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はい、みなさんおはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成、そして現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では、建設業界の最新ニュースや、建築施工管理の仕事術、YouTubeの裏話などなど、
僕の取り組みだとかね、考え方みたいなところを車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
なので、多少の雑音につきましては、ご容赦いただきたいと思います。
はい、本日は2022年4月1日ということで、年度が変わりましたという話になります。
3年生は4年生になり、4年生は5年生になるということで、学生たちもだいぶ動きが出てくると思いますし、
会社にとってみても、新しいスタートという形になりますので、新入生を迎える時期になっていきますが、
いかがお過ごしでしょうかということで、進めていきましょう。
本日、朝一発目から子どもたちに向けて、僕は高らかに宣言しました。
本日4月1日はエイプリルフールだが、お父さんは絶対に嘘はつきません。
という嘘をついてきました。まずはね、軽いジャブということで。
いろんな幸せになる嘘をついていきたいなと思っております。
どうでしょうか、みなさん。嘘は考えているでしょうか。
あんまり乗っかる人はいないよね。もう今時ねって思ったりしますけども。
くれぐれもみなさん、Twitterの情報等々に、本日につきましては惑わされないようにしていただければなと思います。
4月に入って、新入社員がたくさん入ってきてということで、これからね、しっかりと教育をしていかなきゃいけないよねというところになってきます。
研修がスタートしたというような人たちもいるでしょうし、
慌ただしく動き始める時期になります。建設業界につきましては、
ここから予算組が始まって、うんぬんかんぬんということで、6月の工事受注ラッシュに向けて、
各社の営業に関しては本気を出してくるんじゃないかなというふうに思いますが、
いろんな動きがあるね。こういう4月につきましては、活気が非常に良いとは思いますが、
どうかな。頑張らなきゃダメですよね。
あと1年後には、残業規制が本格的に導入されていきますし、
CCUSと言われるものも動き出しますし、賃金を上げないと受注させないような流れも来ておりますし、
なかなか追い風なのか逆風なのかは分かりませんが、
皆さんね、しっかりと頭を使って行動を起こして頑張っていただければなというふうに思います。
はい、ということで本日も進めていきたいと思います。竹田の作業日報。
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はい、ということでここからは竹田の話をしていきましょうか。
まず今回のテーマは、ほうれん草ってメリット多いよという話をしたいと思います。
ちょっと最近、ここ数日、入社した時の心構えみたいな部分に焦点を当ててツイートをさせていただいております。
先ほどツイートしたのが、ほうれん草っていうのはメリットが多いんだよっていう話なんですよ。
最近、最近というわけでもないか、報告連絡相談って大事だよねっていうのは昔から言われておりまして、
だけど報告連絡相談がちゃんとできない人ってすごくたくさんいますよね。
会社としてはいろんなことを教えてほしいですし、教えてもらうことによってそれをフォローしてあげたりだとか、修正したりだとかすることができるわけですよ。
だけど報告も連絡も相談も何もなく勝手に進められてしまうと、自分たちの会社にとってデメリットが多いんですね。
だって知らないうちに勝手に社員がやってしまって、そういう風になったとしても結局は会社の看板を背負っている人間が行動を起こしたことになるわけですよ。
顧客にとってみると会社の人たち全員合わせて会社と呼んでいるわけではなくて、自分の担当になった人のことをその会社という風に呼びますよね。
よくありますが職人さんが大手の会社の現場に行くと、あそこの会社はダメだってよく言うんですよ。
だけどそうじゃなくて、実際はそこの会社にいい人間、できる人間というのは山ほどいるんですが、たまたまその現場に入ったそこの所長がダメだったってなった瞬間に、
あの会社ダメだよねっていう風な言い方をするんですよ。
そのぐらい入社をするというか、会社に所属するということはつまりその会社の看板を背負うことになってしまって、新人だからいいとかそういうことにはならないんですよ。
一人の人間なんですけど、その一人の人間しか会社の中で知らない人にとってみると、その人が会社なんですよ。
その人が悪いことをすれば、あの会社は悪いことをしたということになってしまうのが世の常というものなんです。
これを理解していくと、会社にとって法連想がないというのは非常にデメリットが大きいわけです。
