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2022-12-16 12:00

582.おたより「人から褒められたときにリアクションできず笑ってごまかしてしまう…」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!服や物なら良いけど、自分自身を褒められたときにうまくリアクションができずに笑ってごまかしてしまう…。この心理状態って何?そしてごまかさずにちゃんと対応できるようになる方法は?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、それでは今日はね、ファッション×心理学という感じで、このラジオの深刻調という感じのテーマを取り上げていきたいんですけども、まずね、あのいただいたメッセージ読んでいくんですけど、1つ目はご感想メッセージでございますね。ありがとうございます。
結構ね、感想メッセージたくさんいただいてるんですけど、質問メッセージもね、全然読みきれてないのでということで、なかなかね、読むことができずに申し訳ありません。
ちょっとね、徐々に読んでいきたいと思います。あと少しですね、ツイッターの方でもご紹介させていただいてますのでね、よろしく私のツイッターの方もチェックしていただければと思うんですけれども、
今日ね、回していただくのは、第567回の配信で、タイトルがおたより、身体的コンプレックスを隠してオシャレをすることが苦しくなってきた、という回で取り上げさせていただいたご相談者さんからのご感想メッセージです。
ちょっとね、抜粋しつつ読み上げさせていただきたいと思います。
お忙しい中、長く重い相談に対して温かく成立に向き合ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
いつの間にかコンプレックスが私のすべてであり、それが私の価値であると考えていたのかもしれません。マイナスな自分に少しでもプラスの価値を付けたくて洋服を着ていたんだと今は思います。
それは洋服を楽しむというよりも、自分で自分の心をごまかし、見たくないもの、認めたくないものを排除しようとしていたんだなと。
そして、そんなコンプレックスも久野さんのおっしゃる通り、私の一部分であると考えてみると、なんだか不思議と気持ちが楽になった気がします。
他人に受け入れられるイコール自分の価値を認めてもらえるというふうに考えていましたが、でもまずは自分を受け入れる、そこからなんですよね。
私が私に対して健やかな状態ではないのに、他人にばかりそれを求めることは間違っていると気づけました。
このモヤモヤを誰かに相談したいとずっと思っていましたが、たかが服でとか、執着しすぎみたいに思われるのではと躊躇していました。
でも、久野さんのラジオに出会い、心理学と服?と驚き、もしかしたらこの方なら理解してもらえるのでは?とドキドキしたことを覚えています。
私はこれから自分と向き合ってもっと自分を知っていきたいなと思いました。
本当にありがとうございました。
ちょっとでも前向きになってくださったんだったら本当に私も嬉しいですね。
コンプレックスとか悩みとか考えだすと、それに自分がすっぽり飲み込まれちゃった感じになっちゃうんですけど、
でもあくまでそれって自分の一部分なので、逆に向き合って、でもこれって私の部分に過ぎないよなって思うと、
その悩みを手の内に収められる感じで、そうするとコントロールが効いてきそうな気がするんですよね。
だからあえてがっつり向き合うっていうのはそういう効果もあるのでね。
徐々にでいいので、少しずつ向き合ってみていただければいいんじゃないかなというふうに思います。
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今日この感想を読んだのは、取り上げたい質問も同じようにファッションと心理のテーマで、
実は全然悩みとしては別の種類に見えるんだけど根底にあるものが結構近いなと思いまして、
まずこの感想メッセージから読ませていただいたんですけども、
続いて質問のまた違う方からのメッセージを読ませていただきたいと思います。
大変興味深い内容だなと思いながらいつも拝聴しております。
ファッションとは少し離れますが、久野先生にご相談したくメッセージを送らせていただきます。
人から褒められた時の反応に困ることがあります。
その服かわいい、そのコスメかわいい、髪型がかわいいといった褒め言葉に関しては、
ありがとうと素直に喜べるのですが、〇〇さんかわいいのように私が持っているものではなく、
私自身を褒めるような言葉に対しては、リアクションができずに困ってしまい、笑ってごまかすことが多くあります。
褒められて全く嬉しくないわけではないのですが、恥ずかしいような、後ろめたいようないたたまりなさを強く感じます。
また、ありがとうと答えたら謙遜しないのかしらと、相手に思われそうで嫌だという気持ちも少なからずあります。
褒められて素直に喜べる時と喜べない時の違いに何か心理的な要因はあるのでしょうか。
また、笑ってごまかさずに、ちゃんと答えられる良い方法があれば教えていただきたいです。
ということでね、全然違う種類の悩みなんですけど、結構根底にあるポイントというか、
知っておくといいかなっていう考え方というかが近いなと思うのでね、
今日このご質問についてちょっとヒントが出せればなと思っております。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたオシャレの呪いを解くラジオ、本日で582回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールオシャレの呪いをわざわざと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨彩です。
本日もよろしくお願いいたします。
いやー明日ね、12月17日土曜日は3年ぶりですよ。
なんと3年ぶりの私がやってるオンラインサロン、服装心理ダボのオフライン、つまり直接対面での月1回の講義ですね。
ミニ講義と交流会というのかな。
をやる予定でして、その準備で今日1日バタバタワクワクしつつバタバタしつつだったんですけどね。
