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はい、皆さんおはようございます。Raise PLANのTAKEDAと申します。
本日は、2023年2月3日、金曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、ヤマラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日は、まずは金曜日なんで、若手学び直し研修ということで、
本日の午後から、研修を行わせていただきたいと思います。
6人の方に対しての研修ということになるわけですが、
今日は、段取りの極意みたいなところをレクチャーということで進めていきます。
名前がおごそかですが、段取りのイロハンみたいなところをもう一回確認しましょうというところと、
いわゆる横段取りと言われる、所長がいつもやっているような段取りの方法論というものを
しっかりと学んでいくことによって、もう一段階ステップアップしていきましょうというような
そんなお話をさせていただこうかなというふうに思ったりしております。
で、今日はそんな話もありますが、メインは違います。
メインは夜ですね。2月3日ということになりますので、本日は何の企画か知ってますか?
節分です。節分には誰が来るかわかりますか?
鬼が来るんですよ。でね、鬼が来るんですよ。
我が家の鬼は僕なんですが、毎年ですね、
僕はイベントごと全力でやるというようなポリシーを謎に掲げておりまして、
今日も全力で鬼になってくるんですが、
我が家の鬼はめちゃくちゃ強力でですね、
真っ黒の全身黒づくめの全身タイツみたいなものを履きまして、
腰には茶色いパンツのようなものを履きまして、
顔は絶対に父親だとバレないような黒いフルフェイスをかぶりまして、
そこにカチューシャの角をつけて、
ヤツハカムラのコレキオでしたっけ?
そんなような状態でですね、僕は鬼として登場しなければいけません。
ということは当然、家の外でそれに着替えてですね、
行った外でそれを披露することになるわけですが、
たまたまそこに誰かが出くわすと、
マジでこれ強盗だよねって話になるぐらいのレベルの破壊力を持った黒鬼が、
我が家の鬼が登場するということになっております。
子供たちはギャン泣きでございます。
今11歳になる娘が味方について、
分かっている状態の中でどう盛り上げていくのかというところに
加担していただくというような仕組みでございます。
ピンポンと押して鬼が登場するところから始まるんですけども、
今日は頑張っていきたいなというふうに思っております。
41歳、頑張って生きてますというところを皆さんにお伝えしたかったです。
これは一体いつまで続くんだろうかっていうね、
3年生になると、実は鬼っていうのはお父さんなんだよということを
バラすようにしているんですが、
今まだ5歳の子が小学校に上がっていない子がいますので、
まだ4年ぐらい続くのかなと。
45歳までこれをやり続けなきゃいけないのか、
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どっかの段階で娘やら息子やらにバトンをタッチしたいなと思っているんですけども、
まだまだ頑張っていきたいなというふうに思っている
そんな中年男性でございました。
ということで、本日につきましても頑張って生きていきたいと思いますし、
本日も頑張って放送していきたいと思いますので、
ぜひよろしくお願いいたします。
昨日は非常に風が強くて、前の日にパサパサの雪が降りました。
いわゆるパウダースノーが降った結果、風がついて地吹雪がすごくて、
結果ですね、畑に積もっているパウダースノーが風に流されて道路に乗っかって、
それを車が踏みつけてということで、
てっかでかの道路が今続いている中、おそろおそろ運転しているんですけども、
結構危ない状態ではありますので、
特にね、北国の方に関しましては十分交通には気をつけて、
出勤、通勤、退勤、帰宅、十分気をつけていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も進めていきたいと思います。
準備はよろしいでしょうか。
それでは始めていきましょう。
立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、ということでここからは建築知識、
