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2021-06-04 12:00

274.「褒め言葉」でも人は傷つく from Radiotalk

本日は、服装心理lab.の会員限定チャットで盛り上がっていた内容からネタをいただきました。皆さん、褒められてイラっとしたこと、悲しくなったこと、ありませんか・・・?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で274回目の配信でございます。
まあ、ほぼね、抜けちゃう時もありますけど、ほぼ毎日更新しているこのラジオなんですけれども、
ネタをね、どこから、どうやって思い浮かべてるんですか?ってよく聞かれることがあるんですけど、
もともとね、性格的にそんなにこうネタとかに、まあラジオに関わらずブログとかね、もう困るタイプじゃないんですよ。
結構いろいろ思いつくタイプなので、そんなにネタ集めには困らないんですけども、
まあでもやっぱりね、あの私が運営しているオンラインファッションサロンの服装審議ダボの、
あの、会員さん限定チャットがあるんですけど、そこのチャットの会話から、
あの、ポッドキャストのネタが生まれたりすることも結構多くてですね、
あの、もちろんね、皆さんレシーナーさんからのお便りもネタの便りになってるんですけども、
頼みの綱なんですけれども、それ以外だと服装審議ダボのね、限定チャットからネタが思い浮かぶこと結構多いんですね。
なので、あのラボの会員さんなんかは、このチャットとね、このラジオで、
で、まあこのラジオがチャットの副音声的な感じで楽しんでいただいて、
またそのこのラジオの感想をチャットで話しながら盛り上がっていただくみたいな感じで、
まあこのラジオをね、楽しむには本当に、あのラボに入るとまた2倍楽しめる、2倍3倍楽しめるっていう感じなんですけど、
で、あの今日もね、あのすごい面白かった、盛り上がってた話題があって、
私思わず読んでて笑っちゃったんですけど、
あのそのラボのね、チャットは、あの話題別にこうスレッドっていうのかな、
あのチャットが分かれてるんですよ。
で、あのまあ自分の好きな話題をね、好きなところに投稿できるようになってるんですけども、
あのファッションのチャンネルスレッド、例えば、あの自分の着てる服を投稿するところとか、
いろいろ自分の着こなしに質問、着こなしの質問をできるところもあれば、
あの全然ファッションに実は関係ない世間話ができるようなスレッドもあって、
その中の一つにおたきあげ部屋って名付けているスレッドがあるんですけど、
ここはですね、皆さんが日頃ね、ちょっとイラッとすることとかムカッとすることとかあるじゃないですか。
そういう怒りをね、あの外に巻き散らさずに、そのスレッドにこう投稿して、
そこでおたきあげをして、ちょっと心の平安を取り戻しましょうっていうね、そういうスレッドがあるんですよ。
そこも結構やっぱり盛り上がるんですよね、いろんな愚痴でね。
で、今日はそこでね、その夫の褒め方が的いないっていうそのイライラで結構盛り上がってて。
で、まあそうだね、例えば一つ言うと、何でしょうね、例えば晩御飯作りましたと。
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で、お肉の料理を出しましたと。で、その料理を褒めるときに、
やっぱりまるまるのお肉は美味しいよね、みたいなっていう言い方をすると。
そうじゃないだろと。そのお肉を買ってきたのも私だし、料理したのも私だと。
そこの手間と腕を褒めろみたいなことで、まあこういうのってあるあるだなと思うんですよね。
あの皆さんもまあ、夫からに限らず、なんか褒められたことで逆にイラッとしたこととか、逆に傷ついたこととかありませんか。
褒め言葉ながら何でも喜ばれるって思うんでも実はないっていうのが、まあ人間のコミュニケーションの難しいところですよね。
褒めるって実は非常に高度なコミュニケーションの技術なんですよね。
で、まあこれがね、比較的親しい関係で、まあ家族とかね、夫婦関係とかだったらよっぽど冷え込んでない限りはまあまあ笑い話になりますよね。
で、仲良い友人とかでもまあ一つ二つツッコミ入れて終わる話ですが、これがね、こうファッションの仕事の現場、例えば私がやってるのはパーソナルスタイリングとかイメージコンサルタントとか、あとはあの小売店ですよね、アパレルのショップとかとの店員とかスタリストがお客様に放つ褒め言葉となると話は別ですよね。
これはちょっとね、的外れな褒め言葉を言ってしまうと、笑い話では済まされないんですよ。
なので、ちょっとそこは結構ね、いつも私、うちの4スタイルパーソナルスタイルスクールでも結構そこはね、気をつけて教えているので、
あのまあね、仲良い相手だからだったら笑い話になるけど、これスタリストだったら結構シビアな問題なんだよななんて思いながら、その限定チャットを見てて、ちょっと今日これだとにしようなんて思って今日話してるんですけどね。
で、褒めるってまあファッションだと何でしょうね、あの結構ありがちなのは外見を褒めることって多いですよね。
あのお顔立ちが男性ですねとか、スタイルがいいですね、胸が大きくて、ウエストが細くてとかね、お顔が小さいですねとか、いろんな褒め言葉ありますが、
だいたいその褒め言葉って、世間一般的に良しとされていることを基準に、それに当てはまっているからいいですよね、素晴らしいですよねっていう形で褒めることが多いですよね。
でも、それってその世間一般に良しとされている価値観を、そのお客様も持っていれば有効なんですけども、そうでない場合には逆に傷つけることが多いんですよね。
例えば、その胸が大きいっていうこともご本人はすごく気にしていて、あんまり好きじゃない体の部分かもしれないですよね。
その時に、でも褒めたんだからいいじゃないか、自分は気にしていてもそれは悪くないよって言ってるんだからいいじゃないかって考えがちかもしれないんですが、
