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はい、ということでね、今日もちょっと配信が遅くなってしまいましたが、今日は久々にマシュマロからいただいたお悩みに回答していきたいと思います。
今日はね、ファッションのご質問なんですけども、これからの時期にぜひ知っておきたい知識というか、お答えできるようなご質問をいただきましたので、読んでいきたいと思います。
久野さん、こんにちは。私は骨格や顔タイプ別に似合う服などを紹介しているSNSアカウントをよく見ているのですが、ある日、おすすめの投稿に骨格別の似合う浴衣というものが出てきました。
内容は骨格別の似合う柄の大きさやコントラストの強弱などでした。
骨格で似合う柄の大きさなどがあることは知っていましたが、和服を着る際には補正をするし、腕や足の太さや形もすべて隠れるので、和服を選ぶ際に骨格は関係あるのかと疑問に思いました。
顔タイプやパーソナルカラーで似合う柄や色はあると思いますが、骨格にも関係するのか教えてください。
ということでね、ご質問ありがとうございます。とても今の時期にぴったりのご質問でしたね。
回答をお話しする前に一つお断りしておきたいのですが、
私が16年前に考案をして、FPSSで教えている診断というのが、骨格や顔タイプとは別の流派で、体型診断と顔パーツ診断になります。
なので、骨格や顔タイプの専門では私はないので、それらのタイプについて直接的なお話ができないのですが、
ただ今回のご質問に関しては、そのタイプどうこうということではなく、
ざっくり体型、体つきというものが浴衣を選ぶ時にそこまで重要なのかというご質問だと思うので、
その趣旨にはあった回答ができるかと思いますので、そういう点から聞いていただければと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたオシャレの呪いとくラジオ。本日で661回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールオシャレの呪いを場沢と届けていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の木澤のりさです。本日もよろしくお願いいたします。
さあ早速回答していきたいと思うんですけれども、服選びをするときに、
例えば着る人の外見でいうと顔、体型、あとはその人の色素、髪色とか顔色とか目の色とか、そしてさらに性格。
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これらが着る人が持っている性質の中で大きく服選びに関係してくるもの。
似合うかどうかとか着ていて心地いいかどうかみたいなところで、どういう服を選んだらいいかなって考えたときに、
体つきと顔と色素と性格、これを全部踏まえて選ぶと納得いく服を選ぶことができるんですよね。
ただその中の影響の強さ、大きさっていうのはもちろん個人によって大きく変わるわけです。
すごく性格的にこれが好きっていうのが強くて、特にそれが満たされれば似合わなくても構わないって思っている人にとっては、やっぱりその好みっていうのが一番大事ですね。
なのでどれが影響が大きいかっていうのは個別に異なるわけですよ。
プラスやっぱり着る衣服の種類ですとか、あとはその服を着てどこに行くのか、何をするのかみたいなTPOによっても、
当然この4つの性質、条件がどれが一番大事なのかというのも変わってくるわけで、
そういった複合的なパラメータをいろいろパラメータによって服選びの条件っていうのが変わってくる。
ここが面白くもあり難しいところでもあるんですけど。
今回の場合には着る衣服が和服の場合どうなのっていう話なんですよね。
これ結論から言ってしまうと、和服の場合はご質問者さんのご指摘の通りですね、鋭いと思います。
体型はかなり関係が薄いと言っていいと思います。
なぜかというと、和服の場合には補正をするんですよ。
浴衣は和服、訪問着とかに比べるともちろん暑いし、時期的にもね。
浴衣っていうジャンル的にも格的にもそんなにガッツリした補正はしないですけど、
やっぱりでもある程度和装をぶらつけたりとかパッドつけたりとかしてある程度補正は基本的にはするんですよね。
全部隠れてしまうものだしっていうところもあって、
布を体に巻きつけるわけなので、洋服のように洋服の形がそもそも体に合わないということも比較的少ないわけですよ。
体に合わせて巻きつけるわけですからね。
体型によってちょっと似合いづらいとの効能っていうのはかなり薄い。
唯一肩が補正が効かないので、肩の形によってちょっと見え方が変わっちゃうというのはなくはない。
なのでないわけではないから、当然描けなくはないです。
描けなくはない、骨格とか体型によって似合う似合わないっていうのは描けなくはないけど、かなり関係が薄い。
ただ、やっぱり骨格だったり体型専門、その知識だけでその知識専門で服選びを解いている人にとっては、
当然この時期浴衣のことについても描きたいですよね。
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影響は薄いけど、影響がないわけではないから、嘘を書いているわけでもないわけなので、
