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2021-01-21 11:46

173.過去の自分ではなく、ifの自分を助けたい from Radiotalk

心理カウンセラーやパーソナルスタイリストなど、人のサポートをする仕事は、悩んだ経験がないとできないと思われがちですが・・・

◆心理カウンセラーとしての知識も学べるfor*styleパーソナルスタイリストスクール第11期生お席が残り少なくなってきました https://www.forstyle.biz/personalstylist-school/


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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで今日はね、ちょっとまた音楽を入れるタイミングを見失いそうなので、音楽スタートという形で始めました。
本日で172回目の配信でございます。おしゃれの呪いとくラジオでございます。
この番組では、あんたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野寺でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
今日は、今もうすでに夜9時なので、ちょっと配信遅れちゃいそうなんですけれども、
昨日もお話ししましたけどね、結構忙しいんでございますよね。
なんかドバドバドバッと仕事が降ってきてましたね。ありがたいことですけどね。
昨日もお話しした、私がやっている4スタイルパーソナルスタリストスクール、
パーソナルスタリストとかイメージコンサルタント、個人向けにファッションアドバイスをできる人たちを養成するスクール、略してFPSSですけども、
こちらが年末から第11期の入学受付を開始しまして、3月開校なんですけど、
昨日の時点で席半分ぐらい埋まっちゃいましたって話をしたら、またバババッとお申込みがきまして、3分の2埋まっちゃいました。
早いですね、今回はね。どうしようかなって感じで考えてるんですけどね。
とりあえず、承認通勢っていうのは変えるつもりはないのでね。
とりあえず来ていただける順に受け付けていくしかないんですけども。
第11期生、今募集してるんですけど、第10期生、その1個先輩ですね。
の機は今絶賛開校中でして、ただいま何やってるかっていうと、
似合う服を診断するための技術を学ぶ段階に入っています。
うちでいうと、顔パーツ診断というのと、体型診断というのと、あとパーソナルカラー診断ですね。
この3つの外見診断で似合う服を見つけられる診断がフルコースで学べるわけなんですけど、
それの勉強に入っているということで、ようやく基本的なファッションの知識が身について、
お客様のおしゃれな悩みとかにお答えできるような段階になってきたわけですよ。
そうするとやっぱり本当にリアルに、具体的にパーソナルスタリストになった後のやりがいなんかが、この辺から感じられるようになってくるわけですよね。
実際にモニターさんを用意していただいて、この間は顔パーツ診断、顔立ちから似合う服を診断するというのの練習をやってきて、課題を提出してもらったんですけど、
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モニターさんなので、大体皆さん身の回りのご友人にお願いをして、診断モデルに協力してもらってってやるんですけど、実際やっぱり喜んでくれるわけですよ。
うちの10期の生徒さんなんかも結構ツイッターとかインスタでつぶやいてますけど、やっぱり似合う服を伝えたときに、
例えばスカートが似合わないと思い込んでた友人に、こうこうこういう理由でお顔立ちの診断の結果、こうこうこういう理由でスカートもこういう風に着れば似合うんだよって言ったら、
自分にもスカート似合うんだみたいな、それこそその人がかかっていた私にはスカートは似合わないっていう呪いが解ける瞬間に立ち会えたりするんですよね。
そうするとやっぱりすごくできることの大きさというのかな、パーソナルスタリストたちのやりがいみたいなのを本当に直接的に感じられる、それが機会なんですよね。
すごく感動してっていう話も結構してるんですけど、こういう話をすると、パーソナルスタリストになる人って、特に感動したってつぶやいてた第10期の生徒さんは、
もともとオシャレが苦手なので、自分がオシャレが苦手だったっていうことがあるので、目の前のご友人とかモデルをやってくれたご友人のオシャレが苦手な気持ちに寄り添えるわけですよ。
それが溶けていくのを見ると、まるで過去の自分が癒されているような感覚になるんですよね。すごく嬉しくなる。
やっぱり自分がオシャレが苦手な過去があると、相手のことを分かってあげやすいという気持ちになるので、すごく嬉しいということはおっしゃるんですけど、
じゃあ、こういう話をするとね、入学考えていらっしゃるアパレル業界の方なんかからは、やっぱり私はもともと結構オシャレが得意だったから、
逆にパーソナルスタリストとかになったら、オシャレが苦手な人の気持ち分かってあげられないのかな、向いてないのかなみたいなことを結構質問いただいたりとか、悩んじゃったりする人が多いんですよね。
でもそうでは決してなくて、そういう質問をいただくときには、よく心理カウンセラーの話をしてるんですけど、どういう話かというと、私は心理職でもあるわけですけど、
