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2020-09-10 1:13:21

第四十三回;Tak.さんとObsidianとプレーンテキストについて

第四十三回;Tak.さんとObsidianとプレーンテキストについて。
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うちあわせキャスト第43回ということで、今回もゲストにたくさんお迎えしております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ライフハックニュース…。ライフハックではないんですけども、
うちあわせキャストにゲストに来ていただいた山尾真さんが新刊を出されて、
業界ができればちゃんとしなきゃが迫ってくるという本がKindleから発売されてます。
300円台。いや、400円近くかな。
390円とかじゃないですかね。
Kindle Unlimited対応なんで、入ってる方はタダで読みます。
ノートで連載してたやつのまとめたものになるのかな、これは。
そうですね。
だと思うので、タイトルにちゃんとしなきゃびょーっていうのが気になる方は
ちょっとお読みになるとよろしいのではないかと思います。
今回は新しいツールの話なんですけど、
新しくないんですけど、新しいツールの話なんですけど、
Obsidian。O-B-S-I-D-I-A-Nかな、Obsidianっていうツールなんですけど、
これは黒曜石っていうことなのかな。
黒曜石ですね。
この単語で検索すると、その目的のツールはまず見つからないと思うんで。
意思が出てきちゃう。
Obsidian.mdというので検索したら多分見つかると思います。
MacとWindowsとLinuxで使える、
ベーシック、普通に使う分には無料プラン、個人用とは無料で使えるツールで、
簡単に言うとローカルで動くロームリサーチという感じのツールなんですね。
機能性で言うと圧倒的にロームリサーチのほうが上なんですけど、
ファイルが保存するデータがデータベースではなくて、
自分のパソコンの中に.mdというマークダウンファイルを作って保存してくれると。
それでしかもノート同士がWikiのようにリンクでつながるというツールなんですね。
僕的にネットワーク型ノートツールという仮にそういうカテゴリーを今作るとしたら、
スクラップボックスが一番使いやすいなと思うんですよ。
仮にスクラップボックスがなくなったとしたら、僕はこのObsidianを使うかなっていうのが現状ですね。
なくなったとしたら。
仮に。だからその時にやっぱりロームリサーチはいかないんですよね。
いろいろ検討した結果、ロームリサーチは非常に優れたツールなんですけど、
やっぱりリサーチっていう言葉からわかるように、やっぱりちょっと研究向きというか学術研究向きというか、
一般生活における情報管理としてはちょっとオーバースペックなんですよね。
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できたらいい機能はいっぱいあるんですけど、多分日常生活でそれらの機能の8割は使わないんですよね。
Obsidianというもので実装されているノートを書いて、ノート同士を20ブラケットでタイトルつけてリンクするっていう程度でほぼまかないんですよね。
ロームリサーチってサイドバー開けるのすごいって僕は歴史で知ってましたけど、
Obsidianってウィンドウ分割がいくらでもできるんですよね。
ロームリサーチはメイン画面が1ギターとサイドバーが1個と。
そのサイドバーに複数は開けるんですけど、結局その小回りとしてはその2つだけなんですよね。メインとサイドだけ。
Obsidianは縦と横に好きなだけタイトル分割できるんですよね。
情報を使う上では広いほうがいいというか多いほうがいいんで、
僕はこの点で言ってもObsidianの方が上かなと。使い勝手で言うと。
やっぱりその辺がブラウザベースというのと、いわゆる元々のネイティブアプリケーションって言うかなっていうことの違いというか、
使い勝手がブラウザに左右されないというか、その辺でやっぱりObsidianの方がいろいろ利便性が多いのと、
あとショートカットキーもブラウザに取られないんで。
その問題がありますよね、結構ね。
その問題が結構あるんですよ。普通のエディターとか使っててもショートカットキー自分で設定できたりすると便利だなと思うんですけど、ブラウザの場合ってかなり難しいんで。
そういう諸々考えて、例えばObsidianとオロモリサーチどっちかを一般の人に勧めるとしたらやっぱりObsidianの方になるかなっていうのが今のところの結論ですね。
価格的な問題からもそうですよね。
当然ありますね。無料で使えるのとやっぱりある程度お金払わないといけないっていうその敷居の高さも違うんで。
だからガッツリコンテンツを残して多重のメーカーを張って他のカードから参照するようなことを頻繁にされる方であればもう当然それはオロモリサーチの投票というか、
まさにそれをするために生まれてきたようなツールなんですけど。
そうじゃなくてノート同士の関連性がちょっと示せたらいいなという程度のものであれば、
まったくリッチなコンテンツを別に画像以外は扱わないという場合ではあれはObsidianで十分かなと。
Obsidianのやっぱり一番魅力というか、人によって魅力になったり魅力にならなかったりするんですけど、
保存するファイルが1ノートごとに1MDファイルになるんですね。
そのことの重要性って実は結構あって、
Macのスポットライトで検索できるんですよね。
これめちゃくちゃでかいんですよね。
Evernoteはギリノートのタイトルで、一応あれCDケースで繋がってるんでタイトルで検索してくれるんですけど、
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その他ネットワークの向こう側にあるデータベースは基本的にスポットライトと信用性がないんで、
すぐには見つからないんですよね。
すぐに見つからないっていうのは時と場によってすごく困るので、
オブシリアンで普段使うノートを書くと。
例えば呼び出したいときにスポットライト経由で呼び出せる。
あるいはその他別になるんですけど、グレップできる。
例えばVS Code上でワークスペースを作っておいて、
オブシリアンがファイルを作るフォルダを登録しておけばそのまま読めるんですよね。
プレインテキストなわけですから。
そこでグレップしたりとか、
例えばターミナルでコードを走らせたりとかもできるんですよね。
特別な何かをしなくても、つまりIFTTTみたいなのをかまさなくても、
スポットで連携ができてしまうんですよね。
それは結局データの形式がプレインテキストだからっていうごく当たり前の結論なんですけど、
そう考えた時にやっぱりプレインテキストいいよなっていうのが最近の結論なんですね。
あとあれですよね、プレインテキストだと万が一、
例えばROMリサーチならROMリサーチが終わってしまうという心配を常にしなきゃいけないんですけど、
仮にオブシリアンの開発が終了してしまっても、
そこにそれを使って作ったファイルは適時とファイルとしては残ってるっていう安心感がありますよね。
しかも例えばROMリサーチでエクスポートしたデータがあるにしても、
そのデータって結局ROMリサーチ上でしか活かせないわけですけど、
オブシリアンって結局マークダウンエディターだけなんですよね。
簡単に言ったらMDファイルを適切に読み書きできるための装置であって、
いくらでも簡単に上書きできるんです。
さっき言ったようにVSコードよりも多分ちょこっとエクステンションかけば2体のことができると思うんですよ。
だから再利用性がより低いというか、もう1回使うために大掛かりな装置がいらないんですよね。