そういう自分が気にしているところを褒められたことがある方は想像できるかなと思うんですけど、そういうふうに自分が気にしていることを周りから褒められてしまうと、
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自分が気にしていること自体が気にしちゃいけないんじゃないか、こんなことを気にしている私はおかしいんじゃないかっていうふうに、自分の悩み自体に自信が持てなくなってくるっていうのかな。
やっぱり人間、悩む時って思いっきり悩みたいじゃないですか。悩んでいる自分を肯定するって、その悩みを悩んでてもいいんだよってやっぱり認めて受け入れることだと思うんですけど、
それがしづらくなる。悩んでるって周りに言いづらくなるし、例えば胸が大きくてすごく嫌なんだよね、なんか人からの目線も気になるし、似合う洋服も少ないし、みたいなことを言うと、
例えば学生時代とか若い頃にね、そういう話をすると友達から、何それすごい税高の悩み、私なんて全然ないんだから、みたいなふうに言われちゃって、ちょっと友達関係がギクシャクしたみたいな話とか結構あるんですよね。
なんでそういうふうに、悩みを思いっきり言えなくなってしまう。自分としては悩みなのに、その悩みを人に相談できなくなってしまうっていうのも、これはこれでつらいものなので、やっぱりそういう意味では褒め言葉なんだからいいだろう、ではないわけですよ。
やっぱり自分がいいと思っていることを相手にも褒めてもらえるからこそ嬉しいわけで、そうじゃない褒め言葉はね、悲しませたり傷つけたり怒らせてしまうこともあるんですよね。
ということはですよ、やっぱりパーソナルスタリストとか、あとはイメージコンサルタントとかファッションの販売員とかは、やっぱり外見っていう非常に繊細な話題を口にしなければいけないこともあるし、ファッションの悩みっていうのも結構コンプレックスになりやすいので、やっぱりそういう意味では褒め言葉も非常に気を使って慎重にタイミングを見て、
内容を精査して話す必要があるんじゃないかなと思うんですよね。
もっと言うと、その褒め言葉が相手を傷つけるだけではなく、もっと言うと、本当に下手すると泣かせてしまうことすらあるんですよ。
実際、昔一回あったんですよね。これは褒め言葉を言われて、そのことで傷ついたというよりはまたちょっと違う理由なんですけど、こういう理由で褒め言葉を言われると悲しく感じる人もいるよということで、ちょっとお話ししておきたいなと思うんですけど。
ある昔、私の会社主催でワークショップをやっていて、自分の似合うものを知って、自分で服を選べるようになるような練習を何回か連続でするようなワークショップだったんですけども、そこの参加者さんにそのワークショップを運営していたうちの所属スタイリストが、すごく似合うものの幅も広くて、
いろいろこれしか似合わないというタイプじゃなかったので、そのあたりをすごく褒めたらしいんですよね。そしたら泣いてしまいました。私も会場の外というか離れた位置にいて見てて、どうしようかなと思ったんですけど、あんまりすぐに私が入っていくと逆に応答になってしまうので、
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それでお客様は動揺してしまうので、どうしても担当スタイリストと参加者様で立ち行かなくなったら入っていこうかなという様子を見ているうちに、何とか雰囲気が和んできて終わったようだったので、連続講座なので次回もあるしということで、そこはあんまり大事にせずに終わったんですよ。
その次回も参加者様が何の問題もなく来てくれて、何の問題もなく終了したんですけどね。その参加者さんからも後々話を聞いて、スタイリストともいろいろ分析した結果、何で泣いたか、そのお客さん自身も何か知らずに涙が出てきちゃったんですっていう感じで、あんまり自分で何で悲しくなったのか自己分析できてなかったようなんですけども、
逆送信に診断の結果とかから分析してみたところによると、おそらく褒めることによって自分はすごくおしゃれが苦手なのに褒められてしまったことで、もう自分にこんなに悩んでいるのに改善すべき点がないんだと、そのことでお先真っ暗に感じてしまったようなんですよね。
スタイリストにとっては、褒め言葉の逆であるダメ出しというのを受けた方が、そのダメ出しされた部分を改善すれば今の状況でもより良くなるというダメ出し自体が希望の光だったりするんですよ。
そのダメ出しを逆に一切されずに褒められることしかされないと、もう私には直すべきところがないんだ、私には打つ手がないんだって思ってしまって悲しくなってしまったようなんですよね。
ですから、そういうふうに褒め言葉自体が相手から希望を奪ってしまうことにすらなり得るということも考えた上で、慎重に褒め言葉、ポジティブな言葉だからいいでしょうということで、あまり軽々しく投げないようにお客様にはした方がいいなぁなんて本当に痛感をしたんですよね。
これを聞いている方にも褒められてちょっとイラッとした方が多いんじゃないですかね。
なので、ファッションにおいての正しくない褒め言葉、自分に刺さらない褒め言葉は本当に悲しくなったりするものですので、正しく褒められたい方は是非、服装新ラボに来ていただければ、正しく褒める達人ばかりがおりますので、もちろんご希望の方にはダメ出しもいたしますので、
ぜひぜひそういうことに気付いている方がいらっしゃれば、服装新ラボオススメでございますので、ぜひご参加ください。ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのファッションに関するご質問お悩みお待ちしております。番組概要欄にありますマシュマロからお送りください。
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