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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
気温がぐっと下がって、首都圏でもストーブを出しました、という投稿をFacebookで見かけたりしました。
ただ、東京ではこの後、また真夏日が帰ってきたりするようですね。ここ北国秋田では、最高気温がこの週末過ぎてからかな、
20度、22度、23度ぐらいまでの最高気温はあるんですが、さすがに真夏日っていう日々が帰ってくるわけじゃなさそうです。
そして県の内陸部ですね、山の方ではもう紅葉が色づき始めているようです。
見ごろを迎えているところもあるということなんですけど、まだまだ平野部では紅葉は始まっていなくて、それはやっぱり11月に入ってからかなと思います。
ところで、日本初のりんご飴専門店、ポムダムール東京というお店があります。
りんご飴の専門店って初めて聞きましたけど、ご存知ですか?
このお店は2014年に開業しているので、もう8年なんですよね。
今までは発送をすることなく、お店あるいは百貨店の採持場だけで販売をしてきたんですけれども、
まあこのコロナ禍で営業時間が短縮されたりだとか、というようなことがあって、オンラインストアを期間限定なんだけど開設したよということだったんですよ。
これを受けて、私の姪っ子がおいしいもの大好きで検索がとっても上手なんですけど、その彼女がりんご飴を譲ってくれたんです。
3つオンラインショップで買って、1つを分けてくれました。
これが専門店ですからね、おいしかったですね。
使われているりんごは、青森県産の和製品種のフジです。
これが本当に酸味と甘味のバランスが良くて、りんごそのものが本当においしかったです。
りんご飴って聞いて、おそらく多くの人がお祭りの屋台で買うミニミニリンゴのサイズの飴を想像すると思うんですけど、結構飴がたっぷりにコーティングされてて。
で、私はね、あれあんまり得意ではなくて、というのも飴にしてはすごく大きいじゃないですか。
あれをお口に含むと、ずっと飴が溶けるまで身動きが取れなくなるっていうんですか。
口元が身動き取れなくなって、そのりんご飴とともに付き合う時間がすごく長いんですよね。
で、飴が溶けたと思ったら、やっとりんごにたどり着くんですけれども、りんごはそんなにおいしくない。
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だから、積極的に買うことはないんですけど、でもお祭りに行ったらなんか雰囲気で、チョコバナナかりんご飴か、あるいはなんか光るソーダみたいな、そんな感覚があるんですけど、その中ではランキングに入ってくるんですけど、
じゃあいざ食べるって言ったら、ちょっとやめとこうかなみたいな感じになっちゃうことが多いんですよ。
でもこのりんご飴は、そういう人たちの声に応えた感じがあって、りんごは普通サイズのりんごなんです。
で、食べるときにやっぱり8等分にして、刺さってた棒はもう避けて、そしてりんごそのものは8等分にしていただいたんですけど、
りんごがとにかくおいしい。そしてりんごを食べるときに、甘い飴がうっすらとかかってて、ちょっとパリパリっていう感じでいただくんですよ。
全然歯にくっつくこともなくて、本当においしかったです。
今まで、あれがりんご飴だと思ってたので、あれはあまり好きではないと思ってたんですが、これがりんご飴だとすれば、これは好きってなりました。
本物に出会っていなくて、それは嫌っていうふうに思ってることって、案外あるのかもしれないなぁと思うんですよ。
今回だって、りんご飴の専門店、興味ないって思ったと思うんですけど、でも食べてみて、りんご飴感が変わったというか、人生感変わりました。
長く生きていますと、これをやってみたら自分は傷つくかもしれないとか、これを言ったら相手からいろんなことを言われるかもしれない、相手がどう思うんだろうとか、
そんなことまで気を回して、つい考えすぎちゃって、何も前に進めないということが、わりとあるような気がするんですよね。
そうやって考えるときに、今まで生きてきた中で作り上げた、自分の中の常識が邪魔してしまう、世間一般が作っている常識が邪魔をしてしまう、ということがあるような気がするんですよね。
それを掘っていくと、わりと個人的な感情が絡んでいることが多いんじゃないでしょうか。
そうして自分の中に、なんとなく目に見えない規制ができちゃって、バリアができちゃって、高いハードルができちゃって、それをなかなか飛び越えられなくなってしまうんですよね。
今まではそうだったかもしれないけど、それはこれまでの人が作った常識だし、自分がやったらそうとは限らない。
こうやって、かざ穴を開けていくって、楽しいことかもしれないなと思いました。
りんご飴、本当においしかったです。ぜひチェックしてみてください。
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鶴岳稽古でした。