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2019-11-28 1:07:52

第十九回:Tak.さんと縦書きと横書きについて

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第十九回:Tak.さんと縦書きと横書きについて
00:01
はい、うちあわせCast第19回ということで、今回もたくさんおゲストにお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回はですね、めっちゃ珍しいんですけども、珍しいというか、コメントというか感想、違うかな、
Twitterでリプライをいただきまして、チルニーさんという方から、
らした先生とたくさんに縦書きと横書きで書く時の気持ちの違いについて聞いてみたいですというご意見をいただいて、
直接このうちあわせCastの要望ではなかったんですけど、
この2人で話す場といえばこの場所になるんで、今回取り上げさせていただきました。
実は質問を受け付けているという。
そうなんですね、別に毎回言ってないんですけど、感想は大いに喜びますし、
こういうことを話してほしいなっていう、僕に対してでも他の人でもいいんですけど、
っていうものがあれば結構積極的にピックアップしていくつもりなんですけど、
それを全面に押し出すと、うちあわせCastの打ち合わせが流れてくるんであまり言わないんですけど、
押して振っていただければどんどん取り上げますんで、
Twitterなりなりで流していただければなと思います。
一応それが脱線で本線に戻るんですけど、
縦書きと横書きで書くときの気持ちの違いについてということなんですけど、
まず話題を4分割しておきたいんですけど、
商業出版とセルフファブリッシングっていうまず2つの分岐と、
書くときに縦書きか横書きかっていう話の2つを、
それぞれ2分割しておきたいんですけど、どっちからいくかな。
商業出版とセルフファブリッシングなんですけど、
たくさんこれまで出版された本は全て横書きですかね。
全て横書きですね。
商業出版の本もあれも横書きでしたよね。
あれも横書きでした。
技術書は全て横書きと。
そうですね。
例えばエッセイではないんですけど、
あの本、ワードピースシェイクが出版しようとしたときに、
あれを縦書きにしようかなと思ったようなことはありました?
ありました。
組んだことはあります?実際に。
あります。
で、読んでみたけど違うかった。
やっぱりあれ元が横書きとしてできていた記事をベースにしてるので、
縦書きにすると違和感があったという。
それはね、でもたぶん初めて読めば違和感はないのかもしれない。
なるほどね、確かに。
自分の見た目として違和感があったというところがあって、
03:01
なのであれは結構縦書きと思ってたんですけど、
結果的には横書きになりましたね。
縦書きに対するこだわりみたいなのってありますか?
つまりアウトプットとしてできるものが縦書きで書かれていることに対するこだわりみたいなのってありますか?
そうですね。ないです。
あー、全くない。
ないと思います。
ただないと思うけれども、
例えばいわゆる文学作品が横書きで組まれていたら、
やっぱり違和感は持つとは思います。
なるほど。
ただその文学なんだから縦書きだろうとは別に思わない。
単に見慣れていないから違和感は持っていない。
はいはいはい、なるほど。
僕の本は、だいたい縦書きなんですよね。商業十般の本は。
そうなんですよね。
技術系実用書が多いにもかかわらず、なぜか縦書きが多いという。
技術を特にデジタルツールを扱う場合って、
ツール名がアルファベットで表記されるんですけど、
あれ縦書きだと非常に不格好なんですよね。
そうなんですよね。
出版社さんによって全格アルファベットになってみたい、無理矢理カナハになってみたいみたいな。
だからそのについての僕の選択権はほとんどなかったんで。
それは結局、棚をどこに並べたいかっていう出版社の思惑が関係していまして、
コンピューター賞に並ぶのか、ビジネス賞に並ぶのか。
縦にした方がビジネス賞に並びやすいというような意図だと思うんですけど。
なるほど。それでアウトライナー本はビジネス賞に並べてもらえないのか。
僕の本も結局そうはいってもコンピューター賞に並べますけどね。
タイトルにツール名が入ってるんで、下げがたくはあるんですけど。
そこはコントロールはできないんですけど、
僕が自分で出しているセルフパブリシティングの本に関してはいくつか縦書きになってて。
横書き中心でもいくつか縦書きがあって。
そうですね。たぶんショートショートをまとめた本とかは縦書きになってるんですよ。
ショートショートってブログで書いたんで、スタートは横書きだったんですよね。
縦に直したんですよ。
縦のほうが小説は読みやすいんですよね。
小説って元々物語ということ?
そうですね。ショートショートなんで、短めの物語なんですけど。
どっちでもよかったんですけど、縦でも横でも。
別にもともと横で書かれたものなんで。
でも縦にしたときに、こっちのほうがいいなって感覚が強かったんで採用したんですけど。
確かにアルファベットが対応されるものであれば、僕も横書きにするかなと。
ということはたくさん縦に書いたものが縦に起きてゲラで帰ってきたことはないわけですね。
06:06
ないです。
そうかそうか。これは僕が話をする話になりますね。
そこを聞きたくて、書くときは横じゃないですか。
次の話がそこなんですけど。
もしかしたら縦書きで書いて横書きに直す人もいるかもしれないと思いますけど。
だから縦で書いて縦で出力、横で書いて横で出力、それぞれ逆のパターン。
縦で書いて横、横で書いて縦のパターンがあると思うんですよ。
パソコンで書くときは基本的には横書きですよね。
大多数が横書きですよね。
縦書きのツール、縦書きのツールって縦書きされたことってあります?
