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This is ReinaMoto's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone. This is ReinaMoto. 皆さん、こんにちは。
ニューヨーク、東京、シンガポールを拠点にするグローバルイノベーションファーム、I&CO、共同創業パートナーのレイ・イナモトです。
この番組では、世界で活躍するトップランナーのクリエイティブ思考に迫り、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
今回も前回に引き続き、インド出身で40年以上に当たり、広告業界でマーケティング戦略のプロとして働いてきたリシャード・トバコワルさんにお話を伺います。
リシャードさんは、タイム市の世界で最も影響力のあるマーケティングイノベーター5人に選出され、現在は7たる企業で組織や人材育成の支援を行っています。
前編では、今起きている働き方の知覚変動をテーマにお送りし、2025年2月発売予定のRethinking Work, Seismic Changes in the Where, When and Whyという本についてもご紹介いただきました。
リシャードさんはベストセラー作家であり、この本、日本語にするとちょっと直訳なんですが、働き方の変革、どこで、いつ、なぜ働くかが覆されるという2冊目の著書を出版予定です。
この本はですね、働き方についての本でもあるんですが、世の中がどう変わっているかという背景をもとに、じゃあこれから我々がどうやって働き方を変えていくか、組織がどうやって働き方を変えていくか、そして個人レベルでこれからどういう技術だったりとか、どういう知識を身につけていくのが大事なのかということが書かれているので、
とりあえず今のところは英語の出版しかされない予定だと思うんですが、英語ができる方、ぜひぜひこの本を手に取って、もしくはオーディオブックでも出版されているので聞いていただければなと思います。
今回はそんなリシャードさんに、社会人が今すべき未来への投資についてお話を伺いました。
働き方に知覚変動レベルの大きな変化が起こる中、必要不可欠な存在であり続けるためにはどんなことを意識すればいいですか?
これからの時代、個人が必要不可欠な存在であり続けるためには、3つのことを意識するのがいいと思います。
1つ目は、勉強する習慣を身につけること。
2つ目は、自分がどのような仕事をしているのか。
3つ目は、自分がどのような仕事をしているのか。
4つ目は、自分がどのような仕事をしているのか。
5つ目は、どのような仕事をしているのか。
1つ目は、勉強する習慣を身につけること。
2つ目は、自分の考えを疑うこと。
そして3つ目は、自分の時間の半分をクリエイティブな活動に充てることです。
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まず1つ目の勉強の習慣については、私自身の例で言うと、朝4時半から7時半までを勉強と運動の時間と決めて、この習慣を30年以上続けています。
まず起きてから、1時間本を読んだり勉強したりすることで脳のOSを起動して、次に運動をして体のOSを起動して、そこから朝食をとりながら家族と会話をして、感情のOSを起動するんです。
そうすれば、朝の3時間だけで、すでに未来の自分に大きな投資をしたことになります。
その後、仕事でどんなにひどいことが起こっても、家族の予定に振り回されて、自分の時間を持つことができなくても、朝の時点で勉強や運動が終わっていれば、あれもやったし、これもやったし、いい1日だったなと思うことができます。
仕事や家族といったコントロールできないことに苛立つのを止めて、必ず自分でコントロールできる時間を確保して、自分自身をしっかり成長させることが必要不可欠な存在であり続けるためには、とても重要です。
私には2人の娘がいるので、子供が小さい頃はなかなか自分の時間を確保することができませんでした。
仕事が終わってから何かやろうと思っても、子供が寝なかったり、自分自身が疲れ切っていたり、全然うまくいかなかったんです。
そこで朝早く起きて、勉強や運動をすることにしました。
人生もコントロールしたいと思うなら、習慣もコントロールしなくてはいけません。
何も全ての人が早起きをすべきだ、というわけではなく、それぞれ可能な範囲で自分の時間を確保すればいいと思います。
平日が無理なら週末に数時間、勉強の時間を確保するとか、会議を15分短くして、その時間で本を読むとか、誰にでも何かしらできることがあるはずです。
そして2つ目の自分の考えを疑うこと、これもとても重要です。
時代は常に変わっていきますから、過去の経験に基づいて自分は正しいと信じ込むと大変なことになります。
偉くなればなるほど周りからあなたの考えは間違っている、そう批判される機会は減っていきます。
だから自分自身で定期的にこの考えは間違っているんじゃないかと疑って、思い込みを捨てることが必要なんです。