ワンポイントラーニングということで進めていきたいというふうに思います。
今日も進めていきますよ。
今日はですね、幅器の色で空間を広く見せましょうというような、
そんな視覚的なテクニックについてのお話をさせていただきたいと思います。
あらかじめ言ってきますが幅器の色を変えるだけで、
実際の空間が広くなるわけではありませんが、
パッと見た瞬間にですね、
心理的にすごく広く見せることって実は可能なんだよということを
理解していただきたいなというふうに思います。
まず、天井高が低くなると奥行きが広く見えるんですっていう感覚ってわかるでしょうか。
天井高が高くなると奥行きがそんなにないように狭く見えるんですっていうような感覚っておわかりでしょうか。
単純な話、遠くにあるものは小さいじゃないですか。
ということは遠くのものが小さく見えるということは感覚的に遠くにあるように見える。
奥の方にある小さいものっていうのは奥行きが広く見せられる効果があるんですよっていうのって何となくわかりますよね。
奥にある絵、絵画みたいなものは大きくするのではなく小さめに飾るということをするだけで
奥行きが非常に広く見えるんだよねっていう視覚的効果というものがあるんです。
こういうものを活用することによって本当は狭い部屋なんですけども
あたかも奥行きがあって非常に開放感があるように感じさせることっていうのは
思いっきりは無理かもしれませんけどね。
感覚的にはできるんだよということをまずは理解してください。
その上で幅木の色をどういうふうにするかによって奥行きを広くも狭くも見せることができるんだよということを
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理解していただければと思います。
単純な話、奥にあるものが小さいイコール奥行きがあるように見えるという風な手法を使うということになるわけですが
これをやるのであれば、例えば床の色が白でした。
壁の色が何でもいいかな、青でしたっていう話だったとしましょう。
わかりやすくね。
そうした時に床の色に幅木を合わせるのか、壁の色に幅木を合わせるのかによって
奥行きがあるのか狭く見えるのかを変えることができるんです。
言葉が出てこないですけどね。
床よりも床の延長線上、床と同じ色に幅木を合わせてしまった場合
幅木分だけ天井高が低く見えるっていうのってわかりますよね。
そういう感覚です。
そうすると奥にあるものが小さく見えるというような現象が起きますので
結果として奥行きが広く感じやすくなるって話です。
逆に壁の色に合わせると奥にあるものが少し広く見えるっていうことになるので
奥行きは狭く感じやすくなるって話になるんですよ。
この感覚っていうのは実は知らず知らずのうちに
自分の中でも感じられている部分になりますので
これをうまく活用することによって
幅木と言っても少しだけ広く見せることって可能なんだよってことを理解していただければと思います。
例えばトイレとか狭い部屋に関しましては少しでも広く見せたいじゃないですか。
そうすると床の色に幅木を合わせるべきだよねと。
リビングみたいな開放感が欲しいって思うんであれば
そこは幅木も床の色に合わせるべきだよねって話になりますし
別に広さは関係ないと。むしろ高さ、開放感が欲しいんだよねっていうことなんであれば
逆に言うと壁の色に幅木を合わせるという風にやることが
一番わかりやすい視覚的効果の使い方なんだよってことで
覚えていただければなという風に思います。
幅木の色によって空間を広く見せることは実質的には可能だよと。
ただ、もう一度言いますが
実際にただ広くなるわけではありませんが
広く感じさせることは実際に可能だよということをお話しさせていただきました。
ということで本日の建築知識ワンポイントラーニングのコーナーでした。
それでは本編の方を進めていきましょう。
はいみなさんこんにちは。ライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり
現場ラボというサイトでは若手の育成や働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成の話
働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなど
