちしております。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのご質問お悩みをお待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。