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2020-08-11 12:00

40.相手に伝えづらいネガティブなことがスムーズに伝えられる魔法のテク from Radiotalk

本日のテーマ

for*styleパーソナルスタイリストスクールの演習で一番多い質問の一つが、「お客様にネガティブな内容をどう伝えればよい?」というもの。

お勧めした服があまり似合ってなくて他のを勧めたい…
などなど、言いづらいことって結構あるものです。

スタイリストに限らず、仕事でもプライベートでも、ネガティブなことを伝えられなくて悩んでる人は多いはず。
そんなときに使えるスムーズな伝え方、心理学を学ぶとわかるんです!

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、というわけで40回目の配信となりました、おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
2回前かな、私が運営しているフォースタイルパーソナルスタリストスクールの第8期生のお買い物同行実習を行いました。
ということで、現地から実況中継スタイルでお届けした回が2回連続あったんですけれども、
開業講座という3段階あるうちの一番最後の講座では、そういう形でパーソナルスタリストとかイメージコンサルタントになったときに
行うようなサービスを本番と同じ形式で行って、それでサービスの内容に関してフィードバックをするという事業があるんですけれども、
いざそのサービスを提供すると皆さんすごく困るというか悩みがちなところが、それこそパーソナルカラー診断とか顔パーツ診断とかいったような
似合う服を選ぶための診断がわからないとかいうことではなく、またコーディネートが組めないということでもないんですよ、実は。
一番悩むのはやっぱりその接客なんですよね。お客様に対してどういう立ち振る舞いをすればいいのか、
伝えたいことがあるときにどういうふうに伝えればいいのか、みたいなことを意外と教えないスクールが多いんですよね。
ちゃんと診断ができてスタイリングができればいいから、はい放流というところが結構多くて。
私自身14年この仕事をしていて、年々その同業者が増えていくことを店頭で結構感じたりするんですけど、結構驚くことが多くて店頭で。
面白いですけど、こういう仕事をしているとやっぱり、もちろんお客さんに合わせて行くショップ、ブランドは変わるんですけど、
結構他のスタイリストとかイメージコンサルタントも使いがちなショップっていうのがあって、結構試着室で隣同士になったりするんですよ。
会話でやっぱり分かるんですね。明らかに向こうも顔は存じ上げないですけど、向こうも多分同業者かな、みたいなあるんですけど、結構会話にびっくりすることがあって。
なんかね、いいね、いい、みたいな、売れっ子カメラマンみたいになっちゃってる人とか、あとはお客様が試着しているときにしゃがみ込んで待ってる人とか、あとは椅子に座っちゃって待ってる人とかね。
私の、いろいろ人それぞれ考え方あると思うんですけど、私のスタンスとしてはやっぱりパーソナルスタイリストって、スタイリストである前にパーソナルがつくと接客業だと思ってるんですよ。
サービス業、究極のサービス業だと思っているので、お客様の前で座ったりとかはしないですね、絶対に。
ですし、どんなに年下のお客様でも基本的には敬語ですし、ということがあるので、結構私は接客スタイルに割と指導する方なんですよね。
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それやっとかないとね、お店の人も困っちゃうっていうのもあって、結構お店の人にも割と上からな感じで、お店の人に対してはお客様みたいな感じで接して上から話して、お客様に対してはスタイリストっていう感じで上から話してっていう方が結構いるんですけど、
お店の置き先を借りさせていただいてやっている仕事っていうのは絶対的にあるので、お店の方にもお客様にも気持ちよくその時間は感じていただくということが大事だと思っているんですよね。
で、ちょっと話が逸れたんですけど、なので結構その接客的な授業も力を入れてやってるんですね。
それが結果的にお客様がもう一回利用してくれるっていうリピート率につながりますしね、直結するのでっていうところがあるんですね。
そんな授業をやっている中で、この間も質問をいただいたんですけど、一番生徒から多い質問っていうのはどういうことかというと、お客様に対してネガティブな内容のことをどう伝えればいいかわからない。
具体的に言うとスタイリストの場合には、これはいけるんじゃないか、これはお客様に似合うんじゃないかと思って、その商品を手に取りお客様にお渡しして試着室に入っていただいたと。
で、出てこられた。見てみたら自分の何らかの要素が想像と違っていて、あまりお似合いじゃなかった。
例えば形がつるしてあるときはこういう感じでシルエットが出るだろうと思ったんだけど、お客様が着てみたら思ったように出なかったみたいなことですよね。
でもこれは基本的に大前提としてスキル不足はもちろんあるんですよ。スタイリストのセレクトの腕が未熟だっていうことはあるので、
そういう状況自体をなくしていかなきゃいけないということは大前提としてあるんですけども、それでも人間なんでゼロにはならないですよ、そういうケースはね。
そういうときにどういうふうに伝えればいいのか。これね、パーソナルスタイリストに限らないんじゃないかと思うんですよね。
お仕事の上でクライアントにネガティブなことをどう伝えればいいのか。
なかなか伝えられなくて、そのままズルズル引きずっちゃって、大事になって初めて露点してしまうっていうのかな。
ネガティブなことって伝えづらいんだけど、早く言えば言うほどいいんですよ。
ネガティブなことをどう伝えればいいのかっていうところを心理学絡めてお届けしていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いを解くラジオ、本日40回目でございます。ありがとうございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
