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2022-07-24 11:58

510.「怒らなくする」のがアンガーマネジメント、と思ってませんか? from Radiotalk

昨日の回を聞いて、「自分もつい不機嫌さを周りに出しちゃってる…」「怒りが止められない」と悩んでしまった人もいるかも…。最近、「アンガーマネジメント」も話題ですが、これを単純に「怒りを自分で収める」だけと考えていると、いつまでも怒ることは止められません。本当のアンガーマネジメントとは?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で510回目の配信でございます。
昨日の配信でも話題になったんですけどね、議題に上がった不機嫌さを垂れ流す人。
昨日はリスナーの乱丸さんからのメッセージでね、職場で不機嫌さを巻き散らす人が周りにいて、なかなか物理的な距離も取れないっていう状況があって、
どうすればいいかみたいな話があって、その対処法なんていうのをね、昨日はお話をしたんですけども、そもそも結構不機嫌さを垂れ流す人って、少なからずいるじゃないですか。
で、最近はね、そのSNSなんかでも、その不機嫌さを垂れ流す人の多さが可視化されてきてもいるし、
またその大人としてね、自分の不機嫌さを自分で処理せずに、その周りに巻き散らすことの悪、みたいなことも、まあだいぶ言われるようになってきたので、
そのね、自分自身で反省してコントロールしようと頑張っている方もいるとは思うんですけど。
で、このコントロールするときによく言葉として上がってくるのが、そのアンガーマネジメントって言葉、結構同時によく聞くようになりませんでしたかね。
で、そのアンガーマネジメント、つまり怒りをコントロールする方法っていうことで、まあ結構本なんかも出たりしてね、その起こらない練習っていうことで、あの話題になったりはしてるんですけど、
このね、アンガーマネジメントについて結構ね、そのやり方として勘違いしている方、勘違いしたやり方をしていることで、根本を勘違いしていることで、
そのうまくいかないなっておっしゃってる方も結構いるなぁと思うので、今日はね、そのアンガーマネジメントに対する誤解と、本当の意味でアンガーマネジメントができるようになる方法っていうのをちょっと心理学の、公認心理師の観点からちょっとお話ししていきたいと思います。
ということで、この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバーツはわざと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨沙です。今日もよろしくお願いします。
と言いつつ、今日はおしゃれというよりは心理学がっつりのお話でございますけれども、アンガーマネジメントで、よく知られているやり方としてわかりやすいところで、怒りが湧いてきたら何秒間かまずグッと我慢しろみたいなテクニックが結構知られていると思うんですよ。
我慢しているうちに、怒りは突発的なものだから、それが沈まっていくから、まずは何秒間我慢しようみたいな、そのテクニックだけが結構一人歩きしちゃってる感じがするんですよね。
それをやった人が何秒間か我慢したけど、全然怒りが持続して収まらなかったとか、こんなので効かなかったとか、そういうことを言っているのが結構言っていること、声が結構よく聞かれるなと思うんですよ。
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何秒間我慢するっていうことで効く怒りの種類と、それではやっぱり対応できない怒りの種類っていうのがあって、大抵その後者の何秒間我慢したところで収まらない怒りの方が多いんじゃないかなって思うんですよ。
何秒間我慢して収まる怒りっていうのは本当の本当のやつ当たりというか、例えば足の小指をカーンてサンスの角にぶつけて痛いみたいな、でムッカーって来てやる場のない怒りですよね。
それを誰かにぶつけたり発散してしまったりしたらそれは迷惑になるけど、そういう種類の怒りっていうのは食って何秒間我慢すれば収まる種類であるので、それは何秒間我慢した方がいいとは思うんですけど。
それじゃなくて、例えばよく聞くのが、一緒に生活しているパートナーさんがいつも麦茶を飲み切ったのに次の麦茶作らないとか、麦茶をポットのほんの残り1センチくらい残してしまうみたいな、これ飲み切ったら作らなきゃいけないから飲み作らないだろみたいな、結構そういう話とかあるじゃないですか。
イライラしちゃって、そういう相手にぶっ切らもない言い方しちゃって、アンガーマネジメントができてなかったとかって言うことがあったりするんですけど、それは起こりますよねって話で、そういう種類のものは怒りを我慢するのではなく逆に適切に怒ることが必要で、その適切な怒り方というか、つまり主張することが必要で、
その主張ができないことにできないからこそ、その自分の中に不満として溜まっていって、それが爆発しちゃうのが良くないっていうことなんですよね。
で、その怒りのコントロール方法よりも適切な主張の仕方を学んだ方がいいなっていう人はすごく多いなと思います。
まずもって、例えば相手にこれやってほしいとかっていうことをすぐに言わずに溜め込んでしまうからこそ、自分は我慢してるっていうのがずっと残っていって、それが怒りとして爆発しちゃう。
でも相手はそれを都度都度聞いてなかったので、突然やつ渡りされたように感じる。
他の過去の蓄積があることを知らないから、目の前のたったこれだけのことでそんなに怒らなくても、ちょっと怒りすぎなんじゃないの?
