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今回で359回目の配信、おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
本日もよろしくお願いいたします。
この間、ちらっとお話ししたんですけど、先週の土曜日から時々不定期でやっている講座、最高にしっくり似合う服選び講座、全4回の講座なんですけどね。
こちらがスタートしまして、全4回ということで、間が2週空いたり3週空いたりしつつ、
最終回が12月の中旬に終わるという、オンラインでZoomでやっている全4回の講座なんですけども、
これは私の同名の書籍、最高にしっくり似合う服選びデモをお伝えしている内面の診断と、
あとは外見からわかる似合う服の診断3種類、パーソナルカラー診断と顔パーツ診断と体型診断、
これが全て受けられて、内面的にも外見的にも自分としてしっくりくる服を選べるようになりましょうという講座なんですよね。
この間土曜日に初回が終わりまして、初回のテーマが内面ということで、服装心理診断を皆さんに正式バージョンを受けていただいて、
書籍は簡易バージョンなので、この講座の方では正式バージョンを受けていただいて、かなり細かく内面を見て、
まずはじめに内面をやるというのは、そもそも似合う服を着た方が自分的にしっくりくるのかどうかというのが正確に言うと違うわけですよね。
なので方向性をね、好きな服を優先した方がいいのかとか、似合う服の方を優先した方がいいのかみたいな形で、
ファッションの方向性を決めるためにまずは自分の性質を知って、それを手がかりに自分的にしっくりくるもの、
しっくりくる服ってやっぱり一人一人全然違うので、それを自分としての落とし所というのか、しっくりくるポイントとは何なのかなというのを掴んでいただくために、
初回はね、服装心理診断を受けていただいてということをやっているわけなんですよ。
今回20人ぐらい、男性も女性も込みでご参加いただいていましてね、
集団講義なので、なかなか一人一人に、パーソナルスタイリングの時と違って個別にアドバイスができない代わりに、
いろんな他の方の結果からも学べることがあるということで、そういう要素もあるわけなんですけども、
質問なんかは個別になかなかお伺いできないので、メールとかアンケートでお伺いをして、
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それを次回講座の冒頭でまとめて回答したりみたいなやり方を取ろうとしているところなんですけども、
その質問を送ってくださった参加者の中で、了承をいただけた方に関しては、
このラジオで取り上げる形でも回答を差し上げられますよという話をしていて、
お一人全然取り上げてくれて大丈夫ですという、もともとリスナーさんだったご参加者さんの方がいらっしゃったので、
そのご質問を取り上げつつ、これ結構よくある悩みなので、皆さんにもきっとヒントになるかなと思って、
今日お話ししていきたいんですけどね。
買い物がどうも最近楽しくなくなったという人が結構増えています。
その要因が服装心理診断からわかるというお話なんですけどね。
ちなみに服装心理診断は簡易版がごく簡単なお試し版なんですけども、
web上にありますので、もし気になる方はそれを受けていただいて、また聞いていただくのも楽しいかと思いますので、
URLは番組概要欄に貼っておきますので、そちらも見ていただきたいんですが、
服装心理診断は5つの性格傾向のどれが高くてどれが低いかというのが点数で全部で、
それぞれ40点満点ずつなんですけども、その点数の高い低いで、
自分の服装に関係する価値観とか性格の特徴を知ることができると。
ひいては服装ってコミュニケーションツールでもあるので、
自分のコミュニケーションの癖みたいなものまでわかるようなテストになっているんですね。
最近特に買い物が楽しくなくなってしまったっていう方って、
服装心理診断の5つの傾向のうち特に愛着性っていうところが高い人が多いんですよ。
今回この質問を取り上げることにOKくださった参加者さんも同じく愛着性が高い方なんですね。
ちょっと質問を読んでいきたいと思うんですけれども、
服装心理診断、とても当たっていて驚きました。
人とつながりながら服を買うことが好きという点、とても共感できました。
20代の頃は店員さんとお話しするのが好きだったんですが、
30代前後でなんとなく行くお店がセレクトショップからユニクロやGUなど量販店が多くなり、
自然と接客される機会も減った気がします。
ファッションにかけられるお金が減ったということもありますが、
接客されてもなかなか気の合う人もおらず、
なんとなく物足りなくなってしまい、どうせ話しても時間もないし、
と今では進んで接客をされないようにしている気がします。
このような場合はどんな方法でショッピングするのが良いと思われますか?
