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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で719回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の日産のりさです。本日もよろしくお願い致します。
さあ今日は、このラジオを通じてずっと伝えたいことの確信をお話ししていこうかなと思うので、正直12分間のこのラジオで伝えきれるかどうか結構不安だったり、うまく伝えられるかなっていう部分もあったりする内容ではあるんですけど、すごい大事なことなので、頑張ってお話ししてみようかなと思うんですけど。
最近私がしたツイートで、結構反響いただいたツイートがあって、テーマとしては、痩せたらおしゃれができるようになるっていう呪いって言い切っちゃいますけど、この番組で取り上げているおしゃれの呪いの中に、痩せたらおしゃれができるようになるはずっていうのがあるんですよ。
それについてちょっと考えていこうかなと思うんですけど、最近結構いろんなプラスサイズモデルって言われるような方たち、サイズが大きい体型を持ったモデルさんとして活躍されている女性が多いですよね、主に欧米圏での活躍の場が多いので、欧米大衆の方が多いのかなと思うんですけど、そういう方が結構いろんな発信してますよね。
そもそもそういう方の活躍の場が欧米にしかない、ほとんど日本にないという時点で、日本がいかに体型に対する多様性、多様的な価値観、多様な価値観の情勢が遅れているかっていうこともよく言われることなんですけど、ボディポジティブなんて言葉とともに語られたりしますよね。
そのありのままの自分の体型を愛そうとか、あとはルッキズムはやめよう、つまりルッキズムとの外見を最重要視して、外見だけでその人の価値を図るのはやめようとか、あとはそもそも痩せてる方がいいとかっていうのも旧来の価値観であって、それにとらわれる必要はないんだよとか、そういう発信がすごく増えてきたと思うんですよ。
それはそうだなと。
ただ、ステレオタイプな価値観だったりっていうのに踊らされるのはやめようっていうことであって、本当に自分が心地いい体型でいようねっていう、それが正しいよねっていう、人から強制されるもんではないよね、体型って。
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自分が自分を愛せていればいいよねっていうことですよね。
その人たちが発信していることとか、最近の流れって。
それは間違いないと思うんです。
自分で自分の好きな体型を選べるようになることが大事だよね。
それはそうだと。
でもそこで私すごい感じるのが、今そうは言っても細くなりたい、痩せたい、痩せたらもっと綺麗になれるはずって思っている人の中で、これは人から刷り込まれた価値観だって気づいている人の方が少ない気がして。
いやそうは言うけど、私は痩せてる自分の方が好きなんだもんって思っている人の方が多いと思うんですよ。
そういう人には、自分が好きな自分でいることが大事だから、
いくら社会がね、痩せてる方が好きだって言っても、それに囚われる必要はないよっていくら訴えたとて、
いや別に私これ社会の価値観じゃないし、私がそう思っているからだしって思っちゃう人の方が多いと思うんですよ。
だから、本当の本当は掘り下げていったら、実は社会に刷り込まれた価値観だったよっていうことに気づけたとしても、
掘り下げないから普通の人は。それで一方で困らない限りはね。
だから正直そのボディポジティブを歌っている人の声が一番届いてほしい人には届かないっていうことの方が多いんじゃないかなと思って。
じゃあ、それが擦り込みではなく、いわゆるこのラジオでいう呪いではなく、
本当に自分の心から来た願望だったのかどうかっていうのに、いつ気づけるかっていうと、
多くの人が実現してみて初めて気づくんですよ。私が見ている限り。
例えば、痩せたいんだと、痩せてる自分が好きなんだと、痩せたらきっと幸せになれるんだ、自分のことが好きになれるんだって思っている人も、
痩せてみて初めて気づくんですよね。痩せてみて本当に自分のこと好きになれたら、
あ、やっぱり私は正しかったんだ。これ私がなんでやったかって自分だったんだって気づけるんだけど、
痩せてみて、あれ?自分のこと好きになれないとか、いやもっとこれが足りない、あれも足りないってなっちゃったら、
それはちょっとおかしいなって薄々気づけるっていう。実現しなきゃ気づけないっていう。
だけどほら、痩せるってある程度時間がかかるし、難しいものでもあるから、
そうなると、なかなかそれが呪いだったのかどうかっていうことに気づけないっていう、
こういうジレンマみたいなのがあるんだと思うんですよね。
で、私がそのスタイリングを担当するケースでも、やっぱりよくあるんですけど、
