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はい、みなさんおはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするためにYouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】を運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題だったり、部下育成、働き方改革の取り組み、
地下努力を上げる考え方などなど、車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただきたいと思います。
なので、多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいと思います。
本日は2022年5月9日月曜日ということで、連休明け一発目スタートということになりますが、
皆さんご機嫌いかがでしょうかということで、北海道は少し気温が上昇してきましたね。
本日は19度最高で、明日につきましては26度の予想が出ておりまして、
結構高い気温になってきております。
木々も芽吹きまして、茶色だった山々が緑色に色変わりして、衣替えをしてきております。
ということで、畑仕事も盛んに行われてますね。
ということで、トカチらしくなってきたなという風に感じております。
そんな中、4月8日から新人スキルアップ研修ということでスタートさせていただいておりまして、
今週も全国の1年生に向けてオンラインで施工管理のことを教えるというか、
実務を教えていくというような研修を行っていきます。
次、6月2日から第3期ということでスタートしていくんですが、
今回は名前は新人スキルアップ研修から若手基礎力アップ研修という風に名前が変わります。
対象が2年生から7年生の人たち、もしくは中途採用の方たちをターゲットにしまして、
基本中の基本の一番最初の部分は少し飛ばして、施工図の読み方というのを改めて学んでおきましょうかということで、
趣旨としては学び直し、ちょっとまだ基礎ができていないなという人たちに対して、
もう一回学んでこいというような、そういう趣旨で進めるつもりだったんですよ。
だけども、そんな中、新人を参加させたいんだけどもいいだろうかというような相談がきまして、
そこからちょっといろいろとカリキュラムをいじくってみたんですね。
そんな中、いろいろ考え直してみると、この1年生を参加させて、
なおかつ若手の7年生くらいまでの現場を一人で管理させるのは未熟だぞというところの人たちに対して教えると、
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この2社をコラボレーションさせるとどういうことが起きるのかなというのをふわーっと考えていたんですよ。
そしたらね、以前僕、入社する前にどんなことを学んどいたらいいですかという質問に対して2つ答えているんですよ。
そのうちの1つが、人に教えるということをしっかりとやっといた方がいいというふうに言ってたんです。
教えるってことは理解をしてなければいけなくて、理解をしていく上で、
なおかつ人に分かりやすく答える、説明するというスキルというのはですね、
もう1ランク上で頭の中がしっかりと整理されていないと教えることができないということになるんですよ。
なので、新人さんはまだほとんど分かっていない、2年生から7年生の人たちはまだレベルが上がりきっていないというところで、
でも経験値はあるよねっていう人たちを同じ研修の中に存在させることによって、
教えられる側と教える側というのが意識的に芽生えていくんじゃないのかなという、
相乗効果を生み出せる可能性があるというふうに僕は考えました。
教えるっていう時の能力って、すごい頭を使うんですよ。
1年生にはさすがに無理だよねっていうことも説明をさせると意外と理解できたりとかっていうのも、
ある意味でのライバル関係といいますかね、そういうような関係ももしかしたら生まれるんではないかというところで、
そこをうまく僕が誘うことができれば、その研修って実はめちゃくちゃ価値の高いものになるんじゃないのかなというふうに僕は考えた次第でございます。
ちょっとですね、実験的になってしまって申し訳ないですし、先行して問い合わせいただいたところには、
しっかりとご説明をして理解してもらわなければいけないのは前提でありますが、
それでもちょっとやってみると、もしかしたらそっちの方が価値が高いんじゃないかというふうな可能性もあるなというふうに感じましたので、
今回6月2日から先行して新人さんを受け入れて、続きまして7月7日に先輩方の方が参加してきて、増えるような形、人数がね。
そういうような形式で進めていきたいなと。先輩方に関しては4ヶ月で終わり、新人さんに関しては6ヶ月間の研修ということで、
ちょっと試験的な要素もありつつ、金額を少し下げたような形で運用してみたいなというふうに考えております。
もしも若手に関して学び直しをさせたいだとか、先輩がかけ離れたところにいて、なかなかそういう機会がないという人たちもいると思うので、
そういう子たちに対して僕がしっかりと実務を教える、もしくは教育するということの根本の部分を若手にしっかり分かってもらうというところを教えたいなというふうに考えております。
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ということで、ちょっと形式を変えた形でスタートさせていきたいというふうに思っておりますので、もしも気になった方がいらっしゃいましたら、