そして3つ目、自分の時間の半分をクリエイティブな活動に充てる、これもとても大切なことです。
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クリエイティブな活動には、本を書くとか、何かものを作って表現することだけでなく、人材を育てることも含まれます。
将来的に成長していくものに、あなたの時間を投資してください。
本を書いたり、何かものを作って表現したりしても、初めはなかなかうまくできないかもしれません。
でも自分の時間の半分を使ってやり続ければ、必ず最初よりうまくできるようになります。
自分の時間を投資した分、自分の能力を成長させることができるんです。
それから自分の時間を投資して、部下を育てるために相談に乗ったり、他の人のビジネスを成長させるために支援したりすれば、
めぐりめぐって将来、多くの人があなたを助けてくれるようになるでしょう。
管理職の人のほとんどが、部下に仕事を割り振って、ちゃんとやるか監視して、それを評価するのが仕事だと思っていますが、それは間違いです。
部下だって上司にそんなことをしてほしいと思っていませんし、そんなことをしてもそこからは何も生まれません。
多くの人が一日のほとんど、全くクリエイティブではない活動に費やしているんです。
その間違いに早く気がつくべきです。
世界中の多くの人に共通するのが、もっと成長したい、もっと自由になりたいという願いです。
そしてこれを実現する唯一の方法が、自分を立して成長するために何かを習慣的にやり続けることなんです。
忙しい毎日の中で自分を立ち上げることが大切なことです。
何かを習慣的にやり続けることなんです。
忙しい毎日の中で自分を立ち上げて勉強を続けることは、決して簡単なことではありません。
例えば、毎日1時間も勉強に当てられないということであれば、1日のうちどこかで30分の勉強時間を2回設けるとか、自分のできる範囲で続けていくことが大切です。
良い習慣を持てば、会社に縛られることなく自由が手に入ります。
本当にもっと成長したい、もっと自由になりたいと思うなら、今SNSを見ている時間を勉強のために使ってください。
自分の時間を成長のために投資すれば、自ずと自由を手にすることができます。
ここまでお送りしてきました、レイナモトの世界のクリエイティブ思考。
今回はリシャード・トバコアラさんに、社会人が今すべき未来への投資についてお話を伺いました。
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いろいろな方とお話をされていて、大企業だったりとか、あと企業の役員の方、お偉いさんたちとか、接する時があるみたいなんですけれども、
これからどうやって必要不可欠な存在になればいいのか、なれるのかということをいろんな人から聞かれるそうなんですね。
それに答えるために、彼が提唱するこれからの時代、必要不可欠になるためのプログラム、3つのステップっていうことがあるよっていうふうに教えてくださって、
今日の聞いてカフェは、この彼のプログラムを紹介したいと思います。
まず1つは、毎日1時間を学びに充てる。
2つ目は、反対意見を構築する。
そして3つ目は、実際に作り、行動することに時間を割く。
この1つ目の毎日1時間を学びに充てるということなんですが、彼に自分の働き方がどうなんですかって聞いたときに、
まず朝4時半に起きるっていうところから始めてるよっていうふうにおっしゃっていたんですね。
4時半に起きて、その4時半から7時半の間に、まず1時間自分の好きなことをやって、
そしてそのニュースレターを書いたりだったりとか、本を読んだりとかして、その学びをする。
2時間目は運動をする。
そして3時間目は彼のパートナーの方と話し合って、その心を満たすっていう、そういう毎日の朝の時間の使い方をされてるんですけども、
この1時間を自分の学習に、この朝早朝に彼は当てているということなんですね。
別に彼の真似をして朝の4時半に起きなきゃいけないっていうことではないんですけども、
これはやっぱりその学ぶっていうことをすることによって、
次の自分のスキルがどうあるべきか、どういう新しいことを身につけていくかっていうのを、
年齢に関係なく、これは25歳でも45歳でも55歳の人でもやっていかなきゃいけない。
それをやらないっていうことは、自分の必要性がなくなることだから、それでもいいんだったら学ぶのはしなくていいよ。
でもやっぱりそれが大切だと少しでも思うなら、1時間続けなくてもいいから、
例えば10分ここ、20分ここ、15分ここみたいな感じでもいいから、
とにかく1時間、何らかの形で新しいことを学ぶってことをしなさいっていうのが、まずこのプログラムの第一ステップ。
2つ目は反対意見を構築するっていうことなんですが、
これはちょっと概念的になかなか意識しなきゃ難しいことかなと思ったんですが、
経験を積めば積むほど自分の意見だったりとか、自分の知識、そして自分の見解っていうのが、
それまでの情報と経験に基づいてできてくるので、
