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まだまだいただいているお悩みに回答できていないものがたくさんありますので、また本日もお便りを読んでいきたいと思います。
本日は、マシュマロから送っていただいたお便りです。
ラジオネームさくらさんからのお悩みです。
久野さん、こんにちは。ラジオネームさくらと申します。
私は、久野さんのラジオを聞いて、自分のスタイルを持って少数精鋭で服を持つよりも、
安いものでも自分が好きな服を数多く持っておいて、その日の気分で選ぶ方が好きなんだと気づきました。
なので、ここ数ヶ月は、メルカリを使ったりセールだったりで、自分がときめく服を見つけて買って楽しんでいます。
ですが、旦那からは、「また新しい服着てる。服ならたくさんあるじゃん。」と言われてしまいます。
なので、「これずっと欲しいなって思ってたんだけど、メルカリで半額だったから。」とか、「かわいいでしょ。」などと言っているのですが、
とんばただけで自分のお小遣いの範囲で楽しんでいるのに、どうしても罪悪感を感じてしまいます。
私は、服や雑貨など物を買うことが好きなタイプで、旦那はジムだったり飲み会だったり、形に残らないものにお金を使うタイプで、
身に着けるものにこだわりがなく、毎日のように同じ服をダメになるまで着ています。
これが自分の趣味だからと開き直るしかないでしょうか。何か有効な返答があったら教えてほしいです。
ということで、ラジオネームさくらさんありがとうございます。
今日はこのお悩みに回答していきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で178回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の下根でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
ということで、なんか出だしからちょっと喉が胃がらっぽいんですけど、ガラガラしてるんですけど、花粉ですよ皆さん。
お聞きのリスナーさんの中で、すでに花粉が出始めたことを感じている方いらっしゃるんじゃないですか?
どうですか?私だけ?もうここ数年本当にひどくなってきちゃって、早速もう一昨日ぐらいから飛び始めてるっぽいんですよ。
ニュースでもそんなこと言ってて、鼻がむずむずしてきたんでやっぱりいいなんて思って、
昨日慌ててね、かかりつけでお薬もらってきたんですけど、こうね、喉がガラガラし始めるんですよね。
薬飲んでるんですけどね、いやですね、憂鬱なシーズンの始まりということでね、しばらくちょっとお聞き苦しい点があるかもしれませんが、
頑張ってまいりますので、ご容赦ください。
さあ、今日はラジオネームさくらさんからのお悩みですね。
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はい、私のラジオを聞いてね、自分のスタイルが見つかったということで、それは何より本当に嬉しいことなんですけども、
さくらさんにとっては安くてもとにかく数多く服を持って、いろいろ気分に合わせていろんな服を着るのが楽しいっていうスタイルが見つかったっていうことでね、
それはすごい良かったですよね。
で、その自分の好きなスタイルを貫くために、自分のお小遣いの範囲内でできること、メリカリ使ったり、セルで買ったりということで、
現実的なやりくりのやり方も目処がついたということで、これまた何よりじゃないですか、ただそこに旦那さんからのツッコミが入っちゃうと、
新しい服また着てるねとか、これならたくさんあるじゃんとかね、そういうツッコミが入ってくるということですよね。
で、まださくらさんが多分自分のスタイルを持って確立して間もないんだと思うんですよ。
なので、まだ自分のスタイルが確立される前に持っていた自分の中の呪いの消え残り?燃えかす?みたいなのがちょっとくすぶっていて、
そこが刺激されてるんじゃないかと思うんですよね。
例えば、こんなに服買ってもったいないんじゃないかとか、そういう罪悪感みたいなのが刺激されちゃってる。
でも、現実的にお小遣いの範囲内でやりくりできてるんだったら、全く問題ないわけですよ。
なので、気にするなって一言で言っちゃえばおしまいなんですけど、
まあでも、ちょっとそういうツッコミが入るとたじろいちゃうっていうのは自然なことなので、それは仕方ないと思うんですよね。
で、じゃあその悩みに対して私への質問が、何か有効な返答があったら教えてほしいです。
ということは、この旦那さんのツッコミに対して自分が確立したスタイル。
たくさん服を持って、その日の気分に合わせていろいろ着るっていうスタイルを変えるっていうことは考えてないっていうことですよね。
そこはもう決まってるっていうことだと思うんですよ。気持ちがね。
ただ、その旦那さんのそういうツッコミに対してたじろいでしまう自分がいて、それに対して何かこう旦那さんのツッコミにズバッと切り返せる返答できるようになりたいっていうことなんじゃないかなって思ったんですよ。
そうなるとこれはもうファッションの問題じゃないんですよね。
夫婦間のコミュニケーションの問題なんですが、ご安心ください。私心理職ですからコミュニケーションももちろん専門分野なのでね。
今日はオーストラリアの呪いというよりはコミュニケーションの呪いのお話になるかなと思うんですが、まず相手が言ってくることは特に夫婦の場合には夫婦は鏡写しだとよく言われますから、
自分がやっているコミュニケーションの形が返ってきてるだけなんじゃないかっていうことをまず1回考えてみてもいいかなと思います。
お金の使い方が桜さんと旦那さんと違うわけですよね。
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じゃあ桜さんがご主人が旦那さんがジムとか飲み会とかにボンボンお金を使って全然形に残んないなっていうことを見ていて、
