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2021-10-26 11:30

358.あなたの「呪い」がなかなか解けないのは、呪われてる方が楽だから、かも。 from Radiotalk

自分を縛り悩みを生む様々な思い込みのことを「呪い」と呼んでいますが、それがなかなか解けづらいのは、人間にとって呪いにかかっている状態がある意味楽で安心できる物だからなんです。その仕組みがわかると、あなたの「呪い」を解くヒントも見えてくるはず。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で358回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手は、パーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野稔でございます。
今週もよろしくお願いいたします。
さあ、配信が間に合ってしまったんですけれども、この間にいろいろ行事が、秋はありまして、
先日は、うちの息子の誕生日でして、まだ未就学児なので、誕生日の日に旅行に行けるのは、小学校に入るまでだろうと思っていて、
毎年どこか一泊で行くようにしているんですけれども、今年もなんとか感染状況も落ち着いたしということで、
行ってきまして、商業施設、子どもが喜ぶリドート施設に一泊で行ってきたんですけど、
感染者数は落ち着いていますけど、まだまだ密を避けるための施設側の涙が出るほどの努力を見て、
本来だったら、あんなのフルフルに受け入れてなんぼじゃないですか。大変だと思いますよ。
施設消毒するために人手はいるじゃないですか。
だから、中にあるレストランとかも、本当に席半分しか埋めない。
でも、スタッフの方なんかはいつもの場合いるんじゃないかという状況じゃないですか。
ついね、ちょっと職業病というか経営を考えると胃が痛くて、本当にすごいなというか、
潰れてほしくないんでね、子どもの遊び場に限らないですけど、感染状況を見ながらですけど、
極力今まで出かけられなかった分、いろいろ出かけないとなというふうには思いましたね。
ありがたいことですよね、つぶさずに頑張ってくれてね。
はい、そんな感じでね、子どももなかなかいい年になってきたので、あれこれ喋るようになってきてね、
本人の考えも分かるようになってきて、面白いなって思うんですけど、
いろいろ喋ってると、こんなこと考えてるのかとかね、結構教えたつもりないんだけどなってことも結構あって、
それは当然でね、やっぱりうちの子どもも保育園にゼロ歳だから通ってるプロなので、
やっぱり家庭以外に社会生活をちゃんと持ってるわけですよね。
もうね、その社会生活で学んでくることもね、いろいろあるんでしょうと思うんですけど、
その中でね、最近ですごいびっくりしたのは、たとえばこう、塗り絵とか結構好きでね、絵描いたりとか、
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で、一緒に描こうなんて誘われて、描こう、描こうって言って描いてると、
じゃあ、ママは女の子だからピンクねって、ピンクを渡されるわけですよ。
で、僕は男の子だから青なんて言うわけなんですけど、
こういう仕事をしてますので、あんまり女の子だからピンクっていう概念は私自身もないわけですよ。
で、もちろん夫にもあんまりそういう概念がない人なのであんまりなくて、ピンク着ますしね。
なので、家庭では教えてないんですよね。
そうなると、おそらく彼なりの社会生活で何か学んできたのかななんて思うんですよ。
で、まあ、女の子以外はピンク着ちゃいけないなんて思ってほしくないですし、
それに限らずね、余計な不要な、論理的ではないジェンダー感とかをもちろん植え付けたくないので、
そういうことは話さないようにしてるんですよね。
なので、話してないつもりなんですけど、でもその一方で、小さい子を持っている親御さんだったら結構感じたことあると思うんですけど、
そういう何かジェンダーバイアスとか、ジェンダーの問題に限らず、いろんなバイアスを極力植え付けないように育ててるつもりなのに、
いつの間にかどこかに呪いにかかって帰ってくることってあるんですね、子供って。
それがすごいびっくりするんですけど、でもね、なんでかなって考えると、やっぱり生き物としてね、生物としてそのバイアスってある種、
世の中を動かしてるルールだったりもするので、そういうルールというか決まり事みたいなものが、決まり事っていうか、こう決めちゃうと楽だよねみたいな条件というか、
そういうものがあると、何て言うんだろうな、ある種、そういうものが人に安心感とかを与えるものでもあるっていう側面もあるんだと思うんですよね。
生物としてそれがあることで生きやすくなるというのかな。考えなくていいわけですよ。
例えば、男の子は青で女の子はピンクって考えておけば、ある種その色を選びに悩まなくて済むわけじゃないですか。
だから考えなくて済むし、間違えなくて済むっていうことでも実はあったりするんですよね。
だからこそ、そういう秩序みたいな、それを秩序って言ってるのかわかんないんですけどね、秩序みたいなものがあることで生きやすくなる部分っていうのはすごくあって、何にも決まり事がなくて、
都度都度選び取っていかなきゃいけないっていうのは非常に大変なことだし、それは特に小さい子どもにとってはすごい負荷が高いことだと思うんですよ。
だから小さい子どもほど、4,5歳くらいの子どもほど、他者の友達とかの行動に対して、いいけないんだ、いけないんだって言って、こういう時はまるまるにしちゃいけないんだよみたいな感じで、人を非難する場面ってあると思うんですけど、