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痩せたらオシャレになれると思うんですって言って、スタイリング受けつつ痩せるのを頑張った人が、やっぱり痩せてみたら、
それだけで満足できなくて、いやちょっとパーソナルカラー知らない人とか、
いややっぱりトレンドが分かってないから私まだオシャレじゃないと思います、みたいな感じで、
いつまでも自分にその新たな呪いを犯して、ずっとなんかこう、
オシャレに自信持てないみたいな。 要はこれってやっぱり、
他者の基準に依存しちゃってる状態なんですよね。
いつもあったっても、自分で選ぶってことができない。
自分が本当に欲しいもの、なりたい状態っていうことを思い描けないっていう状態。
これってやっぱりずっと不安なんですよね。
他者の基準、他者の価値観って死ぬほどあるから、これを達成したと思ったら、まだ達成してない価値観、
できてない基準があってっていうのが延々と繰り返される。
だからずっと不安で、ずっと自信がないってなっちゃうんですよね。
こうなった時に初めて、やっぱりそれは良くないよってなると思うんですよね。
だから正直ね、本当に全ての人が、
今自分は本当は何を感じているのか、自分は本当は何が好き、何が嫌いなのかっていうのを、
心に問いかけて、自分で感じる練習をしていないことが全ての問題なんじゃないかなって思っているんです。
それができていれば、今私が例えば結婚しなきゃいけないと思っているのは、
本当の自分がそういう生活を望んでいるからなのか、
それともみんながそうやって言っているから、そう思わされてしまったのか。
これが自分でわかるようになったら、悩む人もっと減ると思うんですよね。
とか、結婚してみたけど違ったっていう不幸も減ると思うんですよ。
あとは何だろうな、良い大学に入って良い会社に入ることが良いことなんだっていうのが、
本当に自分がそうしたいことなのかっていうことに事前に気づければ、
頑張って頑張って良い大学を行って良い会社に入って、結果あれなんか違ったっていう不幸も防げるなとか思うんです。
やっぱり、もっと若い時に、もっと初めのうちに、
本当は自分の気持ちと他社からの吸い込み等を分けて区別して認識できる練習って、
本当はみんなやっておくべきだったんだよなって思うんですよね。
でもそれを今できてない以上、できてないから、
いろんなメンタルヘルスの問題が起きてる気がしていて。
だからそれを、おしゃれってその辺がすごくわかりやすいと思うんですよね。
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なんか服を着ただけで、服を着るっていう身体的な行動を伴うから、
この自分って本当になりたかった自分じゃないかもって違和感にも気づきやすいっていう。
服って脱げば終わるから、試すことができるっていうのもすごい大事で。
だから、そういう本当の自分に気づくために服を使ってほしいっていうのが、
私には本当にやりたいことだし、伝えたいことだし。
服を通して自己理解っていうのはすごく深まるし、
それで得られるものは単純におしゃれになれるっていう、
それもすごく素晴らしいことなんだけど、それだけじゃないんですよね。
本当の自分に気づける、本当になりたい自分に気づけるっていう。
それをね、11月のオンラインサロン服装心理ラボの月テーマでやるんです。
服装心理診断っていう自分を仕入れる診断が受けられて、
かつ本当になりたい自分っていうのを考えて、
そのなりたい自分になる方法っていうのを伝えるんですけど、
このレッスンを受けてもらうと、
なんかおしゃれでいろいろ悩んでる人も、
そもそもその悩みは自分が持つべき悩みなのか、
それを解決した先に本当になりたい自分はあるのかっていうことも、
判断できるようになるし、
おしゃれのみならず、その先の本当の自分の気持ちに気づけるっていう、
そのすごい大事な一歩になると思うので、
これはね、今一生懸命私11分を使って伝えたんですけど、
実際やってみてもらうのが本当にわかりやすいので、
できるだけ多くの人にやってみてもらいたいんですよね。
なので、あの服装心理ラボ、毎月毎月テーマが変わるんですけども、
あのシステムとしても月月月月月回避性なんですけど、
入った瞬間から1ヶ月がスタートするので、
いつ入っていただいても損することはないんですが、
このレッスンがテキストで公開するんですけど、
まずは初めはね、このテキストレッスン公開日が火曜日からなんですね。
なので、今度の火曜日からのご入会。
今度の火曜日っていつだっけ?
今度の火曜日からのご入会で、
違う、11月の火曜日、第一週の火曜日なんで、
11月7日からスタートするので、
ぜひね、この日までにご入会いただければね、
レッスン始めから受けることができるので、
なんかちょっとおしゃれに悩んでるなとか、
自分のことをもっと知りたいなって方はね、
ぜひ受けてほしいです。
番組概要欄からどうぞ。