だから社員に対して報告をしなさい、連絡をしなさい、ちゃんと分からなかったら相談しなさいよという風に口を酸っぱくして言うんですが、党の社員側の方はめんどくさいわけですよ。
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その法連想をするということが。だからそれをやれやれと言われたってやらないんです。
だから僕は教え方が下手くそだという風に言っているんですよ。
そういう風にやらなきゃいけないことという風にルールによって固めてしまったとしても、やらない奴はやらないんですよ。
それでは多分浸透しないなという風に思いながら見ています。
どうすればいいのかというと、結局は法連想をすることによる皆さんの社員にとってのメリットがあるんだよということをしっかりと教えた方が多分ついてくると思うんです。
メリットがないのにやれと言われたら、お前らの都合じゃねえかよという風に思うのに対して、あなたにとってこんなメリットがあるんだよ。
だからたぶんしといた方がいいと思うよというような言い方をされると、ちょっとやりたくなりません?という理由にもよりますけどね。
ということで法連想をすることによる社員側のメリットってどんなものがあるのという話をさせていただきたいと思います。
例えば報告連絡相談でいくと、今会社に皆さんがいたとしましょう。
会社からどこかに出かける。出先に出かける。
例えばお客さんのところに行くっていうことだったとしましょうか。
その時に連絡をしなかったパターン、したパターンということで、2つに分けていくと分かりやすいと思うんですよ。
まずは報告をしなかったパターンで、お客さんのところに行って何かトラブルを起こしてしまったという場面だったとします。
そうすると、まずは今からどこどこに出かけてきます。こういう話をしていきたいと思いますという話は一切せずに、ふわっといなくなってお客さんと大事なお話をしに行きました。
そうすると会社はそいつがいなくなったことすら気づいていないんですよね。出かけたことも分からない。もしかしたら何かトイレに行ったのかなぐらいに思っているのかもしれない。
その後に会社のお客さんのところにいて、向こうからものすごく怒られてしまった。失礼なことを言ってしまったというふうになった時に、
お前らの会社はどうなっているんだ。教育はどうなっているんだみたいなことになったとしましょうか。
でもまだ知らないんですよ。会社は何が起きているのか、どこに行っているのか、当然うまくいっていると思っていますよね。
いつも通りの一日が進んでいると思っているんですが、でもトラブルは起きてしまっているということになります。
トラブルが起きて、それでもまだ連絡をせずに会社にヘトヘトなりながら到着しました。
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そのトラブルを隠して解決しようと頑張っていった結果、出先のお客さんから上司に連絡が来て、ものすごく怒っているという状況になったとしましょうか。
たぶんこれね、勝手に出かけて勝手に話を進めた結果、その人の責任になるのはお分かりでしょうか。
なんで勝手に行くんだよ、そんな話聞いてないぞ、お前が勝手にやったんだったらお前が対処しろよということになりますし、
もう完全に発砲塞がりの状況になるというのはわかりますよね。
こうやってストレスが溜まっていくということになるわけです。
じゃあ事前に報告連絡相談をしていたとしましょう。
そうすると、今からどこどこに行ってきますと。
こういう感じの話をしようと思うんですけどもっていうふうに連絡をして、そこでなおかつ何か気をつけるべきことってありますかねっていうふうに相談をしたとしましょう。
そうしたら、あの人はこういう性格だから、こういう言葉には気をつけた方がいいぞというアドバイスをもらってわかりましたということでお出かけしたとします。
この時点であなたが出かけるということ、そしてどういう話をしてくるのかというところをアドバイスも含めてすべて会社は知っていることになるわけですよ。
その後、結局同じように顧客とトラブルになってしまったとします。
そんな時に次どうするのかというとトラブルになってしまったら、先ほどまでどういう今から何をするのか、どこに行くのか、どういうところに気をつけるのかというのを相談した上司というものがいるわけですよ。
その上司に対して、すいませんちょっとですね、お客さん、お客さんとトラブルになってしまいましてっていう話になった場合、
この段階で本来はトラブルを起こした人に報告をしなかった場合、連絡をしなかった場合、そっち側の責任になっていたのですが、
行くということを伝え、気をつけるべきところも伝え、送り出してくれたということは、お前にこの仕事を任せたというふうに承認したことになるんですよ。
ということは、もしもトラブルが起きたとしても、その対処を行うのは送り出した会社側の責任において執行されることになります。
会社全体でそのトラブルをカバーすべく動かざるを得ないんですよ。なぜならその動きを承認していたからになるんです。
