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2020-11-05 11:56

101.秋冬にパステルカラーを着ると寒々しく見える・・・。その理由と解決策 from Radiotalk

本日のテーマ

パステルカラーが似合うブルベ夏の人や、淡い色が好きな人、優しげな印象に見えるからパステルカラーをよく使っている、という皆さん。これからの秋冬、淡い色が着づらくて困っていませんか?
おしゃれには季節感もとっても大事。だからといって、パステルカラーをあきらめる必要はありません。

なぜパステルカラーを着ると寒々しく見えるのか、そして秋冬にも淡い色をを着ておしゃれに見せるにはどうしたらよいか、12分きっちりでわかりやすく解説します!

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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えーと、このところちょっとおしゃれ以外、ファッション以外のね話が続いていたので、ちょっと今日はあの久々でもないんですけど、あの
ど正面のおしゃれネタということで あの
おしゃれに、人からね、おしゃれに見えるかどうかのポイントとして
心理学というかとして あの
調和と対比っていう話をよくするんですよ。 前にツイッターとかでも書いて結構リツイートしていただいたんですけど
おしゃれに見せるポイントは、調和か対比であるとよく言うんですね。で、調和っていうのは 例えばその人の外見に似合う
っていうのもその人の外見とファッションの要素が似ていて 調和が取れているっていう意味で、やっぱりそれはまとまりが良くなるので非常に
おしゃれに見えやすいと。あとは洋服と洋服、トップスとボトムスの調和も当然あるわけですよね。
それに対して対比でおしゃれみたいなのもあって、例えばあえてトレーナーにフレアスカートを合わせるみたいな
違うものを合わせることでの面白みがおしゃれ感を持つみたいなのもあるんですけど まあそれはちょっと結構
上級者向けだったりするので、主におしゃれが苦手な人はね、まずは調和を取ることによっておしゃれに 見せるっていう方向性を目指すといいですよって話をしてるんですね。
で、調和の話をすると大体ね皆さん、あの調和を取ろうとすると、まず自分に似合うかどうかっていうのを結構考えがち、第一に考えがち、むしろそれだけだと思いがちなんですけど
実は自分に似合うだけの調和ではおしゃれに見えないことがあるんです。
それは人間というのはその服を着ていろんな場所に出かけるその背景とか環境っていうのがあって、その環境への調和っていうのも大事なんですよ。
なので極端な話、いくら似合っていても、結婚式にオーバーした時に真っ黒のドレスで行ったらギョッとする。
もしくは真っ白のドレス着てたら、それは花嫁さんの色ですよっていうことで、いくら似合っててもやっぱりギョッとするわけで、おしゃれっていう印象を抱く前に
大丈夫?どうしたの?っていう印象になるわけですよね。
なのでその似合うだけではおしゃれに見えない、似合うを追求したのになぜかおしゃれに見えないっていう人は、その環境への調和も考えるといいですよって話をよくするんですよ。
で、その環境への調和も今言ったようなTPOっていう側面もあれば、もう一つ特に日本人において結構重要視されるのが季節感。
これね、特に日本人においては結構重要な要素なんですよね。
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私、中国国内でオープンするショップの販売研修みたいなのもやらせていただくことがあるんですね。
なのでそういうすごく近いお隣の中国の方に研修をしても感じるのは、やっぱりその日本人の季節感への感覚の鋭さっていうのはなかなかのもんだなってすごく思うんですね。
で、なのでその季節っていう環境、今はもうすぐ冬になってきますよね。
冬になっていくその自然の中の環境だったりとか、その冬になっていくみんなが冬物を着るっていう環境に合ってるかどうかっていうのも、実はファッションがおしゃれに見えるかっていうのも結構重要な要素なんです。
で、そんな観点からこのこれからの時期にね、よくご質問として増えることがあって、それはパステルカラーって呼ばれるような薄い色の服を冬に着たいんだけど、
寒々しく見えないかどうか、不安ですっていうお悩みをよくいただくんです。
この悩みを持つこと自体すごく高度だと思うんですよ。
季節感があまりない国の人とかそういう感覚の人にとってみたら、その季節感をわかっているだけでも非常に高度な悩みだと思うんですけど、
でも結構この悩み、企業研修で身だしなみ研修なんかでもあんまりおしゃれに関心なさそうな男性社員さんからもいただくくらいよくある悩みだし、
それぐらい日本人はおしゃれが苦手な人でも好きな人でもみんな冬らしい格好っていうのを意識するっていうところがあるんですよね。
じゃあそのパステルカラーをね、冬に着たいけど寒々しく見える。
じゃあ、なんでパステルカラーは寒々しく見えるのか。
そして冬には薄い色を着ることはできないのか。
ちょっと今日この辺の話をしていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。
100回目まであと1回ということで、今日は99回目の配信でございます。
オシャレの呪い解くラジオでございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールオシャレの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久里里でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