やっぱりカウンセラーの勉強をするときに、うつ病になった人しかうつ病の人のカウンセリングができないかという話をよくするんですけど、決してそんなことはないわけですよ。
そんなことを言ったら誰もカウンセラーになれなくなっちゃうというか、カウンセラーになれる人はすごく少なくなっちゃいますよね。
カウンセラーの中には、うつ病の人をたくさんカウンセリングしている先生でも、うつ病になったことがない人はたくさんいますし、
例えばカウンセリングで言うと、離婚カウンセラーとか夫婦関係カウンセラーみたいな方の中には、結婚してない方もいますし、離婚したことがない方もいるしということで、
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お医者さんもそうじゃないですか。全部の病気にかかったことがあるわけではないわけで、それもカウンセラーもそうだし、スタイリストも同じことですよね。
必ずしもクライアントさんと同じ経験をしていなくてもできるんですよ。
知っててもその人の気持ちを経験したという意味で、知っていても知らなくても、結局できることって同じなんですよ。
知らなかったとしてもできるし、知っていてもできることってそれしかないっていうのがあって。
例えば特に私は、もともとうつ病になったことがない方ですね。
このラジオでも何回か喋ったことあると思うんですけど、子供を産んだ後に一瞬産後うつになりまして、本当に期間短かったんですけどね。
産後うつになってしまったことで、うつ病の人の気持ちがわかるようになりました。
特に最近寒いじゃないですか。寒いし日常時間少ないので、これ聞いてる方の中にも結構メンタル不調って方多いと思うんですよ。
私も寒くなって、やっぱり体調がちょっと崩れ気味だったりすると、ちょっと危ないなって思う時があって。
危ないなっていうのは、普通になんかだるいなとか、なんかちょっと気分が重いなみたいなのの、向こう側があるわけですよ。
さらに一段奥底があるっていうのがうつ病の状態なんですよね。
うつ病になる前っていうのは、通常の気分の打ち込みみたいなメンタルの底が底だと思ってるわけなんですけど、
うつ病にかかると、その向こう側、さらにその一段深みがあるっていうのを知ってしまうんですよね。
そうすると、通常のレベルのメンタルの不調があった時に、その向こう側が見えちゃうっていうのかな、うっすら。
このまま行くと、この向こうにはさらにもう一段奥があるんだみたいなのがわかっちゃうんですよね。
これになって初めて私は、うつ病に一回かかってしまうと、またそのうつ病に一回感慨した、治ったように見えても、またうつ病にかかってしまうことがあるっていうのは、やっぱりこの向こう側があることを知ってしまうからなんだなっていうのを、なんとなく感覚としても理解できた。
それは知識としてはもちろんあったんですけど。
これを感覚的に、うつ病になりそうとか、うつ病がよく再発しやすいっていうのが、私が経験して感覚的にわかったからといって、
うつ病の人にカウンセラーとしてできることが増えたかとか、できることが変わったかっていうと、何も変わらないんですよね、結局は。
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これを知ったところで、うつ病の人に私がカウンセリングする内容っていうのは変わらないわけですよ。
なので、人を助ける、サポートする仕事っていうのは別に、相手と同じ経験をしている必要はないんだけど、
どうしても人間って、人のサポートをする仕事に就くときに、過去の自分と同じ人を助けてあげたいっていう気持ちからスタートする人が多いみたいなんですね。
なんだけど、やっぱりそれだと助けられる人の種類が狭くなっちゃうと思うんですね。
私はいつもそうではなくて、過去の自分を助けるんじゃなくて、IFの自分、もしかしてIFの自分、もしかして自分もそうだったかもしれないっていう自分、
平行世界の自分っていうか、を助ける気持ちでずっといるんですよ。
IF、その人生には分岐点がいくつもいくつもいくつもいくつもあって、
あの時あれを選ばなかったらこうなったかもしれない、これを選ばなかったらこうなったかもしれないっていう自分が私にはたくさんいる気がしていて、
そのIFの自分、もしかしての自分を助ける。
IFなので、私はその自分のこと何も知らないわけですよ。経験してない、平行世界の知らない自分を助ける。
でも結局できることは同じ。もし知ってたとしても同じなんですよね。
だからそういう気持ちになると、パーソナルスタリストになった時にもターゲット層というか、こういう人に対してオシャレを教えてあげたいっていうターゲットが広がってできることが広がっていくと思うので、
ぜひこれを聞いている方で何かカウンセラー目指していたりとか、スタリスト目指していたりとか、誰か人をサポートする仕事に就こうと思っている人は、
同じそういう苦しい経験をしたことがなくてもできることはたくさんあるよと。
過去の自分を助けるんじゃなくて、もしかして育ったかもしれない自分を助けるという考え方を持っていただけるといいんじゃないかななんて最近思っております。
この番組では皆さんからのお悩みご質問などもまだまだ受け付けております。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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