2023-02-17 11:34

#355 福島県出身の作家でマジンガーZやデビルマンに関係深い団龍彦さんの話

永井豪さんのダイナミックプロに所属していた団龍彦(菊池忠昭)さん。福島県出身なはずなのに、現在、Wikipediaでは他県生まれとなっています。「マジンガーZ」や「デビルマン」などの雑誌媒体用の設定に深く関与したり、「グロイザーX」の企画を担当します。「ゴッドマジンガー」で小説家デビュー。コバルト文庫で、超女隊シリーズや幽霊探偵局シリーズを発表。ゲームとは関係しない小説の「スーパーロボット大戦」なども発表していった方。この方を福島県出身の文学者として評価してほしいですね。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2023年の2月17日金曜日です。 本日は第355回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県高梨町在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだらとなしをしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい。悪意はなかったんです。
不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
常々ですね、ウィキペディアっていうのね、間違いが多くてね、気をつけてほしいなぁと思ってるんですよね。
どうにかですね、組織的にですね、ウィキペディアの中身をですね、見直すですね。 組織みたいなのね、作ることできないんでしょうかね。
福島県でね、そういったところないんでしょうかね。 大多数の人がね、福島県出身者ですって言ってるのにね。
本人もね、自分が福島県出身者ですって書いてるのにね、他県生まれとなってる方がいるんですよ。
その方はね、ダン・タツヒコさんです。 ダン・タツヒコさんと言いますね。長井郷さんとダイナミックプロのね、ダイナミックプロの一員だった方です。
1948年の1月26日生まれ、そして2005年の6月に亡くなられたそうなんですね。 本名をね、木口忠明さんというふうに言います。
ペンネームはね、ダン・タツヒコっていうのですね。 どうしてついたのかなって言いますね。
SF作家の高町遥さんが詳しいんですね。 18、19の時、彼と同人誌を作っていて、バカ、失明を乱発していた。
木口をもじった鬼畜米英をですね、鬼畜米英って呼ばせるとかね。 またあと、ダン・鬼録と渋沢達彦を混ぜて、
ダン・達彦にしたのが彼らしいんですね。 まさかね、本当にその名前でね、作家になるとは思っていなかったなぁと書いています。
ということでね、高町遥さんとですね、互いにアマチュア時代からね、繋がりがあるんですね。
明治大学卒業後、長井郷ファンクラブ会員を経て、1972年にダイナミックプロに入社となっています。
長井郷さんのね、自伝的な漫画がありますよね。 劇漫という漫画です。
そう読みますとね、長井郷のファンクラブを作ったのがね、実は高町遥さんがっていうんですね。
で、その高町遥さんとね、ダン・達彦さんはね、一緒にね、仕事場によく行っていたそうなんですね。
そしてね、時玉の長井郷さんのお金でね、プロレスを一緒に見に行ったりとかね、していったみたいなんですね。
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漫画によればね、明治大学法学部を出席で卒業しながらも、就職しないことを心配してね、
うちに来ると言ったらですね、2つ返事で決定したそうなんですよね。
というわけでね、本当に明治大学の法学部か、あるいは出席卒業かわかりませんけどね。
でもですね、ダイナミックプロに入ってからですね、良き相談相手として、またアイデアを見守ってくれるありがたい存在となったそうなんですよね。
というので、入ったのが1972年か73年というところでね、ちょうどマジンガーZの放映当時なんですよ。
ちなみにですね、マジンガーZのエンディング、マジンガーZの中身がですね、半分透けてるのがありますよね。中身はメカに見えるやつ。その絵があります。
あれはですね、高地おはるかさんが関係するスタジオの絵の前のですね、クリスタルアートスタジオという時代の作品なんですね。
というわけで、永井豪さんと高地おはるかさん、ダン・辰彦さんはそういう時から繋がりがあったんでしょうね。
というわけで、ダンさんはですね、入社してすぐにですね、デビルマン、マジンガーZなどの雑誌媒体用の宣伝制作、それを担当していたそうなんですね。
テレビマガジンなんかね、編集者の人がよく来てね、相談された時ですね、その設定ですね。
それについて全然ね、詳細まで考えていなかったんだけどね、あわてでその場でね、作ったことも度々あったそうです。
びっくりですね。そんな感じでマジンガーZの設定とか色々作られていったんですね。
ちなみにダイナミックプロっていうのはね、先ほど入社って言いましたよね。 1968年永井豪さんが作った漫画プロダクションです。
それまでのね、アシスタントだとね、師匠と弟子の関係じゃなくてですね、弟子にあたるアシスタントもね、社員として正式に雇い入れてね、
対等な作家として待遇して、作品を発表するチャンスを与えるというね、画期的な方針を取ったわけですね。
そんなの仕組みにしてんでね、永井豪さんね、あれだけすんごくですね、たくさん作品発表してね、派手に見えますけどね、