現場ラボと調べていただいて、若手基礎力アップ研修ということで募集がまだスタートしておりますので、そちらの方をお申し込みいただければなというふうに思います。
はい、ということで冒頭長くなりましたが、本日もスタートさせていきましょう。それでは進めていきます。
武田の作業日報
はい、ということでここからは一つのテーマに絞って僕がお話をさせていただくコーナーになっております。
今日のテーマは何かというと、建設業って居心地がいいのかもしれないというふうに感じたという話になっていきます。
建設業界はなかなか変わらないよねということで、僕は日々変わるべくいろんな取り組みをさせていただいているんですよ。
例えば働き方改革のお話だったりだとか、教育をオンラインでやりましょうというのもありますし、動画だとかガンガン活用していこうぜということだったり、
あとはSNSを活用する方法を身につけようぜみたいなそういうところをどんどん打ち出しているわけですよ。
ただし、響かないんです。響かないんですって。響いている方たちもいるんですけど、基本的にはでも変わらないっていうところって大前提であるんですよ。
だから頑張らなきゃいけないっていうのもあるんですが、そもそもそういうふうに考えていくと、いろいろなぜ変わらないんだろうかみたいなふうに疑問に感じるところっていうのはあるんですよ。
だって皆さんどうでしょうか。自分の私生活を見たときに、なんか新しい商品だとかが出てきたらちょっとやってみたいなとかっていう感情って生まれませんか。
多分そこそこ生まれると思うんですよね。例えば皆さんのスマホが何なのかわかりませんがiPhoneだとか、そういうものに手を出し始めたのっていつ頃でしょうかとか、スマホって面白そうだよねとか、
そういうようないろんなことって自分の身の回りでも必ず起きていると思うんです。新しいことに対する興味が湧くという事象ですね。
でもそういうふうになった時に、皆さんどういう行動をとるのかというと、ちょっと試してみるとかちょっとやってみるとかっていうふうな感じになっていきますよね。
マイホームを買うっていうのもそうですし、自分の部屋を模様替えしてみるとかっていうのもいろいろあると思いますが、少なくとも何か新しい要素を見つけたり見かけた時にちょっと試してみようっていうふうにそういう感情が起きて、
自分でちょっと動いてみる。結果、これ割と悪くないなということになった時にそこで始めて生活水準が上がるという現象が起きるんですよ。
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こういうふうに人間は興味から始まっていくと、必ず生活水準だとか自分のレベルっていうのは周りの環境に合わせて少しずつ上がっていって、
そこからなかなか降りることができない状況になるっていうのってなんとなくわかりますよね。人間なものっていうところですね。そういうものだと思うんですよ。
じゃあこの現象、これは誰にでも起こってますし、子どもにだって子どもが言葉をしゃべれるようになったっていうのも興味から始まっていって、
伝えるっていうことを楽しくなって友達を作ってみたいなところでどんどん環境が変化して成長していくはずなんです。
だけど建設業界なかなか成長しないよね。昔から全然変わらないよねっていうところをここで初めてちょっと合体させてみました。
するとちょっと見えてきたんです。建設業界の人たち本来は興味がそそられるようなものがあった時に人は試してみたくなり、試してみた結果成長していくという風にね。
そういうプロセスがあるはずなんです。にもかかわらず建設業界成長してないよねっていうところになると原因が大きく2つあると思いまして。
1つは単純な話、魅力的なものがない。興味をそそられるものがないっていうのが大きく1つ。
それがもしも本当なんであれば興味のそそられるものがないから仕方がなくこの業界にいるとか仕方がなく今のやり方を続けるとかそういうことになるはずじゃないですか。
でも世の中を見渡してみるとニュース記事だとかをたまに見るとめちゃくちゃいろんなものが出てますよね。
ツールもそうですし新しい技術もそうだし特にこのインターネットだとかそういうものが普及していった暁にはものすごいたくさんのツールが出てきていろんな意味での革命が起きてるじゃないですか。
皆さんのスマホのアプリもどんどん新しいものが取り入れられているという風に思うんですよ。何かしらのきっかけをともにして。
そうなってきているはずなのに建設業界は変わらないということは実は興味がそそられるとはまた別の何か理由があるんじゃないかなという風に感じたわけです。
そこで出てくるのが2つ目の理由。変わる必要性がないほど満足しているこの可能性どうでしょうか。
結構他に見当たらなくないですっていう風に感じました。
要するに興味が何かにそそられるよりも今この時点が最も心地が良い状態なんだという風に感じている人が多い。
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だから変わらないというよりは変わる必要がないと感じているっていうことになるんですよ。
僕が何が言いたいかというと結局は建設業界にいる人は実はめちゃくちゃ心地が良いから特に変わる必要性も感じていないですし、仕事ぶりに対して別にこのままで良くねって思っているっていうことになるんですよ。
ただこれが結論なんですが、大丈夫ですかね?ついて聞こえてます?僕の感覚に。皆さんの感覚を僕に揃えなさいと言っているつもりではなく、僕の考えなんとなくわかってきました?