ありますね、一応ありますね。
昔から結構縦書きできるツールってあって。
名前忘れちゃいましたけど、マックで縦書きできる、割に原稿書き向けの。
あと今マックだと、えーと、はごろも。
はごろもとストーン、ストーンズだったかな。
ストーンエディターだったかストーンだったか。
すごい昔のやつが復活した、何だっけな、イーグレッド。
なんかEとGが入ってた記憶がある。
EGワード。
EGワード、あれ確か縦できますよね。
あれはすごく美しくなってるような記憶ができる。
その辺が今、原稿動いてるんでそのぐらいがありますよね、きっと。
あとワードもできるんですよ、実は。
やってみて、僕もだから縦書きを実はワードで試してみたりとか。
はいはいはい。
スタンですね、あれを作るとき。
一つ思い出したのが反角の括弧を多用してるところがあって。
ほう。
っていうか、顔文字を使って。
はいはいはいはい。
ある効果を出すために反角の記号を使ってるところが縦書きで再現できなかったっていう。
そうか、なるほどね、確かに。
ただあれですね、縦書きのツールはいくつかあるけれども、
そんなにどうだろう、使ってる人は使ってるんですかね、あれ。
うーん、なんか見たところ、篤井康隆は縦書きで書いてましたね、あれ。
縦書きどころか原稿用紙のマス目に埋めるようなエディターだったと思いますけど。
はいはいはい。
今朝なんかで出た記事。
そう、画面見た感じでは多分そうでしたね。
あれMac古いですよね、旧MacOSですよね、あの画面。
09:03
だから、昔原稿用紙を使っていた人たちはその名残というか、引き続き使ってる。
ウェブ世代だと始めから横ですよね。
そうですね、多くはそうだった。
だからやっぱり縦に組まれるものは書くときも縦じゃないと我慢できないっていう人と、そうじゃない人がいると思うんですよね。
そうですね。
で、さっきの話に戻ると、小林さんは横書きで普通に書いたものが縦のゲラになって当然書いていくわけですね、その縦書きの書籍だと。
そうですね、はい。
その、やっぱり違和感みたいなのって。
違和感というか、だから違いがあって、やっぱりね、読むときのリズムが変わりますね。
うんうんうん。
だからそれに。
地図目、組み方の違いだけじゃなくて、縦横でもやっぱり変わる。
多分だから、視線の動きが縦と横方向で時間差があるんじゃないですかね、きっとリズムが違うというか。
だからそれに合わせて文章の長さとか当ての位置を変える作業は発生しますね、やっぱり。
やっぱり起きるわけですね、それが。
そうですね。
もちろんその縦と横以外にもそのマージン、ページのマージンとかによって違いが生じてるはずなんで、その原因を特定はできないですけど。
縦と横の違いも多分あるでしょうね、とは思いますね。
どうぞ、その辺で縦書きのものだったら縦で書きたいな、みたいなことは思います?
うーん、いや、そういうニーズは合理的計算の上では発生するんで、僕も縦書きのツールをいくつか使ったんですけど、なんか乗らないんですよね、不思議と。
乗らない。
はい。スクリブナーとかでもあれ実は縦表記にできるんですね、エディターを。
まあでもそれで書きたいとは思うんですね。読むときは別にいいんですけど、書きたいとは思えないですね、あれ不思議と。
うーん、なんでだっけね。
うーん、まあ全く。
いや、だからその、慣れ?慣れ。
例えば、書き慣れてるっていうのも大きいし、読み慣れてる。だから我々の世代の場合っても、もはや横書きで文章を読む方が多いんで。
デフォルトが横ですよね、もはや。
まあそうですよね。
一世代上の場合は逆に、だから日常的なインプットって多分縦書きだったと思うんですよ。
そうです、そうだと思います。
そこは違いがあるのかなと思いつつも。
だからその意味ではメモって、例えばその縦書きで書く人もメモってあんまり縦書きで書かないと思うんですよ。
あー、確かに。メモはなんか横書きですよね、確かに。
で、結局書いていくときの、例えば水谷貞香さんみたいな画面みたいに、原稿用紙を埋めていくのは縦が自然な気がするんですけど、
12:09
はいはいはい。
普通って、今書くときって埋めていく感覚じゃない気がするんですよね、多くの人は。
やっぱり書きながらコピペして入れ替えたり直したりとか、消して戻ってみたりとか、
原稿とメモの中間領域みたいなものを進んでいく、その後に原稿が、通ってきた道に原稿ができてるみたいな、そういうところが出てきて、
そこが縦だと感覚的にやりづらいんじゃないかなっていうか、メモを縦書きで書くみたいな。
いきなり本番感があるというか。
そうそうそうそうそう。
そのね、いきなり本番感がしっくりこない原因なんじゃないかなというのをちょっと思ってたんですよね。
その話は多分、スクリブナーで文章を書き下ろすのが難しいっていうのと多分ちょっと似てる話だと思うんですけど、
縦と横の話よりも多分もう少し広くて、
今自分が何を書いているのか、何のモードなのかっていうところに多分影響してくるんではないかと思うんですけど、
だからたくさんの場合は本を書くときって前後半に大きく分けられてて、前半がプロセス型のアウトライナーで後半がワードみたいな話を対談の中でされてたと思うんですけど、
一応おまかりとその2つだったとして、その他のツールが出てくることってないですか、書くツールで。
基本的にはその2つなんですけど、その間に一時的に普通のプレーンなテキストエディターをかませるというか、時があったりはしますね。
そこでは何をされます?
メモ書き的に原稿に入れるかどうかわからないんだけど、文章をその中で一回作ってみようっていうときに、ワードの画面の中だと面倒なので。
コットンエディターとかの画面を開いておいて、その中に一回その部分をコピーして編集して戻すみたいなことを。
そういうことになるんですね。ワードでやると重たい感じがあるんですよね。
重たいわけじゃなくて、例えばスクリームのあなたの脇にメモする領域がありますよね。
あれの役割なんですよね。スクラッチパッドみたいなのがある。原稿の本流じゃないんだけど、ちょっと書きたい、試し書きしたいこととかがあって。
15:16
それは極端なこと言えば、原稿ファイルの下の方に書いておいてもいいわけじゃないですか。原理的に言えば。
原理的に言えばそうです。
でもやっぱり別の場所がいいんですよね、それは。
それはね、やっぱり時と場合によって、原稿の下の場所に書いておくこともあるんですよ。
分けておきたい。だから例えばワードにメモリー領域みたいなものがあればそこに書くかもしれないし。
はいはいはい。
アウトラインは、それでワードの場合も基本的にアウトライン、アウトラインモードにすぐ戻れる形になってるんで。
アウトライン作るとき必ずこの微仕様っていう項目を立てる。
はいはいはい。
で、基本それが後ろにあって。
で、考えた結果使わなかった原稿の一部みたいなものはそこにこう入って、全部こう。
はいはいはい。
でもまたさらにそれとは違って、ちょっと試し書きっていうのはなんか違う。
分かります分かります分かります分かります。で、それ違うものはやっぱり混ぜたくはない。
混ぜたくない。
そうなんですよね。それは分かります、とても。
混ぜたくない。
ただしそれを開いてやらなきゃいけないというのはワードの機能不足だと思う。
いやまあ、もちろんそれはそうですね。それはもちろんそうだと思います。
逆に言えばScrivenerはちゃんとそこを考えて作る。
使えるか使えないかは別にしてね。