だから5年とか10年使っていくことを考えたときに、やっぱりそっちの方が良いのでは逆。
考えてみると、昔はパソコンの性能も良くなくて、
多分ファイルをたくさん作ったりしたときに扱いが困ったと思うんですよ。
でも今はもう検索がサクサク動きますし、パソコンもSSDでファイル読み出すのも早いですから、
1着想とか短いものとかでもいいんですけど、を1ファイルにする保存方法でも普通に問題なく使えるんですよね。
09:07
昔は細かいファイルをたくさん保存するとすごくディスクが無駄になるっていうのがあったんですよね。
実際のデータ量よりも多くの容量を取っちゃうみたいな話があって。
なんでハードディスクの容量が小さかった頃は、それをやるとすごくもったいないっていうイメージがあったんですけど、
今はね、少々無駄になったからといってビビたるものだしっていうのもあるし。
だからそういう発想に戻ったときに、テキストファイルとグレップでいいじゃんっていうのに戻りつつあるのかなと。
マス井先生という方がおられるんですけど、不合的プログラミングっていう言い方をされて、
昔はさっき言ったようにメモリーとかが少なかったからいかに効率よくプログラムを書くかって、
ユーザーの使い勝手は二の次になってきたけど、今はもうスペックが優秀やから、
プログラミングの効率性よりもいかに使いやすいのを先に段々出せるかみたいな方が重要やっていう話で、
不合的メモ管理の環境ができつつあるような気がしてるんですよ。
昔ってテキストファイルに日本語をつけた人ってややこしかったんですよ。
でも今は全然余裕なんで。
日本語でテキストファイル名をつけておけば、
それをさっき言ったようにスポットライトでタイトルで検索できるんで、
もう半エヴァノットみたいなことになるわけですよね。
だからエヴァノットってあらゆるファイルを管理できるからいいですよなんですけど、
そもそもパソコンはあらゆるファイルを保存できる装置なので。
検索の問題が解決すれば逆に普通のOSのファイルシステムほど柔軟なものがないわけで。
どんどんだから元に戻っていくっていうか、
アプリのレイヤーからOSのレイヤーに降りていっても、それほど困ることは少ない。
検索保存とかもちろんできませんけど、その辺はターミナル叩く必要はありますけども、
その辺をケアできたら全く問題ないし、
ツールごと別のツール使っても同じデータっていうのができるんで。
だから案外今後こういうツールの方がいい。
高機能なことはできないけども最低限のニーズは満たしてくれるみたいなツールの方が多分いいのではないかなと。
だからロゴリサーチちょっと合わなかった人でもObsidian使ってみたら案外いいっていうのはあると思います。
そうですね。
ただ問題はアウトライナーじゃないので。
当然ロゴリサーチはもろにアウトライナーですけど、操作方法は。
12:00
スクラップボックスもアウトライン操作できますけど、あくまで柔軟なことはできずに、
行動の移動とかはできるんですけど、ブロック操作とかはできないんで、
その辺の使い勝手が足りひん部分はありますけど、そこに目をつぶれるのであればなかなかいいと思います。
つぶれないですけどね。
もしかしたら間違ってるかもしれないんですけど、
ロゴリサーチよりも先にObsidianがあったような印象を持ってたんですけど、
その辺の巡礼関係ってどうだったのかな。
急に最近Obsidianが来ましたよね。
そうなんですよね。
たぶんですけど、両方ともObsidianもロゴリサーチも知られてないころに、
先にロゴリサーチが人気になって、
ロゴリサーチの有料化のタイミングの問題と、
データが失われてしまったみたいなニュースが一回目入ってきて、
それって大丈夫なんかなっていう問題があって、
避難先をみなさん探してて、オルタナティブロームっていう話題があったんですよね。
そこで上がってきたっていう。
そうなんですね。
なんとなく順番的にObsidianが先にあったような印象を持ってたんですよね。
どっちなのかな。
僕が最初に見たのはロームですけど、一応Obsidianもまだベータ1じゃないんですよね。
ベータ0.8やったから。
スタートはさっきやったことないけど、たぶん開発の時間は遅いんですよね、当然。
あとね、どなたかが言ってて、これも確実なあれじゃないんですけど、
同じ人が関わってるようなことも書かれてた人がいて。
でもあり得るでしょうね、それは。
でも思想としては非常に近しいものがあるし、
もしかしたらバカつと仲間割れじゃないかわからないですけど、
ということがあったのかもしれないです。この辺は全然憶測ですけど。
同じ時代に生まれてきたツールで必然性があるんですよね、
こういう機能というのが。
現状のツールからバージョンアップしようとすると、
こういう形になるというようなことだと思うんですけど。
でもロームは結局試し以外では使わなかった。
いいのはわかってるけれども、結局ロームは使わなかったんですけど、
Obsidian使うかもしれないなとは思ってますね。
これは逆に言うとアウトライナーじゃないから、
アウトライナーと共存できるような気がするね。
でもね、アウトライナーも結局ほとんどテキストみたいなもんじゃないですか、アウトライン。
アウトラインのデータなんて。
XMLみたいなもので保存してるものが多分多いんだと思うんですけど。
多分OPMLかな、ファイルとしては。
デイブワイナーさん系のやつはOPMLなんですよね。
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でもそれこそ見出しを抜くタイプの、いわゆる僕がプロダクト型って言ってるアウトライナーだと、
マークダウンのファイルをそのまんまアウトライナーのファイル形式として、
使えそうな気がしてしょうがなくて。
そうですね。
使えそうな気がしてというか多分使える。
単に見出しを折りたたむだけだから。
折りたたんで入れ替えるだけだから多分使えるんじゃないかと思うんですけど。
だから本当はアウトライナーを使った結果が、保存するとそれはテキストファイル。
ある程度そのテキストの形で見出しなりリンクなりが表現されてテキストファイルであるっていう風になると。
で、それはオーシリアンなりなりでも使えるっていう風になってるとすごくありがたいというか、
理想だなという気がするんですけど。
そうですね、たしかに。
そういうと、じゃあオーグモードを使えばっていう話になっちゃったりするのかもしれないですけど。
あれは最強のツールなんですけどね。
オーグモードはね。
他のツールを使うたびにオーグモードすごいようなに変えてくるんですけど。
オーグモードはいいけどEmacsのハンドルが高すぎて。
でもあれはEmacsにすると完全に効果は発揮しないんですよね、残念ながら。
まあでもね、オブシリアンは使うんじゃないかというか、スクラップボックスより使いそうな気がしますね。
それはあると思います。
結局オブシリアンを途中でやめても問題ないっていうのがポイントですね、この場合。
普通にエンプリーファイルがそこに残るんで。
デイリーノートっていうローモリサーチの売りの2つ目でもあるデイリーノート機能もあるんで。
何より偉いのはランダムボタンという機能があるんですよ。
これは非常によくわかってるなというか、スクラップボックスにあってローモリサーチに無いボタンなんですけどランダムボタンで。
やっぱりツリーから開放されて情報をアトミックに原子的に保存していく場合って、やっぱりランダムボタンって効果を発揮するんですよね。
ランダムボタンっていうのは入ってる中からあるものをランダムに抜き出して表示するっていう意味があるんですよね。
そういうことです。
単純に乱数に基づいてMDファイルを1枚表示するっていうことですね。
ツリー構造の場合ってどこに何があるかわかってるから引き出すんですけど、結局情報カードと一緒で狂うことができなくなるんで、その形だと。
ランダムボタンでそれを解決してくれるんですね。
ランダムボタンで狂うことの代わりってなります?
