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レイニー先生の今日から役立つ英会話。
私はですね、English Partnersという、教育からエンターテイメントまで、英語に関わる面白いことなら、何でもやってしまおうという、女性だけのグループのリーダーをしています。
そして、3歳の娘のママでもあります。
短い時間ではありますが、楽しんでくださいね。
今週も始まりました、レイニー先生の今日から役立つ英会話です。
今回は、story意外な意味をご存知ですか?
ということで、今回は別に、私の恥ずかしかったエピソードでも、何でもないんですけれども、
海外で生活していって、この単語を聞いたときに、
すごい素敵だなって思ったりとか、
こういった使い方もあるんだっていう、驚いた単語の1つであるstoryというのを、皆さんにお教えしたいと思うんですね。
storyというと、まず最初に思い浮かべるのは、物語ですよね。
もちろん物語のことをstoryというわけなんですけれども、
実はね、向こうで生活していて、建物に入るときに、
そういう言い方をよく耳にしたんですよ。
建物のこと、これ3階建ての建物のことだから、
ビルの建物のこととかをstoryってつけるんだっていう、なんとなくの感覚で覚えていたんですけれども、
storyってね、物語という意味以外にも、実は階、建物の階のことを言うんですよ。
建物が何階建てっていうときに、実はこの階、storyを使うんですね。
例えば、5階建ての建物だったら、
という言い方をするんです。
これだけでもへーなんですが、なぜこのstoryという言葉がここに使われるようになったかという語源を知れば、
さらにへーなわけです。
これ素敵なんですよ。シェアしますね。
実はね、でもこれって物語とは無縁に思うかもしれないんですが、実はそこはつながっていたということで。
中世ヨーロッパで、教会などの大きな建物は、外壁に彫刻を取り付けたりとか、窓に物語を書くという習慣があったそうなんです。
これは、各階ごとに違う物語、つまりstoryが描かれていたんですね。
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それが特徴だったそうなんです。
例えば、ある建物に5つの物語が描かれていれば、その建物はつまり5階建てということになるそうなんですよ。
このために、このstory、物語がやがて階も意味するようになったと言われているんですよね。
もちろん、こんな素敵な語源があったと私は知らなかったので、
向こうでは、ただ階のことをstoryって言うんだ、ぐらいにしか思っていなかったんですけれども、これすごく素敵じゃないですか。覚えやすいですよね。
建物を見て、物語も同時に目に入るってすごく素敵だな、ヨーロッパらしいなと思ったりもしましたけれども。
じゃあ、floorっていう単語を皆さん聞いたことあると思いますが、じゃあfloorとstoryってどう違うのって思いますよね。
そう、これ簡単です。floorというのは建物の階数のことを言います。
じゃあ、ここ3階って言いたければthird floorと言いますね。
でも、3階建てと言いたければthree storiesというふうに言えます。
違い分かりましたか。
ということで、まずさっとstoryの意外な意味は階だったんですけどね、何階建てということです。
これは予備知識として知っておいたら、すごくちょっと1つ豊かになる知識じゃないでしょうか。
で、ちょっとここから今日広げていきたいのが、storyがまさに物語と段階建てっていうふうに違う意味があるように、
英語には1つの単語で日本語の意味がたくさんある単語がうようよありますよね。
で、辞書パッと開いたときに、1つの英単語で1つの日本語の意味しかないっていうのは、ほとんどないんじゃないかなって思うぐらい。
いいですか、みなさん。辞書引くってすごくいい習慣ですよ。
今ってもうパパパってネットでも調べられたりもするけれど、チャンスがあったらtakeを調べてみてください。
信じられないぐらい数があるから。
takeって私は取る、掴むとか取るという意味で覚えてたんです。
もうそれだけで覚えてた。
私の悪い癖っていうのは、辞書もいっぱい引いてきたんですけど、最初に出てる意味しか頭に出てこなかったっていう癖があるから。
2つ目、3つ目とか結構無視してたんですよね。
でも、実際に向こうで生活していると、日本で1つ目に乗っかっている意味よりも、2つ目、3つ目、4つ目、5つ目ぐらいの意味で日々使われることがすごく多かった気がして、最初はそこに苦労しましたよね。
あまりにtakeイコール取るとか、こないだ話したのだったらteachイコール教えるみたいなイメージが強すぎて、相手が会話している中で、例えばteachだったりとかtakeだったりという単語が出てくると、取るのでしか自分の中で訳せなくて、
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そうすると相手が言っている意味が知り滅裂で全く訳せないところから会話についていけなくなってっていう日々繰り返しでしたね。
あるとき、友達がtake me with youみたいな感じで言ったのかな。
take me with you、あなたと一緒に私を取るってどういう意味だろうって、すごい混乱して、真面目ですよね。直訳でこうって決めたら、それ以外がわからなくなっちゃうから、そこかの意味が考えられるようになるまでには。
そうですね、英語がスッと頭に入るようになって、頭の中で日本語で訳さなくなるのに、私は3年かかりましたね。
ちょっとそのときの脳の中での感覚っていうのは、いずれゆっくりお話できたらと思いますけれども。
だからtakeに関しては、take me with youは、take meは連れて行ってっていうことだったんですよね。
takeは山ほどあるから、実際に全部は説明していられないし、みなさんもちょっとtakeの意味の多さを辞書で見ていただきたいんですけれども。
次、haveですよね。
haveもたくさん意味があります。
haveはまず持つとして覚えていらっしゃる方がとても多いんじゃないでしょうか。
I have a brother.弟がいる。兄がいる。いるっていう意味にも使われるし。
I have a dog.犬を飼っている。飼うという意味にも使われるし。
