1. おしゃれの呪いを解くラジオ
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2022-06-22 11:57

493.おたより「自分の考えを話そうとすると涙が出てしまうのをどうにかしたい…」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!自分の考えを人に話すとき、悲しくもないのに涙が出てしまって困る…。こういう悩みを抱えている人、意外と多いですよね!これを解決するには、まず「泣く」という行為を理解する必要があります。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、今日はマシュマロにいただいたお悩みに回答していきたいと思いますが、今日は心理学寄りな内容になりそうですよ。読んでいきます。
こんにちは。いつもラジオを拝聴しております。メイと申します。早速ですが質問をさせてください。
自分の考えを誰かに話そうとすると涙が出てしまいます。悲しくなくても泣いてしまうので、周りを困らせてしまいます。
小さい頃から悩んでいて、会社でもたまにその現象が起こります。大やけの場で泣くなんてみっともないし恥ずかしいので、涙を止める方法が知りたいです。
ということでね、結構この現象を私周りの人に聞いてみたら、割とこういう現象に恐れるっていう方いたんですよ。意外とね。
私はあまりないけど、話す内容によって泣くつもりなかったら涙出てきちゃうことは確かにあるかなと思いますよね。
メイさんはね、恥ずかしいのでって書かれているので、こういう現象に襲われる人が少ないと思ってらっしゃるのかもしれませんが、意外と多いと思うんですよ。
なので、今日のこの回答は結構たくさんの人に参考になるんじゃないかなと。同時に、こういう現象が自分に起きないという方もですね、この現象を明らかにするには、そもそも泣くという行為はどういう行為かというのをね、
脳科学的な観点から知っておかないといけないので、その辺の話ね結構面白いんですよ。はい、ちょっとね回答していきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いとくラジオ。本日で493回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨彩です。本日もよろしくお願い致します。
さあということでね、その自分の考えを人に話すときになぜか涙が出ちゃうと。泣くつもりないし悲しくないしなのに涙出ちゃうとね。
いうことでまずこれこれをね涙止める方法が知りたいってことなんですけど、止める方法を知るためにはまず涙が出る仕組みを知らなきゃいけないじゃないですか。
これをねちょっと知っていきましょうということで、まずね涙は3種類の涙があると言われているんですよね。
まずはその基礎分泌と呼ばれるその基本的に目ってずっと涙が溜まってるんですよね。流れるまではいかないにしても。
でこれが涙が溜まってないといわゆるドライアイっていう症状になるわけで、ちょっとあの正常ではない状態になるということなので、つまり正常な状態ではずっと涙が溜まっているわけです。
で2つ目の涙はその反応性の涙と呼ばれるもので、いわゆる目を守る役割をする涙。
例えば風が吹いてきて目にゴミが飛び込んできた時に涙がブワッと出るとか、あとなんだ、玉ねぎ切ってる時にね刺激物質がホワーンとね空気に乗って目に届いて涙が出るとか。
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この辺はすべてその目を守るための、守る役割をする涙ですよね。
で最後が今回の質問の内容に関係してくる、いわゆる情動性と呼ばれるんですが、感情に絡んだ涙ということになります。
メイさんのご質問の涙は基礎分泌でもなければ反応性でもないわけなので、情動性の涙だなということになるわけですけれども。
じゃあこの情動性の涙は何で出るかっていうと、この情動性の涙が出るとどういう現象が起こるかっていうと、人間の副交換神経が働く、優位な状態になるって言い方しますけども、働くように強く働くようになるわけですね。
この副交換神経、聞いたことある人いるかもしれないですけどね、副交換神経が優位っていう状態になると、人間はリラックスした状態になります。
さあここから言うことは、公認心理師試験に出るかもしれないですよ。過去に出ましたよ。
副交換神経が優位になると、人間の体にはどんな現象が起こるでしょうか。
まずは血管が広がることで血圧が下がります。
そして心拍数も低下し、筋肉の歯管が起こり、発汗が抑制される。
出ましたね。終わりましたね。公認心理師試験ね。もうすぐですね。皆さん頑張ってくださいね。受ける方はね。
ということで、興奮状態の逆ですよね。リラックスした状態になるということで、それは具体的にどういう状態かっていうと、血圧が下がったりとか、心拍数が下がったりとか、筋肉の緊張がほぐれたりとか、汗をかくなんてこともなくなりますよね。
つまり人くくりに体がリラックスした状態になるということなので、常動性の涙は副交換神経を優位にしたいとき、つまり体をリラックスさせたいときに出るんじゃないかというふうに言われているわけなんです。
ということは、副交換神経からリラックスしたいときってどういうときかというと、逆のときからですから、緊張状態にある。つまり強い感情に揺さぶられたときに、これまずいって感じで涙が出てくれるということなんですよね。
涙ってすごい悲しいときも出るけど、すごい嬉しいときも出るじゃないですか。真逆の感情なのにどっちも涙が出る。泣き顔はどっちも同じ感じって、なんかおかしいなと思いますよね。
でも強い感情のときに出るって考えると、悲しい嬉しい感情の種類は違うけど、強さには共通性があるって考えると、悲しくても嬉しくても強ければどっちも泣くんだなっていうことで、やっとなんか腑に落ちる感じはありますよね。理解できる感じがありますよね。
なので最近はよく悲しい映画をあえて見て、涙を流すとストレス解消になるなんてことを類活と呼ぶらしいですね。涙の活動類活。そんなことも結構流行っているというかね。っていうのもこのリラックスした状態にできるということからなんですよね。
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ということは、つまりメイさんは人に自分の考えを話すときに涙が出る、イコールその時に何らかの強い感情に襲われているということになるわけです。この感情が何でしょうね。これは人によって違うでしょうね。
人に自分の考えを話すときに強い感情に襲われる、その感情は具体的にどんな感情なんでしょうね。不安?恐怖?めんどくささ?強烈にめんどくさってことで泣くかな。泣くこともあるかもしれませんよね。
まずはそのメイさんは、その感情にしっくりくる名前を見つけてみるといいかもしれませんね。強い感情に襲われているはずだと。それはどういう感じなんだろう。不安なのか、恐怖なのか、怒り?