車で運転する空き時間を使ってお送りしておりますので
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多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいと思います。
はいということで本日も本題の方に進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと
職人さんと同じ場所を見るなというところで
お話をしていきたいなというふうに思います。
特に若手の技術者、施工管理については
聞いといてほしい話になりますのでよろしくお願いいたします。
施工管理の仕事というのは何かと言いますと
現場を管理することですよね。
施工を管理するのが施工管理なので
基本的には施工を管理しているんですよ。
施工を管理をするというのはどういうことかというと
いわゆる四大管理と言われる
品質管理、安全管理、品質管理、工程管理、予算管理という
4つの管理をしていくということが
僕らの仕事だと言っております。
管理という言葉を聞いた時にどういうふうに思い浮かべるのかというと
どういうふうに思い浮かべるかは分かりませんが
基本的に管理というのは
全体をプロデュースすることが
おそらく管理という立ち位置で間違っていないかなと思うんです。
職人さんと建設現場の中には
施工管理という人間と職人さんという人間が
大きく二分されて存在しているわけです。
当然それ以外の人もいますよ。
メーカーの人とかそういう人はいるんですけども
基本的には施工管理と職人さんで成り立っているのが
建設現場というものになるんですよ。
主役は誰なんですかと言われると
建設現場においては当然職人さんが主役なんです。
僕ら施工管理というのは
職人さんをスムーズに働いてもらうための環境を整えるというところが
基本的な僕らの仕事になっていきますので
段取りやなんて言われたりするのは
その辺が由来なのかなというふうに思っております。
結論からお話ししますが
まず職人さんと僕ら施工管理というのは
同じ建設現場にはいますが
そもそも役割が違うんで
同じところを見てはいけませんからね
っていうところを理解していただきたいなというのが
今回のお話になるわけですよ。
物事には役割というものが存在しております。
施工管理の役割は全体を統括することなのであれば
職人さんは一つ一つの仕事をこなすこと
ここが仕事の役割分担ということになるんです。
施工管理は指示を出す側であって
職人さんというのはその指示を受け取ってこなしていくという
役割が大きく分かれております。
これを繰り返していくと
施工管理をやっていく上で
なぜかですね、施工管理は偉くて
現場監督は偉くて
職人さんは偉くないというような
上下関係だと捉えてしまう人が
長く施工管理をやればやるほど思ってしまいがちなんです。
俺の言うことを聞けと
いいから聞けみたいなことになってしまうんですが
全然そういうことではないですよ。
そもそも仕事の役割分担ができているから
現場が成り立つのであって
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偉いとか偉くないとかそういうことじゃないんだよ
ということをまずは覚えておいていただきたいと思います。
それをその上で
職人さんと同じところを見てはいけないと
言っているのは何かと言いますと
例えば仕事をしている
鉄筋屋さんが鉄筋を組んでいたとしましょう。
そうするとその鉄筋屋さんが見ているところは
どこなのかというと
当然鉄筋を組んでいる手元になるんです。
もしくは先に進む足元とかね
あとは次に移動しなければいけない場所ぐらいの
非常に狭い範囲の中を見渡して
それに対して作業をしているというのが
基本的な職人さんの動きになるんです。
目線になるわけです。
これに対してもしもですよ
職人ではなく僕ら施工管理が
職人さんと同じくその手元を
じーっと見ていたとしたらどうなると思います?
おそらくですが
職人さんかっこいいから見てしまうのは分かるんですけども
同じところを見てしまうと
職人さんが気づくところが
僕らも気づくということになります。
あれ?なんでこんな感じになっているんだここ?
ということに職人さんが気づいたときに
僕らもあれ?なんでこんなことになっているんだ
ここ?ということになるんですよ。
わかりますかね?
