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2020-07-26 11:22

27.CLASSY.8月号で語った「私服の制服化」についてラジオでも解説します! from Radiotalk

本日のテーマ

発売日から日が経ち、記事がネットでも公開されましたのでこちらでも解説!

最近、同じ服を必要最小限だけ買い揃えて着続ける「制服化」が注目されています。
でもブームに乗って服を大量処分した後に、自分には向かなかったことに気づく人も多数。。。

「私服の制服化」に向く人・向かない人の見分け方と、失敗を防ぐ始め方を解説しました。


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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで27回目の配信となりました。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
6月28日に発売した、CLASSYというファッション雑誌の8月号ですね。
そこでですね、私が取材を受けた記事が載っていたんですけれども、発売が6月28日ということで日が経ちましてですね。
ネットでもその記事が公開されたというタイミングですので、そろそろいいかなというところで、このラジオでもちょっとその内容を補足しつつ、解説できればなというところでございます。
そのね、CLASSYの8月号全体のテーマが今の時代らしい感じなんですけど、少ない服できちんとおしゃれが今時の新基準っていう全体のテーマがあって、
私がですね、取材にお答えした記事っていうのが題して、スティーブ・ジョブズはなぜ毎日同じ服を着たのかっていうタイトルなんですけど、要はそのいわゆる最近よく言われている制服化、私服の制服化とかって言われていることがあると思うんですけど、
あえて私服なんですが、同じ服を決めて繰り返し着るっていうね、この制服化、そのことについて、制服化をしている芸能人の解説とか、制服化をするときに気をつけることなんかをお話ししているんですけども、
今日その記事に関しては私のツイッターアカウントでもシェアしているので、ぜひよろしければご覧いただければと思うんですけども、制服化、まだまだこのご時世でそんなに外出ることが多くない中で、この制服化に取り組もうかなと思っている方も結構いらっしゃると思うんですね。
今日はそのあたりのコツとか、ちょっと注意点、実はその制服化って一口に言っても、人によってどういうことを制服化と言ってるかっていう目的だったり意味合いって結構違うんですよ。
なので制服化をお勧めしている人、ブログ、SNS多いと思うんですけど、実はその中身が結構違うってことにちょっと気をつけないと、真似してもうまくいきづらいよっていうところがあるのと、
あとはですね、やっぱり向いてる人向いてない人っていうのがいるんですよ。その辺をあんまり把握せずに、流行ってるからとかなんとなくいいかもって思って制服化に飛びついちゃうと、結構ねがっかりすることも多いので、そのあたりについてお話ししていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。27回目の配信でございます。
おしゃれの呪いとグラジオ。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
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今日もよろしくお願いします。
はい、ということでね、制服化とかミニマリストなんて言葉もありますけれども、洋服を必要最小限にしたいみたいなムーブメントって結構ね割と歴史が古いというか、今に始まったことじゃないんですよね。
私がこう記憶しているというか感じている限りでは、一番初めの大きな波っていうのが2011年の東日本大震災の後あたり。
結構ねあの時にいろいろライフスタイルとかやっぱり大きな出来事だったので考え直す人が多かったと思うんですけども、その一つとして服に限らずやはりこう物には終わりがあるよねみたいなムードが漂って、
物を減らそうと、いつでもフットワーク軽く移動できるようにとか物に執着しない暮らしをしようみたいなちょっと動きが、機運が高まって、そこでこう物を減らすっていう意味での制服化というかね、洋服、ワードローブのミニマム化みたいなものが流行った時期があったんですね。
そこから季節が流れてまだまだミニマリストみたいな方は結構活動していたり好きな方いると思うんですけど、今取り上げられている制服化っていうとちょっとまた意味合いが変わってきて、どっちかっていうとこう自分のちょっとアイデンティティを確立したいみたいな自分らしさとか自分の個性をいつも決まった服を着ることで表現したいみたいな形にちょっと変わってきているのかなっていう気はするんですよね。
なんかこう服に関してもこれを着なきゃいけない、これを着なきゃいけないみたいなのがちょっともう古いよねみたいなこうダイバーシティっていうんですか、多様化とかのその辺も先ばれてきていることもあって、よりこう自分らしい服をいつも着ていようみたいなところ。
あとはねまあやっぱりサステナビリティ、持続可能なおしゃれっていうところでもいうとエコであまりこう大量消費大量生産じゃなくてやっぱり決まったものを長く着ましょうみたいなことがちょっとかっこいい雰囲気になっているのかなっていうところもあるのかなと思うんですね。