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ランダムボタンを押さないと出てこないのはありますね。
それは偶然出てくるわけですよね。
そうです、偶然出てきます。
狂うっていうのは目的を持たずにペラペラペラと狂うことを狂う。梅沙穂さんは狂うと言ったわけですよね。
作成順、ないし構成順でソートされるっていうのはデジタルの基本、プラスアルファはランダムで出てくるっていう多重のアクセスルートが確立されてる。
ランダムに1枚取り出しても構造自体は崩れないんで、というか構造がないんですけど。
そこがいいですよね。
Obsidianの場合ってさっき言ったようにウィンドウをいくらでも分割できるんで、だからランダムでどんどんどんどん開いていけるんですよね。
分割したウィンドウでランダム。
そう、ランダム開いてまた分割してっていうことをしていけば、スクラップボックスにはできないカードを並べるみたいなこともできるんで。
やっぱり曖昧検索ができる点がスクラップボックスはさらに上なんで。
その意味を考えると、僕はスクラップボックスから動くことはたぶんないんですけど。
そのツールがもしないとしたらObsidian使う。今なら使いそうですね、大いに。
僕はObsidianはたぶん使うんじゃないかという気が今のところしてますけど、実は触ったことないんですよ。
試しでもまだ使ったことなくて、Obsidianって。
ドームより本格的に使う可能性がありそうだなという気はしてます。
例えば、たくさんが本を読んで読書を読むみたいなのを作りたいと思ったらそうじゃないですか。
それはアウトライナー状に取るんですかね、やっぱり。
紙。紙に取って。
そんなに取らないんですけど、もし取るとしたら紙に取って、それをアウトライナーに入れるというパターンが多いんですかね。
それはやっぱりアウトライン上にずっと残ってるんですね、その読書メモは。
そうですね、残ってますね。
やっぱりいろんなツール使うとなくすんで、時期によってアウトライナーに入っているものもあるし、一時期スクラップボックスでそれを試みたんですけど、
ちょっと自分にうまくいかなくて、その時期のものを全部ダイナリストに移してやって、
ものによっては独立したテキストファイルになっているものもあるし、あとはワードでフォーマットを作ってやったものもある。
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カードの代わりになる、プリントアウトすると英語になって出てくるようなカード形式をワードで作って、それをアウトラインで管理できるようになっているものもあるんです。
ただね、僕そんなに組織的なメモ読書カードを作らないことが多いです。
ある本じゃなくてもまとまったものを書かなきゃいけないときに、それ用の資料を積んできて、それのメモをまとめて作るというのはありますけど、目的のない読書メモを作らないんですよね。
それが必要ないと考えてるわけじゃなくて、そういう習慣を人生の中で身につけ損なったというだけの話で。
できてればよかったなと思うんですけど、やらないですね、あんまり。
そういう残っていく、つまりダウン、コンプリートされない情報をどこに置くか問題なんですけど。
そうですね。今のアウトライナーの使い方をするようになってからは、それを書いた日付の下に残ってるんですよ、その手のことは。
それ以前のものは、それこそさっきのスポットライトじゃないですけど、何かしらのファイルになって保存されてれば、まあ見つかるだろうと。
結局そっちに落ち着いちゃってますね。
あとエヴァノートに入ってた時期もありますけど。
結局そのエヴァノートに入ってたものよりもそうじゃないマックの中にファイルとして保存してあるもののほうが見つかるし使うんですよね。自分の経験的には。
悲しい結末ですねそれは。
それは別にエヴァノートが悪いとかじゃなくて、それができるまでエヴァノートを使い込むまでいかなかったっていうことですよね。
いやでももしかしたらエヴァノートが悪いかもしれませんよ。
まあその可能性もあるんですけど。
まあ両方ですよ、自分の行動とエヴァノートの特性と。
スポットライトですぐ出せるっていう話と、
Firefoxの拡張機能でサイドバーにワークフローリーを表示できるっていうのがあって、それがものすごく便利なんですけど。
あれ何が便利かというと、入れた情報をすぐ出せることなんですよね。
エヴァノートってすぐに入れられるんですけど、すぐには出せないんですよね。
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それがね、やっぱり致命的やなと思うんですよ。
やっぱりね、それすぐ出せなきゃいけないんじゃないかなと思いますよね。
情報によってはすぐに出せなくてもいいものもあるんですけど、すぐに出したいものもあるんですよ。
すぐに出したいものはエヴァノートに入れたくないんですよ、あんまり。
それやっぱりすぐ出せないからなんですよね。
ワークフローリーの場合って、サイドバーのワークフローリーでも、普通にタブで開いたワークフローリーでも、
どっちでもちょっとこれは後で使おうと思ったものをコピペしておけば、本当にすぐに出せるんですよね、当然。
それって入れること以上に大切なことなんですよね。
すぐに出てくる。
すぐに出てくるっていうことがある種の情報にとっては、メモ的にすぐに消えるものでもなく、
アーカイブ的にずっと蓄積するものでもない、その間ぐらいの情報。
これパッと入れてパッと出せるようになっておかないと、やっぱり使えないし使わなくなってくるんですよね。
その意味で、例えばテキストバーにしたらすぐ出せるとか、サイドバーに置いたときはすぐ見られるっていうのは、
だから今後のノートツールには多分非常に求められているというか。
ただそれってあれですよね、そのワークフローリーに入れたっていうことを自分の中で覚えてるからそれができるんですよね。
まあそりゃそうです、そりゃそうです。
だからやっぱりあくまでもそれは短期的から短めの中期ぐらいのもの限定なんですよね、きっとその使い方ができるのは。
もちろんそうですよ。
今日が木曜日として土曜日に使う情報みたいなのがあったときに、
エマーノートに入れて後でタグ付けで検索するほどではないと。そこまで重要ではないと。
かといってメモで書いておくと流れてしまうのが困るというときに、ある程度置き場所を決めておいてすぐ出せるっていう。
必要なときにパッと出せる。
曜日が決まってなくて、ここ2、3日のどっかみたいなときでも一緒なんですけど、
そういうときにやっぱりパッと出せる場所、パッと開ける場所、引き出しみたいなところがあるといいんですよね。
それがやっぱりエマーノートには欠けてるところかなと。
5年10年残す情報はまさにエマーノートでいいんですけど、
もっと動いていくようなものの場合って出しにくいんですよね。
そうですね。
結構探さなあかんっていうか。
大昔のものじゃなくても結構探さなあかん。
探さなあかんっていうのが、当然検索キーワード引っ掛かるものが多すぎるっていうことなんですけども、もちろん。
その点でやっぱり、あのツールの使い勝手をもう一段階ブレイクスルーするだろうなと思いますね、あれは。
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難しい。難しいですよね。
エマーノートに行かない限りエマーノートのノートが開けないのはやっぱりダメなんですよ。それはもう確実に言えます。
っていうことを考えていくと結局、標準のファイルシステムに勝るものはないということになってきますよね。
なってきますね。だからOSに深く一番コミットできるファイルというか情報存在というか情報単位なんで。
