1. おしゃれの呪いを解くラジオ
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2025-02-11 12:53

896.おたより「古いブランドバッグ、『まだ持ってるの?』と思われてるんじゃ、と不安」

今回は50代のリスナーさんから寄せられた「古いハイブランドバッグを持ち続けることへの不安」についての質問を取り上げます。10年前に購入したヴィトンや、母から譲り受けた30年前のシャネルバッグ。「まだ使っているの?」と思われるのではないか、年齢的にふさわしくないのではないか...。そんな不安の正体を心理面から解き明かします。年代物のブランドバッグを現代的に着こなすコーディネートのコツも。


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ということで、今日はリスナーさんからご質問をいただいておりますので、そちらを取り上げる回ということでやっていきたいと思います。
ご質問、今日は結構ファッションズバリの質問でございます。読みます。
はじめまして。50代半ばの主婦です。毎回のエピソードが関心があるもの、聞きたいものばかりで、舵をしながら楽しく拝聴をしています。
最新回、この送っていただいた前で最新回ですね。の、ハイブラの高すぎ問題。SNSに惑わされ本当に欲しいのかわからないけど焦るけん。
バブル世代のイブニー都内ホテルでティファニーを思い出し、いつの時代も情報に踊らされますね。笑いと。
さて、そうは言ってももうすぐ完璧な私は、バッグや靴は若者みたいなプチプラやノーブランドなわけにもいかず、この2、3年ですら毎年値上げしている現状。
欲しい時が一番安いんだと思うと我慢せず今買って長く使える方がいいと思うのも事実です。
ここからが質問なんですが、ハイブランドで買った商品、いつまで持ち続けていいのか問題です。
前日バッグが欲しくて、デパートのとあるハイブランドに入店した際、10年前に買って気に入っているビトンのベルネシリーズのバッグを持っていました。
その時、店員さんに私のビトンを大事に使ってらっしゃるんですね、と言われたのです。
単なるお世辞やセールストークだとは思うのですが、まだ使っているの?今誰も持ってないだろ?的に?的な感じに捉えてしまう自分もいました。
また、シャネルがえげつない値段になっているので、マトラッセが実家にあったなぁと思い、母がしまいこんでたものを30年ぶりに発掘。
まだ使えそうだったのでいただいてきたのですが、もはやアンティークなので、チェーンの長さが今のとは違っていて、
そういうものを50代の私が持つのは、昔買ったものをまだ持っているの?オシャレ的には?と、オシャレ的にはアウトなんでしょうか?
本当は20代の娘にあげれば、母から引き継いだハイブランドみたいなビダになりそうだし、全然いけると思いますが、私が使うのは貧乏くさいのかなぁと思ってしまいます。
年齢に合う予想についてお話ししていただけると嬉しいですということでね。
はい、ありがとうございます。今日はちょっとこのご質問に対していろいろお話ししていきたいと思います。
オシャレの呪い.ラジオ、本日で896回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールオシャレの呪いをわざわざ届いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしていきます。
お相手はパーソナルスタイリストで公認審議士の久野伊佐です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、何かの悩み、特にオシャレに関しては、人からどう見られるんだろうな。
こういう格好をしたら、今回でいうとこういうバッグ、昔のハイブランドのバッグを持ったらですけど、他にも丸々な格好をしたらの丸々にいろんなものが入ると思うんですよ。
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こういう格好をしたら、人からどう見られるんだろう。あるいは、人からこう見られるんじゃないか。
あくまで、まずそう思っているのは自分であるということをまず認識する。そう心配に思っているのは自分ですよね。
自分が自分に対して、こんな昔のもの持っちゃってとか、やっぱり今のものを買うのに躊躇があるっていう自分の気持ちも知っているからこそ、今のが買えないからこれ持ってるって思われるんじゃないかなって思っちゃうわけですよね。