一般サラリーマンぐらいのね、給料しかもらえなかったらしいんですね。 まあ今ではね、グレンダイザーだとね、世界的で有名な漫画家さんですからね。
1976年にね、ダンサーの本名のね、木口忠明でですね、テレビアニメのね、グロイザーXの企画をするんですね。
ただですね、組んだのがね、ラックっていうアニメスタジオなんですね。 っていうんでね、これがですね、ちょっとね、まあ作画崩壊どころじゃないね、出来だったんですね。
必殺技を出すとね、毎回違う部分からね、必殺技を出したりするんですね。 っていうんで、こんなアニメを当てるのいいの?って感じのアニメーションでしたね。
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その後、1982年にね、長居郷さんのね、漫画のね、翼の人の原作者もやっております。 異世界転生者っぽいお話でしたね。
そして1984年にですね、ゴッドマジンガーが放映開始。 それに合わせましてね、ゴッドマジンガーのね、小説版、ノベライズがね、発表されるんですが、
そしたらの方ね、2巻と5巻と8巻をですね、ダンさんが担当します。 これによってですね、小説がデビューするんですね。
翌年のね、1986年からですね、コバルト文庫、少女向けのね、文庫本ですけどね。 そしたらの方でですね、あの学園長女隊っていうシリーズを発表するんですね。
その第1巻、ザ学園長女隊を描いたんですね。 この学園長女隊ですかね、ビバ学園長女隊だとかね、長女隊ワンダーランドとかね、長女隊エクスプレスだとかね、長女隊アドベンチャーとかね、いろいろありましたよね。
そのうちの第1作がですね、1991年にね、オリジナルビデオアニメになってんですね。 監督がですね、出崎さとしさんなんですよ。
出崎おさむさんのね、お兄さんの方です。 相馬市誘拐のね。
それからコバルト文庫の方でね、こちら幽霊探偵局なども出したりとかね、いろんな作品をたくさん出してるんですね。
1982年頃になりますね、プロジェクトエイコー2、全然ダイナミックプロと関係ないんですよね。 そちらのノベライズとかも書いてます。
そして1994年にキューティーハニーのノベライズ。 1995年にね、バイオレンスジャックエルドラド編のノベライズを書いてます。
っていうね、ちゃんとダイナミックプロの作品も手掛けてるんですね。 よくですね、後書きのところにですね、ゲームが趣味って風に書いていたんですがね、
この年スーパーファミコンのね、ゲームね、シン・ザ・ブレイドチェイサーという原作をしてるんですね。 そして1997年にはですね、スーパーロボット対戦全3巻を発表するんですね。
これは既にですね、発売されていたね、ゲームのスーパーロボット対戦とは関係ないんですよ。 テレビシリーズのね、マジンガーZ、グレートマジンガー、あとゲッターロボ、ゲッターロボGのその後のお話なんですね。
ゲッターロボ5だとかね、シン・ゲッターロボなどもちょろっとだけ関係している感じの小説だったんですね。 で、この中に書いているデビル・マジンガーっていうね、後にね、あのゲームだとオリジナルビデオね、マジンカイザーとなる元になったみたいです。
そして2000年にオリジナルビデオ、アモン・デビルマンモクシロクでプロデューサーを務め、2004年にシン・ゲッターロボを企画してるんですね。 そして2005年の6月に亡くなった。
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というわけで、57歳ぐらいでしょうかね。 ちょっと早すぎますよね。
そのダン・タツヒコさんはね、福島県生まれっていうのはね、間違いないんですね。
なんたって本人が世界を描いているんですね。 ところがですね、ウィキペディアでね、なぜかそうね、石川県生まれてなってるんですよ。
その証拠の引用としてね、赤星っていうのがね、引用の証拠ですよってこのウィキペディアに書いてるんですけどね。 果たして赤星ってなんだかってわかんないんですね。
でもパッと思いついたのね、赤星正直さん、正直さんっていう人がね、書いたね、黒金の城マジンガーZ解体新書ですね。
多分ここからですね、あちこち引用して、あのこのダン・タツヒコさんのね、項目をウィキペディアで書いたと思うんですよ。
多分ですね、自分の考えとね、石川県出身っていうのはね、同じダイナミックプロのね、石川健さんのね、間違いじゃないのかなと。
要するに人の名前の石川健さんね、石川県のやつをね、出身地だと勘違いなんかしたんじゃないかなと思うんですね。
ちなみにですね、石川健さんもね、あの栃木県の那須の出身ですからね、福島県の白川にね、非常に近い地域の生まれなんですね。
というわけでそんなね、ミスがあるんじゃないかなと思うんですが、そう否定するためにね、結構努力必要なんですよね。
でも本当に福島県出身のね、小説家としてね、活動された方ですからね、ちゃんとその評価したいと思うんですね。
しかもマジンガーZ、デビルマンのね、設定に深く関わっている方なんですね。
こういう方がですね、本当に福島県出身者なのかどうなのか分かってない。
そして福島県のどこ出身なのか、どこの高校出身なのかっていうのはね、非常に興味あるところなんですかね。
ぜひともね、これ調べていきたいなと思っています。
はい、それではまた次回、よろしければペンキチのお宅でお話をお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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