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はい、ということで集まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で373回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。本日もよろしくお願いいたします。
いやーまたねバタバタしておりまして、先週末はフォースタイルパーソナルスタリストスクール、私がやってるねパーソナルスタリスト養成スクールの第11期生の修了式でして、
うちのスクールは7ヶ月ちょっとぐらいかな。講座期間があって、まあだいたい各種ライブ授業があって、もちろんゴールデンウィークとか夏休みとかが入る期はそこが長いお休みになるので、7ヶ月ずっとぶっ続けではないんですけども、
比較的長い時間一緒に頑張っていくので、結構修了っていうのはかなりの節目で、ちょっと今感染状況が落ち着いているのと、うち少人数制なのでっていうのもあって、相談して最後ぐらいはうちのサロンにみんな集まってもらって修了式やったんですけどね。
これがあるとまた今年も終わるなって感じですよね。そんな感じでバタバタしてまして、あと今開講中の最高にしっくり似合う副選び講座、私の書籍最高にしっくり似合う副選びでご紹介している4つの診断を受けて似合う副選びがわかる集団講座ですね。
こちらもですね、全4回なんですけど、先日第3回が終わって残り12月11日かなのラスト1回を残すのみということで、こちらも活況でございますよ。
今年の講座関係のお仕事は12月11日のしっくり副選びが最後で、あとは個人のお仕事、スタイリングのお仕事とかちょこちょこっていう感じなんですけど、本当に年末ですね。いよいよね早くもねっていう感じなんですけど。
で、その最高にしっくり似合う副選び講座、略してしっくり副講座って言ってるんですけど、そういう一般の方向けの講座をやると本当にね、その参加者さんからの反応とか質問とかで学ぶことが毎回多いなって思うんですけど、今回新たに実感したのはちょっとね、今回のこの配信のタイトルにもしたんですけど、
この似合う副選びが難しい理由っていうのがまた一つ、私の中では明確に言語化できた、なんかぼんやりしてたものがお客様からの反応とか質問によって明確に言語化できたことがあって、今日それをちょっとお話しようと思うんですけどね。
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似合う副選びについて学べる場所ってうちに限らず多いと思うんですけど、何かいろんな外見診断、パーソナル柄診断とかね、うちで言うと顔パーツ診断とか体型診断をやったりして、顔立ちに似合うのはこういう素材の服ですよとかさ、あなたの色素に似合うのはこういう色の服ですよとか、あとはあなたの体型に似合うのはこういうシルエットの服ですよなんてお話をされるじゃないですか。
でも、その基準を教わってもいざそういう服を選ぶのが難しいという声は結構よくあって、で、それっていうのは何でかなっていうのが結構個別に対応してて、この根底におこたわる根本的原因っていうのがうまく私も言語化できない部分もあったんですけど、今回の講座で明確にわかったのは、
例えば似合う服の基準って、明るい色とかさ、あとは硬い張りのある生地とか、透け感のある軽い生地とか、あとはタイトなシルエットとか、なんとかなっていう形容詞がついた生地だったり服だったりね、そういう表現をされるじゃないですか。
で、それって結局その絶対評価じゃなくて相対評価なんですよ。例えば硬い生地って言われても、じゃあその硬さ、あなたはいくつ以上の硬さがいいですっていう硬さに数字がついてるわけじゃないので、その絶対的な基準がないわけですよ。で、どういうことかっていうと、巷に並んでいる服の中でできるだけ硬いのを選んでくださいねっていうことなんですよね。
あとは、巷に並んでいる服の中でできるだけ明るい色を選んでくださいねってことなんですよ。当然、例えば色であれば、季節によって秋冬だったら全体的に暗い色になっちゃうわけで、その中でずっとパステルカラーがない、パステルカラーがないって、薄い色、薄い色って探してもなかなか見つからないじゃないですか。秋冬はやっぱり全体的に暗くなるので、その中で明るい色を選べばいいわけですよ。
で、春夏は全体的に明るくなるので、その中で明るい色っていうと本当に薄い色とかになっていくんですよね。同じように、その硬い生地を着た方が似合うよって言われても、例えばスーツとかフォーマルウェアって硬い生地でできてることが多いですけど、仕事柄、そういうスーツとかを着る必要がない方が無理にスーツを着る必要はないわけで、そういう時はカジュアルウェアの中でできるだけ硬い張りのある素材を選べばいいんですけど、
それを私硬い生地って言われたけど、でもスーツとか着ないしどうしようって思っちゃうと選びづらくなっちゃうわけですよね。結局自分の生活環境に適した服の中で、もしくは今販売している服の中で相対的に硬いものを選びましょう。相対的に明るい色を選びましょうっていうことなんですよね。
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でもこれってね、じゃあ今の時期に、今の生活環境でどういう服を着ていいのか、どういう服が販売されているのかっていうマーケットの全体感というか、そもそも服ってどういう生地があってどういう色があってっていう全体が分かってないと、相対的にその中でこれが明るいかどうかって判別つかないんですよ。
