あの愛国心すごいですよね。
そうですよね。それで自分が帰ってくると、もう群衆がすごい待ち構えているんで、それに涙浮かべて、我が人民よって言って。
でも最後はすごい悲しい結末になっちゃうんですよね。
ちょっと辛いですよね、あそこね。
ちょっとね、それで第2部の呪文が閉じるんですけどね。
第3部の黒暗森林、個人的に黒暗森林入ってからもめっちゃ面白くて。
そうですね。
なんかここまでも全然面白かったのに、ここからさらに面白くなるっていうので止まらなくなりましたね。
黒暗森林から200年後の世界に入ります。
みんな冬眠してここにたどり着くんですけど、時間がもう200年経って。
ちょいちょいこれ時間飛んでたんですけど、ここで一気に200年経つから、急に世界が変わる感じがあって。
未来社会になると一気に世の中が変わっていて、まず地上と地下っていうのに分かれていて。
最初、冬眠から目覚めたら主人公、世の中がやばい綺麗というか、空綺麗だし明るいし、なんかすごいなと思っていたら実はそれが地下だったとか。
テクノロジーがすごい進化していて、あと家も面白くて、葉っぱの家なんですよね。
地下が一本の大きな木みたいになってて、幹とか葉で分かれてるんですよね、空間っていうかその部屋っていうか建物。
現代のいわゆる建物が葉っぱみたいな感じですよね。
まずびっくりするのは、みんなもう三体のこと怖がってないんですよね。
そうそう。それを読みてもびっくりしましたよね。
どうなったの、三体っていう。
いろんな話があって、要はもう三体艦隊が地球に到達したときボロボロになってるし、
今宇宙艦隊って、これ宇宙艦隊の話をしなきゃあれなんですけど、人類も力をつけてると。
ブレイクスルーが結構あって、めっちゃ発展したんですよね、人類が。
人類の勝利を確信してるんですよね、この200年後の世界たちは。
めっちゃ楽勝武道なんですよね。
三体は負けにくるんだぐらいの気持ちでいて。
果てしない旅をして、地球に負けにくるみたいな。
この200年後の世界で面白いのが、地球とは別に、宇宙艦隊っていう独立した国家っていうのがあるんですね。
アジア艦隊、ヨーロッパ艦隊、北米艦隊、三大艦隊と呼ばれるんですけど、
これが完全にそれぞれ独立した国家となっていて、
この未来社会になってちょっと面白かったなっていうところは他にもあって、
91ページで、面壁計画っていうのは上巻ではすごいメインディッシュで、
これぞ人類の希望の作戦だって書かれてたんですけど、
下巻の国安審理になると、未来社会になると評価が一変していて、
200年後から出されている面壁計画の評価って、
人類社会が行った史上最も幼稚で最も愚かな振る舞いだったと言って過言ではないって言われていて、
しかも面壁者4人が法的な拘束を受けないから、
人類社会に悪影響を与えようとしたりとかで、ほんとボロクソの評価されてるんですよね。
あれは3体が襲ってくるっていうパニックになった、人類が。
パニックにやったからやっちゃった、最悪の手段だったみたいな感じで。
そうですよね。それはちょっとこの楽勝ムードになった世界からしたら、
なんであんなことしたの?みたいな感じはありますよね。
この未来社会に至るまでのプロセス、歴史が結構やばいっていうか、なんか怖いですよね。
そうですよね。200年の流れが。
まず3体の危機に変して、もう助からないんじゃないかみたいになってて、
大峡谷時代か、世界的な峡谷っていうか、もう荒れちゃって、
3体対策のためにお金とか予算とかリソースを使いすぎて、
他のものが結構優先されなくなっちゃったっていう状況で、
貧困になっちゃってて、いろんな国々が。
とりあえず400年生きながらようっていう。
そうなんですよ。大峡谷時代って50年続いたんですけど、
その間に人類が83億人から35億人に減って半分以下になっちゃったんですよね。
その後生存を優先しようっていう流れが生まれて、
