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2023-08-14 12:00

677.皆が知りたい「清潔感」の正体とは? from Radiotalk

これだけ暑いとなかなかキープするのが難しい印象、それが「清潔感」。しばしば正体が不明なものとして語られがちなこの言葉。というのも、ちゃんと服を洗濯して、身体を清潔にしていても「清潔感がない」と言われてしまうことがあるからです。清潔なのに「清潔感が」ない、という状態が発生してしまう、その理由と「清潔感」とは何なのか、徹底的に言語化します!

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いトークラジオ。本日で677回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願い致します。
さあね、もうお盆ももうすぐ終わりということでね、お休み中の方も多いと思うんですけども。
まあね、こんだけ暑かったりとか湿気が多い時期が、もうかれこれどれぐらいですか。結構暑くなったのは早かったですからね。
もう1ヶ月以上ですかね。続くとね、さすがに体力的にも疲れてくると同時に、やっぱり結構身だし並み乱れがちですよね。
女性なんかもさ、街で見てると顔に扇風機当てて移動されてる方多いですけど、
あれ男性みなさん多分暑いから当ててるんだろうなって思ってる方多いと思うんですけど、女性目線から見るとまた違った見方ができますよね。
ああ、メイク崩れ防いでるんだなっていうね。暑い以上にやっぱり汗でメイクが崩れるとか、
男女問わずやっぱり身だし並みちょっと匂いが気になるなぁとかね、洗濯の頻度も増えるしね、なかなか大変ですよね。
で、見た目の清潔感って言葉ってあるじゃないですか。
今日この清潔感っていう言葉について、ちょうどそれを保つのが難しいシーズンもあたらなかなので、ちょっと取り上げていきたいなと思うんですけど、
清潔感って、例えばビジネスでもそうだし、婚活もそうだし、身だし並みの基本としてまず第一に清潔感が大事だよってよく言われますよね。
婚活ファッションスタリングさせていただく機会も多いですし、
会社でね、企業さんに呼んでいただいて身だし並み研修させていただく機会も多いんですけど、
例えば婚活ファッションのアドバイスもね、でも企業の身だし並み研修で人事の方に伺っても、
まずこのアドバイス、私からのアドバイスを通じて、まず第一に最低限何を達成したいですかって伺うと、
10中10と言っていいぐらい絶対に出てくる言葉が清潔感。
まず清潔感は絶対に保ちたいよねと、最低限守りたいよねっていう言葉がよく出てくるわけですよ。
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洋服って相手に与えるイメージをコントロールできるっていう大きな役割というかメリットがありますけれども、
その印象のコントロールの中にも段階があって、そのマイナスな印象を与えないように、悪印象を与えないようにマイナスをゼロにするっていう作業と、
あとはゼロをプラスにするっていう作業がありますよね。
で、正直最近SNSとか雑誌なんかで話題の自分にどんな服が似合うかみたいな議論って、
おしゃれを始める上で基本中の基本って言われがちですけど、実はこれってゼロをプラスにする段階なんですよ。
なのでその似合う似合わない以前に、まずは清潔感があるかどうかっていうのは、その前段階としてやっぱり守っておきたい。
その好印象を得るっていうことを考えるのであればね、守っておきたいところなんですよね。
で、この清潔感、特に男性が結構難しい、何を指しているのかわからないって、結局何を言っているのって疑問に思われることが多くて。
身だし並み研修でも、よく清潔感って言われるものって正体は何なんだっていう話をしっかりするとすごく特に男性に喜ばれるんですよね。
この清潔感って何が難しいかっていうと、清潔に感がつくことですよ。
つまり本当に汚れてるっていうのは正直論外なわけで、着ているものに汚れがついているとか、あとは匂いがするとかね。
こういうものは正直清潔ではないわけなので、清潔にまずはしましょうって話なんですけど、難しいのはそのもの自体は汚れてないし匂いもしない。
だから実際には菌がいるかウイルスがいるかみたいなことで言うと清潔なんだけど、でも清潔感はないっていう状態が存在する。
多くの男性を悩ませる原因なんですよね。
清潔感ってなんだよっていうね、その感はどっからくるんだよっていうことなんですけど。
これをよくちゃんと、その感はどっからくるか、清潔な感じですよね。
どっからくるか、つまりその清潔な感じが来なくなっちゃうのは、感じられなくなっちゃうのはどういうことかっていうのをちゃんと言語化するとすごい喜ばれるんですけど。
この間も企業研修でお伝えしたことなんですけど、つまり実際には汚れてなくても汚れをイメージさせるような洋服のデザイン、状態があると清潔感がないというふうに認識されてしまうわけですね。
具体的に何かというと3つあります。キーワードが3つ。
1つ目は不均一、均一ではないということです。