そう。結局だからあらゆるツールにメモ機能が必要だというのは僕の持論なんですけど。
まあまさにその通り。
その音楽再生ツールだって僕は必要だと思うんですよ、メモ書きって。
それは何を書くんだろう。
結局例えばiTunesの場合はプレイリストを作りたいときに、こんな曲入れたいってメモ書きは絶対出てくるんですよね。
はいはいはい。
まあちょっとした感想でもなんでもいいんですけど、あらゆる動作にはメモは多分付随するものなので。
だからEvernoteなんかはどの画面でもクイックメモって言ってショートカット一発で立ち上がるメモがあります。
それが包括的にメモとして機能してくれますけど、本来はツール一つ一つにメモする機能があってもいいと思うんですけど。
そうですよね。
うーん、そうか。
その分けたい漢字。分けたい漢字っていうのが多分ね、一つ執筆のポイントだと思って、まだ言語化はできないんですけど。
この話はね、ちょっと入り組んでるんですね。分けたい漢字と、例えば、ごちゃごちゃ整理するぐらいだったら、位置から書き下ろしたい気持ちっていうのと、
あと、エディター上で読み返すよりはプリントアウトして読み返す方が修正がスムーズにいくとか、この辺は話は多分全部一緒なんですよね。元は全部一緒だと思うんですけど。
18:09
どこから切り込むべきかは難しいんですけど。
だからね、一つのツールで完結させるのは難しいっていうのが一つの結論なんですけど。
それすごく同意すると同時に、そうなのかなっていうのもあって、
一つのツールで完結できないのはやっぱりそのツールがまだ未成熟だからじゃないかなっていう気持ちもあるんですよね。
例えばワードならワードで、汎用的なメモ領域というものをつけることはできるはずなんですね。
もちろんそうですね。
でもそれは絶対に文章を書くために必要なもので、でもそれがワードにはない、だから別ファイルなり別の何かのウィンドウを開かなきゃいけないっていうのはやっぱり機能不足なんじゃないかと。
いや、もちろん機能不足な面はありますけど、例えばその機能が追加されましたと。
しかもプロセス型で動くアウトライナーもワードでありますと。
で、あるボタンを押せばそのプロセス型のやつがキュッキュッとワードのアウトラインモードにインポートされるみたいなものが実現されたら、
一応そのたくさんの工程はそのワードの中で完結するはずですよね。
理論上は。
ただ、僕の感じだとその途中のインポートのところで引っかかるんではないかと僕は思うんですけど。
だからそうなんですね。だからその機能不足っていうのが、じゃあ機能をたくさん付け加えていけばいいか。そんなことはなくて。
ただ、だからそうなんですよね。個別の機能をつけてほしいというよりも、もうちょっと考えられるんじゃないかな。
いやそれは間違いないです。それはもうちょっと考えられる。スクリブナーほどいかなくてもいいけど、もうちょっとあるよなと思います。
ただスクリブナーは多分ね、それを考えようとしたんですよね。
そうでしょうね。
考えた結果が多機能になってしまったっていうところがちょっとあれなんですけど。
そういう意味ではすごい志が高い。
それは間違いないです。だからうまくフィットしたら抜群のツールだと思うんですよ、あれは。
ところがそうではないというところに、いいところもいっぱいあるんですけどね、スクリブナーは。
そうですね。結局でもやっぱりあれで書き下ろすのは難しいんですよね。あれで編集はできるんですけど。
そうなんですよね。
一応だから、一つはリッチテキストエディターだから書きづらいっていうのはあるんですけど、だから僕はワードとかその手のファイルで原稿を書き下ろすことはまずないんですけど、それだけではないと思うんですよね、あれ。
21:03
それだけではない。
一応、例えばスクリブナーには拡大表示っていうのがあって、普段出てるバインダーとか全く消してエディターだけが表示されるっていう画面があって、あれだと多少書けるときはあるんですよ。
ただ大抵、そこまで、その操作をしようとすら大抵思わないんで、あの画面に持っていけたら多少文章は書けるんですけど、その前段階ぐらいで大抵書けるんですよね。
だからあんまり書くツール、書き下ろすツールとしては活躍しない。
だから、それってなんやろうなとは思うんですよね。その問題が解決したらもっと文章はスラスラ書けるんではないかとすら思うんですけど。
やっぱり半年に一度ぐらいスクリブナーを使おうとして、1ヶ月ぐらい頑張って、雑誌してまた戻るっていうことをもうたぶん4回ぐらい繰り返したりする。
何なんだろうな。理論上はいいはずなんですよね。
なんでもできますからね。やりたいことは大体。
2点ひなるツールのUlyssesっていうのがあって、Ulyssesとスクリブナーを比べたときに、やっぱりUlyssesの方が書き下ろしはしやすいんですよね。
それはやっぱりリッチテキストじゃないからっていうのもあるし、あとiOSアプリの同期生が、スクリブナーの場合ってドロップボックス経由なんですよね。
絶対1回ワンクリック以上待たされるんですよ。
UlyssesはでもiCloudを使ってるんで、起動したらもう同期されてるんですよね。
そのスムーズ感が、さっき言ったメモの感覚に近いんですよね。どちらかというと。書き下ろす感じがメモに近くなるんで、そこは速度感というか手軽さは大きいと思うんですけど。
スクリブナーが、Ulyssesが買い切りじゃなくて、継続課金になったときに、僕は使わなくなったんですよね。
結局だから、似たようなことは別にテキストファイルをドロップボックスに置いときゃいいじゃないかぐらいの感じで思ってたんで。
この前、だいぶ前かな。50%オフのオファーが来てて、期間限定で。
久しぶりに使ってみようかと思って使ったら、やっぱり使いやすいんですよね。驚くほど使いやすいんですよね。
でもね、結構使い始めて1、2ヶ月経ってますけど、なんかね、Ulyssesモードっていうのが心の中に出来上がりつつあるんですよね。
Ulyssesモード。
はい。Ulyssesモードというか、言いようのないものが。これがね、不思議なんですけど。
Ulyssesには2つテキストを置いてて、1つが僕らの生存戦略の原稿なんですよね。
もう1個が毎週更新しているメルマガなんですよ。
24:01
で、それを書くためのツールになりつつあるんですよね。
うーん。その2つを書く。
そう。原理的にはブログを書いたっていいわけですし、何か別のものを書けるわけですけど、あまりそういうのを書こうという気持ちにはならないんですよね。
うん。
書けるはずなのに。
はい。
ある目的で使い込んでいるうちに、そのツールと僕の心のモードが密接に結びついてしまってるんですよね。
うん。
で、これは避けがたいことだと思うし、それがあるから作業のスムーズさが生まれるんではないかと思うんですよ。
それがあるから。あ、そうかそうか。Ulyssesを開けばもうその作業が始まるっていう。
そう、始まるみたいな感覚になるから、ある種のスムーズさ。
だからこれが汎用的であれば逆にモードが立ち上がらなくなるので、毎回位置からこの気分を立ち上げていかなければならないのではないかという予測があるんですね。
つまり、連載とか一つの長い文章とか、要するに連続性のある長いものを継続して少しずつ書き進めるときには、そのモードに入ってしまうこと自体が書き進めるときのエンジンになり得るというような。
そういう感じね。
そういう感じですかね。
はい。