子育て中なのであまり時間もなく、何かアドバイスがあれば聞いてみたいです。
ということで、こんな質問をいただいたんですよ。
最近特に買い物が楽しくなくなったとか、年齢を重ねて特に
お子さんが生まれて時間がなくなったとか、仕事が忙しくて時間がなくなったとか、
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という方にも共通する買い物が楽しくなくなった要因。
これは愛着性が高い人に多いんですけども、
愛着性が高い人ってやっぱり店員さんと話しながらとか、
何らかの人とつながりを持ちながら服を買うことが好きなんですね。
オシャレ自体にやっぱり人とのコミュニケーションツールであるという側面を
強く持っている方が愛着性が強い人なんですよ。
愛着性っていう性格は人でも物でも、つながり、絆、情みたいなのを
すごい大事にする、情豊かな情が深い性格の方なんですね。
なので単純に自分の好きなものを追求するために服を着るというよりは、
人とコミュニケーションを取るために服を着る。
服を買う時も何か人と喋る時も、
人から勧められた服を買ったりとかっていう風に、
何かそこに人が並みのストーリーがないと、
なかなか服を買う触手が動かない。
買いたい気持ちにならないっていう人が多いんですね。
なのでそういう人はコロナ禍以前は、
もしくは子育てとか仕事が忙しくなる前は、
のんびり店頭で、
昨日はお腹が空いて、
気の合う店員さんとお話をしながら、
その店員さんが勧めてくれたから買ってみようとか、
その楽しいお話が主な目的で、
何なら買い物はついでみたいな感じで買っていて、
その買った服をまた誰かと会う時に着ていくっていう風に、
必ずそのオシャレと人っていうのは、
二個一セットなんですね。
愛着性の人にとっては。
が、コロナ禍とか、
あとは子育てとか、
人とゆっくり喋る時間がない、
あとはコロナ禍でショップがそもそも開いていないとか、
接客をしっかりしてくれない、
まあ向こうも遠慮してるんですけどね。
接客がちゃんと受けられないっていう状態だと、
途端にその人とオシャレが二個一だったのに、
人がなくなっちゃうので、
オシャレをする意味があまりわかんなくなっちゃう。
買い物の楽しみがなくなっちゃうってことなんですよ。
となるとね、
じゃあその仕事が忙しい、育児が忙しい、
そしてコロナ禍の中で、
どうやってその人とのつながりを保ちつつ
オシャレを楽しめるか、
これを考えていかなきゃいけないってことなんですよね。
で、なかなか時間がない中、
そのパッといったお店で、
初見の店員さんに楽しく会話をしながら
買い物を楽しむっていうのは、
なかなか店員さんに求めるハードルがちょっと高いかなっていう
感じはするんですよね。
通いつめていれば、店員さんも自分のことをわかってくれるし
ということで会話も弾むんですけど、
なかなかその愛着性の人って結構深いつながりを求めるので、
やっぱり初見の販売員さんになかなか求めても
そういった求めているコミュニケーションが得られなくて、
かえってがっかりしちゃう。
このご参加者さんが書いてくれた
そのどうせ話してもなっていう気持ちって、
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その深いコミュニケーションを求めているのに
満たされなかったんですよね。
その深いコミュニケーションを求めているのに
満たされなかったっていうがっかり感だと思うんですよね。
となると、こういうご時世でもあるし、
忙しいっていうこともあるし、
なかなかショップ店員さんとのコミュニケーションで
おしゃれな楽しさを生み出すっていうのは
なかなか難しいんじゃないかと思います。
となると、やっぱりショッピングを
知人とか、もう少し継続的につながりを持てる人と
一緒に行くとか、
そういった言い方で楽しんでいく方が
コストラズ中で忙しい時間がないとか、
コロナでなかなか接客を受けられないっていう時期には
いいんじゃないかなと思います。
とはいえ、やっぱり友達とね、
なかなか毎回買い物に行くのは難しいと思うので、
例えば、通販、ECサイトの買い物でも
事前にこれ買おうかなって思ってるものをピックアップして、
なんか機能を許せる、
そういうのをお互いに楽しめるご友人とかと、
LINEとかでそれをやり取りして
こういうのを買おうと思ってるんだけど、
どう思う?みたいな感じで、
ワイワイキャイキャイ楽しめることができれば、
それってその愛着性の人が持っている
服を通じてのコミュニケーション、
継続的なコミュニケーションになるので、
それはそれでまた新しい通販の場だけど、
コミュニケーションを取りながら楽しめる、
新しい買い物体験になるんじゃないかと思うんですよね。
だから、そういう長期的に友人みたいな
継続的にコミュニケーションを取れる人と
一緒に通販を活用して
LINEでやり取りしながら
買い物をするというのが
今取れる一番有効な手段なんじゃないかなと思います。
とはいえ、またここでも問題があるんですけど、
そういうことを一緒に楽しんでくる友達、
なかなか見つからないということも
あるかもしれないなとも思うんですよね。
なので、そういう時には
うちのオンラインファッションサロンの
服装新ラボみたいなグループに入っていただくと、
そもそもファッションを切り口にして
交流をしたいという人が一定層集まっているので、
もちろんそれが目的でない人もいるんですけど、
一定数やっぱりファッションで
コミュニケーションを取りたいという人が
集まっているので、
うちのチャットに来れば必ず盛り上がるんですよ。
これを買おうと思ってますって言ったら
私も買いたいとか、それだったら何とかさん似合いそうですね
みたいなコミュニケーションが取れるので、
やっぱりそういう場を持っておくこと、
それはうちのサロンでもいいですし、
友達としてそういう場を作ってもいいと思うんですけども、
継続的にオンライン上でつながって
ファッション切り口に買い物を楽しめるっていう場があれば、
多分コロナ禍が悪化したとしても、
子育てがもっと忙しくなったとしても、
楽しんで買い物できるんじゃないかと思いますので、
通販を友人・知人・サロンで
コミュニケーションを取りながら楽しむ、
ぜひこれを試してみていただけると
いいんじゃないかなと思います。
ぜひ参考にしてみていただければと思います。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。