だから建設業界ってきっと変わらないんじゃないかなっていう仮説が生まれるわけですよ。
もしもこれが本当なのであればちょっと問題点がいろいろありますよねというふうに感じます。
だって世の中がどんどん新しくなっていっているのに、そうではなくものすごく心地の良い状態になってしまっているがゆえに取り残されている可能性が高いということになるんですよ。
いわゆる鎖国をしていた日本と同じような状況で、自分たちが正しいんだというのを疑ってやまないような状態になるんです。
こうなると黒船が必要だよねと変わるとしたらね、黒船が必要だよねってことになるんです。
でも心地いいなら別にそのままで良くねっていうふうに思う人もいるかもしれません。
ただし心地が良いと思っている人たちってどういう人たちなのかというと建設業の今のこのやり方が正しいと思うことができる人たちってことになりますよね。
つまり中堅以上の世代の人たちになるんです。
ある程度経験を踏んで苦しい思いをしながら何とか身につけたこの技術というものが心地良くてしょうがないというふうに感じているこの人たちがその感覚を手放すことができないというふうになると
つまり新しい時代から入ってきた若者たちにとってみると異国なんです。
いきなり刀を携えてちょんまげを言っている日本に来航した黒船状態に若者がねなってしまっている。
だからなんだここついてけねえわっていうことになってしまいやしないかいという話になるんです。
結局ね、建設業界っていうのはなかなか変われない業界だというふうに言われておりまして
その原因は球体前とした取り組みなんだよねということになっていると思うんですが
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それって結局は興味を引かれるものがないどころか自分たちの業界めちゃ心地いいじゃんというふうに思ってしまっている人が上の方にいるよねというところなんです。
でも若い子が結果入ってこないとなるとその心地いい状態、多分人がいなくなってくるから
どんどん心地の悪い状態になるはずなんですよ。
っていうことは今心地のいい人たちは何をすべきなのかっていうのもだんだん見えてくるじゃないですか。
要するに僕らが心地がいいからこのまま続けていった結果業界自体が廃れることを皆さん本当に望みますか?