ということで、この2つのパターンを見ていただけると非常に分かりやすいと思うんですが、
報告連絡相談をしないと誰も自分の行動が分かっていないことになりますので、結局何をやろうと自分の責任においてすべて事がなされることになっていきます。
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これに対して一方、報告連絡相談をしっかりした人たちにとって、した人は何かどうなるのかというと、
責任のボールが自分の元にないんですよ。
自分はこういうふうに言ってきますから、行ってこいと言った時点で、相手が自分を送り出したという事実になってしまうことによって責任の所在は会社にあることなんです。
会社から派遣されてきた人という立ち位置になることができるんですよ。
当然うまくいくに越したことはありませんが、うまくいかなかった場合、会社がしっかりとバックアップをしてくれることになるんです。
同じ仕事をしたとしてもバックアップがいるのといないのとでは、働き方というか、自分の後ろ盾があるかないかが全く変わってきます。
そして万が一失敗した時にも、失敗したという報告をすることができるのは、出かけていく、その意味が分かっているというか、分かってもらっているからこそ、その話の続きからできるんです。
だけど、もしもそれを知らせていなければ、なぜそこに出かけたのかから始まらなければいけないという最悪の状態に陥るわけです。
そんなことも知らないし、トラブルが起きたことも知らないし、なぜそんなことになったのかも知らないし、それに対してアドバイスをする隙すら与えてくれなかったという会社も、感官になって怒りますよね、という話になるんです。
ここまでの話をざっくりまとめると何が言いたいのかというと、報告・連絡・相談をするということは義務ではないんです。
社員にとっては、義務ではないんです。
なぜなら、しなくても、うまくいきゃそれでいいわけで、しないという選択肢も人間である以上することはできるんです。
一応、責任はありますよ。会社に対してしっかりと伝えるという責任はあるが、義務ではない。
絶対にやらなければいけないという義務がないから、現実的にしない人たちがいるわけですよ。
だけど、しといた方がいいよねって思いませんでした?
報告・連絡・相談をするに越したことはないじゃないですか。
しときさえすれば、会社がカバーしてくれるんですよ。会社が責任を取ってくれるんですよ。
だけど、報告・連絡・相談をしなかったら、全部自分の責任において動かなければいけなくなって、何かトラブルがあっても誰も助けてくれない、むしろ会社すら敵に回ってしまうという可能性があるわけです。
こんなもん、つらいに決まってますよね。
ということで、報告・連絡・相談というものは、しなきゃいけないものではなくて、普通に考えてしといた方がいいと思うよって。
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せっかく会社という組織に入ってくると、基本はチーム性なわけですよ。
だから、そのチームの力を借りた方が絶対動きやすいに決まってるじゃないですか。
会社の名前があるから営業がうまくいくわけで。
こじの竹田と申しますと言われたら、お前誰?って話になるところを会社の力を使ってるわけですよね。
ということは、会社の力をもっともっとちゃんと使うためには、しっかりと伝えておく。
しっかりと連絡しておく。
そして終わった後には、こうなりましたよというふうに報告をしておくんです。
そうすると、次何かがあった時にも、自分じゃなくても他の人が対応できるようになっていくんですよ。
それがチーム性、会社組織に属することの大きなメリットだということになるんですよ。
でね、この法連送をするって言った時に、言葉で伝えるっていうことを思い浮かべがちなんですが、それだけじゃないんです実は。
例えばね、出勤簿っていうものがあってみたり、出張許可願いみたいなものがあってみたり、こういう社内書類と言われるものもありますよね。
これも実は立派な報告連絡相談なんです。
例えば、休暇願いって言って、明日武田休みますっていうのを、明日じゃないな、一週間後武田休みますっていうのを会社に出したとしますね。
それが受理されたということは、つまり会社として武田が次の週に休むということを承認したってことになるんです。
これを伝えておくことによって、仮に武田絡みの仕事で、その休みの日に何かトラブルが起きたとしても、会社としては休むことを容認したわけですよ。
ということは、だって休んでいいって言ったじゃんっていうことを堂々と言えるようになって、
その武田絡みのトラブルだったとしても、基本的にはそのケツを拭くというかね、その肩を持たなきゃいけない、責任を取らなきゃいけない、
責任を取らなきゃいけないのは誰かというと会社になるんです。
だけど、もしもそれを提出せずに、自分独自で勝手に休んだとするじゃないですか。
その間に起きたトラブルが、当然武田が対処してるって思ってますよね。だって休んでるとすら思ってないんだから。
でも、実は休みだったと発覚した場合、どうなると思います?