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そういうことを気持ちよくなる時期っていうのかな、ルールにのっとって生活する、そしてルールがあると他人を非難できるっていうことの気持ちよさみたいなのに、
溺れてしまう時期、溺れるって小さい子に使わないかもしれないけど、時期ってあるんじゃないかなと思っていて、やっぱり本能的にというか、そういうのが決まり事みたいな、秩序みたいなのがあると、それで傷つく人がもちろんいる。
それにはまりきらなくって傷つく人がいる一方で、非常にそういったものたちは人間にとって生きるのが楽になったり、考えなくて済むから楽になったり、
気持ちよくなったりするものなんだっていう側面もあるっていうことは、すごい自覚しておかなきゃなって改めて子供に教えられたというかね。
自由ってとかく難しいんですよ、本当に。運用も難しいし、いちいち考えなきゃいけないから、人間にとって実は負荷が大きいことなんですよね。
だからこそ負荷が大きいからこそ、そういうバイアスがこんなにみんなかかってしまうっていう側面は、やっぱり認識しておかなきゃいけないなと思うんですよね。
ちょうど今月のね、私がやってるファッションオンラインサロンの服装新ラボの月別のテーマもね、ちょうど今月のテーマがジェンダーとオシャレということで、
ジェンダー論についてちょうどね、会員専用のチャットでもいろいろ盛り上がった時の子供の発言だったので、ますます考えさせられたなと。
ジェンダー、社会的な性別の定義があった方が考えなくて済むから楽っていう側面があるんだと。
でもそれで傷つく人がいるのであれば、その楽を手放してもみんなで考えるエネルギーを割かなきゃいけないんだっていうことを認識する。
楽を手放すってことはやっぱり大変なので、大変なことをやろうとしてるんだっていう認識を持つことから始めた方がいいのかななんていうふうに思ったんですよね。
と同時にやっぱりファッション全般もこのラジオのタイトルもね、オシャレな呪いを解くラジオって言ってるんですけど、
ここでの呪いっていうのはそういったバイアスとか思い込みのことを指して呪いって言ってるんですけど、
つまり呪いにかかっている状態って実は本人楽だったりするんですよね。
っていうことはやっぱり常にお客様にファッションアドバイスをする上でも認識していて、呪いかかってますよって言って解こうとすることは簡単なんですよ。
その呪いにかかってない人からすればね。
だけどその呪いがある種かかっている本人ご本人にとってはそれにかかっていることで考えなくて済むとかね、自動的に何か決まる。
このコーンを着てればいいんだとかねネイビーを着てればいいんだとか、なんか女性だったら女性らしい服装してればいいんだっていうことが不自由さをもたらすんだけどその一方で考えなくてもいいという楽さ。
これに沿ってさえいれば大丈夫なんだっていう安心感も生んでるんだということも認識した方で解いていかなきゃいけないなっていうのは、これは常に私思っていることで呪いを解くということは自由になる反面非常な自分が揺らぐような不安定さももたらしうるっていうそういう危うさみたいなのはやっぱり認識しとかなきゃなって思うんですよね。
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心理学では自分を縛っている呪い、私が呪いって表現するようなそういう思い込みについて分析するっていう手法があるんですけどね。
クライアントさんが何か思い込みにとられていることで悩みが生まれているときに、でもそのクライアントさんにとってその思い込みがもたらしうるメリットがあるんじゃないかっていうことを分析することをやるんですよ。
これ機能分析って言うんですけど、なぜその悩みから離れられないか、自分を縛るような呪いから離れられないかというと、その人にとってその呪いがもたらしうるメリットがあるからだということなんですよね。
なのでそのメリットを考えた上で、そのメリットをある種奪い取ってしまうことになるかもしれないということを考えた上で、何か呪いを解くようなアプローチをしていかなきゃいけないと。
クライアントさん、ご本人に呪いが自分にもたらしうるメリットを自覚してもらった上で、それを自覚して初めてそこから離れる決断もできるということがあるので、
思い込みとか呪いって悪いことばかりじゃなくて、実はその人自身にメリットをもたらしうるんだよということも理解していただけると、
もしこれを聞いている方で、自分にもオシャレな呪いがかかっているなと思っている方も、このラジオで気づいてしまった方も多いと思うんですけど、
それはある種自分にもメリットがあるんだと思うので、どうしても解けない呪いがあったらそのメリットを手放さないからかもしれないという側面からちょっと一回考えて、
その呪いが自分にもたらしているメリットは何かを考えていただくと、解くきっかけにもなるんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ考えてみてください。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのお悩みやご質問をお持ちしております。
オシャレのこと、真理のこと、何でも結構です。お気軽に番組概要欄にありますマシュマロからお送りいただくか、ラジオトークでお聞きの方は代理機能を使ってお送りください。
そしてこの番組の更新情報は各ボットキャストサービスでは登録をすると、ラジオトークではフォローをすると受け取ることができますので、ぜひぜひ登録フォローの方よろしくお願いいたします。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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