攻められることもないというかね、攻めるにはちょっとっていうところですよね。
だから当然描くし、情報も回ってきますよねっていうことです。
でもそれよりやっぱりその全体で考えると、総合的に考えると、
当然パーソナルカラー、色素とかあとは顔立ちの方が外見的にその浴衣が似合うか似合わないかっていうのは
圧倒的にパーソナルカラーと顔立ちの方が影響が強いことは確かだし、もちろん性格もです。
ただその影響がないわけではないので、
全ての外見要素に対する影響を踏まえて絶対的に似合うものを選びたい、
一定の人もないものを選びたいっていう人も中にはいるでしょうし、
あとはそのパーソナルカラーとかを考えたらこの浴衣似合わないんだけど着たいなーって思ってる時に、
あ、体型、骨格から見たら似合うじゃんっていう背中を押してくれる要素だけ、条件だけ欲しい、情報だけ欲しいって思ってる人にとっては
願ってもない情報だったりもするわけなので、
そういう意味ではその情報が決して無益なわけでもないからねっていうところが難しいところですよね。
ただやっぱりその必要なことだけ教わりたい、その影響が強いことだけ教わりたいよ、知りたいよって人にとっては、
当然その和服選びの時の体型や骨格の影響みたいな情報はやっぱり正直ノイズにはなっちゃうかなとは思います。
だからうちの場合には特に顔と顔に似合う服と体型に似合う服と色素に似合う服と性格に合う服、
この全部を知ってなきゃいけないよっていうのは、どれが特に影響が強いか重視しなきゃいけないのかっていうのは、
お客様個人によっても違うし、さっき言ったように着る衣服とかTPOによっても変わってくるから、
その強弱がちゃんとつけられるように必要なことだけ、必要な条件だけをお伝えできるように、
その情報を取捨選択する、取捨選択してお伝えできるように、
その全部の診断、判断ができるように教えてるんですよね。
だからそういう全部の診断が総合的にできるプロに教わるっていうのは、そういうメリットがあるわけですよ。
だけどSNSっていうのは無料な分、そのすべての情報が同じ強さで降ってくるので、
それを自分で選択していかなきゃいけない。これは今回の場合には必要ないな。
いや、今回の場合はこれは必要だなっていうのは、やっぱり全部自分でやらなきゃいけないっていうところが難しさかなというふうに思いますね。
例えばパソコンとか買うときに雑誌で調べたりしたら、
この新機能がすごいとか、この機能はいいとか、このスペックは素晴らしいとか書いてあるけど、
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でもそれをパソコン詳しい人、そして自分のことも知っている人に聞いたら、
いや、その新機能はあなたの使い方だったらいらないでしょ。そんなのオーバースペックだよって言われることもあるわけですよね。
だけど雑誌っていうのは番人に対して情報を投げているものだから、
あなたに必要な情報だけを教えるわけにはいかないから、すべて均等に情報として書いてありますよね。
だから雑誌から雑誌で見て選ぶっていうのはそういうことなわけで。
だからやっぱり雑誌とかSNSとか、大勢に向けた、大衆に向けた情報っていうのはやっぱりそういうものなんだなと思って、
やっぱり付き合うことが大事なんじゃないかなというふうに思いますね。
やっぱりそう言っても、私なんかはちょっと考えてしまうのは、やっぱりSNSでとはいえ、
骨格別、体型別に似合う浴衣はこれだって言われてしまうと気になっちゃうじゃないですか。
それがやっぱり気にしなくていい、気にするメリットがそんなにないのに気になっちゃうっていうのは、
やっぱり私このポッドキャストで言っている呪いになっちゃうと思うんですよね。
だから極力私は、あまり重視しなくていい情報は発信したくないなとは思っちゃうし、
そういうところでSNSっていうのはちょっと怖いなというふうには思います。
ただそうは言ってもね、一般の方からするとですよ。
でもいちいち浴衣を選ぶのにスタイリストをつけるのもちょっと大げさな、そこまでできないなっていう人もいると思うんですよ。
で、とはいえSNSではどの情報を信じているかわかんないっていう気持ちもわかる。
だからその中間として、その専属スタイリストをつけるまでじゃないけど、
SNSだけでは怖いっていう人向けに何かできないかなと思ってやったのが、
オンラインサロンなんですよね、服装審議ラボなので、
ここだとスタイリストをつけるまでもないけど、
ちょっと聞いてみたいっていうことが聞ける場にしているっていうところはすごくあるんですよね。
だからそういうものを求めている人は、
是非ね、服装審議ラボに入ってみていただければ安心できるんじゃないかなというふうには思いますし、
そういう方が安心して居心地よくいれる場に、
今年4年目ですけどなってるなというふうには思っております。
よかったね、これから楽しいシーズンなのでぜひ楽しんで選んでみてください。
ということで、まだまだこの番組では皆さんからのご質問をお待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