技術革新、ブレイクスルーがいくつか出て、
最終的に3体危機を一回忘れるっていうか置いといて、
一回置いておいた結果、豊かな未来社会が来て、
そうなった時に、観測した情報もあるんですけど、
3体が地球に向かってて、宇宙の塵を通る時に奇跡みたいなのができるんですけど、
それを見てる限り、3体の艦隊どんどん傷ついてないみたいな、
あれ弱くなっててねみたいな感じになって、
地球にたどり着く時にはボロボロなんじゃないかっていう、
めっちゃ楽観視なんですけど、話も出てきたりとかして、
結果3体を侮るというか、もう地球勝てるじゃんみたいな空気に。
艦隊もできてるし、めちゃめちゃ2000隻もある艦隊、人類持ってるし、
勝てるっしょみたいな、楽勝っしょみたいな空気になっちゃって、
すごい豊かな社会を謳歌してるんですよね、この時代。
ちょっと私読みながらドキドキしたんですけど、
ハインズのメンタルシールのせいなのかなってずっと思ってました。
あ、なるほど。もうすでにみんな気づいてないんだけど。
ないけどっていう、そうかのかなってずっと思いながら、
暗黒心理読んでましたね。
で、このハインズも冬眠から覚めて、
結局その免疫者がボロクソな評価だったって話聞かされて、
宇宙戦が2戦席あったんですけど、この水滴がほぼ一瞬で壊滅しちゃうんですよ。
水滴1つで2戦席余りがやれるっていうこの、すごい。
しかもなんか攻撃方法が、人間ってやっぱ循環がメインじゃないですか。
水滴ってただの体当たりなんですよね。
ただ自分がぶつかっていってただ壊していく。
でもそれを拘束で、敵が逃げないようにしかも計算しながら動くから。
だから逃げててもあっという間に追い詰められてくる。
逃げようという準備したら感知してくるし、絶望でしたよね。
そうですよね。この水滴のところがやっぱり一番絶望的でしたよね。
これ実はこの水滴の部分、出車途中の電車の中で読んでて、
で、ここの部分読み終わらなかったんですよ、駅降りても。
でも気になって仕方ないから、そのまま地下鉄のホームのベンチに座って、
この下りをとりあえず読み終わるまではと思って。
読み終えてから出車しました。
いや、こっちでやめれないとしたらね。
ここはちょっと止まんないですね、この辺りからね。
僕もね、水滴のちょっと手前からほぼ最後まで一気にやめましたね。
ですよね。止まんねえな。
この水滴の下りをとりあえず読み終えた状況で出車して、
帰りの電車でまた読むまでね、もうなんかもやもやしてました。
もう終わるだろうと思いながら。
で、その後に重要なことが描かれるっていうか、
水滴やばいとなって、
でもサンタやっぱり地球のことを滅ぼすつもりだ、
人類は絶望するんですけど、
そこでこのちょっと前に、まだ下では話してないかな。
小崩壊、ジャンペイが同じように未来で目覚めて、
宇宙軍の創設の時からいる彼ですけど、
それが目覚めて宇宙艦隊に乗るんですけど、
これが結構そのハインズのメンタルシールがかかってくるんですけど、
宇宙軍って全員メンタルシールされてる可能性があることになってて、
ハインズが何をしたかわからないっていうのが今あって、
全員がもしかしたら何かしらの刻印をされてるんじゃないかと。
決定的な時にとんでもない行動を起こしてしまうんじゃないかと、宇宙で。
敗北主義に染まってるかもしれないとか、
敵を目前にした時に逃げ出すんじゃないかとか、
いろんなことがあるんで、懸念があるんで、
いわゆる現代人は最終的な指揮、
それを抑止するために各艦隊に艦長代行を設置することになって、
それにアジア艦隊に小北海が選ばれて宇宙船に乗り込むんですけど、
そしたら小北海がこれずっと前から狙ってたことがあって、
自分たちの船を高速移動させて、
これある方法で高速移動できるんですけど、
ちょっと技術的なところは説明を省きますけど、
高速移動して、地球から見て3体と反対側に逃げるんですよね。
全員の命令というか他の人の命令を無視して、