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2021-01-26 12:00

177.イメコンで余計迷子になってしまうケースがあるのは「確証バイアス」が原因です from Radiotalk

せっかく似合う服がわかる診断を受けたのに、最終的には余計服選びの悩みが深まってしまう人が増えています。その原因になるのが「確証バイアス」。人間誰しも持っているこの認知バイアスを知って、開発されたイメコン診断を受けることが、似合う服選びで迷子にならないための大切なポイントなんです。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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先日のポッドキャストで、私がやっているオンラインファッションコミュニティの服装診断部の会員さんに、いろいろ似合う服がわかる診断を受けてきたし、情報を調べてきたけど、
結局、私がやっているフォースタイルの似合う服の顔と体型とパーソナルカラーの診断さえ受ければ、それで全部済んだと。
だから、周りの若い人たちが違う診断を受けて、よくわからなくて、いろいろさまよっているのを見ると、
フォースタイルで診断一発受ければそれで済むのにと思って、できるだけ広げたくなって、もどかしくなっちゃうということを言われて、
診断を作った当事者である私がもっと広げていく服に迷っている人が、余計なお金を使わないようにもっと広げていく努力をしなければと反省したという話をこのポッドキャストでもしたと思うんですけど、
ツイッターで診断を学んでいるフォースタイル、パーソナルスタイルとスクールの生徒もまた同じようなことを言っていて、
診断を学んでいく中で、その診断を試してもらうモニターさんとして声をかけたいご友人にいろいろ話を聞いたら、
そのうち以外の診断を受けたんだけど、とにかく迷子になっちゃっていて、そのご友人が受けた診断があまりにロジックとして過端しているというか雑で、
本当にいろんな診断があるんだなと思ったし、そういう診断を受けることで余計に迷子になっちゃっている人がいるということが衝撃だったみたいなつぶやきをしていて、やっぱりそういう人が多いんだなと思って。
もともと私が診断ロジックをうるさくスクールの生徒に教えるようになったのも、診断を正確にできるようなスタイリストを育てようということに、かなり神経はるめぐらされるようになったのも、
もともとうちのサロンにいらっしゃるお客様が、いろんなニヤン服をわかるとされる診断を受けて、いろんな両派の診断がとにかくたくさんあるわけですよ。
それでよくわかんなくなっちゃって、迷子になっちゃって、最後にうちにたどり着いたというお客様がもともと多かったんですよ。
そのお客さんからどんだけ悩んだかとか、他の診断でよくわかんなくなっちゃったかとか、どういうことを言われたかとかいうことをかなり聞いてきたんですね。
その悩みの深さたるや、とにかく聞いていて、こっちが胸が痛くなる、こっちが謝りたくなるぐらいだったし、悩んで藁をもすっかる思いでつかんだら本当に藁だったって、
シャレにならないというか、笑えないじゃないですか。そんなこと絶対あっちゃいけないなって思ったし、
なので、私はとはいえ他社の診断、いろんな診断があってもちろんちゃんとした診断もあるんだと思うんですよ。
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私がその他社の診断をどうこう言える立場でもないので、できることは私がとにかくうちに来ればおしゃれな悩みが全部解決する、
しっかりちゃんとした道しるべができるっていう診断を作ることしかできないなと思ったので、
それに注力してきたし、それができてからはそういうちゃんとした診断ができる生徒を育てることにかなり力を入れてきたというのは、
そういういろんな診断ジプシーのお客さんの声も聞いてきたからということなんですよね。
お客様側、これを聞いているリスナーさんも似合う服の診断を受けてみようかなと思っている方とか、
おしゃれ悩んでいるからそういう診断があったら受けたいなと思っている方がいると思うんですけど、
受ける側としても意識してほしいし、診断を作る側として、なぜうちが4スタイルの診断を受ければ、
いろんな診断を受けてきたけど、全部この診断でわかったわって言われるぐらいの性格性の高い診断が作れたかというと、
心理学用語でいうと、拡張バイアスというのが人間にはあって、それに引っかからないように意識したからなんですよね。
なので今日は皆さんにもこの拡張バイアスをしていただくことは、ファッションに限らず正しい情報を集めるという意味でもすごく役立つと思うので、
今日はそのあたりの話をしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。本日が177回目の配信でございます。
おしゃれの呪い解くラジオでございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の下野理沙でございます。
今日もよろしくお願いします。
さあ、なんかちょっと今日は難しそうだなって思われた方もいらっしゃるかもしれません。
拡張バイアスという言葉。これは心理学用語で、人間っていろんな物事を考える上での間違いやすい癖というか性質みたいなのがあって、
そのうちの1個なんですけど、拡張バイアスというのは何か情報を得たとき、もしくは自分で何かの理論を思いついたときに、
その情報とか理論が初めから自分で間違っているって疑ってかかることがなかなか難しくて、
1回その情報を信じたり、その理論を思い込んでしまったりすると、その情報や理論が正しいっていう裏付けになるような情報ばっかり無意識に集めちゃって、
その情報や理論が間違っているっていう情報が目の前に転がっていてもなかなか気づけない。
