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おはようございます、鶴岡慶子です。 この配信では、被災者として、花火干渉士として、気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
台風11号の影響で秋田県内も風が強い状態が続いています。 台風っていうのは、暖かい空気の塊なので、冷たい秋の空気が入ってきている
北の方に来ますと、構造が崩れるんですね。それで、暖かい空気と冷たい空気がぶつかるような構造になると、それは温帯低気圧という形に変わります。
ただ、台風が王様で温帯低気圧がそうじゃないっていうことはなくて、冷たい空気と暖かい空気がどのぐらい差があって、どんな構造をしているかによって、温帯低気圧として再び発達するということがあるので、
温帯低気圧になるとなんとなくホッとするような、そんな空気が流れるんですけど、そういうことはなくて、引き続き強い風には注意しなきゃいけないなっていう状況です。
さて、昨日は司会の現場ですんごいことがありました。初めて体験しました。何があったかっていうと、昨日の現場は葬儀の現場だったんですけど、
葬儀が始まる10分ぐらい前になりますと、遺族をはじめお客様が会場内に入ってきます。
その前ですね、葬儀が始まる30分ぐらい前にお寺様がお見えになりました。
そのお寺様と打ち合わせを私がしているときに、何か黒い物体が舞っているのが見えたんですよ。
それは、黒い蝶々か何かかなと思っていたら、みるみるうちに近づいてきて、すごいスピードなんですよ。
近づくと、ものすごく大きく見えました。
ねえ、何?と思ったら、コウモリだったんですよ。
昨日の司会の現場の会場にコウモリが紛れ込んだんです。
何度もお世話になったご住職で、さらにラジオの番組でもご一緒したことがあるお寺さんだったので、「お久しぶりですね。」って、ちょっと談笑してたんですけど、その中にコウモリがやってきたりして。
いったんそのコウモリは会場の外には出て行ったんですけど、昨日の開館の中にはいて、開館の中を飛び回っている様子だということだったんです。
ドキドキですよ。というのは、今換気のために一部扉を開けたままで、葬儀は施行するので、
いや、いつ入ってくるか分からないじゃんっていうことになると、私も締めやかに進行しているところにギャーってことになったら、大変なので、これは何とかしたい、何とかしてほしいって思いました。
コウモリなんて目が見えませんから、絶対突撃してくると思って。そんなの怖すぎると思って。私は本当に動物全般がダメで、遠くから眺めていたいタイプなんですよね。
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なんか動物が全部ダメだったら人間もダメですか?って聞かれました。おとといも、確か秋田放送で打ち合わせの間はそんな話をしたなとか、
その前の花火の時もなんかそんな話をしたなっていう、最近その動物がダメです、そして人間もダメなの?って結構聞かれてるなって、全部デジャブーのような感じがしてます。
人間はとても好きで、人間ウォッチングが大好きなので、そしてしかもその人の生き方とかすごく興味があるんですよね。
だからこの仕事をしているとも言えると思うんですが、いやコウモリはびっくりしましたね。結局解決したんです。
葬儀が始まる10分くらい前に解決しました。どう解決したかっていうと、フロアの担当の人が、この方女性なんですけど、虫取り網を持ってコウモリを捕らえて、
さらにそれを外に逃がしてやったって言ってくれました。 なのでまた入ってくるかもしれないんだけど、とりあえずこの葬儀の間は大丈夫だと思うよって言ってくれました。
もう安心して司会をすることができて、本当に感謝してます。 昨日は総統州の御葬儀だったんですけど、お寺さんによっては御英歌といって和歌を読むお寺さんもあるんですね。
昨日はその御英歌があって、素晴らしい放映で心が洗われるような気持ちになりました。 葬儀自体は締めやかに、落ち着いた形で滞りなくできてよかったなと思います。
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鶴岳稽古でした。