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不均一っていうのは、一般的には例えばシワみたいなものがそうなんですけど、ランダムに折り目が入っている状態。
均一ではなくてランダムに不規則に折り目が入っている状態がシワを早期させることって結構あって、
例えば同じ折り目でも規則的に入っていると、例えばプリーツなんかもそうですけど、
あとはパンツの真ん中にまっすぐ入っている折り目、センタープリーツとかセンタークリースとか呼ばれますけども、
こういったものは同じ折り目でもいいわけです。
でもプリーツがランダムに入っていたり、あとはわざとやっているシワ加工、これなんかもランダムに不規則に入ってますよね。
これがファッションデザインとしては面白みとして、遊びとして取り入れられているものであったとしても、
時にシワをイメージさせてしまう、思わせてしまうので、ビジネスとかコンカスといったような清潔感を重視される場ではそぐわないよと。
わざわざお金をかけてシワ加工をしたものかもしれないけれども、それは清潔感が重視される場ではそぐわないよと言われることがあるんですね。
一つ目は不均一というキーワード。
二つ目は非対称です。対称ではないもの。
例えば左右対称とかありますけれども、こういったものは例えば、これも不均一に近いですけどね、
左右対称に穴が開いていれば、それはデザインに見えるかもしれないけれども、
ダメージジーンズのように、これも加工したものだったとしても、ランダムに左右非対称に穴が開いていると、
これは破れたんじゃなくて、破れちゃったのでは?というふうになるわけですよね。
あとはネクタイが曲がっているとか、襟が曲がっているとか、こういったものも非対称になるので、
ちょっと乱れを想像させて清潔感を失わせる。
そういう意味では髪型なんかもそうで、左右対称にピッチリ分けて後ろで縛ったりすると清潔感が出ますけれども、
左右ランダムに毛先を遊ばせたりすると、ラフな印象にはなりますけれども、
清潔感という意味ではちょっと厳しくなるかもね、というところがあるわけですよね。
あとは乱れ。これも不均一と非対称とかなり近しい言葉なんですけれども、乱れている。
例えば、デニムでいうと、移動地している部分があっちゃこっちゃにあるというのかな。
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全部均一に綺麗に色が落ちていて、薄い水色になっているジーンズというのは、そんなに清潔感がないと言われづらいわけですよ。
もちろん全部均一に色が落ちていない紺の濃い濃紺のジーンズなんかも、割とジーンズダメな職場だったとしても、まあそれはいいけどって言われやすいと。
なんだけど、色が落ちているところがあったり、残っているところがあったり、というところが乱れている感じ、均一じゃない感じだと、やっぱりそれは汚れに見えやすいということがあるんですね。
なので、実際に汚れているか汚れていないかではなく、仮にそれが意図的なデザインであったとしても、
不均一、非対称、乱れ、こういったものに繋がってしまうもの、こういった言葉に当てはまってしまうものがないかなって考えるといいんじゃないかなと思います。
これは服装に限らず、髪型もそしてメイクに関しても同じことなので、それがあると別にどの場面でもいけないというわけではないですね。
非対称、左右非対称のアシンメトリーとかが面白みがある個性的なデザインだねということでお知らせに見える場面もあるわけで、要は時と場合ですよね。
さっき言ったようなコンカスとかビジネスといったような清潔感が重要視される場所、あるいは夏みたいに、どうしてもみんなちょっと暑くてイライラしていて、
そして清潔感が保ちづらいという共通認識がある季節なんかは避ける、みたいなことをするだけでもだいぶいいんじゃないかと思いますので、
清潔感が重要な場所、シーン、季節では、今言った不均一、非対称、乱れ、これに当てはまるデザインをなるべく避けるというだけで、
清潔感って自然に保てるものだと思いますので、
清潔感、清潔感と言うけど、ちゃんと毎日お風呂入っているし、洗濯もしているし、なんなんだよと思っていらっしゃる方はですね、
そう誤解されてしまいやすいデザインがないかどうかというのを考えていただくといいかなと思います。
こういうことを本当はちゃんと言語化できることが大事なんですけど、なかなかそういうスタリストがいないので、
結構その企業さんからそういう解説をしてくださいという研修例が多かったりするので、
やっぱりこういうことをちゃんと言語化して伝えられるスタリストって本当に求められているなというふうに思います。
なので私が代表やっている4スタイルパーソナルスタリストスクールでも、今回は清潔感という言葉を取り上げましたけれども、
なんかみんな大事だと思っているけれども、ちゃんと名文化されていない、言語化されていないところをちゃんと言葉にするという特訓をかなり積みますのでね、
その辺に興味がある方は、現在来年の1月開校の第16期募集中ですけれども、早くも席が生まれ始めてますのでね、
よろしければご入学検討いただけると嬉しいです。
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