ということで今日は、パステルカラーは冬には着れない。
冬に着たら寒く見えるっていう呪いをちょっと解いていこうかなと思うんですけど、
そもそもなんでパステルカラーを冬に着たいのよという話なんですけど、
例えば、そのさっき言った似合うっていうことをすごく重視している人にとっては、
パーソナルカラーっていうロジックがあって、
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自分の色素に調和する色は似合ってオシャレに見えるっていうロジックなんですけど、
その中でサマータイプっていうのに分類されてしまった人、
されてしまったっていうかダメですけど、
された人は淡い色、パステルカラーを代表とするような淡い色が似合うので、
それをずっと着ていたいんだけど、
そもそも秋冬あんまり店頭に売られていないし、
着ると季節外れに見えるっていう悩み。
パステルカラー冬に着れないどうしよう似合うのにっていう悩みが出てきやすいわけですよ。
あとは単純に色合いとして淡い色、薄い色、ふんわりしたい色が好きっていう人もいますよね。
着てて心地いい。
これもすごく重要な要素。
だけど人からオシャレにも見えたいのに、
春夏はすごくオシャレに見えるのに、秋冬には好きな色を着ているとなんか浮いて見える。
こういう理由もよくありますよね。
あとは色って見た目の印象を変える色彩心理ですよね。
変える効果があるので、やっぱりパステルカラーってすごくふんわり柔らかい優しげな印象に見えます。
なのでお仕事なんかでそういう印象を出したいからよくパステルカラーを着ているんだけれども、
それを今度秋冬にまで続けて着ようと思うとなんか季節外れな気がする。
これは結構男性からよくあるお悩みです。
薄いピンクとか薄いブルーとかすごく優しく見えるのでネクタイによく使うんですけど、
秋冬もそれをしているとなんかちょっと季節外れな気がして気になりますっていうのをよく聞かれるんですね。
で、じゃあそういう理由があるから秋冬もパステルカラーは着たい人はたくさんいますよね。
でもじゃあなんでパステルカラーがなんとなくおかしく感じるかっていうと、
これも色彩心理なんですけど、色そのものには温度はないんですよ、当然ないんですけど、
でも人間は色彩から特定の心理状態になってしまうっていう性質を持っていて、
これ温度感っていうのも色彩心理の代表的な感覚なんですね。
で、淡い色、薄い色というのは人間にとって涼やかに感じさせる効果を持っています。
逆に深くこっくりした色ってよく言い方しますけどね、そういう色は温かみを感じさせやすいっていう効果があるんです。
ですから秋冬に売っている色は濃く深く落ち着いた色が多くなるっていうのはこの辺にあるわけなんですけども、
なのでこういう色彩心理がある以上、やはりパステルカラーを普通に着ただけではどうしても寒々しく見えるというのは正直あるわけです。
じゃあどうするかなんですけど、これね、季節感を出すのに色だけに頼っているとパステルカラーは秋冬にはNGっていう結論になってしまうわけです。
でも洋服には色以外にも要素があるわけですよ。
この季節感を出すのにもう一つ重要な要素は質感です。素材感、質感です。
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なので決して色がパステルカラーでもこの質感で季節感を出していけばしっかり秋冬っぽく見せることができるわけです。
具体的にはもう見るからに温かそうな質感の素材を使う。
例えば表面が毛羽だった、起毛したって言いますけどね。起きるっていう字に毛ですよ。毛が起きている。
起毛した素材、ふわふわした毛足が立った素材のものは見るからに温かそうですよね。
なのでそういう素材であれば薄いピンクだったり薄いブルーだったり全身真っ白みたいな着こなしでも全然寒々しく見えないわけです。
素材がケバケバしてますから。
あとはやっぱりどうしてもレースとかシースルーみたいな透ける素材はいかにも薄そうなので、
その上さらにパステルカラーだと本当に寒々しくて春夏っぽいですが、
そういう薄い素材、透ける素材を使わずにできるだけ分厚さが伝わるような、見た目にも伝わるような素材を着るっていうことでも季節感を出していけるわけです。
ですから色だけで季節感を表現しようとせず、素材感、生地で季節感を表現していけばパステルカラーを着ても決して寒々しく見えることはありませんので、
ぜひその辺を意識してパステルカラーが着たいという方は秋冬乗り越えていただけるといいかなと思います。
こういうふうに、なんか垢抜けないなっていう原因を結構みんな自分に似合わないからじゃないかとか、
トレンドから外れているから流行じゃないじゃないか、古臭く見えてるんじゃないかっていう理由に求めがちなんですけど、
実は季節感が出てなかったっていう理由でなんか垢抜けなく見えるって結構あるんです。
なのでぜひ季節感をどう出すかっていうのも意識しておしゃれやってみると、
すごい垢抜けるようになったって思う方結構いらっしゃると思うので、季節感ぜひやってみてください。
その時に今の時期よりちょい先の時期の季節感を取り入れるとよりおしゃれに見えるので、
今だったら本当に冬入りだてなので、冬っていう感じの格好をするとすごくおしゃれに見えるのでぜひぜひ試してみてください。
ということでこの番組ではおしゃれのお悩みもまだまだ募集しております。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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