でこのねあの制服化っていうところで言うとまあそういった今流行っているのはそういう背景があるんですけど、この制服化をしようとかして成功したっていう人の目的って大きく2つあるんですよ。
一つはファッションの効率化をしたかったっていう人、単純に用具がたくさんあるのがめんどくさい、収納もかさばるし毎朝コーデ決めるのも大変だし、あとは服をたくさん買うのも金銭的にもねっていうことでその金銭的時間的効率化合理化を図りたいっていう思いで取り組む人、このことを制服化って呼んでいる人がいます。
一方で実はその効率化したいじゃなくて、特に今多い気運だよって話をしましたけども、2つ目は自分のスタイルを確立したいっていう意味で制服化に取り組んでいる人もいます。
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こういう人は特にコーデを決めるのがめんどくさいとか洋服圧縮したいとかそういうことではないんだけれども、同じ服をずっと着続けることであなたってこういう人なのねっていうことをより印象付けたい、分かってもらいたいっていう自分アピールに近い感じだと思うんですけども、それを目指して制服化ってやっている人もいるわけです。
このどっちかに自分が当てはまるのかどうかですよね、まず。どっちかに当てはまる、どっちかの希望にニーズに当てはまるようであれば、これ聞いている方にもね、聞いているあなたにも制服化っていうのはきっと向いていると思うんですよ。
でもね、これなかなか自分で判断つかなくって、ですので、うちで私のパーソナルスタイリングサービスとかオンラインサロンの服装診療法とかで相談されたときには、必ず受けていただいている服装診療診断というので、その傾向が合っているか合っていないかっていうのが大体判別つくので傾向を見ます。
服装心理診断って5つの性格傾向のそれぞれの点数がどれくらい高いかっていうのを見る、実際の正式な診断100問くらいは結構長い診断なんですけど、それで見ていくんですけど、その5つある傾向のうち2つのどちらかを持っているとこの制服化が向いているっていう判断ができます。
1つは合理性という性格傾向。ここが高ければ向いている。この合理性が高い人は、さっき1つ目に挙げた効率化という意味での制服化が向いているタイプです。
2つ目の自分のスタイルを確立してアピールしたいという人。これは服装心理診断の傾向でいうと、規律性という自分のこだわりとかをしっかり持っている人、自分の信念が強い人は、その点数が高いと、こちらの自分のスタイルを確立したいという意味合いでの制服化が向いていると。
ただ、この服装心理診断の結果って5つあるんですよね。性格傾向5つあるんですよ。そのうちの2つの性格傾向を高く持っている人しか正直向いていないので、万人に向いているかというと、やっぱりそうではないですよね。
なので、制服化結構流行ってますけど、本当にいきなり服を少なくしていいのかというところは、よく考えたほうがいいと思うんですよ。
やっぱり物を減らして、その結果ストレスになってしまう性格の方もいるので、選択肢が逆に少ないほうがストレス。
毎朝いろんなものから自分のその日の気分に合ったものを選ぶことが実は結構好きだったっていうタイプもいるので、そういう人は効率化したつもりで制服化したんだけど、全然服選びがつまんなくなっちゃったという方もいるので、そこは注意して。
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あとはその2番目の目的である自分のスタイル、アイデンティティを確立してそれをアピールしたいって思ってたとしても、まずたくさんいろんなタイプの洋服を着てみないと、このタイプの洋服、ファッションが自分らしいんだっていうことに気づけないってことがあるんですよ。
そういう意味でも、すぐに制服化しよう、一つのスタイルで決めてしまおうと思わずに、いろんな種類の服まだあまり着てないなっていう方は、ぜひまずはいろいろ試してみるってところからスタートするといいのかなと思うんですよね。
なので、この時期にやっぱりコロナっていうこともあって、全体的なムードとしてやっぱり物を減らすとか、正直あまり金銭的に余裕もないからあまり買わずにいきましょうみたいな感じで、ファッション史の中でもやっぱりクラッシーに限らず、少ない服でみたいな特集増えてるんですけど、あまりすぐ飛びつきすぎずに、徐々にハードル低めにまず少し減らすとか、
たくさん持ってはいるんだけど、実際着るものは減らしてみるとか、そういったところでちょっとハードル下げて少しずつ試してみるといいんじゃないかなと思います。
何も洋服をいきなりグッと減らさなくても、自分の買うブランドを1個か2個に絞るとかっていうだけでもイメージ固定化できますし、洋服を減らす効率化することもできるので、服をいきなり減らすんじゃなくて、買う店を絞るっていうところからスタートするだけでも制服化のメリットとかちょっとお試し感覚でね、味わえると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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それでは次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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