例えばスポットライトの欠点って、本当にこれで全部が確信が持てないっていうちょっと弱点があるんですけど、
それを置いとくとしてスポットライトでかなり古いものもかなり早いスピードで検索できるっていうことと、
最近のものはそれこそMacであればファインダーの表示で時系列に並べて新しいものを並べておくと、
上から30個ぐらいの間を探すとだいたいその中にあって、
クイッククリック、スペースバー叩くとピャッとファイル開かなくても一応中身がパッと見れたりするっていうのを併用すると、
結構大抵のものは検索するまでもなく見つかっちゃったりとかして、
それこそテキストファイルでもあるし、ウォードのファイルでもあるし、PDFのファイルでもあるっていう柔軟性もあるし、
そう考えると、こっちのほうが結局便利。
場合によってはちょっと足りないところがあるけれども、
総合的にはこれが結局一番安心できるっていう結論になっちゃうような気がするんですよね。
例えば、いろんなものをエバーノートに保存できるんですけど、
例えば原稿を書いた後に送信する前にチェックしたい3つの項目みたいなのがあったとするじゃないですか。
チェックリストみたいなもの。それをエバーノートに入れてた場合って、出すのにものすごい面倒くさいわけですよね。
でもスポットライトで原稿チェックリストとかで検索して見つかったらすごく嬉しいじゃないですか。
必要な情報にアクセスするためにまずアプリケーションを切り替えて検索してっていうのは、やっぱりね、だんだんやらなくなってくるんですよね。
OSの操作で見つかるのがやっぱり一番早いんで、OSに限らないですけど。
だからその辺ができひんのがやっぱりエバーノート、現状のエバーノートの大問題というか。
どうでしょうね、それ解決するのか。
どういう形だったら解決するのか。
だから元のデータがデータベースに入ってて、そこからHTMLファイルをプレビューする形でノートを表示してるんで、
30:07
だからインデックスを別に持たないとだめなんで、たぶん無理でしょうね。
今後のエバーノートがどうなっていくのかという。
アーカイブ装置としては全然いいんですけどね。
あと自分のエバーノートの使い方が中途半端になっちゃったのは、
やっぱりそれこそ本当に全てを入れないと力を引き出せないところがあるんだけども、
やっぱり全ては完結できない。
それこそアウトライナーで作ったアウトラインみたいなものをそのままエバーノートに入れることはできない。
入れることはできるけれども、入れたら今度はアウトラインを操作できなくなっちゃうんで、
結局あるものがエバーノートに入ってるけどあるものが入ってないみたいなことになっちゃったからなんですよね。
その辺は難しいよなと思いますね。
だからね、中にノートを持つべきじゃなかったと言っても力がないんですけど。
あれと全部はエバーノートでファイルを保存できますけど、ファイルを取り込んで保存するんですよね。
ということはOS上にあったファイルとは別のものになるんですよね、複製されるリプリ。
だからエバーノートで見つけてそれを編集しても、
もともとのアプリケーションで開いたファイルとは別になっちまうんで。
だからね、ファイルを見つけたら、もともとのファイルをアプリケーションで開くっていう形にしたほうが良かったんですよね、あれは。
そうだね、そうだと思います。
だからエバーノートで検索のインデックスを保存する装置で良かったんですよ。
おそらくは。
今となっては。
そうそう、データを中に入れるんじゃなくて、
この情報はこのキーワードで見つけられますよっていう情報だけを持つっていう。
もちろんテキストは別に持ってていいんですけど。
そういう全てのファイルを保存するんじゃなくて、全てのファイルへのインデックスを作るっていう方が多分早かったし、
アプリ自体も早くなるし、ユーザーの使い勝手も良いと思うんですけどね。
まあ、もう遅いんですけども。
でも何百回言うとエバーノートは便利は便利なんで、
僕は普段作業記録を共有するために使ってるんですけど、
エバーノートってページ単位で共有できて、ウェブページとして表示してくれるんですよね。
それ結構偉くて、それを使ってサークルで作業記録を公開してるんですけど、
さっき言ったようにデータの使い勝手が非常に悪いんですよね。
なので僕は1日の終わりにエバーノートからテキストデータを抜き出して、
それぞれ用途ごとに振り分けたテキストファイルを作るっていうスクリプトを先日変えたんですよね。
33:00
結構そのツイート反響があったんですけど、みんなこういうのに憧れてるんやなと思ったんですけど。
やっぱりエバーノート自身の問題プラス、HTMLかリッチテキストで保存されてるファイルの扱いの難しさっていうのがあるんで。
エバーノートはエバーノートで使うけども、テキストファイルはテキストファイルで別に持つっていうことで、
僕の中では一定の解決を見てるんですけど。
これね、結構思うんですけど、デジタルってAのことをやってたらBのことになるっていうのが非常にしやすくて。
アナログで言うと、領収書を書くと下にカーボンが引いたって写しが作られるじゃないですか。
宅急便の届け状とかもそうなってますよね。
あれのより高度なことがデジタルだと結構容易にできるんですよね。
一番わかりやすいのがツイッターなんですけど、僕ツイッター1日ごとにツイーエバーというサービスでエバーノートに保存してるんですよね。
つまりツイッターに書き込むことイコール僕はエバーノートにロゴを取ることになってるんですよね。
これがA押してたらBになるってことなんですけど。
僕作業記録の場合は自分の作業記録を書いてるとそれが他人に読める形になるっていうAからBが今行われてるんですけど。
さらにVSコードでグレップ検索すると自分のプロジェクトに関する進捗が見つかるデータもできるっていうことになってるんですよね今。
それは要するにテキストとして保存されるっていうことですよね。
以前エバーノートの検索って、ノートは見つかるけど箇所が見つからない問題ってあるっていう話をしてましたけど、
エバーノートを書きつつテキストデータを作っておくとその問題が見事に解決するんですね。
その1日はノートの中で探せば見つかるからいいと。
その1日が終わったらそれがアーカイブのほうに行ってテキストになるから、
今度は見つけたかったら普通にテキストファイルをグレップすれば好きなだけ見つかるという両立体制ができてるんですけども。
片方でエバーノートを書きながら僕は他は何もしてないけども、テキストデータが後ろで蓄積されていくっていう環境は案外いいなと思うんですよ。
なんかあれですね、エバーノートが中間ツールみたいになってますよね。
画像とかテキストデータを簡単に入力できて、Appleスクリプトでデータを吸い出せる、そういうノートを作成するためのツールとして今位置づけられてますね。
エバーノートの場合って作業記録なんで全部同じ1箇所に書いてるんですよね。
1つのノート、今日やったら9月10日のノートに思いついたこととかやったこととかっていうのを全部書いてるんですね。
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これ要するに1つ、インボックス1つ体制ですよね。
書くことによってアイディアはこっちのノートとかに分けたりするんじゃなくて、1つに書くと。
ただしそれは1日経った後はそれぞれアイディアノートとプロジェクトノートと後で読むノートって言って、読みたい記事のURLとタイトルだけが入った箇所があるんですけど、それだけ抜粋して残すノートがあって、
これを3つに分けてるんで検索が交じらないんですよね。