3年ぶりですよ。3年前にオープンしてね、オンラインサロンを。
すぐコロナ禍に入っちゃったので、ずっとオンラインのみで文字通りオンラインサロンなのでオンラインメインなんですけど、
本当にオンラインのみで活動してきたので、久々に対面ということでね、会場でお会いできる方本当に楽しみにしております。
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東京と大阪の方でも同時開催ということで、大阪の方は一緒にやっているスタイリストの方が主導してやってくれるんですけども、
そことZoomでつなぎつつ、Zoomからも参加できるという感じで、オンラインオフライン両面でやっていくと。
こんな回もね、今後はどんどんやっていきたいなと思いますのでね。
オンラインサロンって言ってますけれども、オフラインの方が好きだなって方にも楽しめるサロンになっていくんじゃないかなというふうに思っております。
さあさあ今日のお悩みなんですけど、まずね、褒められた時にちょっとくすぐったいというか、後ろめたいというかっていうのは、
自分の持っているものならいいけど、自分自身はそう思ってしまうということは、まず何ていうのかな、
自分が人からどう思われているかっていうことにすごく気にしてしまうタイプなのかなっていう気が、
メッセージを読んだだけですけどね、メッセージから推測されることはそう思います。
なので、人から褒められたくないとかいうことではなく、自分が褒められた時に、そのリアクションによって相手はどう思うだろうっていう方が先に立っちゃうから戸惑っちゃうんじゃないかなって思うんですよね。
覚えておいた方がいいというか、覚えておくといいのは、やっぱり人間って常に複数の感情とか気持ちが同時に沸き起こっているものですよね。
それが大きい小さいがあるので、大きい感情で見えなくなりがちなんだけど、常に他にもいろんな感情が同時にいろんな感じ、いろんな気持ちが沸き上がっていると。
なので、この質問者さんが自分本人、自分自身を褒められた時に沸き起こっている感情は、このメッセージから読み取れることとしては、まずこれに対してどう反応しようっていう感情があるから、どうしようどうしようってなっちゃう。
だからどうリアクションしようがまず真っ先に立っちゃうってことなんですよ。
それはもしかすると褒めてくれたってことは、自分に好感を持ってくれてるわけじゃないですか。それを裏切りたくないみたいな気持ちも多分同時にあって。
だからなおさらこんなに好感を持ってくれてるんだから期待に応えるリアクションしたいとか、その好感を裏切らないリアクションしたいと思えば思うほど、ますます恥ずかしいようなどうしようみたいな戸惑いが出てきちゃうっていうのがまず一つあると思うんですよ。
でも褒められて嬉しくないわけじゃないって言ってるから、その気持ちが戸惑う気持ちが大きいんだけど、その陰に隠れて褒められて嬉しいって気持ちもあるわけですよね。
で、本来のって言い方が正しいかわかんないけど、リアクションの正解ってなくて、その相手がどんなリアクションが相手が好感を持つかなんてわかんないじゃないですか。
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わかりようがない。なので、たった一つ何か正解があるとするならば、自分が褒められて感じた感情をそのまま返すしかあるしかないんですよね。
それしかないっていうか、何返したところで相手がどう思うかなんてコントロールしきれないわけなので、だとしたら自分が感じたことを率直に伝えるのがいいだろうと。
最終的にはそれしかないよねっていう感じではあると思うんですけど、ただその自分が褒められた時に感じた感情がどうリアクションしようの陰に隠れちゃってわかんなくなっちゃってるんですよ。
だからどうしていいかわかんないっていう状態なんじゃないかなというふうに思うんですよ。だから戸惑っちゃって笑ってごまかしちゃう。
これどうすればいいかっていうと、まず同時に沸き起こっている複数の感情にフォーカスする練習をしていかなきゃいけないってことなんですよ。
私はこういう感情とこういう感情とこういう感情が沸いてるわ。
これって実は褒められて照れくさいごまかしちゃうシーンだけではなく、いろんな場面ですごく役立ちます。
何か人から言われてついつい怒っちゃった時にその怒りの裏には本当はこうして欲しかったっていう期待とか、相手のことが本当は好きだからだからこそ怒っちゃうみたいな行為だったりとかがあるたりしますよね。
そういう時にも、あ、怒りだけじゃなくて私あの人のこと好きだから怒ったんだとか、そういう複数の感情に気づけると、より本当の自分の気持ちを全部見た上で対処が決められるんですよね。
なので、同時に沸き起こっている自分の気持ち、一個一個丁寧に扱うっていう練習はすごく大事だし、それ自体が自分を大事に扱うことにもなるので。
なので、その瞬間は難しくても、ぜひ家に帰ってから一人になってから、褒められて恥ずかしくて笑ってごまかしちゃった瞬間にどういう感情が浮かんだのかっていうのをもう一回味わう。
これが私が最近ラジオでよく言うフォーカッシングってやつで、あの服装新人ラボでも今度ね体験のワークショップやるんですけど。
そして味わった上で、その中で褒められて嬉しかったよっていう褒められたことに対する直接の、直接浮かんだ感情を取り出してみて、それを言葉にする練習をする。
この2ステップですかね。
直数浮かんだ感情を一つ一つを取り出して眺めて味わってっていう練習と、その中で褒められたことに対する直接的な感情だけを取り出して言葉にする練習。
それができると褒められて素直な感情を相手に伝えられるようになるんじゃないかと思いますので。
2ステップ少なくともあるので、すぐにとはいきませんけれども、この練習することはこの問題に限らず、いろんなことに役立つと思いますので、ぜひぜひやってみてくださいね。
自分の気持ちにフォーカスする練習、ぜひやってみてください。
ということでね、まだまだ皆さんからのお悩み、ファッション関係、新人関係どちらにも結構ですのでお待ちしております。
番組概要欄のおしまろからお送りください。
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