その感情にしっくりくる名前を見つけることで、その人に自分の考えを話すときの強い感情の原因までたどれることもよくあります。何か昔の出来事にきっかけがあったり、自分の考え方の癖にきっかけがあったり。
それも、この襲われるこの感情に名前をつけるとしたらなんだろうということで考えていくと、原因まで思い当たることが結構あるので、その辺を自分自身で掘り下げてみてもいいかなと思うんですよね。
これが自己理解に結構つながるので、その感情にしっくりくる名前をつけるというのは、心理カウンセリングでも私は非常によくやります。
その感情にしっくりくる名前、これは不安だわみたいにしっくりくる名前が見つかると、その原因が見つかることもあるので、根本から改善を図るということもできることもあるんですが、
過去の出来事に起因していたりすると、過去の出来事って変えられないので、過去の出来事の受け止め方は変えられるけど、出来事自体なかったことにできないので、
そうなるとなかなか根本原因を断ち切るというのも難しいこともあります。
なので現実的には、慣れるという方策を取ることも多いです。
つまり、人に自分の考えを話すことに慣れて、その都度強い感情に襲われないように慣れていく。
これを認知行動療法とか、その世界では曝露療法といったりします。
曝露療法、エクスポージャーといったりします。
これはざっくり言うと、慣れていくということなんですね。
メイさんの場合には、自分の考えを誰かに話すということを避けずに、どんどん直面していく。
そのことで、泣いても特に不具合なかったような、みたいな経験を積んでいくとか、
あとは意外に結構聞くのが、上がり症の方にも使ったりするんですけど、
顔が真っ赤になるのが恥ずかしいみたいなね。あとは声が震えちゃうみたいな時に、
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誰かの前で発表をプレゼンする時に、むしろ顔赤くなれ!赤くなれ!って思うんですよ。
もう赤くなる練習だから、赤くなってしまえ!
手が震える練習だから震えろ!って思うと、意外と赤くならない。
震えなかったりするので、泣け!泣け!
絶対私こういう時泣くわ!泣くわ!絶対泣く!泣く泣く泣く泣く!って思っていると、
意外と泣かなかったりするんですよね。
そういう実験を繰り返したりして、慣れていくっていうこと。
でも、このエクスポージャーに関しては、困りごとのレベルがすごく強い時、
身体的・心身的な負荷が強い時っていうのは、
例えばパニック障害の方とかね、
には必ず懇人心理師や医師の助言に基づいてやることが大事なんですけども、
めいさんの場合にはこれまでもね、
そこまで強い身心的な問題がこれによって生じているわけではないと思うので、
まず自分でやってみてもいいかもしれないですね。
どんどんどんどん自分の考えをあえて話して泣きに行くぐらいの気持ちでやっていく。
そうすると、あれ泣きに行ってるつもりなのに、
意外と最近泣けなくなってきたな、ぐらいの感じで慣れていくと、
その涙を結果的に止めることにつながるかもしれないです。
あとはね、なんで涙を止めたいかっていうと、
恥ずかしい、みっともないっていうことなんですけど、
相手がそう思ってると限りませんしね。
もし泣いた時に相手が茶化してきたりとか、
何泣いてんの?って茶化してきたりとか、
泣かないでって慰めてきたりとかするその反応があるから恥ずかしいって思うんだと思うんですけど、
でもその反応って相手の問題なんですよ。
相手が泣いている人の対応に慣れてないから、相手が動揺してるだけなんですよね。
だから相手がそういうふうに茶化したり泣かされたりしてきても、
おお、俺の涙で動揺してるなって。
なんで俺だったかわかんないけど、
私の涙に動揺してるねっていうぐらいで思っておけばいいんじゃないかなっていう、
それぐらいに思えるようになるといいかなというふうに思いますけどね。
私なんてのはね、もう泣かれることに慣れてますよ。
泣かせてるわけじゃないですけど、仕事柄ね。
慣れてますけど、正直ね、慣れているというか、
私の場合には泣かれても茶化してる暇なんかないですよね。
つまり涙って強い感情がその人に出てるっていうだけでどういう感情かわかんないので、
この先のサービスのためにその人がどういう感情にもなってるかっていうのを分析するのに必死で、
茶化したり変に強く慰めたりしてる暇はないですよね。
なので茶化したり慰めたりっていうのは相手の問題だという感じで、
まずはそこを切り離していただいて、ちょっとずつ慣れていくっていう感じでどうでしょうかね。
ぜひやってみてね、気づいたことあればまたお便りいただけると嬉しいです。
ということでメイさんありがとうございました。
この番組ではまだまだ皆さんからの心理学的なお悩み以外にもファッションのお悩みももちろんお待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
11:57

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