つまりその服のファッションの中に何が存在しているかっていう全体感がわからない状態で、できるだけ明るい色柔らかい素材って言われても、今手に取っているこれがそのマーケットの中でこの生地は柔らかい方に入るのか硬い方に入るのかっていうのが全体が見えてない人には難しいっていうことなんですよね。
なので私は極力お客様に例えば、あなたは硬い生地がいいですっていう時に、例えばですよ、ハンガーに吊るした時にダラーンって垂れ下がっちゃうんじゃなくて、ハンガーに吊るした時にその服としての形状がまるで人がもう既に着ているように形状が保持されるぐらい硬いものがいいですよっていうふうに絶対評価ができるような具体例っていうのかな、を挙げて説明するようにするんですよね。
そうするとすごく納得してくれるんですけど、それもやっぱりそのもの1点だけを見て判断できるかどうかっていう、そういう情報があるかが大事で、やっぱりマーケット全体を知っていないと判別できないような情報ではやっぱりおしゃれが苦手な方はわかんないっていうことなんですよね。
なので、できるだけそういうふうにそのもの1点だけ見て判断できるような言葉とともにお伝えするようにはするんですけど、なかなか全部が全部伝えきれないと。なので、お勧めしたいのはやっぱりマーケットの全体、世の中の服ってどんな生地があってどんな色があってっていうのはやっぱりある程度知っておく必要になって思います。
SNSでも結構ね、自分の似合う服がわかったらその服の情報だけを集めてる人って結構いるんですけど、やっぱりそれじゃあ相対的にこの服がどれくらい明るいかどれくらい柔らかいかっていうのを知らないまま、何か特定のタイプ名とかで情報を集めてしまうのはそういう点で危険だなっていうふうに思うんですよね。
なので今日の配信タイトルにもしたんですけど、例えば季節始めに買い物に行くときに自分がいつも行くお店以外にもね、商業施設の1個のフロアでいいから全部のショップをなんとなくバーッと回ってみて、あ、こういう生地があるんだなとかこういう色があるんだなっていうの全体感をつかんだ上で、じゃあこの中から一番自分は柔らかい生地が似合うから柔らかいものを選ぼうとか、
じゃあこの中から自分は一番フィットするタイトなシルエットが似合うから細身のものを選ぼうっていうふうにやるだけで、だいぶこう選択感が上がると思うんですよね。その全体感をつかむ。つかんでこそやっと自分が選ぶべき、自分のポジションがわかって選ぶべきものがわかるっていうのかな。
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これね、ぜひやってほしいんですよね。実はこれって別に商業施設回るのが一番簡単ですけど、そうじゃなくてもできるんですよ。どういうことかっていうと、例えばうちの服装心理ラボでは他の人たち、他のメンバーさんたちが私は柔らかい素材が似合うからこういうものを選んでみましたっていう写真を投稿するんですよね。
それを見ると、あ、これが柔らかい素材って言うんだっていうのが、家にいながらにしてその会員限定チャットを見るだけで日々の着こなしが投稿されていくのでわかるわけですよ。そうすると、あ、私は逆に硬い素材が似合うって言われたから、この人の着てるものよりはちょっと張りのあるものを選んだほうがいいんだなっていうふうに、その基準がわかってくるとか比較することによってわかってくるっていうのかながあるので、とにかくたくさんの服を見ればいいわけなので、
まあ、商業施設に行くのが簡単ですけど、他の人の服をたくさん見ることも、もしかしたらその方がよりわかりやすい勉強になるとは思うんですよね。でもなかなかね、それってやっぱり現実世界では難しいので、そういう意味でね、オンラインでたくさんの人が参加している、うちみたいな服装審査部に参加する意義っていうのは、やっぱりその辺がね、メリットがすごい大きいんじゃないかななんて思ったんですよね。
何にしても出かけなくてもね、これから寒くなるしね、なので出かけなくてもたくさんの人のファッションが見れるっていうのはすごい勉強になるので、本当に自分の似合うものを知るために他社の服を見るっていうのは、これはね、一番わかりやすい勉強になるんじゃないかなと思うので、やっぱり自分の診断結果を聞くだけではなかなか理解できないので、そのあたりのね、補完ができるっていうことはね、服装審査部の学び、なかなかみんながこう、服選びが上手になっていってるんだなっていうのが、
改めて言語化できて、すごい自分的にしっくりきたので、ぜひね、似合う服、診断を受けたけどちょっとわかんないって方はね、ぜひこれやってみてください。
でね、服装審査部、いつものお知らせですが、月始めのご入会が一番お得ということで、実はもう明日から12月になっちゃうんですよね。
なので明日、もう日付が変わった瞬間にご入会いただくのがね、一番お得ですので、ぜひぜひご入会くださいませ。
実は服装審査部、12月で3年目になんと入るんですね。で、3年目からますますね、カリキュラムを充実してお届けしますが、12月のテーマはレッグウェアの選び方ということでね。
選び方とコーデ術ということで、これまたね、面白い。これもね、レッグウェア、靴下とかタイスとかいろいろあるけど、これも種類を知っておくことがやっぱり肝なので、その辺のね、全体感、業界というか市場の全体感がわかるっていうのは、やっぱり自分一人でなかなか難しいと思うので、ぜひプロの力を借りてほしいところでございますのでね、気になる方、ぜひ日付が回った瞬間のご入会が一番お得ですのでお勧めです。
この番組概要欄にリンク貼っておきます。