これはだから、継続的なプロジェクトに限らず、ある作業をするときと、あるツールを使うときのモードがリンクしてたほうがいいのではないかなと。
これをするときはこれ、これをするときはこれっていうふうに分けたほうが、プロセス、工程を分離するときに役立つのではなく、
文章を書くときっていうのは、むしろプロセスをごっちゃにしてしまいがちなので、書きながら書き直しながらみたいなことをしてしまいがちなので、
だから書き下ろすときはこのツール、書き直すときはこのツールみたいな、もっと言うとフレームを立てるときはこのツール、膨らますときはこのツール、入れ替えるときはこのツールみたいな感じで、分けたほうが実はいいのではないかなと。
おだしょー 問題はその段階がそうやって綺麗に
分かれるかどうかですよ
寺田 それはもちろん分からない ですけどどっかで面倒くさい作業
おだしょー どっかで面倒くさい作業
ですね
寺田 そこを無くすと単一のツール でやったほうがいいよねってなるん
ですけどでも結局じゃあアウトライナー で文章を書き上げられるかっていう
とできる人もいますけどやっぱ 難しいんですよね
おだしょー 難しいですね
寺田 それが例えば行頭のドット を消すとかカーソル移動がエディター
に揃うとかになったとしても多分 難しいんじゃないかなという気
はするんですよね
おだしょー そうですねそこがその 原因が多分人によってまちまち
だと思うんですけど
寺田 うんうんうんうん確かに確かに
おだしょー 確かにですねそのワード を使うっていう大きな理由は読み
27:01
やすいからなんですよね
寺田 はいはいはいはい
おだしょー あの対談の中ゴリゴ さんとか対談の中でも言ったかもし
れないんですけど後半になるほど 呼び返す頻度が高くなってくる
ので
寺田 そうですね
おだしょー 読みにくいと嫌なんや っていうかやっぱしんどいですよ
寺田 作業自体がやりにくいですよね
おだしょー そうだからやっぱりアウトライナー
よりもテキストリターよりもワード ワード要するにワードプロセッサー
なのでワープロなので読みやすく 書式を設定するということができる
っていうことが後半になると重要 になってくるわけですよね
寺田 はい
おだしょー だから前半だとあんまり それは重要じゃないっていうところ
だからその辺とさっきの縦書き 横書きの話ももしかしたら絡む
かもしれないんですけど
寺田 読み返す作業が多くなるって いうことを別の表現するとそこ
にあるアウトプットがどんどん 読み物に近づいていくっていうこと
ですよね
おだしょー はいはいそうです
寺田 で読み物を扱うツールはやっぱり
ワードプロなんですよね
おだしょー うんうん
寺田 でテキストエディターとかアウトライナー
は読み物を扱うツールではないん ですよね
おだしょー ない
寺田 だからやっぱり
おだしょー 書き物ですよね
寺田 なるほど
おだしょー だから一つのツールである種実装
されるにしてもやっぱりその見え方 とか機能とかはどっかでチェンジ
できなきゃ多分ダメでしょうね きっと
寺田 ダメそうですそうです
でそこでさっきのスクリブナー の問題を考えたときに
おだしょー はい
寺田 スクリブナーって全てがここが入ってる
んですけどそのモードチェンジ で行う機能っていうのがさっきの
全画面で各画面だけを表示させるあれは何モードって言ったっけ
名前忘れちゃいましたけど
おだしょー はい
寺田 全画面でもう
おだしょー 全画面
寺田 紙しか表示されてないようなこと
とありとあらゆる機能が表示された ID風の表示の2種類があるわけですよ
おだしょー はい
寺田 構造みたいなものがバインダー として左側に表示されている
あと真ん中のところで確かにアウトライン のモードとかコルクボードみたいな
のもありますけど基本的にはあの 中でやるっていう話なんですけど
ワードの場合ってアウトライン のモードと基本的にその見た目
を再現したときの見た目を再現 する要するに書いたり考えたり
するモード大きく分けて書いたり 考えたりするモードと読むモード
っていうそのモードが変わるっていう のが結構自分の中では重要なんだ
なということに今しゃべりながら 気がつきました
寺田 そうですねそのモードが変わる っていうのはだから概念的でも
ありかつ実践的というかだから見え方 も変わるし操作も変わるわけですね
30:00
操作というか機能も変わるわけ ですね
山本 そうですねそうですね
寺田 そうそうなるから知的悲惨 者知的好意者の心のモードもそれ
に合わせて変わる
山本 心のモードも変わるそうですね 変わりますね
寺田 そうそうそうさっきの話で 言うとこのさっき言ったそのアイディア
出しから完成までのプロセスが 真っ直ぐ進まないって言ったじゃない
ですか真っ直ぐ進まないですね これ絶対行ったり行ったりするん
だけどだからこそツールは分かれている 必要があるんではないかとつまり
一つのツールで行くとその自分が どこにいるのかが不明瞭になるん
じゃないかなと思うんですよね
山本 今何をやっているのか
寺田 そうそうそう分からなくて このツールでちょっとやりにくい
なって感じたときに別のツール に戻ることがあればプロセスが
明確になっているじゃないですか でも全部が中途半端にできるツール
だと今自分さっき言ったように 今自分が何をやっているのかが
明瞭にならないんでますます混乱 が深まる可能性がちょっと高まる
気がするんですよね
山本 そうそういうとき大事なのは もうツールを行き来できること
ですよね
寺田 そうだから手軽にツールを 掴んでデータを行き来できること
ですよね
山本 そうですよね
寺田 あとはツールごとにログが 残ることかなとはそれができたら
だからいいですよねだから完璧 に例えばワークローリーにデータ
がありますとそのデータ生のデータ がワープロソフトに同期されて
てワープロでの変更がワークローリー に変更されて逆の変更がまたこっち
に変更されるっていう同期のされ方 は多分駄目だと思うんですよ
山本 うーん駄目まあできるできない よ別として
寺田 それやってしまうと結局同一
のツールでやってるのと多分変わらない んでインポートボタンを押したら
その時点のデータが片方に流し込 まれるというふうにやったらいい
と思うんですよ自動でA側の操作 がB側にも反映されるとかいう
なると結局同一ツールでやってる のと変わらないんでそこはやっぱり
切断線があったほうがいいと思 うんですよねでインポートする
たびに自分がバージョン複製して コピーしたらログインになるじゃない
ですかそういうほうがいいと思 うんですけどね
山本 なるほど言っていることは わかります
寺田 結局だからワークフローリー 僕も似たようなワークフローリー
でアウトライン立ててよりシーズナー にスクリーブナーでっていうこと
をよくするんですけどアウトライナー に残ってるんですよねまずそれ
残すんですよね移動したからいい というふうにはならないし何なら
1回複製して中身入れ替えることも あるので
山本 なんかそのときにこっちで 直したこととこっちで直したこと
の動機が取れなくなる問題は発生 しないんですか
33:00
寺田 もちろん発生しますけどその 不具合を踏まえてなおそのほう
がいいような気が今話しててだから なんか非常に不合理なこと自分
してるなと思ってたんですけど その不合理は多分トレードフで
受け入れなきゃならないものなの ではないかと何もかもがスムーズ
に滑らかに流れてしまうとむしろ 穴にはまったときの混乱が深まるん