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服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで日本服装心理学協会代表理事の久野梨奈でございます。
今日もよろしくお願いします。
ということでね、今日はおしゃれの呪いというかおしゃれに限らず、ネガティブなことは伝えない方がいいんじゃないかとかね、
なんとなく察してくれるまでもあった方がいいんじゃないかみたいなのって結構ありません?
私、百貨店とかね、アパレルの小売業で接客研修なんかをすることもあるんですよ。
マナー講師とかではないので、基本的には心理学を生かした上手いコミュニケーション術っていうのをお伝えすることがメインなので、そういう観点での接客講習なんですけど、
心理学の世界ではよく勘違いされがちなのが、相手の心を読めるだろうとかね、心理学が分かっていればっていうことをよく言われるんですけど、
しっかりキャッチボールをすることが大事だよと。相手の心は睨んでいても読めないと。
なのでちゃんと自分からボールを投げて、相手からボールを投げ返してもらう。その回数を増やすことで相手を知っていく。
そして自分も知ってもらおうというのが基本スタンスなんですよ。なのでやっぱりキャッチボールは大事ですから、当然ネガティブなこともちゃんと伝えようという指導になります。
伝え方なんですけど、例えばお勧めしたものが似合いにならなかったとき、何で伝えづらいかというと、
単純にお客様にとって似合わないということがネガティブな内容なので伝えづらいということももちろんあるんですけど、
その一方でやっぱり自分がお勧めしたものが良くなかった、つまり自分の非を認めなきゃいけないということになるので、
それでお客様からの信頼が失われてしまうんじゃないかという恐怖心もあると思うんですね。
そして仕事において自分がちょっとした失敗をしてしまったときに言いづらいというのも同じ心理事態だと思うんですけど、
やっぱり早め早めに伝えた方がいいと思うんです。問題は小さい時に伝えた方がいい。
伝えるときにどういう伝え方をするかというと、よく心理学でアイメッセージという言葉があります。
アルフレッドのアイですね。アイは私の意味のアイです。
アイメッセージというのはどういうことかというと、自分を主語にしたメッセージのことなんです。
これは別にネガティブなことに限ったことではないんですが、特に言いづらいことを言うときにアイメッセージで伝えると、
自分も言いやすいかつ相手も受け入れやすいということが分かっているんですね。
どういう言い方かというと、例えば家族が、自分が静かに本を読みたいのに家族が近くで大音量でテレビを見ていたとしましょう。
そのときにちょっと音量を下げてほしい。うるさいなと思った。
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そのときにこういう伝え方をすると大抵喧嘩になります。
ちょっとうるさいな。私が本を読んでいるんだから分かるでしょうよ。ちょっと音量を小さくしてよ。
相手の方が心が広い家族だったらいいんですけど、大抵の場合喧嘩になりますよね。
これをアイメッセージに変えるとどういう言い方になるかというと、
ちょっとごめん。私今本を読んでいるんだけど、テレビの音量が大きすぎると本の内容がなかなか入ってこないんだよね。
ちょっと困っているんだけどさ。私が困っているんだよね。ということだけを伝えます。
そうすると何が起こるかというと、相手はいくつかの選択肢から選べるわけです。
もちろんあなたが困っていることを知ったことじゃないという選択肢もあるんですけど。
それはそれでそこから話し合いが始まるとして。
それ以外に一番初めのメッセージだと音量を下げてよというメッセージ。
命令形になってしまっているので音量を下げる選択肢以外がなくなるんですけど。
アイメッセージで困っているんだけどというと音量を下げる以外に、
例えばそちらがあっちの部屋で本を読んでくれないだろうかという交渉をするとか、
あとはヘッドホンをつけるとか、いろんな選択肢の中から選ぶことができるので、
相手にとって負担が少ないんですよ。
なのでアイメッセージをうまく使っていくと、
例えば似合わなかった服だったときに、
ごめんなさいお客様、私はこういう理由でこの洋服を選んだんですけれども、
予想と違ってシルエットがこんな風に出てしまったんです。
なので私としては〇〇様にもっと似合う服をお勧めできると思うので、
次のお店でもう一パターン別の洋服をお勧めさせていただきたいんですけど、いいですか?
これアイメッセージ。
〇〇さん、それ似合わないから買わないほうがいいですというメッセージになっちゃうと、
いやいや、進めたのはあんたでしょということになっちゃうので、
やっぱりアイメッセージで伝える。
そうするとわりと失敗も反省の意味も伝わりやすいし、
すごくスムーズに伝わるんじゃないかと思うので、
ぜひ言いづらいこと、ネガティブなことほどまずは小さいうちに早く伝える。
そしてアイメッセージを使って伝える。
ちょっとこれ覚えていただくと他の仕事なんかでもいいんじゃないかなと思うんですよね。
こういう感じで接客なんかも4スタイルパーソナルスタイリストスクールでは結構教えていますので、
今第10期の募集中、秋から新しい期がスタートしますので、
ぜひぜひ入学検討されている方、もう結構席埋まってきちゃってるので、
お早めにお問い合わせ等々していただければいいなと思います。
それではこの番組では質問等々も受け付けていますので、
番組概要欄にあるマシュマロからぜひ投げてみてください。
それでは次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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