あくまでそう思っているのは自分であるということですよね。これは他の人からこんな風に思われるんじゃないか。こんな格好をしてたら痛いと思われるんじゃないかとかに、そういうご質問、お悩み聞くこともとても多いですけど。
それもあくまで、自分がまず自分に思っているということですよね。他者っていろんな人がいるから、当然いろんな見方をするので、もちろんあなたと同じ見方をする人もいるでしょう。でもそうじゃない人もたくさんいるでしょう。
どっちが多いかは、今回の問題もそうですけど、永遠にわからない。
例えば、お葬式に真っ白い服を着ていったら、うわっ、ダメだよって思う人がほとんどだ。こういうふうに正解がわかりきった問題ももちろんありますけれども、それは本当にごく例外で、ほとんどの心配が、それはそう思う、あなたが心配するような見方をする人もいるでしょうが、そういう見方じゃない人もいるでしょうね、に結局は尽きてしまう。
その上でさあどうしますかということなんですね。だから、これって人からどう見られているかっていうのも、ファッションに限らずですよね、全般に言えることです。
だからそういう悩みに関しては、結構心理の領域になってくる部分がやっぱりあって、じゃあ、自分が自分を苦しめるようなその見方、脳内シュートみたいなのがそんなんじゃダメよとかね、語りかけてくるようであれば、それをちょっとまず沈めるっていうのが、自分が一番楽になる、まず第一の方法なんじゃないかなというふうには思うんですよね。
だからそのお話をお伝えしつつ、プラス今回のお話で、コーディネートとかで気をつける点があればちょっとお話できればなと思います。
で、なんか自分が人からこう思われてるんじゃないかってまず不安に思ってしまったときは、こう思われてるんじゃないかなって考えてるのはまず自分の考えなので、そう思わない人の考えをインストールすることが大事です。
いろんな見方をインストールすること。こう思う人もいるし、こう思う人もいるし、こう思う人もいる。その中に自分のような考えを持つ人も当然いるだろう。でもそれは一部である。
で、考えることがとても大事。そう思うことができると、じゃあ自分は本当にどうしたい、本当はどうしたいのかが見えてくる。本当はこの母から譲られた、母からもらったマトラスで、デザイン的にはすごく好きだから使いたいであれば、その気持ちに素直に使うことができる。
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だってまだ持ってるのって思う人も当然いるだろうけど、でもこう違うふうに考える人もいるからっていうふうに、フラットに見て自分の気持ちに正直になれるからですね。
なので、こういう時は私、カウンセリングでもそうなんですけど、違う見方を、こんな見方する人もきっといるでしょうねっていう例を挙げて、それをちょっとインストールしてもらうということをよくやるんですけど、私は今日一つの見方をお伝えするので、ぜひご自身でもいろんな見方を考えてみてください。
これ実は認知行動療法のアレンジ版というか、心理療法があるんですけど、そのシステムを応用したやり方なんですね。
私は、ひさのは、例えば質問者さんぐらいの年齢の方が、そのヴィンテージとも呼べるぐらいの、以前の方のハイブランドのバッグを持っていた時に感じることは、
昔からハイブランドを買えるご家庭だったんだな、すごいなです。本当に。羨ましいなとも言えますかね。
これはやっぱり私の見方で、私の育ってきた環境っていうのがすごく影響するんです。それぞれ多分そうだと思うんですけど、
うちの家庭はお世辞にも、私が小さい頃からブランドものが買えるような経済状況では正直なかったので、私は古いブランドのバッグを持っている若者もそうだし、私と同歳ぐらいの方もそうだし、ちょっと上の方もそうだしを見ると、
そんな昔からブランドものを買えたということは、きっとご両親がしっかりとしてお仕事をなさっていたんだろうなとか、いい生まれの方なんだろうな、しかもそれを大事に持っていたってことじゃないですか。
物も大事にするしっていう意味でも、総合的に良いご家庭だったんだろうなって思うんです。こう思う人はきっと少なくないと思うんです。
で、なんていうのかな。今、逆ある意味、今ブランドものを買えるよりも、昔買ったブランドものを持っている方がある種強烈な憧れを感じることもあるし、そういう人も多いと思うんですね。