ではないかという気がするんですけど スムーズに進んでるときはいいん
ですよもちろんでも執筆の手が 止まってるときってなぜ止まってる
のか分からないときがあるんですよ ね自分が何について悩んでるの
か分からないという意味かだから その一回そのスムーズでない工程
がスムーズでない流れで止まって 考えるみたいなそれがあったほう
が案外いいのではないかなと
山本 あと逆にある工程で止まって しまって進まなくなったときに
あえてじゃあ別の工程に強引に変 えてみるみたいなこともあるんでしょう
寺田 そう確かに
山本 それを意識してやるためには 確かにツールが分かれていると
寺田 いいと思うさっき書き直す っていうことも関係するんですけど
改め例えばワークフローリーで 省立てしたとするじゃないですか
それにするんだけど何かあかん っていうときにワークフローリー
で見返すんじゃなくて例えばエクセル でマス目で省立てを並べてみる
っていうときにやっぱ何かあるんですよ ね発見的なものがそれやっぱり
いちいち入力するんですよねやっぱり そこの入力する過程が僕は大切
やと思うんですよそこで何かが発生 してると思うんですよボタン一つ
で表組みになったからといって 多分いいとは思わないんですよ
寺田 再入力する意味ってあります
山本 ありますあると思います
寺田 それはあると思います
山本 だから例えばある文章を書いている
ときに候補についてこう書こう と思ってたらまず段落があって
時間があったときにそれとは違う 表現を思いついたとするじゃない
ですか
寺田 はい
山本 同じみたいなこと言ってるけど
別のことこれ候補Bとするときに AかBを主軸にして互いの要素を
入れるよりはむしろ一から書き 直したほうがよかったりするんです
よね項目を三つ横目に見ながら 書き下ろしたほうがよかったり
するんですよね中途半端に編集 するよりはこれは結局書き直す
というか書き移すことの多分効能 なんですよね
寺田 ありますねそうなんですね あまりにも大規模に直そうとする
よりも書き直したほうがいい
山本 少なくとも流れはスムーズ になる気がしますね
寺田 そうですね
山本 しかもだからやっぱりその ゼロから書き下ろしているふう
に見えてそれぞれAとB1回書いて いるんで多分違う地点に立って
36:04
書き下ろせていると思うんですよ 同じ書き下ろしにしてもだから
相談では無駄をやっているように 見てでもやっぱりそれは必要なん
ではないかなと
寺田 だからそれってやっぱり書き ながら自然にやるああこういうこと
をしてみようかなってやっている わけじゃないですか
山本 はい
寺田 それって結構重要な気がして いてその時に打ち直すのは無駄
だからやめておこうとかそういう 思考が入ると多分ダメなんだ
寺田 ダメでしょうねきっとね
山本 なんか打ち直したほうがいい ような気がしたら打ち直したほう
がいいなって
寺田 そうそう思いますその指なり ココなりがそれを求めてるんだったら
それをしたほうがいいと思います ね
寺田 結論となると効率よくはならない
ということですね
山本 ならないいやもんな効率 よくはできるでしょうけどその
アウトプットに自分が満足できる かはまた別次元の話だよなとは
思いますけどね
寺田 そうですね
山本 実務文章を書くときって例えば プレインテキストとかアウトライナー
使うときってそのマークダウン 的なものって使用されます
寺田 使用しないです
山本 書くときはしないですか
寺田 書くときってマークダウン が得意ではないです
山本 ああ例えばこの行未出しだな っていうような目印をつけたり
もしないですか
寺田 テキストファイルでやるとき に仮にやるときはあれをクロー
四角みたいなのをつけて一応これが 未出しだよっていうのが分かる
ようにはするんですけど回想を ちゃんと示そうとかは思わない
ですね
山本 ああまあ
寺田 未出しだということが分かれば いいです
山本 プレインテキストですから ねこの例えば未出しはその未出し
記号に回想はないですか
寺田 はいそう
山本 一個だけ
寺田 記号にも回想をつけないですね
山本 一個だけ
寺田 はい一個だけ
山本 未出し以外の記号とかって なんかあります
寺田 ああえっとですね星
山本 はい星はどんな役割を
寺田 今たくさん使っていてこれは プレインテキストじゃなくてアウトライナー
でもワードでも使うんですけど 星はまず今作業中で止まっている
ところには星3つを入れる
山本 はいお3つなるほどはいそういう ことかはい
寺田 であと自分用の注釈は星1つっていう
使い方をします
山本 あれ星2つはないんですか
寺田 星2つないです
山本 そうなんや
寺田 まあ別に分けてもしょうがない
んですただそのもう一つ英語の アルファベットアルファベット
39:08
寺田 星アルファベット星Aとか星 Bみたいなのを例えば長い文章の
この後ろのある塊をごそっとこの 前に移すっていうような時にここ
に何だろう例えば前の方を読み取り している時にここに後半のあの
塊を入れたいと思うじゃないですか でもその時に画面にはそこは出て
いないっていうそこに戻るときに そこに例えば星Aっていうみたいな
ものを入れておいて
寺田 はいその発見した思いついた その地点にまず星Aとかを入れて
おいて
山本 で読み進めていってああそうそう さっきのこの星Aのとこに入れた
かったなここだっていうところ が出てきたらそこにも星Aっていう
こと
寺田 はいはいはい
山本 そうやってその場所がコピー 元とコピー先の場所が分かるように
しておくみたいなことでだから それが星A星B星Cみたいなものが
その複数出てきたりすることが ある
寺田 それはまあ後々移動される と思うんですけど
山本 はい
寺田 ああそうか移動する工程は 別ファイルになっています
山本 いやそのファイルの中で
寺田 だからその移動した後は英語 とか消えるわけですか
山本 ええとその記号は消えます ね
寺田 ああなるほどねはいはいいや そのここを移動しましたっていう
後が残ってるんかなと思ったら 別にまあ残ってないんだよなと思
山本 ああだからそれが必要なとき はあのワードの修正記録
寺田 ああそうかそうかなるほど なるほどそういうことかそれ話に
聞いたけどあんまり使ってない でも確かに便利やな確かにあの
ああそこでって言ってそっち移動 したら元の場所どこか分からなくなった
みたいなありますよね
山本 そうなんですよねあのそうだ ちょっと話変わっちゃいますけど
特にそのプリントアウトでこう 手書きでこう書き込みをしながら
直してるときって
寺田 はい
山本 それをその反映するのって 結構手間
寺田 確かに
山本 しんどいんですよねこのスクロール してその場所を探していったりとか
大変なのであのそこの結構あの 紙の方にやっぱりこう星A星Bみたいな
ものをつけといてでえーとそれを 検索しながら
寺田 はいはいはい
山本 こう場所をこう飛びながら こうやったりとかすると楽っていう
のはありますね
寺田 ちなみにプリントアウトは多分 何度もされると思うんですけど
いっちゃん最初はどの辺のタイミング でプリントアウトされますかね
いっちゃん これはそろそろ画面の中 だけで直すのがしんどいなと思った
とき
山本 ああもうある程度完成分量的な 完成に近づきつつあるタイミング
いっちゃん 決まってない結構早い段階でプリント
42:07
アウトすることもあるし