それをもしも望まないのであれば多少自分たちが心地が悪かったとしてもその新しい時代の黒船を受け入れるべきなんじゃないのかなというふうに感じるんです。
もしかしたらそっちの方がやり口としては先進的、周りの時代に即している世界と戦える
いろんな考え方によって受け入れていった結果生まれるものっていうのは次の時代を作り上げていくための技術であり作戦なのかもしれないです。
それを僕らは実は自分たちの心地良さを守るためにひたすらドブにして続けてきたんじゃないのかなというふうに危惧するわけでございます。
どうでしょうか?建設業界は心地の悪い、建設業界は終わってるオワコンだというふうに若者たちはよく言っております。
そして入ってきた若者たちの定着率は70%を切ってきております。
要するに入った人間の3割以上は辞めるという猶予式自体になっているんですよ。
にもかかわらず悪いのは若者だと、若者の努力が足りないからだ、やる気がないからだと言い切っている心地の良いところにいる僕たちがそのステージから降りるべき時が今もう来てるんじゃないかなというふうに感じております。
じゃあ何をやっていいのかわからないんだよねというふうに感じる人もいるかもしれませんが、単純な話、変わればいいんです。工夫をすればいいんです。
新しいものに対する拒否反応を解き放つことが大事だと思うんですよ。
せっかくこういうふうに業務効率化をしていきましょう、働き方改革を進めましょう、残業規制が来ましたよと言って変わらなければいけないこのタイミングが今来ているんですよ。
であれば、僕らが今やるべきことというのは、その状態、その黒船をまずは受け入れて、少しでもいいから取り入れて行動に移してみる、そういうチャレンジ。
これをやってみてほしいなというふうに思うんです。絶対心地悪いんですよ。だって皆さん今もうあれもね、心地がいいんですよね。
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それをチャレンジするということは、つまり心地の悪い状態になるんです。ただその心地の悪さ、若者にとってみると、新時代の黒船にとってみると、心地の良さにつながる可能性が非常に高いというその感覚を持って進んでみてほしいなと思います。
もしもその心地の良さがわからないと、どうやったら若者にとって心地よい状態になるのかわからないという話であれば、それはもうぜひ若者に聞いてください。若者に対して何が変ですか、僕らみたいな。そういうところを正直に聞いていってそれを取り入れ、そして実践していくということが大事なんじゃないかなというふうに思うんです。
なんでスマホをみんな持っているのに、スマホは建設業界の人たちに使わないんですか。だって測れるじゃん。ピッとやったら高さだとかいうようなことを言っているのに、そんなもんこれなんだろうなというふうに言うのではなくて、ああなるほど、そういうふうな使い方ができるんだというのを取り入れてみて、でもこういうふうな使い方をするとこういう誤差があるよねみたいなところを改善する方向に進めていけば、若者の興味そのままの状態で技術だけが進化していくという状況になりますよね。
そういうようなことをどんどんと取り入れてチャレンジを続けることにより、業界が少しずつだけの変化を起こしていきます。変化を起こすということは、つまり古い世代の人たち、僕らを含めて古い世代の人たちが居心地が悪い状態になってくるんですよ。
結果として若者の居心地の良さを作ることができるのであれば、きっとそれは新しい時代にマッチしているということになるわけです。
単純な話、変われということです。少しでもいいから新しいものを取り入れて、そしてチャレンジをして、みんなで心地の悪い状況を作ってみましょうという、そういう勇気を持ちませんかという話です。
今までの自分たちが正しい、だから今後もずっと正しいんだなんてことは絶対にあり得ないです。時代というのは必ず進化しますし、改革が起きていきます。
建物は3Dプリンターでできる時代がもうすぐそこまでやってきている中、今までの状況が全て正しいんだというのは、その考えそのものが間違っている可能性が高いというふうに疑いましょう。
今、心地が悪くなったとしても、次の世代の心地良さを作れるならばそれでいいじゃないですかという、広い大きな心を持ちましょうというのが僕の今回のメッセージになるんです。
建設業界、実は居心地がいいんじゃないか説、これは若者にとってではなく、ベテラン層にとってそういうふうな業界になってしまっているのであれば、それはつまり柄形しか使わない状態にスマホを持ち込んだって使えないよねっていうのと同じことになりますから、
ぜひこの心地の悪さを実践して、若者にとっての心地良さ、自分ではなく他人本位の生き方というもの、業界の変わるためにはそういう方向に歩むべきなんじゃないかなというふうに考えた次第でございます。
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はい、ということで、今回も最後までご視聴いただきまして、本当にありがとうございました。建設業界どんどん改革を起こしていくべく、これからも取り組みを進めていきたいと思いますので、もし興味があったなというふうに思えれば、ダイレクトメールだとか、Twitter、Instagram、YouTube、フォローしていただけるとありがたいなというふうに思います。
はい、ということで、今回もこれで以上になります。全国の建設業の皆様、連休終わってスタートしました。で、次はね、盆休みまで長い連休はありませんので、それまでね、しっかりと頑張っていただきたいなというふうに思います。それでは、本日もご安全に。