書くときは全部1箇所で、検索するときは分けてっていうことがこれできるんで、これもなかなか個人的には偉いなと。
だから結果的に検索のノイズが減るということですね。
求めるようになったらまたいて検索もできますし、両方またがっても検索できますし。
それがエイバーノート自身でやるよりもかなり早いと。
やっぱりレイリーノート体制の話をよくしますけど、タスクとかメモ的なものを別々のところに書くのって結構無理があるんですよね。
あります。
書くときってやっぱり1箇所がいいんですよね。
そうです。
それは結局今書こうとしてることか何書くかわからないからなんですけど。
そうなんですよ。
書いた後で判断してこれってあれかなってことになるんで。
あることを書き始めたら違うことも書いちゃうってこともあるし。
そうですね。
それが目的の違うものだったりすることもあるし。
そうなんですよ。だから入り口は全部一つじゃないと使いづらくなるんですよね。
エイバーノートの場合って、いわゆる超神アプリのPostEverがありまして、
あれのおかげでエイバーノート全体を1つの箱として、とりあえず何も考えずにエイバーノートに入れるってやり方をすると、
細切れのノートが大量にできるんですよね。
これは非常に扱いづらいんですよね。
PostEverみたいな、1枚のノートを追記してくれるタイプのアプリケーションもあるんですよ。
PostEverは1送信月1ノートで、PostEverは1ノートにずっと追記していくと。
これだと細かいノートはたくさんできないんですけど、
アウトライナーのように一行一流は部品になってないんで、切り分けができないんですね、今度は。
そうすると混ざったままになってしまう。これデータとしては使い勝手が悪いと。
なので、1日のノートに入れつつ、データとしては切り分けるっていうことが、たぶん一番自然に使えるはずなんですね。
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だからデジタルの場合って、入力したAに対して出力が変換したBとか、あるいはBとCとか分けられるんですね。分類できるというか。
それはやっぱりデジタルノートを使ってくれるので、結構考えたほうがいいことやなと。
そうですね。そのレベルまで使える人がどれだけいるかなというのもありつつ、でもそれができるのがデジタルですよねっていうのはありますよね。
そうですね。だからこれEverノートにしなくても、テキストファイルで例えばざっと書いて、
特定のメモやったらアットマークをつける、プロジェクトでやったら星マークをつけるって決めておいて、
1日の最後にプログラムを走らせたらそれを別に分けて保存しますってことは、たぶんそんなに難しいことではないんですよね。
そういう記録の仕方のほうがたぶんいいかなと。インは一箇所、出力アウトは自分の後からの検索に合わせてエリ分けるみたいな。
いう保存の仕方のほうがたぶんいいのかなと。アウトライナーでやると自分で項目分けして移動させることをしなくていい。
しなくていいのはメリットもデメリットもあるんですけど、しなくていいっていうことですよね、これは。
そうやって自分で作り上げていく楽しみもあるし。
もあります。
作り上げていく中で自分の、言葉にしちゃうとワークフローになるんですけど、
ワークに限らず頭の中の流れがどうなってるのかっていうのを自ずと考えることになるんですよね、そういうのを作ってると。
それは結構意味があることだなと思いました、見てたら。
検索するときも自分がどんな用途でどんな言葉で検索するのかがわかってるとよりいい形になるんですよね。
アイデアノートと、僕は今アイデアノートと呼んでいるものとプロジェクトの作業記録は分けてるんですけど、人によってこれは逆に一緒になってた方がいい人もいるでしょうし、僕は分かれてた方がよかったんですけど。
だからこれも実際にちょっとやってみて、どういうのがあったらいいのかっていうのを考えた方がいい。
だからエバーノートがこれを与えるからこの通りに使わないといけないっていう思考になると、自分が何を求めてるかが希薄になってくるんで。
コンピューターにできることをわかったうえで、こういうことができたらいいなっていう妄想を膨らませる力があったほうがいいんですね、きっと。
その良さというか、その意義は十分に理解できつつも、もっと気軽に簡単に使えるものじゃないとダメなんじゃないかなという気もしますね。
それは間違いなくそうです。
42:00
プロトタイプというか、どんな形でいいのかをひとつ模索してるところではあるんですけど。
デイリーノートに本のタイトルを書いて、今日読んだみたいな一文がある日、9月10日にあったとして、9月11日にその本のタイトルと感想を書くとしたら、
何もしなくてもその情報が2つがまとまって表示されるのがたぶんベストですね。
その変臨をスクラップボックスとかロームリサーチは見せてくれたと思うんですよ。
ただ、あそこまでなくてもいいっていう場合もあって、ロームリサーチはやっぱりデイリーが偉いですよね。
デイリーを作るってことは結局入力の箇所を1箇所にするってことになるわけですから。
だからそれをテキストレベルでもできるはずなんですよ。
テキストノートみたいなところに1日について、あるキーワードだけ別ファイルにまとめる。
だから元々の時系列のデイリーは残ってるけども、同じ複製して特定のトピックだけをまとめた別のテキストファイルもあるみたいな感じができるといいと思うんですよね。
そうですね。僕よく思うのは、今のMacとかWindowsみたいなOSのFinderなりExplorerみたいなものがあったときに、ファイルがアイコンとして表示されるじゃないですか。
リスト表示しても小さいアイコンになるじゃないですか。
そうするとタイトルしか見れないんですよね、当然。
何がこの紙のメモと一番違うかっていうと、開かないと中身が見えない。
アイコンをちょっと広げると中身がちょっと表示されるみたいなことができるといいなと、昔よく思ったんですよ。
トロンの中、あれの話。
そうそう、過信実診。
そんなに近いですよね、あれ。
あれはそうですね。短冊みたいな形でファイル。普通だったらファイルになるものが短冊みたいな形で表示されてて、短冊状のときはファイル名になってるんだけど、
端っこを掴んでビーッと伸ばすと、伸ばした分だけ広がって中身が出てくるみたいな。
あの直感性が、あれになると本当にファイルシステムがカードガレージに使えるんじゃないかなっていう。
なるほど、なるほど。
で、あと当然、アイコン表示じゃないと自由に置けないわけですよね。
そうですね。
デスクトップにファイル並べちゃう人いるじゃないですか。
はい。
あれ、あの状態でさっきのトロンみたいに中身がちょっと表示した状態にできるかだと、あれ本当にね、カード代わりにでかい画面だと使えるんじゃないかなっていう気がして。
45:15
確かに。
妄想ですけど。でも、スクリブナーのインデックスカード表示で自由に配置するモードがあるじゃないですか。
ありますね。
あんな感じでテキストファイルが保存されてて、あんな感じでちょっと中身が読めるような状態で、まとめてこっち束にしておいたり、右のほうと左のほうに分けてみたりとかできたらいいなと思って。
そうなんですよね。だから、スクラップボックスは一応テキストの最初の数量はちらっと見えますけど、あれをもっと本格的にしたらいいんですね。
でも、あのぐらいでも全然違うじゃないですか。表示されてるのとされてないのと。
あれだと本当に見出しも何もなく、文字だけで300文字ぐらいメモ的に書いたテキストファイルみたいなのをたくさん作っちゃったとしても、アナログ的に扱えるような気がするんですよね。
なるほど。
今そういうテキストファイルを大量に作ると始末に困るじゃないですか。