もうこれが正しいとかこういくしかないよねっていうふうに思いがちだと思うんですよね。
でも特にそういうふうに経験のある人こそ、じゃあ自分の意見と逆は何なのか、
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もしくは自分がこれをやり続けたら負けてしまうっていうことを受け入れて、
あえてその自分を敗北させる理由を見つけに行く、
この反対意見を構築するっていうのは、自分の言ってることだけを信じるのではなくて、
あえてこれとは違う視点が何になるかっていうふうに考えなきゃいけないので、
なかなか自然にできる作業ではないのかなと思うんですけども、
これはですね、僕もその文章を書いたりとかこうやってポドキャストをやってる人間として、
自分とは違う意見を意識的に探しに行かなきゃいけないなっていうのは思わされました。
3つ目に、実際に作り行動することに時間を割くということをおっしゃっていたんですが、
これ前編でも話したことにつながるんですが、
これからそのAIがやっていくことが可能になる仕事っていうのが、
実はそのホワイトカラーオフィスワーカーの中でも、
かなりどんどん増えていくっていうのはもう目に見えていることであるんですけども、
彼は具体的に人の管理だったりとか、時間の管理だったりとか、
情報の報告だったりとか測定とかっていうのは、
それはAIを使えばだいぶ手軽にできるようになるから、
そこにはできるだけもAIにやらせて、
自分は作ったり行動したり指導することに力を入れるべきだっていうふうにおっしゃっているんですね。
優れたリーダーはそこに集中をして、
そしてAIが取って代わってできることはどんどんどんどんそっちに振り分けていく。
なのでこの実際に作り行動することに時間を割くのが、
これから人として人材として必要不可欠な存在であることを追求していく上で、
すごく重要なポイントということです。
この実際に作り行動することに時間を割くというポイントなんですが、
実は最近自分がやっている仕事でもこれを実感した経験があるんですね。
というのも、あるプロジェクトで人材を数人準備する必要があって、
その中に1人コピーライターを加えなきゃいけなかったんですね。
英語と日本語でやらなきゃいけない作業があって、
英語も日本語もできるバイリンガルのコピーライターをアサインをして、
今までのやり方だったら、僕がリーダーとして、そして管理職として、
その人に指示を出して、その人にオプションをいっぱい書いてもらって、
それを僕が添削とか修正をして仕上げるということを今までやっていたんですが、
たまたまそのアサインしたい人が他の仕事で忙しくて、
僕が今これをやらなきゃいけないプロジェクトにアサインできなかったんですね。
今までだと、じゃあ外部のフリーランサーを雇うとか、
コピーライターの専門の人を外部から連れてきて、
その人に例えば1週間とか2週間とか作業をしてもらってやるっていうのが一般的なやり方で、
僕もそれをしようかなと思ったんですね。
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いや、でもちょっと待ってよ、それもそれでお金も安くはないことだし、
時間もかかっちゃうし、結局こうやり取りしなきゃいけないことに僕の労力もかかるので、
じゃあちょっと自分にとって大変になるかもしれないけど、
外部のコピーライターを雇うのではなくて、自分でやってみようと。
それをAIでやろうと思ったんですね。
AIでやって、もちろんやっぱりAIだと足りないところがたくさんあって、
直接これは通用しないよなっていうものがほとんどなんですけども、
でもバリエーションを出すとか量を作るとか、
あと英語と日本語でやるとかっていう作業をするのに非常に役に立ったんですね。
だから今までは外部とかに頼っていた、それも人に頼っていたことが、
AIがそれを代行するっていうよりかは、
僕がそれを受け負うことがAIにとって下等になった。
つまり自分の仕事の幅が広がったっていうところが、
最近実際にプロジェクトでそういうAIの使い方をして、
これが今後、今までは2人、3人、4人の人材が必要だったことが
一人でできるようになったのはこういうことなんだなっていうふうに実感したことがあったので、
これがこのリシャードさんがおっしゃっている、実際に作り行動することに時間を割くというのが、
このAIとの共存の一つの例なんじゃないかなと思います。
今回、リシャード・トバコアラさんと社会人が今すべき未来への投資についてお話を伺ったんですが、
彼が提唱するこれからの時代、必要不可欠になるためのプログラム3つのステップは、
毎日1時間を学びに充てる。
2つ目、反対意見を構築する。
そして3つ目、実際に作り行動することに時間を割く。
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世界のクリエイティブ思考、お相手はリーノートでした。
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