そういう思い込んじゃうんだよ人間っていうことを表したのが拡張バイアスっていう用語なんですよね。
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人間もこういう傾向があるんですよ。
なので最初にその理論や情報を思い込んでしまうと、なかなかそれに間違いがあるってことに自分自身では気づけないっていう性質を持っています。
やっぱりこれに気づいておかないといけない。
だから例えば似合う服の診断を受けたときに、その診断が仮に間違っていたとしてもなかなか自分でそれに気づけない。
ましてや自分でお金を払って受けた診断ではなおさらお金払ったからには正しかったって思いたいっていう人間の気持ちも働いて、
なんかその診断結果にのっとっておしゃれをやったときに違和感があったとしても、
でもきっとこの人もこう言ってるからこれで正しいはずみたいな感じで、
ツイッターでいろんな情報を漁ってもやっぱり自分の正しい情報、自分が思い込んでいることが正しいって裏付けになるような情報しか目に入らなくて、
なかなかそれ以外の情報に気づけないっていう性質があるんですよ。
ただね、この診断を受ける側に拡張バイアスが人間には備わっているから、
受ける診断を1回受けてもいいけど初めから疑ってかかりましょうっていうのはなかなか無理な話じゃないですか。
そもそもわかんなくて診断を受けに行ってるわけなので、なかなかそれをお客様に求めるのはここだなとは思うんですよ。
なので、できる限り拡張バイアスってことを意識して作られた診断であるかどうかっていうことを確認した方がいいかなとは思うんです。
ただね、この拡張バイアスって言葉、そもそも心理学用語なので、
ファッションの似合う服の診断を作るような人が知ってるはずがないというか、基本的には知らないと思うんです。
ファッションとしなくて別ジャンルなので、それを一緒にやってるのは私ぐらいなものなので、
基本的にこの拡張バイアスを意識して似合う服の診断を作ってるって人はいないと思うんですね。
でも本当にこの拡張バイアスを意識して診断とかロジックを作ることがとにかく大事なんですよ。
なので私が作ったその4スタイル診断、その診断を作った当初は何を意識したかっていうと、
まずいろんなデータを元に1万件ぐらいのデータが詰まったので、それを元に診断ロジックを作って、
似合う服のタイプ化をしていくわけなんですけど、一旦その理論が出来上がると、
やっぱりこの理論が正しいんだっていう情報ばっかり集めがちなんですよね。
これが拡張バイアスなので。
なのでそれを私は知っているので、その診断がいかに有益なものか、
ちゃんと正しいものが出来上がっているかを確認するときに、この拡張バイアスということを知っていると、
この診断を1回自分ではこれが正しいと思って作ったんだけど、
その自分が正しいと思ったってことを1回忘れて、この診断に今度は穴があるんじゃないかって疑ってかかるんです。
この検証っていうのをかなりやりました。
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いろんな人のモニターさんをとっていろんな診断をして、
この診断が当てはまらない人がいるんじゃないかっていうのをかなり意地悪な気持ちになってやるわけです。
そうするとやっぱり当初の診断ロジックとか診断処方では、穴がどんどん見つかるわけですよ。
穴があるんじゃないかと思って一生懸命探すとやっと見つかるんです。
なのでそれをどんどん潰していくって作業を行う。
それで診断が出来上がったら今度は診断を自分で使っていって、
後々今やっていることですがスタイリストに教えていく中で、自分のその診断を使うスタイリストを育っていく中で、
今度はこの診断を使う時に穴がないか、間違った使い方をしちゃう余地が残されてないかっていうのを、
また確証バイアスをできるだけ取り除いて穴を探していく。
この診断とか何か理論を作る時っていうのは、この理論、診断に穴があるんじゃないかって思って疑ってかかる。
これを作る側がしないと正しい診断を使える診断っていうのができないわけなんですよね。
なので診断ロジック、診断の主法というか診断の基本的な各種の理論は出来上がっているんですけど、
その診断のやり方とか、その診断を使う人の教え方っていうのは、
作ってから14年間ぐらいずっとうちのフォースタイルの診断は進化し続けています。
もちろん今回12月に発売した最高にしっくり似合う服選びでも、
このフォースタイルの顔と体型とカラーの診断が本の中で自分で受けられる、セルフチェックできるわけなんですけど、
その時にもこの拡張バイアスを意識して穴がないかっていうのを徹底的に確認しています。
だから他社の診断で迷子になっちゃった人でも、うちの診断を受けると穴がないように、
その診断漏れてしまう人が出ないように作られているので、
みんな納得できるストーンと、そういうことだったのかって分かるようにできているっていうことなんですよね。
なのでぜひ他社の診断で迷子になっちゃったっていう人も、
そうでなくて初めから一発でわかる診断を受けたいっていう人も、
最高にしっくり似合う服選びの診断はそういう気持ちで作っていますので、
本当に参考になると思うので、ぜひ安心して使ってみてください。
そしてさらに知りたい方は先日ご紹介しましたが、
この書籍の診断が直接私から受けられて、
解説も来ている集団講座を企画しましたので、
最高にしっくり似合う服選び講座、
こちら残跡が残り半分以下になってきましたけれども、
ぜひこちらもお申し込みいただければ、
これ一発で似合う服がわかるんだ、
もう迷わなくて済むんだっていうのを実感いただけると思います。
詳しくは番組概要欄にありますURLをクリックしてお申し込みしてみてください。
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