たぶん偉いことになりますよね。ということなんです。
だから会社員にせっかく入ったわけです。会社に属することになったわけです。
それが自分で望んでいったのか、流されるままにいったのか、誰かのためにいったのかわからないです。
そのへんの状況はわかりませんが、いずれにせよ組織に属して入社するという道をあなたは選んだということになるわけです。
だったら、せっかく会社組織に属して働くのであれば、そのメリットを全面的に使った方が得じゃないですかって思うんですよ。
言わなかったら自分の責任になっちゃうんですよ。自分の責任で動きたくないじゃないですか。
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できれば会社の責任で自分の力のように振る舞った方がいいに決まってて、失敗した時に助ける人たちはいっぱいいた方がいいに決まってるわけですよ。
だったら、ちゃんと言っとこうという話なんです。
言っときさえすれば、その会社の力を全面的に使うことができるんです。
でも、言わなかったらその力を使うことができない。会社に属しているのに全然自分一人の力じゃないかというふうに使いこなせない。
会社のメリット、会社に入ったというメリットを享受できず、むしろ会社に入ったことがデメリットになってしまうということになるという話になるんです。
分かりいただけますか?会社は俺に対して何もしてくれねえじゃねえかというふうに文句を言う人は社会人になると結構いっぱいいます。
ただし、そういう人のほとんどは会社に対してそういう報告連絡相談というものをきちんとしていないから、会社はそこまで感知できませんよ、だって知らないんだもんね。
そういう人の行動を何をやっているのか、何を考えているのか、次どういうことをするのかというのを逐一報告しているわけじゃなければ、結局何かトラブルが起きた時に知らねえよ、お前が対処しろよということになっちゃうんですよ。
だけど、ちゃんとこういうふうに行動しますよというものに対して相手が承認をするというこの行動、この報告連絡相談を取っておくことによって皆さんの行動はもっと自由になるんだよという話になるんです。
だから、これから皆さん入社して働き始めるのであれば、もしくは働き始めた新入社員がいる先輩にとってみると、しっかりその辺を教えてあげなければいけないですし、
後輩、新人で入ってきた人たちはそれをね、全面的にその恩恵を享受するためにガンガン報告していきましょうと。
自分は今から何をするんだ、何を考えているんだ、どういう行動をとるんだということを言って、そのやる前段階で、いやいやそれをやったらお前えらいことになるぞというふうにアドバイスをもらっておいたほうが良くないですかという、ただそれだけの話になるんです。
ということで、本日は報告連絡相談はしなきゃいけないよというふうに思っている人たちに対して報告連絡相談はしたほうがいいんじゃないの?
別にしなくてもいいんだけど、しといたほうが圧倒的にメリット多いよというふうな話になっていくわけです。
少なくとも悪いことをしていないといったら、どんどん開示していったほうが自分に責任ボールがない状態で、会社に責任が常にある状況で仕事をしていたほうが自由に動けますし、力を発揮できますし、その中で会社に認められて会社を武器として使えるような立場になっていってほしいなというお話でございました。
せっかく4月1日の年度代わり新入生が入る時期ということになりますので、ぜひこの辺の考え方を新人諸君は持っていただきたいなというふうに思います。
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最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
本日の放送につきましては以上になります。
ということで全国の建設業の皆様、今年度もご安全に。