そうですね。
メモ管理。ブログ記事とかは僕はテキストファイルに移行はしてるんですけど、そういうメモ的なものを。僕は今のところスクラップボックスですけど、マメロ文的なものは全部スクラップボックスですけど。
全体的に、作業ログとかその手のものはテキストファイルで最終的に保存したほうがいいんだろうなという、VSコードにハマってるのもあるんですけど。
今までどんだけ不自由なことをしてたかと思うんですよ。相当不自由なことをしてたなと思うんですよ。今のこの身軽なことを考えれば。
前のVSコードの話をした回にもその話が出てきましたけど、昔だったら80年代のユニックス使いみたいな人って、全部テキストで保存して、ツールでつないでここで処理して、パイプでつないでこっちに出力してみたいなことをやってるわけじゃないですか。
それがわれわれには手の届かない世界のことだったんですけど。それがMS-DOSで模倣されたりして、ちょっとできるようになったりとかして。でも結局その後にWindowsの時代になって、そういうものが一気に昔のことになっちゃって。
48:00
わかりやすくなったけど、できたはずのことが簡単にできなくなっちゃったみたいなところがあって。それこそEvernoteなりに、一つのこの中に全部入れましょうみたいなものも出てきたけれども。
それを経て、またテキストファイル主義みたいなところに戻ってる。やっと自分たちにも昔の人たちがやってたことができるようになるみたいな。
いやでも昔に比べれば、わからんコマンドは全部ググれば教えてくれる。
その違いありますよね。
大きいですよ。僕はほとんどコードわかってないんですけど、さっき言ったようなことができてますんで。偉大です。そこはありがたいなと思いますけど。
だってね、自分が大学生の頃、それこそUNIXが使えるマシンなんて、もう本当に雲の上みたいなもので、しかも理系の人しか触れないものだったじゃないですか。
今って、スタバに行くと高校生がバックを使ってるわけじゃん。UNIXコマンドが使えるわけじゃん。
そう考えると、30何年でここまで来たんだけど、自分も含めてほとんどの人はその恩恵を生かすところまで行ってないという。
必要性がなかったからっていうのは間違いなくあって、僕は物かけの仕事を始めたときにはもうエヴァノートがあったんで、もうこれやと思ったんですけど。
やっぱりエヴァノートってなんでプレーン的人じゃないんですかって、プログラマーの人が言ってる理由がよーくわかりました。非常によくわかりました。
まあそう思いますよね。
ノートの内容に対して、たとえば時間をかけることができないんで。
やろうと思えばできますけど相当面倒くさいんで。
そうですよね。
エディターとしてはそれは弱すぎると思うんですけど。
その中で何か真剣に書くというようなことは、たぶんあんまり考慮されてなかったんですかね。
一時期マイクロソフトのワードに負けないツールになるみたいなことを理念は打ち上げはったんですけど、それも結局見逃して。
ウェブクリッパーとしてのエヴァノートはもう最高の知事なんですけど。
エディターとしても不十分で、データの出力としても満足いかないというところで。
51:05
知的アクティビティーには向いてないというか。
そこでもうちょっと違う道もあったんだろうなという気はするけれども、後出しで良くない人でもできちゃうんですけど。
エヴァノートができた時代に個人の情報を10年間貯めるっていうことがどういうことなのかは誰も知らなかったわけなんで。
ただね、エヴァノートができた時代にはすでにパソコンの中に10年分以上のデータを貯めてた人はもう数人いたわけですよね。
もちろんいたんですけど、ごく普通の人がって言い方がおかしいんですけど。
一般の人が、しかも大量のインターネット情報をウェブクリップできることはどうなるかっていうことと、
あともう一個は、ここ10年でやっぱりGoogleの検索結果も変わってしまったんで。
それって結局ノイズが問題なわけじゃないですか。
ノイズの問題性っていうことに向き合わないといけなかったんですよ、エヴァノートは。
それはありますね。
でも、簡単にウェブクリップできる、Googleの検索結果が悪い、
ノイズが集まって検索できないっていうのは、やっぱり何年か経たないとわからないと思うんですよ。
確かに。
これ、さっきも言って、ネットワーク型が主流になってきたのも、
ノイズとは別に情報同士とつながりで情報を見つけていくっていう方向じゃないですか。
スクラップボックスなんて、キーワードで検索したときに、検索結果全部出てこないですからね、あれ。
初めからそういうのはメインヌードとして捉えられてないわけで。
タイトルで見つけるか、情報の関連性で見つけるかっていう、
ノイズを気にしないでいいっていう見つけ方なんで。
ノートツールは、たとえば5万とか7万とかのノートを貯めたときに、
もう使えるようになるかっていう思想で、これから作られていくことになると思うんですよ。
それがないノートツールは、たぶんもう全然わかってないと思います。
これからはそうなるんですね。
エヴァノートは過渡期のツールだったということに。
いろんなことを試させてくれたツールではありますよね。
あれがなかったらデジタルツール論を語ることはたぶん無理やったでしょう。
ただまだこれから変わっていく可能性もありますけど。
ありますけど、あんなに簡単にWebクリップできたらたぶんノイズだらけになると思いますよ。
いやー難しいよね。Webクリップって簡単にできなきゃいけないし、
でも簡単にできると簡単にしちゃうから、膨大なノイズがたまっちゃうっていう。
通常のキーワードで検索したときに、一記事丸々が全部対象になったときに、
一般的なキーワードはまず使えなくなりますから。
やっぱスクラップボックスみたいに、自分がこの記事の中で重要と思うものをブラケットで囲むっていうことの意味って、
54:01
想像以上に大きいんですよ、あれって。
だからあれもブラケッティングも機械的にある単語の区切りで全部括弧を入れていくってやったら、
結局エヴァノートと同じになってしまうんで。
本来はタグ付けがそれの代わりになるはずだったんですけど、
タグはいろんな問題があるんですけど、一番の問題は覚えておけないってことなんですよね。
なんか無数にタグ作る人っているじゃないですか。覚えておこうということは最初から考えないで、
その時に思いついたタグを作っちゃう人。
あれどうなんでしょうね。あれ意外にそれで使えてる人っているんですよね、見ると。
その方がいいじゃないですか。
自分が覚えてる言葉で見つかったらいいぐらいの気持ちでいけば多分いいと思うんですよ。
タグは思想からして体系的な、いわゆるツリー上の管理はほぼ無理なので、あれってキーワードの勉強なんで。
逆にそういう無数木作ってもいいということにすると、
ブラケティングの代わりに使えるのかなとかふと思ったんですよ。
おそらくそうだと思います。そういうふうに使わないとダメなんでしょうね、きっと。
一応タグ一覧は見れるんで、エバーノートの場合は。
ストラボックスはキーワード一覧ないんで、そもそも自分の言葉、脳にある言葉しか使えないんですけど。
それが逆にいいんですけどね、あれは。
もしかするとそれがエバーノートを使いこなすコツなのか。
乱雑にタグを。でもタグは大量につけたほうがいいですね、あれは。
タグのほうはね、確か上限が10万の方かな。
ノートブックは数が限りがあったと思うんですけど、タグはだいぶ上限が上なんで。
もうタグはバンバンつけたほうがいいですね、あれは。
それでもタグをバンバンつけているけれども、やっぱりセラップボックスのブラケットの代わりにはならないと。
ならないですね、そう思います。
何が違う?