アンガーマネジメントを学べばみたいなことに、相手からするとなってしまうわけですけど。
でも怒る側としては、ちゃんとした蓄積があって怒ってるから、理不尽に怒っているわけではないんですよね。
やっぱりそれは理由のある怒りなので、ただそれをこまめに出してこなかったから、相手からするとびっくりするぐらいの大きさになっちゃってるっていうことだと思うので、
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そうなる前にこまめに相手に主張をしていく、話をしていく。この練習がやっぱり必要なんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
だから怒らない練習、怒りを止める練習をするんじゃなくて、むしろ怒る練習、主張する練習っていうのが必要なんじゃないかと思うんですよね。
前回の配信で取り上げた不機嫌さを垂れ流す人っていうのも、結局不機嫌になる前に、その不機嫌さの原因を自分で理解して、相手に改善してもらう必要があるのであれば、
その相手に面と向かって改善を依頼し、お互いに妥協点を見つけて、擦り合わせをして落とし所を決めるみたいな交渉を取る必要があるわけですよ。
単純に愚痴を、全然関係ない人に愚痴を言うとかね、そういう方法で紛らわせてないで、その問題の根本解決を図っていかなきゃいけないんだけど、
でも、それが面倒だったり、主張する練習をしてこなくてできなかったりした結果、不機嫌が自分の心の中に渦巻いて、溜まっていって、それを全然関係ない人にぶつけちゃう、周りの全員に垂れ流しちゃう、みたいなことになってしまうわけなので、
不機嫌さを大人になったら、その不機嫌さを巻き散らかさずに自分で処理しろっていうのも、自分の中で飲み込んで、紛らわせて出すなっていう話では決してなくて、不機嫌になってしまう原因があるんだったら、大人だったらその原因解明をして、その原因に直接アプローチして、解決を図ろうよっていうことなんですよね。
だから、不機嫌も怒りも飲み込め、自分一人で飲み込んでなくせっていうことではやっぱりないので、そこが結構大きく誤解されている方がいらっしゃるんじゃないかなっていうふうに思いますね。
やっぱり交渉するのって、怖さも当然あると思うんですよ。自分の主張することがね。怖いなって思うこともあると思うんですけど、
でもその結果、相手を傷つけたくないとか、自分も傷つけたくないっていう結果、結局怒りとか不機嫌が溜まってしまって、暴発してしまったらもっと悪い結果になるので、やっぱりこまめに主張する練習っていうのは本当に必要だなというふうに思いますね。
私がやっているファッションオンラインサロン、服装心理ラボでは、会員限定チャットとか、月1回のライブ配信とかで、結構自分の感情を言語化する練習っていうのをするんですよ。
ファッションのオンラインサロンなんですけど、服装心理学っていうところがすごく大事にしているところなので、ファッションに対するモヤモヤとか悩みとかっていうのも、結局言語化していかないと解決につながらないし、自分でも何が原因なのか理解できなかったりするので、やっぱり言語化っていうのが大事なんですけど、
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入ってばかりの方を見ていると、その言語化がいかに難しいかというか、やり慣れていないか、あまり日本特有の問題なのか、あまり日本で区切っちゃいけないのかもしれないですけど、あまり自己主張を言葉でするっていう機会があまりなかった人が多いんじゃないかなっていうのは思うんですけど、
その怒り、不機嫌っていうネガティブな感情に限らず、ポジティブな感情ですらあまり言語化する機会がなくて、それが不得意な人が多いなっていう印象なんですけど、やっぱりね、あのラボの中でチャットとか、その直接のね、あのライブ配信の時の会話とかで言語化していく練習を積むにつれて、あのすごくうまくなっていくんですよ。
で、自分の気持ちが言語化できるようになると、その例えば怒りであれば、それを解決するための主張をするとかっていうこともできるようになっていくので、まずはその自分の気持ちを言語化するっていう練習から始めてみるといいのかもしれませんね。
その言語化するときに、やっぱり言語化しても否定されないとか、ここだったら安心して言語化ができるなっていう、まあ心理的安全性っていうんですけどね、そういうのが確保された場で練習するっていうのがすごく大事なことなので、まあラボはね、服装審議ラボはそういう場所になればいいななんていうふうに思っています。
なので、自分の気持ちを主張するのが苦手だとか、どうやったらいいのかわかんないっていう人はね、ぜひ服装審議ラボに入ってその練習をしていただくっていうのもお勧めですのでね、ぜひぜひ入会していただけると嬉しいです。
はい、ということで、この番組では皆さんからのお悩みお待ちしております。
ファッションに関することでも、品に関することでも結構ですので、お気軽に番組概要欄にありますマシュマロからお送りください。
そしてこの番組の更新情報は各ポッドキャストサービスで登録をすると、そしてYouTubeでフォローをすると受け取ることが、チャンネル登録か、YouTubeでチャンネル登録をすると受け取ることができますので、ぜひぜひフォロー、チャンネル登録の方よろしくお願いいたします。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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