あとは、日常会話でとってもよく使われていたhaveっていうのは、現在完了形なんですよね。
現在完了形って、日本で文法だけとして取り上げて習うと、本当にピンとこないし、
分かりたくても分からないし、文法の形はようやく覚えられました。
でも、これを会話でいざ使えるかっていったら、絶対に使えないような習い方をしてきた気がするんですよ。
だから、私結構、現在完了形って自分の中でないものとしていたんですよね。
それで、いざ海外に行ったときに、あんまりに会話の中で現在完了形として使われるhaveが多すぎて、
これやらなきゃダメだと思って。
過去形との違い、過去形っていうのは、ピンポイントで過去に起きた一点の出来事のことしか言わないから。
日常会話で話していると、何ですかね。
実際、私たちは意識していないけれど、過去から現在に至ることって山ほどあるわけで。
だから、現在完了ってどうですか。過去に始まり、今に至ること、今に至る行為、みたいなことを習ったでしょ。
だから、そうなんですよ。
でもね、こういうふうに話してて、ピンポイントで例文だけ言っても、多分ピンとこないと思いますので、
実際の会話の流れでやっていくっていうのがベストなんですけども。
じゃあ、今、この流れで言うならば、
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私は、今10分間話し続けている。
まさに、10分前に話し始めて、今まで話しているから、
わかりやすくないですか。
そうだな、あとは、例えば、
全然違う話を持ち出すと申し訳ないですが、過去完了とかって本当に意味わかんないって思いましたよね。
言われてみればわかるけど、みたいな。
じゃあ、私は、今は日本に住んでるじゃないですか、レイニー先生の場合。
今はね、2007年に日本に帰ってきてるから、10年日本にいるわけですよ。
じゃあ、ごめんなさいね、過去完了ってさっき言ったけど、今これを言うなら、私は10年間日本に住んでいる。
と言えるわけですよ。
10年以上日本に住んでいる。
だけど、私は過去にね、2000年から2007年までアメリカに住んでいたわけですから、
過去から始まり、過去に終わる。
まあ、こう言われたらね、教科書みたいになっちゃいますけど、そういうことなわけですよ。
で、ちょっと今、スタッフの方と話してて、これに違和感を感じたっていうハブの使い方があって、
そういうふうに思われる方もいるかと思うので、これシェアしたいんですけれども、
ハブの使い方で、イメージは持つじゃないですか、
海外に旅行に行ったときに、スタッフの方は塩が欲しいと。
じゃあ、塩がありますか?って聞きたかったんだけれど、
じゃあ、そういうふうに、そういうときに何のフレーズを英語で使ったらいいかっていうときに、
Do you have salt?って言うようにならったらしいんですよ。
で、そこでのハブにすごく違和感を持ったと。
つまり、Do you have salt?って言ったら、相手ウェイターが今実際に手に持っているっていうふうなイメージをされたらしいんですよね。
だけど、ないじゃんって。
だから、なんでハブを使うんだろうって思われたらしいんですが、
ハブには、それこそあるという意味もあるから、
お店に所有しているっていう意味でのハブの使い方があるんだということを、そこで初めて学ばれたそうなんですよね。
There is, there areを使わなきゃいけないんじゃんって思いがちですけれども、違うんですよ。
でね、ハブは深いんですよね。
厳密にハブっていうのは持つという意味なんですが、
いいですか、これね、手を使わないんですよ、ハブって。
そう言うと、I have a penってどうなっちゃうのって思うんですけど、あれは置いておいて。
実際、いいですか、ハブは手を使わない。
どういうことかというと、
例えば、家族を持つ。I have a family。
これは、手に家族を持っているわけじゃないですよね。
実際、所有している、持っている。
他にも、能力を持つ、経験を持つときもハブを使う。
どれも物理的に手には持っていない。
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つまり、ハブというのは手で持っているわけじゃなくて、所持しているっていうイメージで使われることが多いんです。
じゃあ、物理的に手に持つときは何を使えばいいかというと、
例えば、ちょっとカバン持ってくれると言いたければ、
holdは掴むという意味もあるんですけれども、
can you hold my bag for a second?みたいな使い方ができます。
長時間持ち続けるというのは、carryを使いますね。
だから、ハブ深いですよね。
本当は、I have a penじゃなくて、文法的には、
I hold a penになるということではあります。
最初の話、何してたか忘れちゃいましたよね。
実は、storyの意外な意味だったんですよ。
でも、たくさん盛り込みましたが。
レイニー先生の教科略奪英会話も、お別れのお時間ですけれども、
今回は、story意外な意味をご存知ですか?ということで、
storyは物語以外にも、何回だてのときに使うんだよということと、
語源をお伝えしました。いかがでしたでしょうか。
その他、いろいろ詰め込みましたが、
少しでも、みなさんのみんなになれば、うれしいなと思います。
ということで、
配信を聞き逃さないためにも、各ポッドキャストで登録やフォローをお願いします。
さあ、ここでレイニー先生の活動をご紹介させてください。
まずは、English Partnersの出張英会話スクールでは、
私たちと楽しく英語を身につけたいという生徒さんを随時募集中。
オンライン英会話レッスンもやっていますよ。
そして、アプリレイニー先生の動画で簡単英会話が、
アップストアより配信中。
声優気分で英会話を学習できる動画学習アプリです。
また、English Partnersが出演している、
1分で見る英語辞書動画、あれこれEnglish。
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そしてYouTubeで毎日配信していますので、チェックしてくださいね。
最後に、私のYouTubeチャンネル、
レイニー先生の必ず役立つ英会話も要チェック。
そして、このPodcastと全方向から攻めていけば、
常に英語に触れられますね。
ということで、また来週。
お相手はレイニーでした。