山本 それ結構気になってるんですよ ねだからテキストエディターで
書いてる場合ってテキストエディター が最終形になることはまずない
じゃないですかブログやったら ブログのページがあってpdfとか
epubとかそれぞれのメディアがあります よねどこのタイミングでその確認
するのかなブログに書き慣れてる とやっぱり書き上げてからになるん
ですよね短いからただ本の場合 やと割とそれ先になるんですよね
山本 結構長い文書大きな塊を編集 するときに一覧性を増すために
プリントアウトするっていうの もあるし要するに紙をたくさん
広げてこっちからこっちっていう アナログな作業をしたいときも
あるし逆にもっと完成に近づいた 段階でこう一生懸命細かく読み
ながら一文字ずつ直していくみたいな ときもあるし両方あるんですよね
結構初期の段階と終わりに近い 段階があって真ん中終わりに画面
だけでやってるような気がします ね
山本 うんまあでもそうか最終的に 横やからそのプリントアウトも
横書きですよねまあそれは当然 山本 横書きですよただその横書き
は逆に言えば最終形がもし縦に するんだったらプリントアウト
も縦書きする
おだしょー 縦になるほどそれはワード からプリントアウト
山本 ワードから
おだしょー ワードからですね
山本 ってことはページ形式ということ ですね要するにページがあるって
ことですよね
山本 そうです
おだしょー ということはセルフパブリッシング
の場合って紙の本と違って量数 指定ないじゃないですか
山本 はい
おだしょー 一応仮に自分で組むみたいな
こんな感じでって組むんですかね
山本 組みますね一番自分が読み やすい幅に組んでやりますね横
全角32文字ですね
おだしょー なるほど電子書籍の場合は僕の
作業だとだいたい最終出力がepub なんでepubを組むことになるんです
よね
山本 そうですね
おだしょー でやっぱりepubで組むとね
山本 いやていうか原稿組むとね ちょっと
テンション上がるんですよねテンション 上がるっておかしいけどなんかゴール
がそこにある感じで近づいてくる のでやっぱりテキストがあるだけ
だとねその感覚がないのがね不思議 やと思うんですけど
おだしょー 少なくともエディターの画面
を見ててもないってこと
山本 ないですよねあれは面白い なと思うんですけどスクリプナー
でも別に横書きやったら普通にepub 出力できますし縦シュタイン
でやったら年々コンバーターで テキストをかませてもできるんです
45:02
けどあれしてkindleとかibooksで 読むと本本これは本でやるっていう
感じがね如実に出てくるんですよ ね
おだしょー やっぱりepubを読みながら直す
って結構一番肉体的にはしんどい んですよね
山本 まあpdfの場合はまだちょっと マシで赤ペンとかチューとか入れ
やすいんですけどepubはハイライト とメモみたいな感じになってしかも
そのメモが画面外になっちゃうん で読むのも大変やし読んだもの
を反映させるのも大変なんですよ ね
おだしょー だからあれもmacのあれは今何年
bookって読んでたっけ今はibookだった 今ただの
山本 bookかな多分はい
おだしょー そうそうあれでepub開いて直す
ところを黄色いハイライトにして 結局ところはピンクのハイライト
にして直し終わったと反映し終わった ところはグリーンにして
山本 そうそうそう色変えますよね
おだしょー 結構めんどくさい
山本 構成向きではないあれだから 読むに特化した形になってますよね
その点でpdfのほうが全然マシなんですけど
山本 でもただワードを使う大きな 理由はプリントアウトと画面で
直すプリントアウトで書き込み を見ながら画面に反映するとき
にプリントアウト要するにいわゆる ウィジウィグと言われるプリントアウト
したのと同じように画面で組まれている それが結構肉体的に楽っていう
のがあるんですね
おだしょー 一緒ですもんね5ページ 目のは5ページ目になるはずですから
山本 場所は近くにある単語を検索 しちゃうと一番楽なんですけど
ここからここまでを直すっていう ここっていう場所を紙で見たときに
この段落の3行目の右のほうみたいな この画面を見たときのそれが一緒
でも結構楽なんだよね
おだしょー 楽ですね確かに
山本 これが一致しないと結構視線 あちこち探さなきゃいけなくなって
それの量が増えるとしんどいですよ ね
おだしょー そうか
山本 だから多分縦書きもし最終 的なアウトプットが縦書きだったら
多分画面もそこでは縦書きになって てほしいような気がする
おだしょー まあそうですね確かに
おだしょー ちなみにちょっと話し 止めますけど今僕らの生存戦略
って本を書いてましていろんな 方に出版前に下読みとかレビュー
していただこうかなと思ってるん ですよねそれをどの形式で配布
48:00
しようかなって今ちょっと考えて まして最終的にはいい場合になる
んですけどさっき話したように読み やすい読むはいいんですけどこの
箇所とか指定するのが非常に面倒 なんで
山本 ヒードバックのしやすさって ありますよねそれ
おだしょー だからそこはこっち の立場というより向こう読み手
の立場に立たないといけないんで 同じ電子データだったらpdfか旧
代典なんですけどもっと言えば平 のテキストがいいのか全部用意
しといて勝手にダウンロードして くださいっていうのでも別にいい
山本 どっちどれがいいの読み手 としてどれがいいのかなっていう
おだしょー それもあれ難しいですよね
全体を読んで感想やコメントを 述べるっていうやり方をするとき
と細かくここの短絡のここはもう 一方なんだっていうことをする
のとはまた違いますよね多分その 山本 確かにね読むだけであれば
ePubでいいですけどここのここを 漢字間違ってますよみたいな指摘
をページで組まないとややこしい ですよねきっと指摘し5ページ目
とかって言えへんと46段落目とか 言われても互いに困りますからね
山本 そうなんですよねそれ困ったん ですよあれを佐々木さんと堀尾
さんとやっぱりアップルウォッチ あなたの知らないアップルウォッチ
をやった時にePubでいろいろハイライト したって構成をしてそれを共有
したかったんですけど共有できなくて ハイライトがePubで共有できるけど
ハイライトが共有あれ
おだしょー そうですね確かにあれ 別データですからね
山本 共有する方法があるかと思 ったらない
おだしょー ないですね
山本 結論はあれですよねどっち にも一番ベストじゃないけど比較
的良いのはPDFなんですよね
おだしょー PDFまあそうなるんでしょう ねきっとねやっぱそこはそうか
綺麗なPDFを組めるような人かな ということは
おだしょー そろそろでもあれじゃないですか
小倉さんはワードは使わないけど
i…
小倉 アイ
おだしょー アイなんだっけ
小倉 アイ何でしょう
おだしょー アップルのあれは何でしたっけ
小倉 アイブックオーサー
おだしょー いや違いますそれじゃなくて
小倉 違う
おだしょー あれですよあれっていう
年になってきたかもしれない
小倉 エディター2ですか
おだしょー あのMacに付属している
ワークフローはあるじゃないですか
51:01
小倉 あページページ
おだしょー あページですページです
小倉 アイワークスのページですね
おだしょー そうですねやばいな
あれあそこああいうのってこう ページ読みやすそうにいくんで
PDF出力しちゃうとかのほうが一番 楽な気がします