レコメンドというか、下に出てくるかどうかですよね。
タグは分類する行為で終わりますけど、スクラップボックスはそれがレクストステップ、カードをクルに繋がるんで。
その違いですね。そっか、そこの違いですね。
知的生産においては圧倒的にスクラップボックスの上ですよね。
情報をして保存で終わりじゃなくて、これについて自分って前に何を考えたかっていうほうがはるかに重要なんで。
だからエバーノートのコンテクストで表示するって、最初やろうとしていたのってそれのはずじゃなかったのかよ。
もう全く正しかったですね。
全く正しかったと思うんですよね。
その後に日経新聞と連携して、日経新聞の記事とかもレコメンドされるみたいなんで、
あの辺で道を歩まれましたね。
ありましたね、なんかそういうの。
あっちは行ったらあかん方向やったんですね。
結局自分の知識と紐づいてないものを見せられても、何も売りしかないんで。
57:05
使ってない人が機能を考えている。
あり得ますね。それはあり得ると思います。
それはもうどうしようもないです。ビジネスなんでどうしようもないですけど。
いやでもやっぱスクラップボックスが素晴らしいのは、
僕はスクラップボックスのヘビーユーザーじゃないんですけど、
それは単に会う合わないの問題であって、
スクラップボックスが素晴らしいと思うのは、明らかにあれは作ってる人が使ってるっていうことが感じられることですよね。
まあ実際にその通りですかね。
当たり前だけどそうじゃないっていっぱいあるんで。
なんていうか、機能に血が通ってるというか。
スクラップボックスはそうですよね。だからやっぱりリスペクトしますよね。
たとえ自分はヘビーユーザーでなくても、そういうリスペクトはありますよね、スクラップボックスは。
だからスクラップボックスである機能が標準的なツールで装着されてないのは、
それは実装されないという決断がなされてるからなんですよね。
単に知らないとか、付け加え忘れてるとかではなくて、
あるいはもう実装したけどやめたっていうパターンもあるみたいなんですけど。
それはやっぱりユーザー目線なんですよね、結局。
僕もあるんですよ、自分でツール作ってみて、思いつくアイディアでツールの実装してみたけど、
全く使わなかったみたいな。
普通の場合って取り下げられないんですよね、なかなか。
だからそこを、もともと機能の増加のスピードが遅いっていうのも、
多分後ろでかなり実験されてるんでしょうね、おそらく一つの機能に対して。
だからそれこそワークフローにもそれを感じるし。
そうそうそうそう。
だからやっぱりダイナリストよりもワークフローにそれを感じますよね、やっぱり。
そう感じますね。
だから僕はその多機能的なツールは別に嫌いではないんですけど、
NotionとかRome Researchとか。
思いついたものとか、100人いた時に1人つけてほしいみたいな機能をバンバンつけてる感じがして。
非哲学的な哲学があるかもしれませんけど、そこには。
あれはでもケアしきれなくなるんじゃないかなと思うんですよ。
あんだけの機能を実装して全体の情報を取り続けるのって結構なコストだと思うんで。
でしょうね。
だから先が心配ですよね、ああいうのって。
でも僕は皆さん多くの人が嫌うワードが僕は好きなんですけど、
でもやっぱり今のワードがいいとは全然思わないんですけど、
コアの機能って80年代から変わってないんですよね。
普通のワークフローとしてのフォーマットとしてプリントアウトするっていう機能プラス、
1:00:05
アウトラインとスタイルっていう組み合わせは変わってなくて、
そのコアの機能は本当にきちんと思想と哲学があるんですよ。
その90年代以降にいろいろどんどん雪だるま式につけていった機能はどうでもいいんですけど、
もちろん中身も作り直されてるはずですけど、
その一番コアの部分の機能は変わってなくて、
そこが本物だからワードってなくならないんだと思うんですよね。
いや、なくならないっていうか、それしかないから使ってる人が膨大にいるからなんですけど、
でもやっぱりおそらく今のこの20年の全世界で書かれた、
例えば小説なら小説が何で書かれたかっていうのを統計をとったら、
おそらくものすごい割合でワードだと思うんですよね。
そうでしょうね、きっと。
表面的な機能だけ力技で使ってるような人もたくさんいるでしょうけど、
でもやっぱり長い文章を書くというのはどういうことかっていうことの思想、
その思想の不足はあるんですけど、でもそれをちゃんと最初から持ってるんで、
そこは確かに最初に作った何人かの人の思想と哲学が、
今でも生きてるなと思うわけですよね。
やっぱりそういうのは全然ないの、あれだなと思いますよね。
でもやっぱり最終的にそういうのは使いづらくなりますよね、無視そうなものって。
なりますね。
日本のテレビのリモコンがボタン多すぎてわからない問題みたいなの出てきますよね、きっと。
ありますね。
ちなみに今使ってられるワードって重くないですか、動作的に。
さほど重くない。
あーそうか。
僕ね、なんでワードが嫌いなのかなって思い返してみたときに、
激重いやったんですよ、昔。
Windowsで使ってたときに。
なんか起動も時間かかるし文字入力するのも時間かかるしみたいなんで、
嫌いになったと思うんですよ。
でも僕ね、この印象では長いことMacのワードよりWindowsのワードのほうが早かったんですよ。
これマイクロソフトの嫌がらせだと思ったのよ。
なるほど。
決して早いとは言わないけれども、文章を書くだけなら遅くはない。
少なくともエヴァノートより早いですよ。
じゃあ今使ったらたぶん新しい開口ができそうですね、それは。
あと、WindowsだとIMEですけど、あれとの相性で遅く感じたりすることもあるみたいな。
1:03:03
なるほどなるほど。
というわけで、いまだに一番使ってるのがワードというもの。
長いことお試しなんですね。
Pagesは使ってるんですけど、あれもEPUBに変換するときだけに使っちゃうんで、
やっぱりリッチテキストエディターで文章を書く。
エヴァノートに載ったリッチテキストエディターなんですけど、
普通ではほぼないですね。スクリブナーもメインで文章を打つことはないんで。
でもリッチテキストエディターが馬鹿にしたものじゃないなと思うのは、
紙で編集するときなんですよね。
プリントアウトするじゃないですか。
プリントアウトして書き込むじゃないですか、例えば。
それをまた画面を見ながら打ち込んで反映するときに、
疲れ方が全然違うんですよね。
行の折り返しの位置とかが画面で表示されてるのと紙で一致してると、
ここに書き込んだことを画面に反映するっていうときに、
この紙を見てこの辺っていうこの辺の感覚が画面にそのまま再現されてると、
疲れ方が全然違うんですよ。
これ結構ね、声を大にして。
ワードの場合、いわゆるウィジウィグ表示というか、
プリントアウトを再現する表示じゃないモードが、アウトラインもそうだし、
下書きモード、それこそプレンテキストみたいに表示させるモードがあるんで、
書くときはそのほうが楽なんですよね。余計なことが表示されてないほうが。