これが役割分担ができていない状態です。
いやいやそれは職人さんに任せりゃいいじゃん
職人さんは手元を見ていって
その仕事をこなしていくプロフェッショナルなわけですから
わざわざ僕も同じところを見るなんてことをやったって
全く仕事も進まなければ
生産性も上がらないという
一つのところを二人で寄ってたかって見ることに
何の意味があるんだということになってしまうんです。
だから僕らは必ず一人の仕事を見てはいけないんです。
じゃあ何を見なければいけないのかというと
一人の仕事に着目すると
例えば100人の職人さんがいたときに
100人中一人の仕事だけをじーっと見ることになりまして
残り99人の仕事は何をやっているのか
全然把握していませんということになるんです。
これでは管理は成り立ちませんということです。
だからこそ職人さんが手元を見てくれているのであれば
僕らはその手元を見るのはプロに任せよ
その代わり各々の動きではなくて
全体的にやっているところがそもそもあっているか
これから進む先には問題がないかとか
次、違う職人が入ってきたときに
バトンタッチができるような状況になっているのかとか
出来上がったものは問題がないのかという風にして
少なくとも職人さんが見ているポイント以外を見ていかなければ
役割分担として成立していないということになってしまうんです。
職人さんの数が多ければ多いほど
どんどん俯瞰して全体を見なければいけないですし
職人さんが見ているポイントを
同じ目線で僕らが見たところで気づくことは同じになるので
安全管理も工程管理も何もできなくなってしまうということを
理解していただきたいなという風に思います。
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例えをもう少し出すならば
例えばコンクリート打設を行っていたとしましょう。
コンクリート打設を行うときって
ポンプの筒先を持つ人がいて
ポンプを動かすオペレーターがいて
砂管屋さんだとか土工屋さんだとかが
コンクリートを流し込んで作業していきますよね。
打設していくということになるわけですが
その時僕ら施工管理の目線は
コンクリートが打設されている状況を見るという風になると
それはみんなと同じところを見ていることになるじゃないですか
そこはみんな
僕らよりももっともっと経験値のある
プロフェッショナルがみんな寄ってたかって
そこを見ているわけですよね
だからそこは職人さんに任せましょうと
ではなくて
僕らが見るべきポイントは何かというと
誰も見ていないが重要なポイントというのを
見なければいけないんです
まずは全体的に流れが問題ないかどうか
それ以外のところに異変はないかというところを
着目しなければいけません
それ以外にも見るべきポイントってたくさんありまして
例えば圧倉車
ナマコンを圧倉するポンプ車がありますよね
そのポンプ車のアウトリガーの先を見ていくんです
足元を見ていくんですよ
そこは誰も着目していないが
実はブームを遠くに伸ばした結果
反対側のアウトリガーが
ちょっと宙に浮いているという状況だったとしましょう
これはもう間もなく倒れてしまう恐れがあるよね
ということに気づくことができるのは
手元を見ていない僕らの仕事になるんです
これも一つの安全管理ですし
先日滑舌中にスラブ枠が崩壊してということもありましたが
あれも結局は職人さんが滑舌しているところに着目をして
僕らを見ていると
それに気づくことができなかったということになるんです
もしも職人さんがここを見ているのであれば
僕らはということで他のところに異変がないかの
点検をするというところに着目した場合
もしかしたら未然に防ぐことができたかもしれないんですよ
というふうにして職人さんが見ているところと
僕らが見ているところはそもそも役割が違うんで
目線が違ってて叱るべきなんです
なのに職人さんと同じところを見ると
全体の業務工程としては非常にパフォーマンスが悪いと
効率が悪いということになってしまうんですよ
なので僕らは意図的に職人さんがそこどこかを見ているというのが
確認できたならばそれ以外のところ
職人さんは施工ボードを張っているところを見ますが
僕らはその張り終わったところの収まりがどうなるのかとか
次クロスが張るときには支障がないのかみたいな
目線で見ていかなければいけないですし
職人さんと同じところを見たところで工事は進みませんよと
段取りもできませんよというところをしっかりと理解していただければ
施工管理の能力というのはどんどん上がっていくんじゃないかな
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というふうに思っております
ということで本日につきましては施工管理は特に
職人さんと同じところを見てはいけないという
見ちゃダメなわけじゃないですけどね
見てもいいんですよ見てもいいんだけど
意図的に職人さんがそこを見てくれているのであれば
僕らが見るべきはそこじゃないよねという
鉄筋を組んでいるところを見ても職人さんも見ているわけですから
じゃなくてその反対側の鉄筋の先が危なくないかどうか
というところを見てみたりだとか
そういうところを注目して
意図的に幅広い場所を見るということをしていかないと
管理としてはいまいちということになってしまいますので
その辺の目線を気をつけて今後もね
作業していただければ業務に携わっていただければな
というふうに思っております
ということでYouTubeと音声配信につきましては
以上にさせていただきたいと思います
ここからは現場ラボ限定配信で進めていきたいと思いますので
YouTube音声配信の方につきましては
ここでお別れということになります
はいということで最後までご視聴いただきましてありがとうございました
また明日の放送でお会いいたしましょう
それでは全国の建設業の皆様本日もご安全に
ということで