小倉 そうですねまああまりページ
とも仲良くはないんですけど一応 UlyssesでもScrivenerでもPDF出力できて
しかもフォーマットは指定でき るんでそれでもいいんですけど
なるべく日本語で読みやすい形で 組んだほうがいいでしょうね今の
話を総合すると
おだしょー まだあれでもここの 漢字画とか文字語字画っていう
レベルの話をするわけじゃないですか
小倉 もちろんそうです読みにくい とか読みやすいとかここがどうが
っていうまあもちろんそれは細かい のを指摘していただければそれは
それで変わらないんですけどまあ 大まかな話がメインでしょうね
というかやったことがないんで まだ
それそういう作業だから感覚は 全然わからないですけど
なるべく広い人が受け取って作業 しやすいってことを考えるとやっぱ
PDFなんでしょうねきっと
おだしょー そうならざるを得ない
小倉 ePubはやっぱ環境依存が大きい
ですからね
おだしょー ねえなんかePubでそれこそ
共同作業的なことってできない
小倉 ePubでは難しいんじゃないですかね
ページはページ図とか
クラウドのワードとかやったら
当然編集者を招待するまでみたいな形でできますし
Googleドキュメントも同じことできますけど
それがePubっていうファイル形式になったら
途端に無理になるんじゃないですかきっと
おだしょー なるんですよねきっと
小倉 おそらくは
そうそう一瞬ちょっと考えたんですよね
だからファイルを共有するんじゃなくて
例えばスクラップボックスにプロジェクト専用を作って
そこにテキストをアップして
読んだ方が自由にコメントを書けるようにするのって
ちょっと最先端感があるかなと思ったんですけど
多分効率はいいんですよ
つまり指摘が二重にならないっていうのがあって
Aさんが指摘した人はもう書かれてるからっていうので
作業の重複が減るんですけど
多分ね素直なコメントが書きにくくなるんですよね
今度はきっと
おだしょー サインのコメントが見えちゃうと
だから個別にファイルやり取りした方が
そこはいいやろうなっていうのに
前近代的に考えが戻ったんですけど
あと一つの箇所に2回3回指摘が来てる
例えばここ読みにくいっていうのを
3人が言ってるのと1人が言ってるのって
やっぱ重みが違ってくるんで
だから個別に重複しても返ってきた方がいいなとは
今考えてるんですよね
54:04
そうか
縦書きと横書きから始まって結構話が広がりましたけども
ちょっと1回でもスクリブナーについては
本格的に話をしたいですね
この扱いづらいやつについて
自分何度やってもうまくいかないんですけど
残念で捨てられないっていう
なんか方法があるんじゃないかっていう
気がしてしょうがないです
プレンテキストモードがあるだけでも
だいぶ違うと思うんですけどねきっと
そこで損してるのはエバーノットとスクリブナーですよねきっと
なぜかリッチテキスト個人
リッチテキストが使えること自体はいいんですけど
プレンテキストも使えるような常識だねっていう
スクリブナーの開発者の人が
その理由を書いてたんですけど
やっぱりユーザーの質問が
なんでそのリッチテキストなんでしょうかっていうのがあったときに
要するにアンダーラインが
要するに書式を使うというのは
その知的作業によって非常に重要だと
要するに取り消し線を引いたり
アンダーラインを引いたり
本当を書いて強調するっていうことができることが
特に文章を書く上では重要
小説を書こうとして
スクリブナーを作ったという人なんですけど
なんであえてそうしてるんだよっていうようなことを説明してたんですよね
確かにスクリブナーの機能で
文字に色をつけたりして強調する機能も
リッチテキストの機能をそのまま使って実現しているので
これがプレインテキストになると
結局記号をつけたりするような
マークダウン的な発動の場合が起こりそうで
それはやらないんだというような意味のことをどっかで書いた
ちゃんと哲学があるわけだ
哲学だからそう
何も考えずにリッチテキストにしているわけではないということは
それはよく分かったんですけど
言いたいことは分かりますし
哲学法のうち50は同意するんですけど
問題はそのような装飾機能がある段階の知的生産行為においては
邪魔になるということがあるってことなんですよね
さっき言ったメモ書き的なものを扱うにはひどく不向きなんですよね
パワーポイントでつい凝ってしまうっていうのと
一緒の問題が発生するんですよきっと
書式が使えると書式を使ってしまう
使ってしまう
書式の方に意識が向いてしまうとか
57:01
書式の方にも意識が向いてしまうっていう
だから生というか
原初の思考はプレイのほうがいいんですよね
さっき言ったように階層も深く作らないほうがいいんですよねきっと
階層は深く作らないほうがいいなと思いますね
やっぱりそうなんですよね
オートライナーについてもやっぱり
オートライナーはいいんだけれども
ランダムな思考を扱うときは
階層化すると頭が縛られるからよくないっていうことをおっしゃる方がよく
はいはいはいはいはい
そうじゃないんだけどね
階層化しなきゃいいだけなんだけどな
そうそうそうそう
でもやっぱり階層化できるから階層化しちゃう
知的にわかりますねとてもよくわかります
書き出しながら階層化しようとしちゃう
やっぱり多くの人がやってしまうことで
ツールのアホダンスっていうのもあるでしょうけど
例えば何か思いついたことをタッとオートライナーに書く場合でも
Rスタイルにほにゃほにゃについて書くって書いて
次の段落にもRスタイルってほにゃほにゃについて書くみたいな項目が出てきたら
ついRスタイルって項目を立てたくなりますからね
吹っ飛びちゃうよねそうそう
例えば原理的にRスタイルをハッシュタグにしてもいいわけじゃないですか
むしろその方がいいと思うんですけど僕は
でもまとめたくなるんですよねこれ心理的に
まとめてもいいんですけど
見通しでまとめておいてもいいんだけど
見出しを立てて下に落とさない方がいいんですよ多分その段階では
だってまずその中で2つしか項目がないですし
その後ずっと2つで終わる可能性も全然あって
それをずっと続けていくと
ただただ中途半端な項目が並んでいるだけみたいな
そこにRスタイルっていう項目を作ってしまうと
次の瞬間からRスタイルの何かについて思いついたときは
今書こうとしたのはこれはRスタイルだなって
そこに戻って書くようになっちゃうんですよね
挙句の果てにRスタイルと同じ流度の何だろうとかって考えだして
中身のない項目まで立て始めるんですよね
結果的に自由に頭が動かなくなっていくということなんですよね
それがアートライナーの良くないところとして言われることも多いんですけど
それは単に回想化しなきゃいいだけの話なんですけど
たぶんある種の勇気というか
慣れでもいいんですけどは必要でしょうね
あのツールを使った時につい回想化を避けるっていうのは
必要な分しか回想を作らないっていう使い方と
1:00:01
結果的に回想が浅くなるんで一覧性を維持するみたいな
そういうちょっとしたコツなんですけど
それだけで結構変わりますよね
普通に使うとやたら深いところとか
特に回想化できて折りたためるということに
最初に感激した人ほどそれをやってしまう
そうだからRスタイルって括ってその下にRスタイルの2項目を入れて
そのうちにRスタイルの
赤井さんとか
ジャンルで分け始める
あれでも原理的にあれがなぜ悪いのか説明できます?