でもプリントアウトで編集して反映するっていうのをものすごいたくさんやるために、
それ、その紙と画面が一致しているっていうのがそこで実はすごく労力に関わってくるっていうところがあって。
スクリブナーでコンパイルしてPDFにしてプリントアウトして直すとかってやると、
位置がずれるんですよね、その画。当然ながら。
マークダウンとかでもそうじゃないですか。
その段階でワードに戻っちゃうことがありますね。
そこまでは逆に他のものでもいい場合が多いんですけど。
こんなに紙を対応するということ自体がどうなのかという意見もあるかもしれませんが。
昭和の人間だと。
まあ確かにEPUBファイルを現行修正してると場所どこやねん問題は常に発生しますね。
疲れますよね。
僕もよく最終段階でEPUBを右に表示させて、左にエディター表示させて、見ながら直したりすることあるんですけど、
1:06:05
すんごい疲れるんですよね、あれ。
最終的に伝書を作るときでも、かなりギリギリまで紙のプリントアウトを直すことが多いですね。
疲れることしかしてないから、どれくらい疲れてるのか僕にはわからないですけど、結構疲れてるんでしょうね、そういうことは。
やっぱり40代になるとそれはね、体を蝕んでいくんで、そういうことをすると。
力技では乗り切れなくなってくると。
考えとかないとですね。
全体的に今回はテキストファイルはいいぞという話だったんですけど。
でも本当に結構ね、もともと使ってた人はともかくとして、特にスマホから作り始めるとテキストファイルって作らないじゃないですか、あらゆるツールが。
一回パソコンでテキストファイルを使ってみると案外いいぞっていうこと。
多少正規表現とかコードによる時間とか置き換えとかを使えたほうがいいんですけど。
それ以外でもさっき言ったmacOSの標準の検索とかでも引っかかるようになるんで、案外よく利用する情報はテキストファイルにしておくとかっていうのはありかもしれないね。
だって下手するとファイルって何っていう人いるかもしれないですよね。
そういうのはあると思います。iPhoneも最近13になるまでファイルってやってなかったですからね。
ファイルという概念から開放されるのが人間にとって良かったのかどうかという問題で、そうじゃなかったから今多分実感されてるんでしょうけど。
ファイルがなくなるとアプリに閉じ込められるんですよね、きっと。
そのアプリから出られなくなるデータが。
固有のデータであればあるほど出られなくなって、テキストファイルが一番出られると。
そうですね。
だからプラットフォーマーからの支配から逃れるためとしてのテキストファイルっていう言い方をするとかっこいいかもしれませんけど。
僕はアウトライナーの話のときにファイルの壁っていう話をしたんですよね。
ファイルがあるからファイルを開かないと中身が見れなくて、ファイルとファイルの間の中身の流動性がなくなる。
それをアウトライナーは救ってくれるんだよって話をしたんですけど、
クラッシャーさんがやってるみたいに、例えばVS Codeで、実際にはファイルが分かれているんだけれども、
壁を限りなく、壁を感じないような使い方ができるっていうことじゃないですか。
例えばVS Codeとかを使うと。
そういうツールがあれば、テキストファイルがもともと持っていた柔軟性というか利便性がまた活かせるようになるかもしれないという感じはしますよね。
1:09:11
逆にアイディアノートみたいなのって、一枚のテキストファイルに並んでるんですけど、それを例えばちょこちょことHTML変換して、一枚一枚をカード状に表示させるツールも書いてるんですよ。
だから結局見せ方をいくらでも変えられるんですよね。もともとが一つの単一のテキストファイルで、それがある程度の規則に則って書かれてる限りはいくらでも変換できるんで。
ビューの変更の仕方も、だからよくアウトラインとマインドマップが行き来できるのがいいなっていう話はありますけど、それの拡張的なことがいくらでもできるんですよね。
だからそういう意味でもデータの扱い方ってテキストファイルの方が広がるんですよね。
だから今更テキストファイルかよっていう感じなんですけど、やっぱり僕はね、もう今だからテキストファイルっていう感じですね。
でもそれこそ、いわゆるグレップでこういうことができますよって言った時に、例えば今の普通にあるツールしか知らない人って意外にびっくりした人いるかもしれないですよね。
いやー、僕もあれですもん。久しぶりにVS Codeでグレップして感動しましたもん。
検索はみんなするけれども、その行が一覧されるっていう。
ああ、あれすごいなって思うのもちょっとどうかと思ったんですけど、でもすごいですね、あれは。
でもものすごい古いツールじゃないですか。
そうですね。
それに近いようなことって他のツールでもありそうな気がしますね。
まあおそらくそうでしょうね、きっと。
まあでもそれこそね、ワークフローイでアウトライナーが再発見されたみたいなことも多分そうかもしれないし。
だからそのObsidianでプレインテキストファイルが再発見されるかもしれませんね。
これからもしかするとそういうのが増えてくるかもしれないですね。
ちなみにVS Code使いました?
使いました使いました。
どうです?
エディターとしていいのはすごくわかりますけど、
折り畳んだ状態で、要するにアウトライナー代わり、簡易アウトライナー代わりに使えるかどうかをやってみたんですけど、
ちょっとそこはやっぱり厳しかったんですけど。
そうだと思いました。
厳しかったんですけど、
今までかなり難しいエディターを使わないとできなかったようなことが、
そんなに難しくなくある程度までできちゃうっていう、
人に優しいEmacsとかVimを覚えないとできなかったことの一部が割に楽にできちゃうっていう嬉しいところはありますね。
1:12:04
あれ折り畳んだのが綺麗に移動できたらもう100点なんですけどね。
あそこまでいくんだったらアウトライナー付けるっていう。
僕は折り畳むだけでも80点以上付けるんですけど、
あれ折り畳んでショートカットでブロックごとに移動できたら、
多分ほぼしょうもないアウトライナーはいらなくなりますね、きっと。
そのうちできそうな気がしますけどね。
そういうのを実装しようとした人がいないだけで、
多分拡張機能でかけようとできるはずなんですけどね、きっと。
僕は今後も使っていく予定です。
というところで何かご宣伝するものがございましたら。
今のところはまだないです。
今のところってことは近々ありそうですか。
そうですね。割に近い将来になりそうです。
それは楽しみにしております。
というわけで、今回の感想とございましたら、
ハッシュタグ、打ち合わせキャスト、ハッシュマークにひらがなで打ち合わせ、
アルファベットでキャストのほうまでツイッターに投稿していただければ、
クラスターが発見しやすくなりますので、よろしくお願いします。
というわけで、今回はこれまでにしたいと思います。
お疲れさまでした。
01:13:21

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