そんな後に残んないものばっかりにお金使ってっていうようなツッコミを軽い気持ちでもやってないかどうか。
まずこれを1回考えてみていただきたいんですよ。
もしやってるようならそれは返ってきますよ。自然の設立として。
なので自分もやってるしなんてって思って留意を下げるか。
もしくは自分がやらないように頑張るか。
やらないように頑張っていたら時間はかかるかもしれませんが旦那さんからもだんだん消えてくるはずです。
ただもしそうじゃないとするならば、桜さん自身は旦那さんのお金の使い方に対して何もツッコミを入れてないのに旦那さんの方が言ってくるんだとしたら、
これはまた次のステップ、次の課題というか次の問題ですよ。
この場合はたぶん旦那さんがそういうツッコミをするっていう旦那さんが自分の中に抱えているダメなコミュニケーションパターンだと思います。
人間というのはコミュニケーションパターンという型にハマってしまっていて、大抵その自分の型を繰り返してるだけなんです。
どうしても繰り返しになっちゃう。
その中でこのコミュニケーションは明らかに言われている桜さんがいい気持ちはしないのでやっぱりダメなコミュニケーションなんですけど、ついつい癖でやっちゃうっていう方があります。
こういうダメなコミュニケーションの方のことを心理学の1ジャンルで交流分析っていう理論があるんですが、
この理論の中ではゲーム理論、ゲームやってるなんて言い方をします。
このゲームっていうのは子供の頃にこの型が決まってしまうことが多いんですけど、子供ってとにかくリアクションが欲しい。
親から反応を引き出したい生き物です。かまってちゃうんです。いわゆるね。かまってちゃうんですね。
とにかく反応が欲しいので、この反応のことを交流分析ではストロークっていう専門の言い方をしますけども、このストロークを起こすためにいろんなコミュニケーションをやるんです。
子供にとって反応がもらえればいいので、その反応自体がプラスでもマイナスでもどっちでもいいんです。
とにかくなんかかまってほしい。叱られてもいいわけなんです。子供にとっては。それも一つのストロークだから。
無視されるぐらいなら叱られたほうがマシなんですよ。
なので子供ってやんちゃしたりするのはそういうことで、親からストロークを引き出したいからなんですね。
で、このマイナスのストロークが返ってきた。これでしめしめと本能的に思ってしまって、そのパターンを持ってしまった。これをゲームって言います。
なので旦那さんがよくこのツッコミをするのは旦那さんがこういうゲーム、良くないゲームの形を持ってしまっていて、それを無意識に仕掛けちゃってる状態になってるということなんですね。
で、このゲーム、良くないストローク、マイナスのコミュニケーションになってしまう形のゲームのパターンってだいたい何か決まったものがあるんですよ。定番的な形があって。
この旦那さんのパターンはあら探しって言われるよくあるゲームのパターンです。
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相手のあらを探していらんツッコミをするってやつですね。これがあら探しって言われるよくあるゲームのパターンです。
これをやることで、言った人、そのゲームを仕掛けた人はあら探しをしてツッコムことで、相手からそんなこと言わないでよとかね、ちょっと拗ねるようなストロークももらえて、
かつ自分は相手のあら探しをすることで有名質感を抱けるっていうそういうメリットがこのゲームを仕掛ける側には生まれてしまうわけです。
じゃあこういうマイナスにしかならないゲームを仕掛けられた時にどうすればいいか。
そのゲームが癖になってしまっているので、それを断ち切らなきゃいけないんです。
でも本人はなかなか気づけない。
じゃあどうするかっていうと、そのゲームを仕掛けられた側がゲームにまず乗らないことです。
これコミュニケーションはパターンですから、ストロークを返してはいけないんです。
だから旦那さんが想像するような、こういう返しが返ってくるなっていう返しをしない。
なんかこうスカっていう感覚を味わわせる。
そうするとゲームを仕掛けても思ったようなストロークが返ってこないことにだんだん気づき始めて、つまんないんでやめるしかなくなるんですよ。
なので反論しちゃダメですまず。反論がストロークになります。
また新しい服着てるって言った時に、ずっと欲しかったからいいじゃん。お小遣いの中で買ってんだからみたいなストローク。
みたいなストロークをしちゃダメ。
また新しいの着てるって言ったら、また新しいの着てるよ。ぐらいな感じですよ。
あれ?みたいな。また新しい服着てる。そうだね。ぐらいの感じ。とにかく乗らない。
これでしばらく様子を見てください。
そうするとだんだん相手が焦ってきたり、また違う何か反応を示し始めます。
例えば、思ったような反応が返ってこないので、何か怒ってるとかね。
そういうことを相手が言い出し始めます。
そうすると相手が気づく準備ができたってことになるので、
そのあたりでそろそろ旦那さんに、この旦那さんがゲームのパターンを持ってしまってるってことを優しくじっくりと教えて、
気持ちいいコミュニケーションの形ではないんだよってことをぜひ話し合ってみてください。
赤の谷にだったらここまで話し合う必要ないんですよ。
もうストローク返さないだけで終わりでいいんですけど、やっぱり旦那さん夫婦ですから、
やっぱり気持ちのいいコミュニケーションをお二人で作っていきたいじゃないですか。
なので、こういう夫婦って特別な関係の場合にはやっぱり旦那さんに、
あなたはこういうゲームの形を持っていて、それは気持ちのいいコミュニケーションではないからやめていこうよっていう話し合いをした方がいいと思うんですね。
なので、こういうファッションに関することって結構ゲーム化しやすいので、
こういう気軽な気持ちで相手がツッコミ入れてるつもりなんですけど、ありがちなので、ぜひ旦那さんに教えてあげてください。
反応のご感想メールお待ちしております。