一つ目は悪いというよりも目的に
もちろんもちろん
フローが重要な場面ではフローを切断してしまうということですよね
確かに
フローというのが重要な場面というのは
発想段階で流れ出していくものをキャッチする段階と
文章化するための文章を書き下ろしていく段階というのは
2つあると思うんですけど
2つの段階で
改装
安易な改装かもしくは複雑な改装をすると
そのフローを遮ってしまう
ということは言えると思います
なるほど
だからそのフロー
フローが流れることを阻害しない時間帯と
流れ出してきたフローをキャッチした後でそれを整理する時間
はいはいはいはいはいはいそうですね
なぜ深くなるとフローは阻害されるんでしょうか
フローはリニアだからですね
あーなるほどねそれはリニアかなって
フローはリニアだからですね
なるほど
フローに改装はないですよね
意識に改装がないですよね
そうかそうか
アウトライナー的に言うと
下に行くほど動かしづらくなるんですよね
改装が下に行くほど
そこに含まれている項目が他の項目とリンクしにくくなるんですよね極めて
そうなんですよやっぱりね
誤改装とかの誤改装があるっていうのはやっぱりね深すぎ
ですよね
深すぎなんですよね
逆ただそのすごく壮大なその
はいはいはいはい
ものを体系化するときに体系が深くなるっていうのは
そのものの規模に応じて当然深くなっていくので
それはいいんですけど
何かを考える
思考しようというときに
結果として体系化されるんじゃなくて
1:03:00
今考えているものの改装にそんなに深くなるってことは
多分ないはず
ないですよね
ないと
その改装は人の意識は多分
知覚できないですよねきっと
3階層深いって言われても認識で3階層深いのは
だってないわけですからね
で自分が考えていることがこのリニアではどうしても
そこはないのだという感覚がもしあるならば
逆にそれはアウトライナーじゃなくて
マインドマップとかある人もいれば
その
カード付箋とかカードみたいなものがある人もいると思うんですけど
その最初からリニアじゃない形で
キャッチできる方法の方が
それは合うんじゃないか
なるほど
いやでもやっぱりその違和感っていうのは一つのキーワードだと思うんですよね
どの作業においてもさっきの話にも出てきましたけど
やった時にちょっと違うなって感じる
いう時に別のツールに移動してみるっていう
別の思考性を持ったツールを使ってみるっていうのは
かっこよく言うとブレイクのきっかけになりますよね
そうですね
まあだから両方使うというのはいいかもしれないですけど
両方やってみて位置から入れ直してみたらまたちょっと
頭が動くっていうことはあるでしょうねきっと
かなり縦書きと横書きから遠く離れましたが
なんでこう60分目から
新しい話題が出てくるのかっていう
そこで躊躇しないのがポイントでしょ
それはまた次回みたいなことを言わないのがポイントでしょ
だからこれそれこそリニアなアイデアプロセスなんですよ
まさにそうですね
突然あるところでポッと
スイッチして出てくる
決してこれが前の方から出そうとしても出ないような
まあそうでしょうね
アイデアのトレーニングとかでよくあるんですけど
筋トレ風に言ってるかな
アイデアを100個出してくださいっていうようなことを言うんですよね
つまり無理な数を言うんですね
やっぱり奇抜なアイデアは絶対に後半に出てくるんですよ
そうですね
話題出尽くした後からが多分
普段放り起こさなかったところが
放り起こされるんですよねきっと
60分目からが重要
よりディープな話題が出てくるみたいな
だから結局
アウトラインプロジェクトがシェイクとかって
60分目の話題を主要なテーマとして組み直すことが
あり得るってことですからね
それ多いですよね
一番最後に出てきたものが一番上に来るっていう
後から上に来るっていうのが多いですよね
1:06:02
昨日からおとつい会で
不聴耳のタスク管理の手遣くって記事があったんですけど
あれ書き終わった後に
これ不聴耳関係ないなとか自分でも思ってたんですよね
これはタスク管理の手遣くそのものだと
結局それはじめは不聴のという
冠盛りで書き始めたから書けたんであって
せっかく書いたし
そのままタイトルにしようかなと思って
そのままにしたんですけど
それ不聴耳にいいものは普段もいいっていう
っていうのは原理的に演技でいきますよね
それはまさに
タスク管理の手遣くそのものだなと思いましたね
でもやっぱりタスク管理の手遣くって書いたら
さすがにちょっと上から出る感じはあったんで
最初の話を結論に戻ると
自分の観客の違和感に注意深くなった方がいいよと
で後話は
出尽くしたところから面白いというところですね
そうですね
でも縦書き横書きって結構重要な気がしますね
そうですもう重要だと思います
今後だからそのジャッジメントはより難しくなるでしょうね
昔はだからベースが絶対に縦書きアウトプットは絶対絶対書きやったから
今はどっちでもいいかむしろ横書きデフォルトになってるんで
でも縦書きの意味が失われたかというと
多分そんなこともなくて
なんか特別なものを読んでる観客が逆に生まれてますよねきっと
なるほど
今日はこんなところにしておきます
お疲れ様でした
お疲れ様でした
01:07:52

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