というのは、今これからブランドものを買うっていうのは、自分さえ努力すればいくらでも手に入る。いくらでもではないけど、でも頑張れば可能性があるじゃないですか。未来のことだから。
だけど、ブランドバッグを持っているような家庭、そしてそれを大事にとっていてっていう丁寧な家庭っていうのかな、そういうお家に生まれるということは、どんなに願ってももう叶わない願いなんですね。
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これに対する強烈な憧れってある人にはあると思うんですね。
だから、そういう憧れを抱かれる可能性もあるわけです。真逆ですよね、多分質問者さんが考えてるのと。まだそんなの持ってるの?って思われるかと思いきや、実は強烈に憧れられる。
戦後の物足しに見られる可能性もあるって、真逆じゃないですか。それぐらい人の視点って多様なんですよね。
だから、そう人からどう思われるかなっていうのは、考えることは全然無駄ではないです。客観性が身につくし、それがあるしオシャレが上手くなる第一歩でもあるので。
だけど、考えすぎても意味がない。永遠にわからないから。だってみんな違うしね、考えてることが。
だから、羨ましがられることもありますよっていうことを思ったらちょっと楽になるようであれば、それを思って、その上でフラットに自分がどうしたいかな、単純にそのバッグが好きかどうか。
それでもやっぱりちょっとこれ持ちたくないな、やっぱり新しいデザインに惹かれるなってあれば、もうそれはそうなんですよね。
だけど、人から変に見られないんだったら、これ持ちたいんだったら全然持っていいんじゃないかなと思うので。
そのためには自分の気持ちをフラットに評価する必要があるので、今頭を持たれている、こう言われるんじゃないかなって不安を、
さっき私が言った、こう見る人もいるよっていう新しい考えをインストールすることで、一回ちょっと地ならししてもらって、自分の正直な気持ちを追いかけてみてほしいなと思います。
で、その上でコーディネート方法、具体的にどういうデザインかちょっと分からないんですけど、ちょっとヴィンテージライクなバッグ、今古着市場でもめちゃめちゃ高値になっていて人気なんですよね、昔の方って。
そういうものをコーディネートするときのコツを合わせてお伝えしておくと安心できるかなと思うんですけど、コツとしてはやっぱりちょっとカジュアルめに合わせるのがいいかなと思います。
シャネルって本来であればね、本当にコンサバティブなスーツスタイルからドレスから割と女性らしいきっちりした服に似合うバッグですけれども、
それをちょっとヴィンテージライクなものなので、少し年月が重ねたものですから、ちょっとラフに持った方がかっこいいかなと思います。
どうしても綺麗めな服に合わせてしまうと、そのヴィンテージライクな年数を重ねたということが、そのマイナス面が出ちゃうと思うんです。
だけど、ラフなものと合わせると、そのヴィンテージライクなところの味が良い風に出るので、デニムに合わせてみるとか、何かブーツに合わせてみるとか、
ラフなニットスタイルにそのバッグを持ってみるとか、ちょっとラフなスタイルに合わせてみるようにすると、すごく素敵になるんじゃないかなと思います。
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ある意味そのバッグはもう二度と手に入らないですよね。その味も含めてってことを考えると。だから私としてはね、ぜひ自信を持って持ってほしいなというふうに思います。
ぜひ最終的にどうしたかとか、どんなコーディネートに合わせて使ってみようと考えているかとか、ぜひぜひその後の続報をお聞かせいただけると嬉しいです。またご質問をお寄せください。今回はありがとうございました。
ということで、こんな感じで皆さんからのファッションのご質問、特に審議に絡んだお悩み、得意ですので、お気軽にお寄せください。
スポーティファイ、YouTubeでご覧の方はコメント機能をお使いください。それ以外の方は番組概覧にリンク貼っておりますマシュマロからお気軽に投げてください。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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